2024年、日本の某県にある田舎の村、九磨野<くまの>に住む幼馴染の十二歳の少女、遥華<はるか>と未来<みらい>は両者ともに家族からの虐待により心身ともに深く傷ついていた。
虐待のせいで常に傷だらけだった二人に誰も近寄ろうとしない中で
同じ境遇にある二人は自然と長い時間を共にし、お互いを心のよりどころにしていく。
そんななかで、村の近くの火山が噴火しそうであることが伝えられる。
「もしも明日、世界が滅ぶなら」
二人の少女がひそかに紡ぐ、静かな愛のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 19:00:00
7892文字
会話率:64%
昔々――――
日本の北にある深い森の中に、気が遠くなるほどの長い時間を"一人"だけで生きる狐《アメ》が住んでいた。独りでいることに何の抵抗も感じず、森の中で悠々自適な生活を送っていた彼女は、ある日、大きな災害に見舞
われ、住んでいた地を離れることになる。
その避難の道中、立ち寄った近くの村で彼女が出会ったのは、炎の海の中に取り残されていた1人の赤子だった。腹を空かせていたアメ狐は、言葉も話せないほど幼いその赤子のことを食べようとするのだが……。食べよう食べようと迷っている内に、いつの間にか情が移ってしまい……。冬の寒さを知っていた彼女は、赤子の身を案じて、暖かい南の地へ旅に出ることを決意する。
――彼女は狐。4本足の獣の類い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 23:00:00
249411文字
会話率:54%
異世界『ラグロギアス』。そこには有機と金属、双方の物質を兼ね備えた種族『ハーフメル』が二つの主義を掲げ長い争いを繰り広げていた。
片や、種族身分を無くした調和による安寧の平和を掲げる平和主義『イージス』。
片や、生まれ持った戦闘能力を本能と
し、殺戮と略奪を是とする闘争主義『アレス』。
いつ終わるのかも分からず、長い時間をかけて相争う両勢力だが、ラグロギアスとは異なる世界から意図せずして来訪してしまった"人間の少女"。
彼女が"竜の少年"、イージス戦士のジークアと出会う時、『竜の神話』が始動する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 09:59:21
37441文字
会話率:22%
長い時間が、流れたんだね
最終更新:2021-06-27 12:55:12
3500文字
会話率:39%
この地では、ベンデルの民とアズールの民が、長い時間、支配される側とする側を入れ替えながら生きており、ベンデルの民であるノワールと、アズールの民であるブランは、互いに憎み合う人種のはずなのに、共に目的地のない旅を続けていた。
羽を休める場所の
ない渡り鳥たちのような、決して報われることのない旅。
彼女らは、自分たちがしているあてのない旅が、いつまでも続けられないことを知っていた。
それでも、二人が足を止めることはなく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 23:02:00
20834文字
会話率:22%
桜集 1枚目 「饒舌な父と無口な娘」
他人から見た父と娘から見た父は決して同じには映らない。
これから長い時間かけて投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。
最終更新:2021-06-14 23:14:41
816文字
会話率:12%
平民である私が王立魔法学園に入学したのはひとえに人脈を広げるためだった。そんな私にとってルームメイトであるゼルミア=アーティファスト公爵令嬢は繋がりを持つにうってつけの相手だった。「そう、このわたくし──ゼルミア=アーティファストと同じ部屋
の空気を吸えることに感謝感涙全身で喜びを示すべきなのですわ!!」などと高慢極まる令嬢ではあったけど、ルームメイトとして長い時間を共に生活できるチャンスを生かさない手はない。そう、ゼルミア様に近づいたのは単に人脈を広げるためだったんだけど……。べっ別にゼルミア様のことなんて何とも思っていないんだからね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 12:02:32
11647文字
会話率:31%
長い時間を費やし、丹精込めて書いた作品が評価されずに落ち込んだとき、どんなに頭を捻っても良いアイディアが浮かばないとき、胸を深く抉ってくる辛辣な感想を受け取ったとき、私はその楽園を訪れることにしています。あの威勢の良い掛け声を聞くために。
「いいね!! 仕上がってるよ!!」
「発想がバリバリに切れてるね!! 作家界の妖刀村正!!」
「頭にでっかいスパコン載せてんのかい!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 19:40:35
