いつも、一緒にいた。愛していたーー。
一雫の血が花びらに滲み染まるように、日常が崩壊へと蝕んでいく。
十六歳の少女リュウール、十八歳の兄のリュカ、そして十九歳の少年ノエル。
三角関係が織りなす悲恋物語。
※同性愛、
流血を含む表現があります。
▼イメージソング
アリプロ様「ナルシス・ノワール」
【エブリスタ公式のコンテスト応募品です。】
8000文字以内にまとめてるので、めちゃ詰め込んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 21:15:27
7589文字
会話率:63%
母として足掻くのか、それとも女として溺れるのか。
34歳未婚のシングルマザー嬉野倖枝は、これまでの育児から、母としての自覚が足りないと痛感していた。17歳の娘、咲幸への接し方に悩んでいた。
ある日、倖枝は仕事帰りのバーで、魔女のように妖艶
な女性と出会う。一夜限りの関係だったが、女性は後日、倖枝の前に再び現れる――咲幸の同級生であり恋人でもある、月城舞夜として。
倖枝は舞夜から、咲幸への口止めの代わりに、疑似的な母娘関係を迫られる。
『女』として接したい他人の娘からは『母』を求められ、そして『母』として接したい自分の娘からは――
ふたりの少女の間で、倖枝はこれからの生き方を選択する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 21:06:18
569930文字
会話率:31%
「美桜みたいなグズばっかり構ってないで、航輝は黙って私についてくればいいのよ」
俺と美桜と紗由姫。俺たち3人は幼馴染で、幼稚園の頃からいつも一緒に遊んでいた仲だった。しかし、小2の終わりに紗由姫が吐いたその言葉は、仲良しだった俺らの絆を引
き裂いた。
そのまま謝りもせずに転校していった紗由姫だったが、7年ぶりにこの街に戻ってきており、高校で同じクラスになった。だけど、本当の大切を見つけた俺は…
―――そして私は、許されなくて当然で…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 20:25:46
7461文字
会話率:11%
寝苦しい熱帯夜。織子は寝ることを諦めて、夜の散歩へと繰り出す。
規則正しく聴こえる波音だけが遠くに聴こえる街の中をのんびりと歩き、小高い丘の頂上へと辿り着くと、丘の上に広がる向日葵畑の端に備え付けられたベンチで、のんびと空を見上げていた
白鳥に声をかけられた。
「眠れないのかい?」
空を見上げたまま、優しく問い掛けてくる白鳥のそばへ歩み寄りながら、織子はコクリと頷いた。
「ええ。寝苦しくて。少し夜風に当たろうと思ったんです。それに、もうじきかなとも思ったので」
「ああ。そっか。でも、今日は無理みたいだよ」
困ったように眉尻を下げた白鳥の言葉に、織子は、軽く肩を落とす。
「期待して来たのかい?」
「いえ。今日は、月が明るいですから。そんなには」
視線を黒い海へまっすぐ投げながら、織子はかぶりを振った。
「でも、そろそろかなとは思っています」
海を見たまま、静かに言葉を交わす、織子と白鳥。夏の夜に向日葵畑で、二人が待っているものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 15:00:00
8000文字
会話率:42%
これは終わる恋の物語。
幼い頃の約束を胸に騎士へと上り詰めた青年グレンは、約束の相手、幼馴染のブランカと偶然再開する。だが、彼女の境遇は昔とは全く違うものになっていた…
中編です。四話構成の予定
最終更新:2022-11-05 15:00:00
20665文字
会話率:52%
シングルファーザーの主人公の娘が拾って来たのは家出JKだった。
さらにその少女はVtuberで、主人公は通い妻となった彼女の悩み事を解決する為に翻弄され始める。
さらにさらに、社内で一番人気の後輩からも好意を寄せられ、このラブコメは三角
関係を帯びていく──
短編版から加筆修正を行っております!
