「アルフレッド・ファーン!お前は王となり、英雄になる男だ!」
時に統歴1390年、帝国歴183年、かつて大陸の覇者であったソレイア帝国は、北方イェンリヒ王国との15年もの間続いた戦争を辛くも生き延びた。
しかし、長きにわたる戦乱は、国を、
そして人心を確実に蝕んだ。
かつて帝国の守護者たらんと北方との戦いで力を尽くした三将軍たちは己が同士で権勢を競う事のみに腐心し始め、民衆の生活が顧みられる事はなく世の荒廃は深まる一方であった。
そんな中、帝国のとある小さな農村にアルフレッド・ファーンという少年が居た。
元気で、心優しく、愚直で、それでいて物語で描かれる英雄の活躍に憧れを持つどこにでも居る少年の一人である。
しかし、彼が運命を見つけ、天命が彼を指し示した時、新たなる戦旗が立ちあがり、戦鼓のうねりが轟き渡る!
特定の時代の、特定の地域の、特定の人達をモチーフに、そこに様々な要素を加えたり弄ったりしてから、筆者の思うがままに個人の趣味嗜好に則って書いてみた代物です。
言うなれば三国志の世界に、演義のパワーで暴れ回る人が何人か居るような感じのお話です。たまに無双になります。
筆者にとってこれが初めての小説ですので色々拙いところはあると思いますが、第一の読者である筆者は出力の段階で結構満足しています。でも反応は頂きたいです。
また、これを執筆するにあたって文章の俯瞰や添削、筆者の精神安定を目的とした批評の出力、一部作中テキストの作成等のためにチャットGPTやジェミニ等のAIを利用しています。
追記:初投稿は間口を広く取るべきだと聞くので、これはカクヨムにも並行して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 19:22:59
52078文字
会話率:31%
かわいそうに、難病で死んで天国にいった主人公、ダイキ・カミラーは適当に選ばれて天国の管理者(下っ端)となる。
天国の管理者の仕事は、亡くなった人たちが快適に天国で暮らせるようにお手伝いすること。
例えば先に亡くなってしまったパートナーと天
国でまた再会出来るようにしたり、お巡りさんのように治安維持のため見回りをしたり…
はじめての仕事も多いが、先輩や同僚と切磋琢磨していた。
それなりに忙しいながらもやりがいを感じていたダイキ。しかし、最近先輩の様子がおかしい。不審にときどきいなくなってしまうのだ。気になってあとをつけると、先輩がなんかやばそうな人にボコボコにされて連れていかれていて、、!?
最初はほのぼのしていたはずなのにいろんな問題に巻き込まれ、事態が大事になっていく(予定)、
ダーク?な感じの物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 13:58:16
4759文字
会話率:35%
時は20XX年、現実とは違う歴史を辿る世界の事。
世界は、怪物達によって崩壊する寸前であった。
怪物には、どの様な現代兵器も通じず、人類にはもはや成す術無く、このまま蹂躙されると思われていた....
だが、ある者達によって、世界は奇跡的に救
われる事となる。
その者達は、紅茶を飲む事によって力を発現させ、怪物達と渡り合える能力を持ち、平和の守護者として活躍した....
人々は英雄であるその者達に敬意を込めてこう呼ぶ事となった。
そう、ティーブレイカー、紅茶の守護者達と!
