ごく普通の学生黒柳悦郎の転生どころか本当に何も起きない日々。
遅刻しそうになるだけでも特別な一日。
朝は幼馴染が起こしに来たり、妙なノリのちびっこ優等生が黒い笑いを浮かべたり、許嫁を名乗る転入生が現れたり。ポンコツ気味な担任教師がやらかし
たり。バイト中の元同級生と変わらぬノリで絡んでみたり。泊まりに来た自称許嫁はおとなりの幼馴染に引き取られていったり。クラスで二番目のぐるぐるメガネの優等生は妙な競争心をむき出しにしたり。バイク通学をしている長身ロン毛で女性ライダーの部活の先輩にあだ名で呼ばれたり。クラスで芸術鑑賞会として能を見に行ったり。歴女のクラスメイトが興奮したり。精進料理を食べたり。金髪の新人レスラーと夕食を一緒に食べたり。アイドル好きの同級生が転入生を同人アイドル活動に勧誘しに来たり。幼なじみが風邪を引いたり。授業中に校庭に入り込んできた犬にテンションが上がってみたり。美術の授業で幼なじみと婚約者から同時に似顔絵を書かれたり。休みの日に元同級生の地下アイドルのライブを見に行ったり。幼なじみと婚約者がナンパされそうになっているところをゴリマッチョの人に助けられたり。雨の日に幼なじみと普通に学校に行って相合い傘なんてこれっぽっちもしなかったり。元同級生のバイトしてるコンビニに行ったらそいつと一緒に地下アイドル活動してる子にロックオンされたり。妙に色っぽい叔母さんが釣りマニアの旦那さんがたくさん釣ってきた魚をおすそ分けしてきてくれたり。恐竜マニアの後輩が新しい発見について熱心に語ってきたり。健康診断を受けに行ったり、プール掃除をしたり、期末テストを受けたり。
何か起きそうでホントに何も起きない毎日を、黒柳悦郎は走ったり走らなかったりする。
そんな日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 21:00:00
294180文字
会話率:49%
ひょんなことから不登校アルバイターをしている少年草野ユウヤ(17)
いつも通りバイトから帰ろうとすると気付いたら真っ白な部屋に女神様といて…!?!?
しかもいきなり世界を救えって!?
不服に感じながらも転生を受け入れた矢先、ユウヤはあること
に気付く。
「俺、もしかして転生できてなくない!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 09:20:27
1434文字
会話率:57%
スラムに住む親知らずの孤児、ライヤが成人である15歳を迎えた日、神からのお祝いとして万人に一人の確率でもらえるギフトスキルを授けられた。
その名は【スキルショップ】。
スキルをお金で買えるギフトスキルはまさに天からの贈り物で、生き
る意味を見出したライヤは冒険者となりお金を稼いでは買って稼いでは買ってと、いつしか名を知らないものがいないほど有名な冒険者へ ときに自分の憧れた冒険者の冒険譚に挑み、時に売られた喧嘩を売り返しもしたそんな物語(冒険譚)である。
二番目に書いた小説ですが、処女作はスマホが故障して書いた分のデータが全損。さらに仕事に追われて書き続ける気がなくしました。いつか処女作も完結にしたいと思った所存です。
ストック10話分ができるまで不定期更新となりますので、ご了承ください。と成り上がっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 23:00:00
24440文字
会話率:33%
豪商、大地主がお大尽なんて呼ばれて、そこの石畳を闊歩してた残り香が未だまだ漂って、午ひる下りになれば、お天道さんが傾くのとは逆に通りばかりか路地まで花街の色香が、ジトッと湧いて時分の話さ。初めて耳にしたときは、どこぞアタマの温あったかくな
った女の拵えばなしだとみんな思ったね。
家路へと歩き出すと、気配だけが二間と離れずに付いてくる。虫食いの明かりばかりの闇夜の道で、振り返らなくてもおとこの履き古して抜けた白いズボンから形の良いお尻が小気味よく左右に揺れているのは、わかっている。
翌朝、すぐに、そいつが鼻腔を擽ったくすぐったんだ。「お粥たいたから、食べようか」