1724文字
会話率:50%
長い時間を一緒に過ごしてきた一華と薫。学生の頃に残したしこりを抱えたまま大人になった二人。区切りをつけるために一華は薫のもとへ。大人になっても変わるものと変わらないものとは…
『ごなじみ』より番外編
最終更新:2021-04-02 00:16:26
2182文字
会話率:30%
魔女レイスと、老人から若返っていく呪いを負った龍人族の三百年の恋。
ある日、レイスが街で歩いていると、ホームレスらしき老人を見つける。真っ白な髪に痩せ細った手足。その老人は足が悪いようで、何度も何度も、立ち上がろうとしては転んでいた。とっく
の昔に悪くした足ならば、きっと動かそうなんて思いもしないだろう。まるで、いつか立てると信じているかのようで。彼の目に、年老いた人間の諦観は宿っていなかった。姿に似合わぬ強い意思を宿した瞳に惹かれて、気がついたらその場から動けなくなっていた。またも転んだ老人の前にしゃがみ込み、手を差し伸べる。「家がないなら、うちに来ませんか? ――貴方の名前は?」長い時間をかけてかろうじて聞き取れた言葉。それは、前世でプレイしていた乙女ゲームに出てくるキャラクター。リュカ・フォラントの名前だった。
Pixivに乗せた二次創作で使った若返りネタを一次創作として改変したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 14:18:37
39694文字
会話率:42%
20XX年8月15日、東京に核ミサイルが落ちたことによって世界大戦が勃発。その爆心の中で命を落とした高校生、日比野嶺は時空の歪みに巻き込まれ縄文時代へとタイムトラベルしてしまう。しかし嶺の肉体は失われ物理的に歴史に干渉することはできない幽体
のような存在となっていた。長い長い時間の旅の中で、歴史上の人物たちと巡り合う中で、大きく歴史を変えてしまうと自分自身の存在自体が危ぶまれることを知り、また核が落ちる結末だけは変えなくてはいけないと決意する嶺。しかしそこに、あえて歴史を改変しようとする謎の人物が現れ嶺と対立してゆく。英雄たちの魂と共に「歴史の守護者」となった嶺は果たして元の時代に戻り、核戦争を防ぐことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 00:39:28
31034文字
会話率:34%
カナメは、普通の女子高生だった。
その日、強い衝撃と共に目覚めるまでは、永遠の十六歳だったのだ。
目覚めた事で、思い出す。
自分が遙か昔に死んでいる事を。
希望を託して宇宙へと打ち上げられた脳ドックに、自分の脳が乗っていた事を。
深い絶望に
襲われるが、希望もあった。
それは、自分を起こした少女の存在。
今にも餓死しそうな少女を人類生存圏へと戻す為に、脳だけとなったカナメは行動を始める。
自分よりも不幸な境遇の少女。
彼女の存在こそが、全てを失ったカナメが頭分生きようと思えるだけの理由だった。
将来賞金稼ぎとなる少女、ユイ。
彼女の為に、生きる事を選んだカナメ。
脳だけとなりあまりにも長い時間が経過した事で、アクセスできるのならばどんなプログラムにも干渉できるようになっていたカナメは、その力を使ってユイちゃんの為に行動を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 01:00:00
72763文字
会話率:40%
やっとここにたどり着いた。
長い長い時間をかけて。
私はやっと――――。
こちらは「クルスの調べ - TS転生から始まった救済へのレクイエム -」の続編にあたる物語です。
前作を読んでいないと意味が分からないと思いますので、ぜひ
そちらからご覧ください。
前作はこちら
https://ncode.syosetu.com/n9265fo/
・今作はTSものではありません。
・前作を読んでいない方への配慮はしておりません。
・残酷な描写が多々あります。苦手な方はご注意ください。
(本編の前書き等での警告はしておりません。前作が大丈夫だった方なら今作も大丈夫だと思います)
・前作よりも恋愛要素が多めなのでジャンル変更をしております。ですが、物語的には前作同様、重くて暗いです。
・1話あたり1500文字前後。
・月・水・金の週3回、12時更新予定です。
(完結まで執筆が終わったら毎日更新に切り替えます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 12:00:00
250175文字
会話率:36%
転生したらケモノだった!そこから始まる過酷な環境での生存競争を生き抜くために獣人達は結束して一つのアイデンティティを形成して長い時間をかけて一つの共同体を創設していった。
時が経ち、一部の冒険家達は自分達が知らない未知の世界が外に広がって
いると考えて外界への冒険を試みていく、そんな中で『野心的な一つの勢力』が外界へ出るための艦船を建造して遂に遠征艦隊を出港させた!
