三人で写真に写るとき、真ん中になった人が早死にしてしまう──たまに、そんなことを言う人がいます。
それなのに、高校時代の友人の一人に、好んで真ん中になりたがる奴がいました。
不思議なので理由を聞いてみたことがあります。
彼は、
「迷信が迷信であることを証明したいから」みたいなことを言っていました。
ところがその彼は二十二歳で亡くなってしまいました。
死因は心臓麻痺。
写真の迷信は本当だったのだと、僕達のみんなが怖ろしく感じました。
今から二年前のことです。
しかし、本当に怖ろしいことが始まったのは、その後でした。
彼の死の半年後くらい。
彼が心臓麻痺を起こしたのはセックスの最中だったらしいことを知りました。
そして、その相手がアイドルだったことも──。
そのアイドルのファンだった彼は、不思議なほどの幸運が重なって、彼女と密かに付き合えるようになっていたということです。
彼のお姉さんから、二人のツーショットも見せてもらえました。
それは明らかにホテルの部屋での撮影でしたが、本当に信じられないことに、彼女は誰もが知っている有名なアイドルでした。
少しだけヒントを言うと、「今○くらべてみました」、「有○反省会」、「ワイ○ナショー」などのテレビ番組に出演しています。
しかし、そんなことなど、どうでもいいのです。
本当に怖ろしいことが僕達に始まってしまったのですから。
以降、僕達が三人で写真に写るとき、写真の真ん中を獲得するために──僕達は殺し合いさえ厭わない有様に……。
考えてみて下さい。
もし好きなアイドルと付き合えてセックス出来るのであれば、その後に死ぬにしても、もうその時点で何百倍もの元が取れてしまっているのですから……。
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最終更新:2011-08-25 14:05:34
317文字
会話率:0%
青春真っ只中のはずの高校2年に進級した僕、新崎新。1年生の頃起こしたとある事件が原因で、クラスから孤立していた。
そんな僕に話しかけてきた4人の同級生。
不思議で不気味な少女、高ノ森鳥籠。
適当で気分屋、来る者拒まず主義、八又一筋。
八又一
筋の双子の姉、感情ど真ん中ストレート、八又一途。
学年一の美少女、寧々ヶ峰ねね。
各々が色々な意味で有名人な僕らは偶然にも同じ委員会に入っていた。
生徒の自主性を重んじる私立白樫高校の委員会人気ワーストワン、帰宅管理委員会、別名放課後委員会。
活動内容は、全校生徒の学校内からの帰宅を管理するという単純で面倒極まりない内容だ。
それでも僕はその4人と平々凡々な毎日を、青春を送っていた。
そんなある日学校内で変質者が出没し、あっというまに校内はその噂でもちきりになった。
真っ黒ジャック。
全身黒ずくめなその人物は、放課後突如現れて生徒に近づき、脅かし、甲高い声で笑いながら真っ黒な手形を残し去っていく。
気味は悪いが、誰もがただの悪趣味な悪戯だろうと思っていたそんな中、放課後の校内で生徒の死体が発見された。
真っ黒の手形とともに。
起こるべくして起こった………いや、起こすべくして起こったこの事件。
僕らの青春は妙な方向へとシフトしていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-20 01:07:13
4806文字
会話率:38%
精霊、妖精、悪魔、神獣、人が共存している世界。
舞台はある一つの大きな大陸。
その大陸の真ん中を分ける形で「化学」の力が中心の国と「魔術」の力が中心の世界が存在する。
化学と魔術は相反するもの、化学は自分達で解明が不可能な魔術を恐れ、羨み、
妬み、拒否し、その結果受け入れ難いものだと判断する化学。
魔術側の受け入れをことごとく拒否する化学側。
魔術との交流を国に禁止する化学は差別的な教育、教えを国に説いていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-09 11:56:42
5231文字
会話率:67%
砂漠の真ん中にある大国、ヘスペリデス 。
栄華を極めていたヘスペリデス王国はある日 、突然の砂嵐によって崩壊する 。
生き残ったのは唯一の王子マーディルスと、王国の近衛騎士団団長とその息子、3人のみ。
火竜と呼ばれる怪物の伝説が残る大砂漠で
、
3人は王国を取り巻く陰謀に巻き込まれてゆく。
砂漠を彷徨い歩く3人の目的はただひとつ 。
盗まれてしまった 、 砂漠を守る“砂漠の鐘”を取り返すこと… 。
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現在、第1章終了。
続きはHPで先行して更新しています。
ある程度の分量を本家で書けたら順次こちらでも上げていくスタイルで
更新させて頂きます。
先が気になるとおっしゃってくださる方がいらっしゃいましたら、
ぜひHPの方へも遊びにいらしてくださいね。
STARRYSKY 「砂漠の鐘」ページ
http://www.geocities.jp/pleiades0428/novel04.htm
※第2章 11幕更新中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-07 22:00:39
53325文字
会話率:43%
