何の気なしに想起した幼い頃の体験は、思わぬ真実を引きずり出した。
忘れ去られた怪事件を紐解く時。形容しがたい者共の影がちらついていく……。
旧棟、D校舎の謎に、オカルトサークルの二人が挑む。
『渡リ烏倶楽部』
それは、幽霊やらその他、この
世に存在するありとあらゆる怪異。不思議。超常現象。都市伝説を調査し、暴き、追い、時に追われる、オカルトサークルである。
メンバーは二人。
幽霊やらを視れて。それらの存在や領域に干渉・侵入出来てしまう、辰。
幽霊やらを視れて。それらの存在や領域を無差別に観測してしまうメリーさん(偽)。
友達以上恋人未満な二人が今日も行く。
※構成→前編・中編・後編・解答編・エピローグ(全五話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 17:24:20
34273文字
会話率:41%
夕日が差し込むオレンジ色の教室で、ひとり校庭を見つめる少女。隣の教室の、わずかな扉の隙間から見かけた名前も知らない彼女に、怜は恋をした。彼が一人きりの時に、扉の隙間越しにか姿を見せない、この不思議な少女を、彼は菊子さんと呼んだ。
最終更新:2015-08-04 16:46:51
3320文字
会話率:35%
テレビの角度が違う――五年三組と四組の合同体育授業で、着替えのために隣のクラスを訪れた由緒は、そこで自分の教室との奇妙な相違を発見する。誰もが見逃してしまう些細な違いだが、それは学校に隠された、恐ろしい秘密を解くための鍵だった。由緒はクラ
スメートの圭介と、四組の美少女委員長、桜子の協力を得て謎に挑み、四十八センチと言う一つの答えにたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 15:32:36
9752文字
会話率:60%
私の高校の中庭には時計塔があります。
けれど、その時計塔には怖い噂があります。
私と四人は、その時計塔を調べて、噂を確かめることにしました。
まさか、時計塔であった出来事が、あんな事だったとは──。
最終更新:2015-08-04 14:39:16
11505文字
会話率:62%
これは僕が高校2年の夏の話。
2007年8月2日。
私立大橋高校・2年生進学コース、夏期講習2日目の出来事だ。
確かあの年は酷い暑さで、蝉がとてもうるさかった。
最終更新:2015-08-04 01:55:57
5499文字
会話率:24%
私が実際に伝え聞いた学校の怪談。
骨だけの傘とはとある小学校に伝わる怖い話である。この話を聞かせてくれた少年の身に起こった恐ろしい出来事。それを書き記そうと思う。
最終更新:2015-08-03 22:33:06
16825文字
会話率:20%
息子が現在通っている高校は、自分の出身高校だ。その高校に前からある七不思議の1つ”メガネさん”の噂が少しだけ変化したらしい。
息子、自分、そして”メガネさん”のために、”メガネさん”に会いに行く、1人の父親の話です。
最終更新:2015-08-03 21:37:04
3311文字
会話率:28%
気の優しい高校2年生の麻美ちゃん。色々と気苦労が絶えない彼女だが、夜の学校を訪れたことがきっかけで生活が徐々に変化していく…?
高校生ホラー小説です。10話までありますが、1つ1つは3000文字ずつくらいです。話の展開は徐々にペースが上がっ
ていきますが、最初の1・2話は話の進みはとても遅いです。てっとり早く話の展開が知りたい方は、3話から読んでも話は分かるとは思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-02 18:24:08
29110文字
会話率:51%
中学校の門の前に飛び出してくる赤い服の女の子。その女の子について悩み続ける、1人の先生のお話です。
最終更新:2015-07-27 19:38:33
3293文字
会話率:25%
転校生の田口くんは、ちょっと変わっていた。
宇宙人みたいな容姿のため、苛められても平気だった。
最終更新:2015-08-03 19:56:38
3003文字
会話率:24%
ぼくは幽霊屋敷の井戸に落ちた。
孤独のまま、そこで生きて、空を見上げた。
最終更新:2015-08-03 19:43:36
8353文字
会話率:14%
一読すれば、一人語りの田舎、邑の子どもの分校生活。のどかな農村へ都会から転入して来る者が、馴染めず出て行ってしまったらしい話です。痛々しい愚かな残酷さがありますので、読み手を選ぶでしょう。その上で、直接は語られていない、邑の陰の物語を行間よ
り読んでいただければ幸いです。とは言え、自分にはそこまで読んで貰える筆力はないでしょう。邑が皆こうとは語りませんが、日常の影で、底は上辺より怖しって話しを読み取って欲しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-03 17:00:00
3042文字
会話率:0%
昔、女学校から、一人の女生徒が姿を消した。彼女が姿を消した原因はなんだったのか。一人の探偵が、一人の老婆を訪ねる。ホラー。
最終更新:2015-08-03 15:46:38
11623文字
会話率:29%
蒸し暑い夏。友人たちと避暑目的でやってきたカラオケボックスで、和穂の友人が唐突に始めた「噂話」。自分たちには関係がないと一蹴する和穂だが、どこか薄気味の悪いものを感じて……。
※流血表現がありますので、閲覧はご注意ください。
最終更新:2015-08-03 11:45:23
38832文字
会話率:46%
皆さんは、お化け屋敷とか好きですか…?
