この国が出来るずっと前の話。賢者がいた。その賢者は生まれてから死ぬまでずっと魔法を極めてきた。しかし、賢者はその努力を形に残したいとある物を世界に残して死した。それは、魔法書(グリモワール)だ。その本を見つけ読んだものには賢者の魔法を授ける
と言うものだ。だが、それが原因であちこちで戦争が起き、国が消えた。その事に涙した賢者は魔法書を世界各地に隠した正しきものがそれを手に入れるようにと。そして、最後の魔法書を隠した時、賢者は、その場で寿命を終えたのだと言う。そのうちの1つに見つけたものに本当に美しいものは何かを教えてくれる本があった。その本をある洞窟で見つけたある国の姫は歓喜しそれを使った……自分の人生の破滅の書だと知らずに。醜い物になってしまった姫は一生その洞窟で泣き続けましたとさ。これが、この国に伝わる童話だ。
この話は私がその姫に恋をして世界を踊らせる。怪盗の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 05:00:00
971文字
会話率:29%
名家に生まれた以外は普通に過ごしていた女の子。その異常性に気付いたのは父だった。死んだ女の子が目を開けると、滅んだ国の王女様の身体で立っていたーーーーーーー…
宝石と花を生み出し操る力、魅入られたら最後の妖しい美貌、血を求める異様な趣味。
全てを使い、今世こそは好きに生きると決めた女の子の物語。
美しい物が好きなので側に美形しか置きません。作者の趣味です。
美しい物以外嫌いなわけではありません。自分の側に置くなら美しい物がいいだけな女の子です。
花や宝石の知識は素人すぎてびっくりします。おかしな所があれば教えてくださると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 00:57:35
3248文字
会話率:39%
死神。それは冥府への案内人。人の臨終に立ち会い、死者の魂を導く者。
彼らは看取った死者の記憶を覗いてしまうがゆえに感情を持たない。そういう風に〝つくられている〟。来る日も来る日も人の一生分の記憶を追体験していると、心なんて簡単に壊れてし
まうからだ。
だから彼らは夜ごと眠るたびに感情をどこかへ置いてくる。眠る前に覚えた喜びも悲しみも、目覚めと共に朝日に溶けて消えてゆく。
英国で死神として働いていた「僕」はある日、上司から日本への異動を命じられた。死神たちは冥府への導きの対価として、看取った死者から好きなものをひとつだけ譲り受けることを許されている。
「僕」は死者の魂のかけらを対価としてもらい受け、そのかけらを絵の具に変えて絵を描く変わり者の死神だ。どうせ忘れてしまうのならば、その日美しいと感じたものや景色を絵にして描き残すことで、それらを美しいと思ったことを覚えていたい──ゆえに「僕」は百年、絵を描き続けた。
しかし四季を通じて様々な日本人と触れ合い、彼らを冥府へ送るうち、少しずつ「僕」に変化が表れ始める。
これは心を持たない死神が世界でもっとも美しいものと出逢い、そして歩き出す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 00:00:00
170214文字
会話率:37%
わたしのつくるはじめてのせかい。
理想とかなにとか美しいもののおもちゃ箱
短編集です。
この作品は@Teshiru_oneのTwitterにも掲載しています。
最終更新:2020-01-05 21:46:55
2370文字
会話率:47%
古代ギリシャ。
最も格式の高い場所では、全裸が|正装《フォーマル》でした。
神の作りたもうた人体こそが、最も美しいもの、という倫理観でした。
そもそも主神がエロエロです。そこら中の神々や人々とヤりまくりです。
古代ギリシャは当時
の文化の中心でした。 プラトン、ソクラテス、アリストテレスだの、ピタゴラス、アルキメデス、エラトステネスだの(~スばっかり)、歴史、哲学、数学、科学などの著名人が目白押し。テストに出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 06:00:00
5811文字
会話率:9%
貧しい村の娘と、由緒ある貴族の男。
ふたりは互いを守りたいと同じ願いを胸に抱いた。
「あたしは愛を知らないけれど、あなたを守りたいと思っています」
男のそばにいるために、娘は剣を錆びつかせドレスをまとった。
男は彼女を守るために美しい
もので彼女をかざり、安全な屋敷のなかに囲い込んだ。
守るべきものとして大事に、大事に慈しんだ。
それでも、彼女は戦うことをやめはしなかった。
彼女は守られたかったのではない。彼を守りたかったのだから。
本作は、長岡更紗さん主催の「アンハピエンの恋企画」参加作品です。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 22:00:00
10447文字
会話率:28%
貴方は小説を見たことはあるか。
これは文字を紡ぐ物書きの見た美しいものの話である。
最終更新:2019-10-27 07:29:37
703文字
会話率:0%
丘から望むその景色は、確かにそこに有る。
最終更新:2019-10-04 06:57:17
208文字
会話率:0%
祖父を失った『僕』は、祖父の日記を頼りに、世界で一番美しい場所を求めて旅に出る。
電車に揺られながら、読む祖父の日記には、若かりし頃の祖父と一人の少女がいた。
過去と現実でお互いを見つめ合う、『僕』と祖父の物語。
最終更新:2019-08-25 14:43:01
5352文字
会話率:15%
「なあ、あたしら、姉弟にならないか」そう言った夜の片隅で、ふたりの幼い奴隷は姉弟となった。人から家畜に成り下がり、外れない首輪を巻いたナツとシノは、小さな手を繋ぎ合い、命を求めて逃亡を企てる。男勝りな少女と、言葉を話せない少年。傷つき、奪わ
れ、自由を求め裸足で駆け、そうして、ふたりが最後に見つけた美しいもの。涙が溢れるほどに煌く輝き。幸福を求め歩き続ける彼らの道程を、ここに語る。
/完結済み作品のため、およそ週一で更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 21:27:39
77295文字
会話率:36%
男のもとにやってきたのは美しいものたちだった
最終更新:2019-07-27 17:20:48
3473文字
会話率:16%
異世界の存在を信じていなかった、
29歳独身 楠美結が突然転移してしまう
目が覚めた世界は、とても残酷で、ときどきとても美しいものだった
異世界でも、地球でのルールや対策を駆使して少しずつ世界を変えようとする物凄いチートな異世界転移物
語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 21:30:57
12377文字
会話率:13%
銘尾友朗さま「夏の匂い企画」参加作品です。
おっさんの心の中には、いつも少年時代の夏がある。特別な想い出ではなく『何にもしなかった』想い出が最も美しいものとして残る、その理由とは!?