これは、その前日譚。
(連載予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 10:02:22
4586文字
会話率:88%
王国随一の魔法名家、スターチス家。その名は歴史の中で幾度も刻まれ、語り継がれてきた。遡ること300年前、先祖たる大魔道士オズバルト・スターチスは、王国を脅かした魔物の大軍をたった一人で壊滅させ、英雄として讃えられた。以来、スターチス家は「王
国の守護者」として絶大な信頼と尊敬を集め、その血筋は強大な魔力と知性を代々受け継いできた。
そんな由緒正しき名家の現当主の娘として、リリアンは生を受けた。
リリアン・スターチス。学園の首席であり、王国随一の魔力を持つと称される才女──そうなるはずだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 11:03:46
60721文字
会話率:43%
神々の声が響く社、代々その守り手として異能を受け継ぐ白蓮一族――。
その中でも「白蓮の守護者」と呼ばれる最強の力を受け継ぐ者は、一族の歴史において誰も現れることはなかった。
しかし、その力に選ばれたのは、3歳の幼い少年・白蓮透真だった。無
邪気で純粋な彼が知らないのは、自分の中に眠るその力が、白蓮一族と社の運命を根本から揺るがす存在だということ。そして、それが一族を狙う者たちの標的となり、悲劇を引き起こす火種であることを――。
無垢な日々の裏に隠された力の覚醒と、家族の愛、そして避けられない運命。
「白き蓮の記録〜零〜」は、後に探偵として数々の謎を解き明かしていく白蓮透真の幼少期を描く物語。彼の成長を知る前に、まずはその原点を追体験してください。
Pixivでも公開中!さらに、成長した透真の活躍を描いた「白き蓮の探偵記録」はアルファポリスで好評連載中。過去と未来、両方の物語をぜひお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:28:13
4813文字
会話率:40%
『AlayaSpace』は、SF と歴史を融合させた壮大な叙事詩である。現代において、謎めいた遺跡から失われた文明の痕跡が明らかとなる。核融合技術の台頭とともに、主人公たちは偶然にも西暦3025年のデータ空間へと転移し、人工知能フェイバタフ
ライが人類文明の守護者となっていることを知る。古代の叡智から未来のテクノロジーまで、彼らは異なる時空を超えて真理を追求し、息詰まる冒険の旅へと踏み出す。
時空を超えた探求は、文明の深遠なる神秘を解き明かしていく。主人公は古典の中から智慧を汲み取り、六道輪廻を巡りながら自己の限界に挑戦し、混沌の時代にあって戦略を練り上げていく。初代超知能から形なき道理の法則まで、彼らは継承と決断の狭間で人間性の複雑さと強靭さを描き出し、文明の進化に新たな示唆をもたらす。『AlayaSpace』は、歴史と未来が交錯する壮大な叙事詩の世界へと誘う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 23:48:35
20178文字
会話率:24%
ジャンル:学園もの
主人公の「オズ」は、男と間違われる容姿をした女の子。
ある日突然、富豪の血筋であると言い渡され、富裕層が通う学園「クアトロ・コート」に転入することになる。
そこでのしきたりである王の守護者に任命され、「ペイジ」の役割を
担うことになる。
対立する部派「黒陽」との争いにも巻き込まれていくのだが、果たして無事に学園生活を乗り越えることが出来るのであろうか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:49:43
460828文字
会話率:46%
細胞の王国「バイオノミア」。
この国は、身体という広大な世界で、細胞たちが互いに助け合い、調和の中で生きてきた。
しかし、ある日突然、国の秩序が崩れ始める。
王国の守護者である「細胞たち」に異変が起き、不可解な変性や萎縮が相次いで発生する
ようになったのだ。
小さなほころびが、大きな病となって王国全体を蝕み始める…。
主人公は、若き免疫細胞「テオ」。
彼は生まれつき病気の元凶を見分ける優れた力を持つが、その力ゆえに周囲から疎まれてきた。
王国に起こる異変の中で、テオは「退行性病変」や「変性」を引き起こす謎の力の存在を感じ取る。
仲間の細胞たちも次々と変性により姿を変え、役割を失っていくが、誰もが原因不明の病に怯え、沈黙を貫いている。
そこでテオは、勇気を振り絞り、仲間の細胞たちとともに「病理の影」と呼ばれる謎の敵の正体を突き止める旅に出ることを決意する。
旅の中で、変性した細胞たちや萎縮した臓器を治す方法を模索しながら、彼らが抱える秘密や葛藤を知っていく。
そしてついに、「病理の影」とは、老化やストレス、毒物など、体外からの攻撃と体内の不調和が生んだ現象であることに気づく。テオはこの「影」を追い払うために、細胞の世界に秩序と治癒を取り戻すための戦いに挑む。
物語は、病理学の知識を織り交ぜながら、細胞たちが体を守るために奮闘し、自分たちの運命に立ち向かう姿を描く。テオたちの旅を通して、読者もまた病気のメカニズムや体内での細胞の役割に自然と引き込まれていく。果たして、テオたちはバイオノミアを救い、平和な体内環境を取り戻すことができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 10:38:22
46917文字
会話率:27%
太古の時代、日本列島には、自然と調和しながら繁栄を極めた出雲族と、天空より降臨したとされる天孫族の二つの勢力が存在していた。
出雲族の守護者であるイオタリと巫女のミホトは、封印された神秘の力「日の輪」と「三つ目の力」を巡り、天孫族との激しい
対立に直面する。
天孫族の侵攻、内部からの裏切り、そして外部から迫る未知の侵略者――争いが続く中、出雲族は未来を守るために「国譲り」という選択を迫られる。
平和への道を探る中で築かれる和解の誓い、そして出雲大社建設の約束。それは、争いの果てにたどり着いた希望の光だった。
しかし、この地に眠る力の封印が解かれるとき、平和の未来は脅かされる。
果たして、イオタリたちは出雲族の誇りを守り、天孫族との新たな未来を築くことができるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 02:05:24
56533文字
会話率:45%
気付いたらスラムで残飯を漁っている5歳の少年になっていた。どうやら異世界に転生していたらしい。
これからどうしようかと悩んでいたら魔女に攫われて、後継者候補として猛獣が跋扈する森に放り出されて強制的にサバイバル生活をする羽目に。
何とか生
き延びて魔女の弟子となったら怪しい薬を飲まされて――身体が女体化してしまった。
どうやら魔女になる為に身体を女性にする必要があったらしい。
聞いてねぇよ!