好きと言う人もいれば、怖いから嫌いと言う人もいるかもしれません…
そんな、皆さんに危険なお化け屋敷をご紹介します…
少し読んだだけでムリという人にはオススメしません…
それでも、読みたいという人はどう
ぞ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-03 11:20:43
4323文字
会話率:33%
中学一年生のヒロキは、親友のノブ、先輩のミキと一緒に、ノブが見つけたという『校舎裏のドア』の中を探検することになる。
やがて彼らが見つけたのは一つの箱。中に入っていたのは壱から参までの文字が書かれた三枚の木の板だった。
最終更新:2015-08-03 01:31:02
8706文字
会話率:48%
高校の放送室。
四人の仲の良い男子生徒たちは怪談話を始めていた。
……さて、この怪談はいつ終わるのやら。
最終更新:2015-08-03 01:08:00
3590文字
会話率:44%
『図書室で本を借りると、定期券ほどの小さな封筒が入っていることがある。その封筒には紙切れが入っていて、それに自分の願い事を書き、元通り本に挟んで返却する。無事に本が本棚に戻ると、願い事が叶う。
ただし、本棚に戻す前に封筒や紙を捨ててしまう
と、願いを叶える『妖精』に目玉を取られてしまう。紙に願い事を書かなかった場合は本棚に戻っても捨てても何も起こらない』
―――これは、賭けをした恋する乙女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-19 00:59:51
6228文字
会話率:41%
高校二年の夏。
私こと八城雨深(やしろ うみ)は、男子三人、私を含む女子三人と少し早い夏祭りに出向くことに。
男子に特に興味はなかったが、友人の一人に協力するような形で、祭りへと向かう。
太鼓と笛の音。田舎には滅多にない喧騒
の合間を縫って、私たちは祭りを楽しむ。
「ここの近くに、廃園になった幼稚園がある」
そんな情報を事前に言われていた私たちは、興味本位、というわけでもないが、流れでその場所を見に行くことに。
しかしそこは、人間が立ち入ってはいけない、無邪気の楽園だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-03 00:45:54
26978文字
会話率:41%
わたしの母校、K高校にこの春から娘が通っている。わたしが通っていた頃は学校が建立して5年目、不思議な話はきかなかったが、娘の代になるとそれなりの不可解なできごとがあるようだ。わたしは娘の話に自分なりの見解を加えまとめてみた。
最終更新:2015-08-03 00:17:01
10140文字
会話率:6%
理科準備室から奇声が聞こえる。その怪談の真相は――
最終更新:2015-08-03 00:00:00
3006文字
会話率:16%
とある学校を突如、冒涜的なまでに巨大な生命体が襲う。
そんな感じの話。
※2016年3月13日、少し改稿して『カクヨム』にも投稿しました。
最終更新:2015-08-02 01:07:00
2933文字
会話率:20%
一人でも多くの方に読んで頂ければと思います。
最終更新:2015-07-26 00:00:00
4860文字
会話率:13%
悪友の平井から話を聞いて、俺は母校を卒業後十年ぶりに訪れることになった。
そこで、十二年前と同じ怪異が起きていると、聞かされたのである。
最終更新:2015-08-02 23:36:29
8145文字
会話率:46%
僕の学校には、半年ほど前からとあるうわさが流れていた。
2年3組の幽霊――ありきたりな学校の怪談話だ。
なんでも今は生徒数の減少で使われていない2年3組の空き教室に幽霊が出るという。
いつもならそんなオカルト話なんて鼻で笑うけれど、このうわ
さに限って僕にはそれができない理由があった。
これは、僕の後悔。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-02 22:27:43
7662文字
会話率:23%
道端で会った女性に誘われ、公園で"ゆうくん"と遊ぶことになった五人。恥ずかしがりやなので姿を見せないというが……。
最終更新:2015-08-02 21:34:04
4420文字
会話率:53%