鍋の蓋を開けると、開けるまでじっと中に潜んでいた蜂蜜の匂いが白い湯気と一緒になって四角い部屋の天井までを一気に包み込む。既におとこが用意してくれた茶碗と汁椀それぞれが湯気で綿帽子かぶったみたいになってちゃぶ台に並んでいた。熱いだろうからと、持ちやすいほうの汁椀を渡され、箸を入れる間髪もいらぬまま汁をすするように粥は腹に落ちていく。一息でなく、ゆっくり長い時間がかかっているのに、息をつかぬ長いときが挟まっても苦しくなることはない。水の生き物が故郷の海に戻った安堵感に抱かれた静かさのまま、経っていく。こんなにも鼻腔は蜂蜜の匂いで蓋をされているのに、お椀の中には白い米粒より見当たるものはない。
「米と小鍋、勝手に使ったよ」
三口で先に啜りすすり終えたおとこを見て、よくもこんなに熱いお粥を三口で啜れるものね、と思った。なにか言わなきゃと思ったが、一番に気になることに話が及ぶのが怖くて、二番目に気になることを聞いた。
「何が入ってるの、なんでこんな特別な味がするの」
おとこはそれには答えず、女が食べ終わるまで待って鍋と二つの椀を洗い始める。
「いずれ分かるさ」水の音に紛れていたが、振り返らずにそう言った。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 09:25:24
5777文字
会話率:36%
小説投稿サイト絶対王者『小説家になろう』
ではその次のサイトは?
カクヨム? アルファポリス? エブリスタ・ ノベルアップ+?
『ハーメルン』だ!!
はいダイマです。でもいいじゃないか。このサイトは本当に最良で最優で二番目に人が
多いサイトなんだから
ほらそこの、初めての二次小説をpixivに投げようとしている君も。そこでなろうで全く評価されなくて落ち込んでいる君も。小説投稿サイト第二位のハーメルンでがんばってみないかい?
なろうとシステム違うだろって? とんでもない! むしろ逆。
ハーメルンはなろうが進むべきシステムを備えた場所なんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 17:15:07
7343文字
会話率:2%
高2の文化祭後から付き合うことになった軽薄男の圭太。でも、彼にとって二番目の女だとわかったことで別れを告げた結菜。だけど、彼は『二番目の女、最強説』をかかげる。すれ違いだらけの二人の結末は……?
最終更新:2019-10-23 13:18:40
9713文字
会話率:53%
『逃げた魚』の登場人物 *ネタバレ注意
いつも『逃げた魚』を読んでくださってありがとうございます。
さて、登場人物が増えてきて、私が混乱している以上に、皆様は混乱されていると思います。
当初は、『本章』の前の『設定』部分に家族+その人
にしか関係のない人物毎に増やしていこうと考えていたのですが、人間関係が複雑になってきてしまったので、(個人別にしていった方が楽だな)という結論に至り、別に分けさせて頂きます。
年齢順にする予定ですので、人名の順位が変動します。
尚、都合上、まだ未出の人物の名前も出てきますし、その後の展開により変更する事もございます。ご了承下さいませ。
ネタバレ部分もございますが、できるだけ気を付けたいと思います。
年表の書き方に統一性が無いですが、直す気力がありません。
*
登場人物の名前ですが、色辞典とかから適当につけてます。
その色がその人のイメージカラーとか花とかというわけではありません。
ただ単に、考える事を放棄した結果です。
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<私の中の用語>
后=コルネイユ王家直系男子から生まれた女子が妃となった場合
正妻(王妃)=最初の妻
後妻(継妃)=二番目以降の妻
愛人=金銭等の補助を受けない関係
妾=金銭等の補助を与え囲っている関係
不倫=金銭が絡まず、相互に配偶者がいる関係
稚児=女性側が金銭補助を与えている相手
特殊=以上に当たらない関係
妻腹=正妻もしくは後妻の間の子供<記載なし>
認知=愛人等の子供で認知している子供
不認=愛人等の子供で認知していない子供
無知=生まれた事そのものを知らない子供
(愛人等の子供で、妊娠した事は知っているが、生まれる前に亡くなった場合含む)
郭公=実子ではないが、公式には実子とされている子供