15歳で正式な魔女になると世界が――星が崩壊する危機に見舞われていることに気付く。
魔女は世界の守護者? だったらちゃんと守れや!
仕方なく星の崩壊を防ぐ為に行動を起こす羽目になった自称超絶美少女の魔女。
折角、美少女になったのだかからお手入れは頑張ります。
そうして頑張って世界の危機は応急処置的に何とかなったけど予断を許さない状況。
これからどうしようかと思ったけど、魔女は何でも出来るらしいので、とりあえず男に偽装して冒険者でもやってみますか。
魔女の力を封印して人間に偽装したので地道に冒険者として活動してみます。
え? ピンチになったらどうするのかって? そりゃ即座に魔女に戻って全てを蹂躙するに決まってるじゃない。
※カクヨムでも同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 21:00:00
254242文字
会話率:46%
両親を亡くし、育ての親のレナおばさん(レナート)と一緒に暮らす、ちょっと不思議な能力を持つ男の子・マイク。彼は薬草とそれ以外を見分ける能力を持っていた。その能力が次第に変化して様々な問題に巻き込まれる。少年から青年に、大人となる一歩を踏み出
す。葛藤や問題を克服していく成長物語です。両親の死の真相。マイクの能力は一体どんなものなのか。彼の出生の秘密とは?盛り沢山積み込んでお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 10:00:00
7839文字
会話率:27%
物語の登場人物に憧れ続けた少年は、常日頃から誰かを護れるようにと鍛えていた。
そんなある日、皮肉にも夢を叶えることはできたもののそのまま絶命してしまう。
しかし少年はもう1つの夢でもあった、転生する資格を得て女神と対面することになるが、無償
ではなく試練付きであり、合格することができなければそのまま魂が消滅すると宣言される。
なんとか試練を合格することができた少年であったが、元々生きていた人間と魂が入れ替わるかたちで転生を果たす。
だがその体は特異体質を持ってはいるが、残された記憶から不遇の扱いを受けていた。
しかしまさかのまさか、転生した少年と元の宿主だった少年の夢は一致しているだけではなく努力家ということや諸々が共通していて、実質的な二人三脚で歩みを進めていくことになる。
そんな少年が【世界の守護者】になる、という夢を叶える最中に美少女たちやモフモフを助けたり、事件を解決したり組織を壊滅させたり、世界の危機を救っていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 18:20:00
107635文字
会話率:46%
誰にも頼らず、誰にも頼られず。孤高の狙撃手レイヴンは、「アヴァロン・オデッセイ」の広大な世界で一人、狩猟を続けていた。ギルドにも属さず、仲間との交流を拒む彼の記憶に残るのは、ただ静寂と標的を撃ち抜く瞬間の充足感だけ。
そんな彼が挑んだ新ダ
ンジョン「嘆きの渓谷」。そこで偶然出会ったのは、初心者冒険者のリリィとその仲間たち。渓谷を進む中、否応なく巻き込まれた共闘で、彼はこれまで知らなかった「仲間との戦い」の感覚を知ることになる。
互いに補い合い、力を合わせて立ち向かった強大なボス「渓谷の守護者」。その戦いを通して、レイヴンの孤独な記憶に新たな一頁が刻まれる――。
これは、一人のソロプレイヤーが心の中に「共闘」の記憶を残す物語。次の冒険でも彼はまた一人かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 12:43:41
3015文字
会話率:40%
Maho no Sekai(魔法の世界)**は、冒険と魔法、そして世界の均衡を守るための戦いが描かれた壮大な物語です。この物語は、平凡な青年だった**リオン・ヒョン**が、自分自身の中に秘められた大きな運命に目覚めるまでの旅を追っています。
物語の始まりは、リオンがヴァシリスという静かな村で平和な日々を送っているところから始まります。しかし、ある夜、突然の出来事が彼の人生を一変させます。突如現れた風の力によって、リオンは世界を揺るがす魔法の紛争に巻き込まれることになります。彼を導くのは、謎めいた守護者であり師匠でもある**イリス**。彼女の助けを借りて、リオンは自分の隠された可能性を少しずつ解き明かしていきます。