第3話からが短編の続きになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 00:33:55
88948文字
会話率:47%
光の女神と闇の女神。
良い女神と悪い女神。
神話の時代の不思議な力が残る世界。
人々は皆、光の女神と同じ金髪に青い瞳で産まれてくる。
綺麗な金と青を持つ者ほど強く尊ばれる世界で、持っていて当たり前の色を持たずに生まれていた色無しのトウコ。
黒と紫。
皆が忌み嫌う闇の女神の色を持って生まれた忌み子のトウコ。
色のないトウコとは真逆の光の女神に愛されたような、色を持つ恋人のリョウ。
トウコとリョウを暖かく見守るオカマのマリー。
恋人とオカマと暮らしつつも孤独を抱えるトウコ。
そんなトウコの前に不思議な青年が現れる。
何故トウコは持って当たり前の色を持たずに生まれたのか。
トウコが生まれた理由はあるのか。
トウコが不思議な青年と出会う時、世界は動き出す。
かもしれない。
トウコに執着するリョウと、胃が痛くなりながらもそれを見守るマリーに、3人をかき乱す謎の青年。
倫理観が壊れた男女がイチャイチャしたり喧嘩したり戦ったり、オカマを振り回したり振り回されたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 07:14:38
19433文字
会話率:28%
ログリー国サガン公爵の長女エレンは、幼くして同年代のレント王子と「お友達」になるように言われる。
王子に会いに行った際、道に迷ったエレン。
彼女は月の精霊を思わす美しい少年アシュレイを心に刻んだ。
しかしその後はアシュレイは勿論、王子とも顔
を合わす機会は無くなってしまう。
約10年の後、父サガン公爵が参加する鷹狩りに見学に行ったエレンは2人と再会した。
エレンは改めてアシュレイに心を奪われるが、再会後の王子とも親しくするように父から言われるのだった。
全7回 4日続けてアップ/2話×3日と最終話
現実風の世界ですが、架空の国のため異世界と致しました。迷ったんですけどね
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 14:00:00
19788文字
会話率:41%
大学を卒業し社会人三年目の野崎駿介は電車通勤の途中で痴漢と間違われる。摘発しようとしたのは加納唯という女子高生、痴漢は勘違いだったことがわかり駿介に謝罪する唯。その場は何事もなく別れた二人だがその数日後、別の男性の痴漢を摘発しようとした唯に
逆切れしたその男が暴力をふるおうとする場面に出くわした駿介は思わず唯を助ける、それがきっかけで駿介と唯は色々な事を話すことになる。唯の複雑な事情を知り大人としての忠告をする駿介、友達のいない唯は少しずつ駿介を頼ることになる。仕事もあまりうまくいかず大学時代から付き合っている彼女とはややマンネリ化していた駿介だが唯という少女と出会いその考え方と生き方に刺激を受け仕事を頑張るようになる。そうしていくうちにお互いは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 08:00:24
103270文字
会話率:44%
二年前に付き合っていた彼女が、妹の身体に転生した。
幼馴染みの元カノは、二年前、デートの帰り道に事故に巻き込まれて死んだ。
彼女の代わりにクールだけど下ネタばかりでダメ人間な美少女の実妹と付き合っていた。
しかしある日、妹は階段から落ち
てしまい、目を覚ますと元カノが転生していた。
見た目はクールな妹のままだが、犬っぽくて人懐っこい性格は変わっていない。
ただ、決定的に変わってしまったことが一つある。
「私は、もう死んじゃったの。死んで後悔したの。だから、後悔しないように君と子供を作りたい――」
妹の身体に転生した元カノはヤンデレを発症し、俺に迫るようになってきていた!