(自分が実子でない事を知っている場合と知らない場合があるが、両方含む)
疑子=実子である事を疑っている子供
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 13:00:44
20185文字
会話率:2%
アパートの階段を下るとは、黒煙だったと考えられなくもない
学校には、僕以外の大人と子供が
グラウンドに、数名集まって、話し合っては、山を見ていた
僕は、自転車にまた乗り、この町で、二番目に高い総合ビルに向かう
この場所から自転車で、
二十分程度だ
町の中心部に位置しており
隣には、二社ある地方新聞局の一社がビルを構えている
夜の道路は、いつもより人が多く
いつものような、仕事帰りと言うよりも
家族の人間を、乗せている風だった
ビルは、明るく
全ての場所に、蛍光灯があり
青白く光っている
僕は、自転車を、側の路地の低い木が生えた花壇に押し込んでいる
ビル内の階段で、二階に上がろうとしたとき
地面が、揺れた
何処かで、悲鳴のような声が聞こえた
僕は、ラジオを、抱きしめると
二階に駆け上がる
何か、黒い物が、町の道路を歩いていた
その背後は、赤く燃え
悲鳴はその方向から聞えているようだった
踊り場の窓越しに見た光景は
二階に上がると消え
僕は、この十階建てのビルの最上階まで、上ることにした
ラジオからは「未確認生物zzzzzz」
と途切れながら僕の中で、揺れながらそんな情報を
スピーカーから流した
途中下に向かう大人や
踊り場で、騒ぐ大人が、数名邪魔に立ち止まっていた
その間を抜け上に上がる
その黒い影は、近づくにつれ
ビルよりも遙かに大きく
爬虫類のようでありながら鳥のように、飛び出た
数千いや数万では終わらないような体表の突起が
規則正しく体表を、覆っていた
それに目があるのかは、分からなかったが
その異常な体は、まるで、紙に書かれたおもちゃを
なぎはらうように、小さな町を進んだ
僕は、十階に行く途中の踊り場で、一人ラジオの
逃げてくださいzzzz逃げてくだzzzzzzzさい
と言うブレた声を聞きながら
その光景を、ただ見ていた
「あなた、大丈夫」
ビルから出た僕は、足を引きずっていたが
車から出て来た母親に抱きしめられた
あたりは、燃えており
遠くで救急車の音がした
遠くの方で、何か、物を全て壊してしまうような
声が、ビルを揺らした折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-10-06 20:41:49
1056文字
会話率:5%
歴史上二番目となる「魔女」の男がこの大地に生まれた。その正体は強大な力を持つ悪魔。
そんな彼には決して逃れられない運命がある。「聖女」とされる天使との対決である。しかし、天使は心にひとつも汚れがない。悪い■■は退かして、前に前に進もうと
する。それはもう、゛狂気的に ゛。
作中で次々と明かされるチート能力を使って、悪魔の主人公が天使に立ち向かっていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 23:39:52
2232文字
会話率:14%
ある年の元日。
新年の挨拶に訪れた一番目から十二番目までをその年からの呼称とするという神様のお触れに従って集まった十二の動物は、人間を守るために妖怪と戦う聖獣である、十二支となることを命じられる。
しかしその思いは様々である。妖怪退治
に精出す者。人間へのわだかまりを捨て切れない者。密かに妖怪に与する者…そのために彼らは仲間同士であろうとたびたび衝突し、あるいは袂を分かっていく。
一方、十二支以外の動物の中には、十二支になれなかった逆恨みや、種族としての軋轢から、十二支を憎悪する者もいる。ときに十二支はその者たちとも交戦し、あるいは仲を深めていく。
そして人間たち。十二支に守られる存在である彼らの十二支への思いもまた、一枚岩ではない。
妖怪。動物。人間。他でもない仲間。
それぞれがそれぞれと関わりながら、十二の動物はそれぞれの道を進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 21:46:12
56411文字
会話率:56%
元妻の二番目の夫が楽しそうに絡んでくる、なんでだよ!
