君を想う 小説家になろう　作者検索

俺と可奈はずっと親友だった。なのに、この気持ちに気づいてしまった。 それでもこのまま親友でいたい。 このままずっと‥‥‥。

机から出てきたのは可愛らしい一通の手紙。 普通なら嬉しいはずの呼び出しにも、僕の心は冷めきっていた。 転校していった初恋の君がまぶたの裏から消えてくれない――― 静かな図書室で起きる、小さな恋の物語。

聖夜、私は一人待ちぼうけ。何時間も待ってやっと来たのは一つのメールだった。『もう会わない』？茫然と立ち尽くす私は、きっと失恋とやらをしたのだろう。――クリスマスイブにふられてしまった彼女のお話。

「――ねえ、君は覚えてくれているかい？　あの時のことを」

あの、別れた日からいくつの季節が過ぎ去ったのだろう。 僕の中には、まだ君が色褪せないでいる。 一緒に歩いた街、公園、遊園地、水族館。 通るたびに無意識に君の姿を探している。 もう僕の隣に君はいない。 柔らかい優しい体温を感じることも、もう出来ない。 繋いでいた手。 決して離さないと誓った手。 ペアの指輪が光っていた手。 もうあの輝きが戻ることはない。 これは、世の中に溢れている恋愛の、一組の男女が辿った道。 折りたたむ>>続きをよむ

中学の頃の話です。幼い感じの恋が描いてるかんじなんで。

失恋したって関係ない。好きならずっと好きでいい。見ているだけだって関係ない。気の済むまで好きでいていい。君を想う愛しい雨なら、やまなくていい。このままずっと雨でいい。

「ミーン、ミーン……」病室のベッドの上から見える景色は毎日同じ。俺、桜咲(さくらざき)流依(るい)は、籠の中の鳥も同然だ。今春、15歳を迎えた俺は普通だったら受験生。勉強に精を出しているはずだった。

どんなに好きな人でも、いつか忘れる時が来るのかもしれない。でも僕は、君の事をずっと好きでいたい。―――恋人達が、永遠の愛を誓う話。

君は手を伸ばしても届かないところへいってしまった。

君を想う今も…昔も…変わらず君を想う