悪夢を消し去ってくれたのは、幽霊を祓う力を持った男だった。
雪色の髪を持つ少女、雪勿《せつな》は毎夜悪夢で飛び起きる日々を送っていた。転校初日、雪勿は旧校舎の生徒会室で、黒蝶のような美しさを纏う男、紫蒼(しき)に出会う。自分には幽霊を祓う力
があるという紫蒼は雪勿に悪夢を見せているのは、雪勿やその周りの人間に恨みを持つ悪霊だと言った。
悪霊の正体は誰なのか。その手掛かりを探しに向かった先で明らかになったのは、明かされることを誰も望まない悲しい現実だった。
悪霊の正体が知れた時、手を取り合ったふたりの運命に大きなヒビが入る。愛と憎しみに涙する雪勿、紫蒼は己の全てを恨んだ。
純粋な少女と、美しさの奥に影を隠す青年の、切ない恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 23:00:00
72212文字
会話率:56%
学校に通い、仕事に出掛け、誰かと恋をしたりもする。
かつて人間という生き物が、この世界でそうしていたように。
獣が闊歩するようになって久しいこの世界に、悩める1匹のオオカミがいた。
過去のとある出来事に心を痛め、自分に嫌悪感を抱いているロ
ブ。
大学に入学して間もない頃、彼にある出会いが訪れて……。
それは彼と【彼女】の生きる道を大きく変えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 20:20:39
306388文字
会話率:37%
中学に入学したばかりの少女、カナは異世界に落っこちた。エルフの少年に助けられ、100年に一度、異世界から喚ばれる、『喚び人』であること告げられるが、どうやら助けてくれたエルフの少年が、カナをこの星に呼んだらしい。
もともとは別の場所に召喚
されるはずが、うっかり彼が寄り道をさせてしまったのだ。カナは迫害の対象として村から追い出され、もとあるべき場所へ旅に出る。人とは寿命の違う少年エルフとカナの二人きりの旅だ。――――全ては、家に帰るために。
※カクヨムにも投稿させて頂いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 16:46:31
49524文字
会話率:41%
叶いようのない恋について。
キーワード:
最終更新:2020-05-07 21:00:00
413文字
会話率:0%
わたしは、あなたのお嫁さんですよ
きみと言葉を交わし、紡ぐ。たとえ、とほうもないほどに世界が歪んでいたとしても
和風ファンタジー×神話×夫婦いちゃいちゃ×学園もの
最終更新:2020-03-16 00:00:00
224350文字
会話率:48%
ダンジョン――それは生と死、光と闇、歓喜と絶望が交錯する空間――
……だったのは昔の話。今や世界は大エンターテイメント時代を迎えていた。
35年ローンでダンジョンを購入した魔王の元には「剣も魔法もダメなダークエルフ」「肉体強化魔法をまと
った少女」「ドジっ子ダークエルフの長」「明るいスケルトンと寡黙なスケルトン」など、個性豊かなメンバーが集まって、ワイワイ賑やかに今日も元気にダンジョン運営をしていく。
「よく来たな、冒険者諸君! 我こそは混沌の権化にして恐怖の魔王『バルバ――」
「バルバトスさまー、お塩取って下さいー」
「あたしはソース!」
「――解せぬ!」
これは新米魔王が奮闘する、成長系箱庭型ダンジョン創生ストーリーである……多分。
※2020年1月16日:作品タイトルを変更しました。
旧タイトル『新米魔王さまは35年ローンでダンジョンを購入する』
※当作品は既存の『きみとぼくのダンジョン再建記』を一から書き直したものになります。
小説家になろう版:https://ncode.syosetu.com/n3716fg/
カクヨム版 :https://kakuyomu.jp/works/1177354054886591576
※登場人物などは一部を除き共通していますが、ふたつの物語には一切の関連性はありません。
※前作をお読みになってない方はそのままお読み下さい。前作をお付き合い頂いた方は、キレイサッパリお忘れになってお読み頂けると幸いです!
※即興気味につくって参りますので、改稿する可能性があります。ご了承下さいませ。
※1/26以降の投稿ペースは「最低日曜日に一話」となります。詳しくは活動報告に記載しています。
※感想・評価・誤字脱字など、気になることがあればお教え頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 22:55:01
156663文字
会話率:70%
ダンジョンが「血沸き肉踊る地」から「ワクワクドキドキのエンターテイメント施設」になって早数年。外資系ダンジョンなどの進出もあり、老舗の地場ダンジョンは苦境に立たされていた。
魔王の運営するダンジョンも、その例外ではない。立地の良さとい
う好条件で、なんとか耐えていたが、それも今や風前の灯火。
そんなとき。ひとりの少女がダンジョンを訪れる。そして運命の輪が回り始める……はずだったのだが。
苦労が絶えない魔王と、それを取り囲む仲間との、ダンジョン再建記!