しかも、そのことを知った妹の心境にもある変化が訪れてしまい…⁉
一人の少女の死が招いた『後悔』が、大切な人たちを壊していく三角関係ラブコメ――。
※『カクヨム』様でも連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 08:00:00
125673文字
会話率:43%
※約8万字、ラストまで予約投稿済です(8/25に完結予定)。
美形王太子アルフォンスには、「社交界の華」と呼ばれがちな金髪派手顔公爵令嬢カタリナ、「稀代の才女」銀髪クールコミュ障系公爵令嬢ジュスティーヌという2人の王太子妃候補がいた。カタ
リナかジュスティーヌか、なかなか決まらないところに、ピンク髪光属性持ち男爵令嬢ジュリエットがアルフォンスに急接近!
「一体、どうすんだよコレ」と社交界で噂になりはじめていたある夜、アルフォンス+ピンク髪+ピンク髪に一目惚れした眼鏡と脳筋が王立歌劇場に観劇に赴くと、ジュスティーヌ+ジュスティーヌにマジ惚れしている義弟ドニも来てるし、カタリナはアルフォンスの席の真ん前からガン見してくる始末。
そして大事件が勃発する……
※「王太子アルフォンスが雑な扱いを受ける短編とか中編」シリーズの第12作目、推理物としては2作目です。
※都合により、一日に何度も更新させていただく日があります。ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 12:05:09
78676文字
会話率:17%
カーストトップ二人の女子とかわいい男の子の誰にも邪魔させない愛の話。
最終更新:2022-08-24 02:36:46
5756文字
会話率:47%
高校一年生の神木桜は、ある日突然、神社の桜の古木に吸い込まれ、異世界へと飛ばされてしまう。
その上、その国の姫(リナリア)と瓜二つだったことにより、本人だと勘違いされてしまうのだった。
誤解はすぐ解けるのだが、何故かその後も、成り行きで代
役を引き受けることに。
身代わりであることは、隣国の王子で婚約者でもあるギルフォードにも、即バレてしまうが、彼は優しく受け入れてくれ、最初のうちは距離を感じていた騎士見習いのカイルとも、次第に打ち解けて行く。
やがて、二人から熱烈なアプローチを受けるようになると、桜(リナリア)の心は揺れに揺れて……。
注1)このお話は、以前使用していたPN(髙谷末流)の作品です。【桜咲く国の姫君】というタイトルで、個人出版(AmazonのKDP利用)していたものの加筆修正版となります。現在は、こちらとアルファポリスで公開しております。
注2)シリーズの序章的作品です。三角関係の行方は、続編の『ギルフォードルート』と『カイルルート』で描かれることになりますので(ギルフォードルートのみ完結済み)、その点をご理解の上、お読みいただけますようお願い申し上げます。
注3)既に完結している作品ですが、修正&加筆しながらの公開となりますので、修正し終わっている数十話分は、1日に1時間置きくらいのペースで、1話ずつ公開して行きます。
それ以降は、修正し終わった話数分を、毎日1~数話ずつ公開して行く予定です。
※新しいタイトルは、ソーグラス様に相談させていただいた上で決定いたしました。数々のご助言、心より感謝いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 13:01:03
332671文字
会話率:38%
俺、渋久黒栖はしがない旅行好きのアルバイト。最近賞を取ったと小さく話題の酒造を軸にした旅行プランを依頼され、まだ雪の残る北の小さな町を訪れた。そこで出会った美しい魔女蓮野雨と、その元恋人で既婚者の酒造の社長有澤識司。魔女は俺に婚約者のふりを
してほしいと頼んできた。おかしな三角関係の行方は。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 20:00:00
183432文字
会話率:40%
〔毎週金曜日、昼11時更新!〕
高校二年の夏休み。
萩尾 小夜子は親元を離れ、とあるお店の二階に下宿することになる。その名も『心屋』。
不思議な店主・奏一郎をはじめとした新しい出会い。
日々の生活のなか、悲しいことも嬉しいことも抱きしめ
て、小夜子は少しずつ心の傷を癒していく。
奏一郎との生活は時におかしく、時に切なく、時に愛しく──幸せ、だった。
どこか、少しだけ欠けている人たちの紡ぐ日常。
恋も友情も青春も、妬みも恐れも切なさも。
すべて拾って抱きしめて。
皆様にお届けいたします。
*2011年4月より「FC2小説」にて公開しております
*ノベルアップにも適宜公開中です
*読者様のご感想やレビュー、大歓迎です
*時々挿絵あり どうか温かく見守ってください
*三人称のファンタジー小説ですが、魔法や妖精などは出てこないです
(不思議なモノならガンガン出てきますが)
謎の多い心屋の主人が、それらを伴わない“不思議”を表現してくれるはずですので……
……さて、心の準備はよろしいでしょうか?