妻の2番目の夫は若くて綺麗な顔立ちをした男だ、息子と会える楽しみの日に何故かその男がついてきて、あろうことか隣に座ってくる。お父さんは息子に会いに来ているんだよ?
この作品は「カクヨム
」「自サイト」↓
https://mugi171015.web.fc2.com/index.html
にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 15:41:11
1692文字
会話率:56%
とあることから異世界の神になった風凪 奏なのだが、いざ異世界に行ってみるとギルド、勇者、魔王など定番であるものがなくガッカリしてしまう。だが無いなら作ってしまえばいいと考え、異世界を改造していくお話である・・・・・のだが本人の考えとは外れて
世界は意図しない方向に動いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 19:00:00
221918文字
会話率:57%
星が丘高校に通う高校新二年生、矢神弘人は、いつも高校に続く坂を登る。
その坂で、厨二病の女友達、柊香南と出会う。
柊と同じクラスになった矢神の隣の席には、学校で二番目の不良、結城恋織がいた。
そして柊に呼び出された矢神は、天文部に入部するこ
とになった。
天文部部員、月波早百合は、部員が足りないから矢神と柊に入部してほしいと頼んだ。
快諾した矢神は、結城を誘い、人数を合わせる。そして放課後には、天文部部長、二階堂冬歌が、部室の隅でたたずんでいた。
傷はずっと人の中に残り続け、逃れられない。
過去を変えることは出来ない。それでも、生きていくしかない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 20:18:06
108503文字
会話率:50%
国王夫妻にようやく王女がお生まれになりました。祝宴が催され、祝福を授けるために魔法使いが集められました。
招待された魔法使いは、全部で十二人。
新米魔法使いのルイゼは、十二番目の担当です。
ああ、それ、言おうと思ってたのにっ。
王女へ贈
る「祝福」のネタが尽き、ついにルイゼの番がやってきてしまいました。
しかしその時、招待されていない、十三人目の魔法使いがやってきて「呪い」をかけたのです。
最後に残った魔法使い・ルイゼの運命やいかに。
*****
ご存じ「眠れる森の美女(いばら姫)」に出てくる、順番が一番最後だった魔法使いが主人公です。
設定は、グリム版とペロー版を混ぜております。
マグネットへも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 20:38:15
4892文字
会話率:12%
「あなたをペアで、あの惑星にご招待しましょう」
ある日の下校途中で突然出会った少女、真理からそう言われて一枚のチケットを手渡された中学二年生の少女、咲川章子はそれから一週間が経った現在、大気圏の中を落下していた。
そこは真理と出会った
同じ日に、地球の公転軌道上の内側で突如として出現した謎の巨大惑星「転星」の上空だった。
一週間前、地球で巻き起こった謎の世界同時発生皆既日蝕と、その後の空に突然、現われた未曾有の巨大惑星。
そして人類だけがいなくなった本当の地球と、その反対側の位置に人類以外の全ての地球的性質をコピーし、人類だけが本当の地球からそちらへ転移させられて造り上げられたもう一つの地球、反地球とでも呼ぶべき自分たち「七番目の人類」が住む第二番目の地球型惑星。
さらに明かされる太古より仕組まれていたという現代人類への進化と、超巨大地球型惑星に集められたとされる過去に地球で栄えていた六つの古代世界の存在。
神が二つ目の地球の傍に用意した古くも新しい広大で壮大な舞台の中で、招かれた少年少女たちは、この現実世界に隠された思いもかけない真実を見つけだす旅を始めることになるのだった…。
※この科学はフィクションです※
この物語はフィクションです。
この物語中に記述される全ての数理、法則、現象、事柄、存在などは全て完全にフィクション、虚構、架空であり、
現実世界に実在する全ての法則、全ての現象、全ての事実、全ての存在とは完全に無関係であり、完全に一切、関係はございません。
☆この物語は途中である第三章までを一先ずの連載を終了する目標、区切としております。