湿度高め。
最終更新:2019-07-20 03:46:26
4615文字
会話率:7%
白銀の乙女によって守られる世界。
これはそんな乙女を守ることに命を捧げた騎士のお話。
おとぎ話にもなれなかった、けれど何より大切なものを手にいれた、真っ赤な騎士のお話です。
「染む紫の雲の上まで」という作品と対になっています。今回
は乙女の騎士のお話です。
拙い文章ですが、お暇な時にでもお読みいただければ幸いです。
今回は源義経といえばこの人な破戒僧弁慶の辞世の句をタイトルにお借りしました。この二人のような主従の関係はとても美しいものだと私は思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 21:51:24
2461文字
会話率:14%
とある山口限定の景観・グルメグループにいるカトリーヌ嬢!
休みの度にぶらりぶらぶらジプシーの用に彷徨い今日も車を転がす!(о´∀`о)
グループのルールは一つだけ「山口のぶち美味しいもの美しいもの探せ」
最終更新:2019-06-06 11:33:31
62930文字
会話率:19%
ダグラスアダム氏の『銀河ヒッチハイクガイド』原題’ The hitchhiker’s guide to the Galaxy.’のパロディ。
宇宙の万物を生命の問い
原文“Answer to the Ultimate Question of
Life, the Universe, and Everything”
を、人は何故美しいものを求めるのかに置き換えた、およそ意味のないストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 13:00:00
14890文字
会話率:5%
私の頭の上で大きなくす玉が割れて、紙吹雪と風船が飛び出してきた。
「卒業おめでとう」という文字が目に入る。
わああ、という声が上がってみんなは制服のブレザーを思いっきり放り投げた。
卒業生全員分のブレザーが宙に舞う。圧巻と言えば圧
巻な光景。
ゴメン。全員分ってのは間違い。私はそういう恒例行事みたいなのは参加してない。
気が乗らないのだ。
今日は中学校の卒業式。そして私、片倉メイコの試合が終わる日。終わるはずだった日。
でも、試合終了にはならなかったみたい。
私はまだ、――生きている。
「中学校は卒業できるか分からない」と医者に言われて生きてきた。覚悟もちゃんとしていた。
だから、これから先は、ロスタイム。
この気まぐれな時間を喜んでいいんのかなは、微妙なところ。
だって、残された時間がどれくらいあるのかは分からない。試合終了の笛はきっと気まぐれ。
これからの私の人生をサッカーで解説すれば、5対0で始まるロスタイム。
もちろん、負けチーム。
これからどんなに頑張っても逆転はない。後は最後の笛が吹かれるのを待つだけ。
当然、最後の一秒まで足掻いたりなんか私は絶対にしない。
だってみっともないじゃない? 黙って静かに終わりを待つんだ。
夏の甲子園で、誰が見ても絶対にアウトなのに一塁ベースまで必死に走りこんでいく坊主頭たちは、美しいものなの?
最後まであきらめないで、みんな良く頑張ったなんて褒めるけど、私はそんなのは嫌だ。
だから、誰も私に頑張れなんて言わないでよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 10:18:29
16745文字
会話率:44%
僕にとり美しいそれは、あの人にとり正視に耐えないものだった。
最終更新:2019-04-22 22:06:46
393文字
会話率:0%
私は旅に出る。夢だったんだ。この広い世界でもとりわけ狭い、この日本を回ってみようと思う。美しいものも見るだろう。鬱陶しい者にも出会うだろう。
もうゴールは見えている。そこにゆっくりと近付いて行くだけだ。
最終更新:2019-02-13 00:00:00
5154文字
会話率:20%
自分の感情をキャンパスに写し、「絵を創っている」美大生の美歌。色が見える教員の福岡と出会い、この世の美しいものを探していくヒューマンドラマ。
最終更新:2019-02-03 22:23:12
2036文字
会話率:50%