ヨーロッパに似た大陸では転生者達同士の激しい争いの末に分裂した状態が長きに渡って続いていた。魔法の存在は科学を人々から遠ざけており、争いは留まるところを知らず……
人間だけでは無く、エルフ・半獣・ドワーフ・ホビットなどが混ざり合い争い合う世界が生まれ、北方では東から来るエルフ軍に押し出される形で北方に住む半獣と『半獣をこよなく愛する人間達』であるファーリーの集団が半獣と手を組んで侵略を開始して来ていた。
そんな世界に第三勢力が参入せんと挑んでくるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 05:43:36
20791文字
会話率:44%
その昔魔法の力を手にした人間は長い時間をかけ繁栄を手にした...しかし全ての人類がその力を正しく使う訳ではなかった。そして徐々に歪んでゆく世界。やがて人類は手にした繁栄が束の間のものだったと知る。
最終更新:2021-02-09 23:49:18
3673文字
会話率:57%
ユグドラシル・オンライン終了のお知らせ。
石島奏多はユグドラシル・オンラインをβ時代からやっている最古参プレイヤーである。
奏多は最後の最後までユグドラシル・オンラインにログインしていた。
そして今日の深夜12時丁度サービス終了した。
強制
ログアウトを目にした奏多はパソコンの電源を切って眠りについた。
そして、目を覚ますとそこは知らない世界ーーー否、よく知っている世界だった。
誰よりも長い時間プレイしたゲーム。
ユグドラシル・オンラインの世界だった。
その世界を彼は散歩する。
よくあるMMORPGトリップものです。
*アルファポリス様の方にも同じものを掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 08:00:00
179395文字
会話率:46%
果てしない長い時間を図書館にも似た異空間で閉じ込められていた少年。そこに一人の少女がやってくる。少女によってユウキと名付けられた少年はローザと名乗る少女と共に規格外な才能を振り回して冒険へと旅立つ。
最終更新:2021-01-14 17:00:06
10340文字
会話率:46%
その四方を海に囲まれる海軍国家、オケアノス皇国。2680年という想像しがたいほど長い時間を生き延びてきたこの国は、大陸からのかつてない侵略の危機に晒されていた。産業革命による目まぐるしい速度での新兵器の登場、複雑に交差する同盟関係、台頭する
新興国、AIによる戦闘。現実世界でも起こり得るIF未来史、そしてなによりも、日本人である読者の皆様が「現在の国際情勢に重ね合わせて読むことができる」をテーマにして作った現代戦小説です。冗漫で説明的な文章も多いですが、しっかりと戦闘描写もございますので、どうぞお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 17:42:13
19281文字
会話率:44%
その昔、神々が世界の理を作った。神々は人を生み出し人に力を与えた。長い時間が経ち人々の中から他を圧倒する力を持つ者も現れた。世界の理はその者達を『王』と呼び『王』の死後に『王宮』という名の迷宮を作った。
最終更新:2020-12-30 21:06:02
4048文字
会話率:59%
暮れ六つや、誰そ彼時。
その時間に私は目を覚まし、座敷牢の様な部屋でただ座って時を過ごす。妖が生きる長い時間を。
たった一人だけ、『外』を私に見せてくれるモノがいた。彼は私の全てだった──私が彼の毒だと、知るその時までは。
最終更新:2020-12-30 12:44:16
41161文字
会話率:30%