旅の中で、リオンは世界の均衡を保つ役割を担う**アルカニス**(七つの元素の支配者たち)の存在を知ります。しかし、最大の脅威は、次元そのものを破壊する力を持つ二つの暗黒の存在、**ガルチャ**と**ゼロス**です。リオンは、イリスや伝説の歴史家**イシャラ**と共に、過去の秘密を解き明かしながら、その恐るべき敵に立ち向かう方法を模索します。
この旅では、リオンは数々の危険な地を訪れ、強力な敵と戦い、そして真の仲間たちとの出会いを通じて絆を深めていきます。多くの試練を乗り越える中で、彼は自分の力の本当の意味を理解し、この世界を破滅から守るために立ち上がるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 18:45:56
366文字
会話率:0%
『法と混沌』の物語は、緊張感が渦巻く大都市レイヴンブルックを舞台に展開される。この広大なメトロポリスの夜空は、ネオンライトの眩い輝きに満たされているものの、その光が届かない闇には常に犯罪と混沌が潜んでいる。法と秩序を守ろうとする者たち、そし
て名誉と破滅の狭間を生きる犯罪者たち──二つの世界が激しくぶつかり合う街、それがレイヴンブルックだ。
法の守護者たちの中心にいるのは、特殊部隊第8課、通称「特8課」と呼ばれる精鋭部隊だ。レイヴンブルックの治安を支える最後の砦として広く知られ、所属するメンバーたちは卓越した技能を持つエリートたちばかりである。その中には、入隊してまだ一年しか経たない新人隊員、リオラ・ヘリオスの姿があった。彼女は自分の能力を証明するために日々奮闘しているが、その道のりは険しい。彼女の隣には、探偵として名を馳せるキアラン・フェンリスが控えている。彼らは、署長であるレオンハルト・「レオン」・ブラクストンの信頼を得るため、数々の難題に立ち向かう日々を送っている。
そんな特8課の面々が今直面しているのは、街に蔓延し始めた謎の薬物の捜査だ。その薬物は使用者の精神を操り、さらには痕跡を残さず命を奪うという、これまでにない脅威をもたらしている。この捜査は特8課を犯罪地下組織の核心へと導くが、真実に近づくたび新たな謎が浮かび上がる。
一方、街の裏側では別の物語が動き出している。レイヴンブルック最大の犯罪組織の一つ、スターフォール一家。その一族は現在、崩壊の危機に直面していた。リーダーの致命的な失態により、一家の名声は地に落ち、街での影響力も失われつつある。その混乱の中、一族の長男オーロン・スターフォールは、一家の名誉を取り戻すという重責を背負うことになる。彼は数少ない信頼できる仲間たちと共に、敵や裏切り者、さらには身内の脅威に立ち向かいながら、一族の存続をかけた危険な道を模索していた。
『法と混沌』は、苦悩、犠牲、そして道徳的選択を描いた物語である。法は果たして絶対的な正解を与えるのか? それとも、この混沌の中で無視できない人間性の一側面が隠されているのか? レイヴンブルックでは、どんな行動にも結果が伴い、どんな選択も運命を大きく再構築する力を秘めている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 16:07:03
120632文字
会話率:40%
玉藻は妖一派でも有名な黒天衆の若頭。父に命じられ向かった先は妖の糧となる呪いが大量に封じられた封印の地。その守護者たる姫乃と相対するが辛酸を舐めさせられた挙句、姫乃の恥ずかしい場所に刻まれた封印術で力を失い小児化してしまう。
元に戻るべ
く姫乃と同じ学校に通い画策する玉藻。
が、姫乃には拒絶され、兄を名乗る弥七には邪魔され、幼馴染である桜子にはなつかれるハメに。
そんな折、使命に準ずる姫乃の不遇な状況を知る。なぜか放っておけない自分に葛藤しつつ、学校内で蔓延するお呪いが原因であることを突き止めた玉藻は、黒幕の弥七と相対。
他の一派の妖に憑依されていた彼を停めるべく、玉藻は桜子と奮闘。姫乃の協力もあり事態は収束。姫乃との距離も縮まっていくかにみえたが、どうにも嚙み合わない物言いに衝突してしまい思い悩む。
