かごのなかに とらわれているのは だぁれ?
友人の自殺からはじまる、友人の恋人と一人の青年の生々しいミステリー。
人の仄暗い感情が、破滅に向かい、歪んでいくお話です。
自殺・暴力描写が含まれますので、苦手な方は、お気をつけ下さい。
最終更新:2013-01-29 20:14:12
30906文字
会話率:25%
主人公が彼氏と秘密を共有するお話。
すれ違ってはいないけれど、まだまだ彼の人となりがつかめなくて……。
相思相愛なのに何か暗いです。
最終更新:2012-09-01 16:54:26
2109文字
会話率:47%
舞台は北海道の最南端。歴史の深い街、函館。
巳扇(みおうぎ)は幼い頃に目の前で母を亡くし、心のどこかでそれを信じられずに生きてきた。床に伏せていた父も亡くなり、失意の中で虚無感と孤独感に苛まれる。
そんな彼に幼馴染の峰時まり子がいう――
「あたしが、いるじゃない」
巳扇に芽生える恋心と、彼らを取り巻く怪異の影。そして幽かに記憶に残る、母の面影。目まぐるしく廻る世界の喧騒の中から彼らはそっと離れていく。
――僕はあの日気付くべきだった。君を理解しようとして、君から目を背けてしまった。解ってしまうのが怖かったんだ、誰よりも君のことを愛しているのに。
青年の葛藤と、仄暗い怪異。四章から成る青春の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-22 23:28:41
14993文字
会話率:27%
如何なる時代、如何なる国かは知る由も無いが、これは仄暗い土の下で起こった或る復讐劇である。
エドガー・アラン・ポー(1809-1849)の「The Cask of Amontillado (1846)」を翻訳したものです。
最終更新:2012-01-21 17:59:50
7353文字
会話率:46%
あの子に「戸田君」と呼ばれるたび、幸せになる。そばにいてくれるなら、何だってするだろう。俺の家族は最悪で、俺自身も最悪だ。宮沢と俺の幼なじみは、上手くいっている。他の誰もあの子の魅力に気付かなければいい。仄暗い気持ちを隠して、俺はへらへら笑
っている。「戸田君の真実」、「村上君のリアル」、「江戸川君の靴」、「菅原君の重力」、「立花君の忠誠」、「和泉君の夢」、「春川君の忘れ物」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-24 10:36:55
3758文字
会話率:23%
籠の中の小鳥が籠の中にいることを望んだ話。
全てが仄暗く主人公達も若干病んでいる愛の話。
短編です。
最終更新:2010-12-10 23:04:56
1995文字
会話率:10%
「これは、人形(ドール)なのよ?」
そう言って取り上げられてしまったトモダチが、居た。
そうして、十年経ったある日。
「彼女」は、帰って来た。
無邪気な人形と人形師の、ちょっと仄暗い、オカシナ物語。
中編で、完結済みです。
最終更新:2010-05-14 00:04:17
9211文字
会話率:21%
「魔界に、落ちていただきます」
背中に羽が生えたことで、俺の平凡な日常は唐突に終結した。そして、これまた唐突に現れた自称天使は俺を『魔界に落ちろ』と仄暗い空間へと突き飛ばす。そんな馬鹿な、俺がいったいなにをしたっていうんだ? 行き着く先は
でたらめな世界、唐突に事が運ぶ魔界召還ファンタジー!(残酷描写、暴言等含みます)※現在、休止中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-03 23:35:19
18055文字
会話率:38%
肌暖かい春の夜。ほのかにかすんだ月が、下界をぼんやりと照らし出す。私は、その銀光を浴びながら、仄暗い砂利道をひとり行く。
最終更新:2007-11-24 00:24:42
2642文字
会話率:5%