──「ようこそ、心屋へ」──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 11:00:00
870578文字
会話率:42%
三人の想いが重なり合う時、それはどういった結果を誕生させてしまうのだろうか。
其々が幸せになる為に奮闘する三人の物語である。
最終更新:2022-07-18 10:47:40
20363文字
会話率:34%
※途中、工事中の部分あり、ご容赦下さいませ。
光の神ルルアを崇めるヴェルサリア王国の王家とそれを支える七公爵家。中でも高潔な人柄を称えられるルーン公爵とその一家は、神に愛された印である美しい黄金色の髪と瞳を持ち、穏やかな日々を送っていた。
だが、長年の安定と平和が保たれた王国繁栄の裏で、密やかにいくつもの陰謀が交錯し始める。
国を揺るがす陰謀の渦に絡めとられたルーン公爵一家の運命は?
若き国王の治世の下、大貴族の策略や邪教徒の暗躍、そしてそれに翻弄される者たち。愛と裏切り、そして復讐。聖都に隠された秘密。様々な謎を孕んだ大河ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:36:18
468814文字
会話率:53%
政治的な理由で一つの婚約が白紙に戻され、新たな婚約が結ばれることとなった。
その婚約をめぐる出来事。
婚約にかかわる三人のそれぞれの視点で、全三話です。
最終更新:2022-06-20 19:00:00
20421文字
会話率:46%
主人公は会社員(OL)。
幼い頃に両親を亡くし、やがて唯一の身寄りだった祖母も亡くしてしまう。
それ以降は、ずっと一人で生活してきた。
同僚の糸川 涼(イトカワ リョウ)に思いを寄せており、少しでも彼に追い付こうと努力する日々。
ある日
、会社からの帰り道に瀕死のこぎつねを拾う。
実はそのこぎつねは人間の男の子で、しかも異世界から来たという。
回復するまで(自分の世界に帰れるようになるまで)の期間限定で
同居をすることになった二人だったが…
“人生って何が起こるかわからない――”
ハラハラドキドキの日常と三角関係が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 19:00:55
21395文字
会話率:55%
かつてあやかしが存在していたニホンでは、わずかに伝承としてその存在が残っているだけで平和なものだった。
紗枝(さえ)は高校卒業後、ある街で亡き母の残したファンシーショップを切り盛りしていた。
しかし、地上げを目論むヤクザに嵌められ、父の入院
と借金の取り立てに苦しんでもいた。そんな紗枝の日常に現れたのが鋭い眼光と堅気とは外れた雰囲気を持つ社(やしろ)。ファンシーショップと全く似合わない彼は紗枝の日常に少しずつ溶け込み、苦境を救ってくれる。
だが、実は彼は由緒正しい極道の息子で、鬼の末裔でもあったのだ。
父をヤクザに痛めつけられた紗枝は社を拒絶するが、彼にかくまわれているうちに少しずつ心を開いていく。
だが、実は紗枝自身にも彼女が知らない秘密があって・・・。
「何が普通で、まともな世の中かなんてはっきり決められませんよ。だったら、好きなものは好きでいいじゃないですか」
外見や立場とのギャップ満載の二人が織りなす非日常の世界。
※粗暴発言や暴力的表現も含まれますのでご注意ください
ツンデレお嬢様の片想い奮闘記も番外編で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 19:08:56
335322文字
会話率:51%