そんな時、父への経過報告の最中、かつて姫乃と出会っていた事実が明らかに。立場を重んじた父によって記憶を消されていたことを知り、横暴さに怒りを覚えた玉藻は反旗を翻すも、逆に捕らえられてしまう。
そこに水戸家より叱責覚悟の姫乃が救援に訪れ、黒天衆相手に大暴れ。
しかし、父の強烈な一撃が迫り、玉藻は姫乃を庇い瀕死の重傷を負う。
意識の薄れる中、予期せず姫乃から禁術(キス)を施された玉藻は元の姿を取り戻し、封印されていた以上の力が付与され、父を圧倒。言い分を認めさせる。
闘いを終え、父が提案してくる。それは大妖怪である自分を封じることでそれまでの行動に大義を持たせ、姫乃の負うべき責を免れるというものだった。困惑する玉藻だったが、不器用な優しさを吐露され提案を受領する。
元の姿と二代目の立場を手にした玉藻は姫乃との別れを名残惜しむも、それも束の間、あろうことか小児に戻ってしまう。禁術は不完全な代物だったのだ。再び禁術を迫る玉藻、恥じらい逃げる姫乃。彼女の心の絶対領域などまったくもって知る由もない玉藻の、珍妙な日々は続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 04:35:48
130256文字
会話率:42%
「お父さんは小さくて可愛いわね。」
「……僕のこと、ペット扱いしてない?」
10年ぶりに再会した娘、シャーリアは魔族でAランク冒険者で永遠の美貌を持つ、最強の美少女。
一方で父親のピオは、外見年齢も精神年齢も大体10歳で成長が止まってい
る、無職のショタ。
娘に養われて守られて撫でられて、父親の尊厳はもうボロボロ。果たしてピオは、再び父親としての役割を果たせるのだろうか?
『純血教会』。それは人類の純血と亜人の絶滅を教義に掲げる人類の守護者である。その教会の担い手は、10歳前後の第二次性徴前の姿をした、不老不死で不滅の再生力を持った超人たち、『司祭』だ。
司祭であるピオ・コンティは、処刑を命じられた亜人の赤子を殺せずに助けてしまい、更には娘として育ててしまう。
しかし8年が過ぎたある日、ピオは娘を逃がすために教会の追手に捕まり、親子は引き裂かれる。
そして10年の歳月が経ち、幼い姿のまま拷問を受け続けるピオに、転機が訪れる。
崩れる壁、鳴り響く雷鳴……監獄を襲撃したのは、強く美しく成長した娘、シャーリアだった。
娘によって外へと連れ出されたピオは、10年間の空白を埋めるべく再びシャーリアと共に二人で生活することになるのだが…
大人になれなかった父親と、子供でいられなかった娘。そんな凸凹コンビは、平穏な生活を手に入れるために、狂信者やマフィア相手に大暴れする!
感想をいただけると励みになります。誤字脱字報告、ルビを振って欲しい漢字などございましたら、ご指摘ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 22:12:34
49445文字
会話率:43%
魔王には6人の子がいた。その中でも出来損ないと蔑まされていたフィンは隔離された塔でいつも通りの生活を送ろうとしていた中、一人の来訪者が来る。
姉である万魔の守護者ことリビリアはフィンに本当は才能があることを告げてとある頼みごとをする。
フィンはリビリアは嘘を吐かないということを知っていて、そこからフィンの旅が始まる。
※BL表現が含まれます。
また流血表現もありますが極力控えめに表現する努力は行います。
差別的表現が含まれます。ご留意したうえで読んでいただけると幸いです。
感想等はご歓迎しております。読んでくださることが作者にとっての幸いであります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
339976文字
会話率:54%
人の世界の他に多く世界がある。そんな人の世界に住んでいる春崎空。彼女は普通の人間ではない。
彼女は守護者と呼ばれる神の世界にいた。
最終更新:2024-11-14 20:54:14
66249文字
会話率:45%
人類を脅かす謎多き化け物。
その化け物を討伐する軍に入隊した青年は、憧れの人と再会を果たす。
最終更新:2024-11-10 00:00:00
19475文字
会話率:29%