(注意一.この物語は同作者が途中で挫折してしまった「神の創りし新世界より A」と「神の創りし新世界より B」のストーリー展開を足して二で割ったような展開内容にする予定を更に挫折したものを更々に再度挑戦してみました。
注意二.0話より以前の物語は、概ねもう一つの挫折作品である「神の創りし新世界より C」の物語展開と「神創 A」の第一部の部分に近い感じになります。この部分を「地球転星」で新たに投稿する予定は今の所ありません)
◇キーワードにあるFS小説のFSとはファンタジーサイエンス、またはフィクションサイエンスの略です。
「カクヨム」様でも「仮刹」名義で、同じ内容を第二章まで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 18:00:00
915908文字
会話率:12%
実母は病死と聞いた。
二番目の母は耕運機の営業マンと逃げたと聞いた。
そして、三番目の母が来た。
最終更新:2019-05-27 01:44:56
8536文字
会話率:36%
『その女は俺が心から望むもの・・・?』
デュオはこの魔力の強さで全てが決まる世界に、数多(あまた )存在する魔導士たちの中で通称『番号持ち』と呼ばれる、その魔力の強さを認められた上位十人にしか与えられない特別な名前を持っている。王家お
抱えの『番号持ち』の上から二番目で金持ちで、未婚の若い男、しかも格式などにこだわらない平民。なのでデュオは大変にモテる。その時々で興味を持ったものを追いかけて、世界を彷徨いていた自由人のデュオは、多情でこれまで特定の女性を作ったことはなかった。
そんなデュオが初めて『心から望んだ』ものはこの世界どころか、ありとあらゆる女と呼ばれるものの中でも、飛び抜けて一番厄介で面倒くさそうな、異世界人で半分魔物の女シズルだった。
「砂糖のかけら」シリーズ、
「砂糖のかけらは甘くない」のその後の魔導士デュオの小話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 18:49:43
17235文字
会話率:40%
高校一年生の多賀島和也は日本古武術の伝承者だ。日本の格闘技界では知る人ぞ知るという存在。
夏休み直前に、和也のクラスに転校してきた金髪の美少女フランチェスカからは、和也よりはるかに強いオーラが溢れ出ているのを感じる。
フランチェスカは最強
の血脈を伝える女系一族の次期当主。そんなフランチェスカに和也は最強の子孫を残すためプロポーズされた。フランチェスカが言うには、自分が世界最強であり、和也は現時点で世界で四番目の実力者。一族を除けば最高の実力の持ち主らしい。
これからの鍛錬次第では二番目になれるかもねって、どうあってもフランチェスカには勝てないってことかよ……だが実力で圧倒され、その魅力にも勝てず、俺はフランチェスカのプロポーズを受け入れた。
和也はフランチェスカの継承の儀のために協力して、崑崙山脈のダンジョンに挑むことになった。
はるか古代から伝わる崑崙山脈のダンジョンは中国の歴代王朝が極秘裏に管理していたが、最近ではその有用性も薄れて放置気味。
ダンジョンの中のみで使える秘技で戦いながら、二人はダンジョンの最深部を目指す。
第二章 崑崙ダンジョン編突入。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 10:34:31
53567文字
会話率:32%
私は、会社の先輩、野上弥生から結婚すると告げられる。相手は、私が好きで好きでたまらなかった同期の小森哲明。「二番目に好きな人」だから結婚を決めた弥生の一番好きな人は、私の夫だった。
*カクヨム三周年記念選手権出品作品。お題は「二番目」。選手
権は終了したので、こちらにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 01:00:00
3873文字
会話率:35%
リーンボルド王国には5人のお妃様がおりました。国母となる正妃様と4人の側妃様です。この国では正妃様以外の4人を第一側妃から順番に二番目のお妃様、三番目のお妃様と呼びました。歴代の国王様が選ぶ5人は決まって由緒正しき貴族のご令嬢でした。けれど
今代の国王様は違いました。二番目のお妃様には平民、それもスラム出身の女性を迎え入れたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 18:00:00
3247文字
会話率:9%