※本作は「カクヨム」に投稿した同名の小説の改稿版になります。
カクヨム版は以下のURLになります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886591576
1章完結までは、ほぼ毎日投稿(19時台位)の予定です。
※2月13日より終盤調整のため、少しだけ毎日投稿をお休みさせて頂きます。
再会は2月16日(土)の予定です。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 20:53:26
116146文字
会話率:45%
不憫気味の中学生が、滅んでしまった何もない世界で神様っぽく見える存在とガチャガチャを引いて世界を創り直したりする話です。
※第1回令和小説大賞落選物(応募時使用名義:冬静鶚)
※(「LINEノベル」にも冬静鶚名義で掲載していますが、こ
ちらでは文章に一部修正を施しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 22:08:54
86822文字
会話率:29%
誰かに愛しさを覚えた時に読んでみて下さい。
最終更新:2019-11-21 06:06:23
270文字
会話率:0%
きみといっしょにいたかった。
キーワード:
最終更新:2019-10-07 03:34:03
964文字
会話率:0%
高校二年生の白瀬和歌子は家が厳しく、食べるものが限定されていて、お菓子やジャンクフードの類いもあまり食べたことがない。遊び場も限定されている。
ある日クラスメイトの浅間航と話したことがきっかけで生まれて初めてハムカツサンドを食べることに
なる。
当たり前のことが当たり前じゃない生活の中で、友達と笑い、新しい味を知り、触れたことのないものに触れて、新しい気持ちを知り恋をしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 15:00:00
89103文字
会話率:54%
今は、まだ【空欄】にしておこうと思います
最終更新:2019-07-11 14:25:15
202文字
会話率:0%
可愛い男の子尋杜と、かっこいい女の子美華の、真逆だけど王道の恋のお話。
ヒロイン♂が可愛いのは当たり前ですよね?
最終更新:2019-06-13 18:49:54
4858文字
会話率:50%
きみが大好きなぼく。でもきみには絶対に追いつけない。ぼくの正体は果たして…なぞなぞみたいなお話です。
最終更新:2019-05-26 19:34:51
646文字
会話率:0%
彼を見た瞬間、世界が止まったように何も考えられなくなった。過去の恋愛を引きずる32歳の三崎奈央の前に現れたのは…。32歳として恋愛や結婚について悩む奈央の気持ちを動かすのは、ハイスペック幼馴染?真面目眼鏡男子?成長した従兄弟?元彼?それとも
…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 09:26:09
83021文字
会話率:58%
少年と少女が出会い、思春期と青春を共に過ごす。だが社会に出て溝が深まり、やがてそれは決定的なものになって別れる、そして……というお話です。大学生編がメインの予定。洋画だとラ・ラ・ランド、往年の野島伸司ドラマが好きな方にお読みいただけると幸甚
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 21:25:25
33958文字
会話率:51%
平成最後の花見をする僕の目に映るのは、美しくも儚い桜の花。
――そんな桜が想起させる、平成という時代の記憶。
平成という時代に生きた一人のとある青年のお話。
最終更新:2019-04-28 15:53:28
4535文字
会話率:5%
なにかに悩み、それでも懸命に生きようとする人たち。そんな彼らが出会うのは帽子を被った不思議な男。帽子の男と出会った人たちは、己の生き方をやがて見つけていく。
第一話 希望の翼
第二話 花の記憶
第三話 流星雨
第四話 生命の木
第
五話 きみとともに
※アルファポリスさんに重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 17:00:00
59820文字
会話率:31%
あらすじ?めんどくさいから簡単に言わせてもらうよ。
これはどこにでもいるような高校生の僕の、ありきたりで当たり前の、でもどこかおかしい日常のお話さ。
よかったらちょっと聞いてくかい?なんてね。
最終更新:2019-01-12 17:35:14
1875文字
会話率:48%
これは、夢。
ちょっと変わった少女とそんなきみに、黄金をみたぼくの夢だ。
最終更新:2019-01-11 13:18:44
712文字
会話率:25%
この頃は話している最中に、アガタに頭を撫でられるようになった。背伸びをして両手でもみくちゃにしてくる彼女は、何故だか年齢よりもお姉さんみたいな顔をしている。始めは驚いたし恥ずかしかったけれど、相槌だけだった彼女よりもこちらの方がすきだ。
時
々「お姉さんが守らなくちゃ……」とか呟かれる。でも、アガタを守るのは僕の役目だから、そこは譲りたくない。今度はちゃんと、きみといるから、だからまたこうしてお話したいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 20:34:46
5598文字
会話率:34%
獣人ニクスと、深い森の中であったネージュ。
2人の出逢いは何を生むのか。
最終更新:2018-12-16 17:06:56
3332文字
会話率:33%