ある日の夕方に、はるかは電車の中でうとうとし始めました。終点になって目を開けると、電車に乗っているのは一人きりで、砂漠の真ん中の見知らぬ駅にたどりついていました。線路に沿って歩いて元の世界に戻ることにしました。小学校高学年~中学生向けの小品
です。「心の旅」という感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-30 16:00:00
18042文字
会話率:10%
異世界転生ものです。テンプレ設定盛りだくさんです。不幸な現代生活の中、死を迎える主人公。彼は転生先の異世界で何をなし得るのか。第1章更新中。達也は突然見知らぬ草原のど真ん中にいる自分に気がつく。自分がなぜここにいるのかさっぱり分からない。謎
の美人に出会い力を与えられ、初めての魔法で初めて人を殺し、猫娘と出会う。猫娘に連れられて街に着いた達也。突然手に入れた炎の力を制御するため、魔法の訓練をすることに。魔法の制御は何とかなってきたものの、新しい世界での生活がそううまくはいかないと思い知らされる達也。神殿でのトラブルの後、ギルドに加入し冒険者として自活の道を歩くことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 06:00:00
98384文字
会話率:34%
愛しい人はとても年下でした。
いたずらみたいな恋でよかったのに
いつのまにか大舞台の真ん中にいました。
最終更新:2011-06-03 19:12:12
258文字
会話率:0%
これは、俺の夢の中。荒地のど真ん中には、1輪の可愛い花が咲いていた。
そして目覚めた時、俺は… 夢の内容の報告と見せかけて、実は俺のコンフェッション。
最終更新:2011-05-17 05:51:18
634文字
会話率:0%
その部屋には数え切れぬ程のランプと男しかおらず、その他には部屋の真ん中に小さな椅子とテーブルがあるのみだった。笑顔を崩す男と、怠惰を貫く男の話。
最終更新:2011-05-12 00:29:27
1828文字
会話率:50%
広い広い草原の真ん中、見渡す限りの緑に囲まれて、たくさんの馬たちが暮らしていました。
その中に一頭、少しだけ自分に自信のない、けれど、きれいな白の毛並みを持った子馬がいました。
幸せに暮らしていた彼には今、ただひとつの悩みがあります。
「僕
は何なんだろう?僕はなぜ生まれてきたんだろうか?」
その答えを見つけるために、彼は旅に出ることにしました。
リアル部活で昔書いた作品です。いつかの部誌に載っているはずなので、ある意味転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-06 22:03:55
16254文字
会話率:45%
「俺のどこを見て女だと言っているんだ!」
「どう見たって女の子でしょう? 寝ぼけてるの?」
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主人公のミノルはごく普通の男子高校生。
うっかり居眠りし、目を覚ました場所は異世界の草原のど真ん中。
そのうえ何故か女の子に
なってるし!?
行き場に困ったミノルは、
偶然知り合った運送業者のきょうだいたちが住む町に案内されるのだが……。
……そんな異世界召喚BLチックコメディです。
BL好きな方はあまり期待せず、
苦手な方は覚悟の上でお進みください。
※なお、当作品は他のサイトでも公開されています。
軽微な修正による多少の差異はありますが同一作品ですので、ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-05 12:00:00
104421文字
会話率:52%
デートしてた、のに気付いたら野原のど真ん中。狩人やらメッセンジャーやらお金持ち(?)に見守られながら、なぜか虎のお世話係に…?逆ハーっぽいですが恋愛要素少なめ…かな?ご都合主義。エロはありません!//誤字脱字慣用句間違いなど教えていただける
とありがたいです~/3月22日改稿 話の内容は変わってません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-11 18:00:00
37962文字
会話率:39%
人間は組織で、大勢で動きたがる。それは何故か? 独りが怖いから、独りが弱いからだ。
最終更新:2011-04-06 15:07:36
1714文字
会話率:34%
気が付いたらたった一人で大草原のど真ん中。言葉の通じない人達と双方向に誤解や勘違いを与えながら異文化コミュニケーション中。主人公に多大なトリップ特典が付与されていますが、本人はまるで気付かないまま話は進みます。一応剣と魔法の世界なので多少で
すが流血、残酷な描写があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-02 02:54:22
11038文字
会話率:8%
真夏の季節に海に遊びに出掛けた言波 海音は調子に乗って泳いでいたら、気付いたら異世界トリップしていた!・・・とは言っても海のど真ん中なんですけどね~。 何故か滅んだとされていた伝説の生き物の「人魚(スィーウィ)」になってしまった少女のお話。
ご都合主義で最強チート、逆ハー、他種族恋愛爆発な作者の趣味がこれでもか!と詰まった小説です。私は主人公が振り回されるよりも振り回す側な小説が好きなんだよね~という方にちょっとだけオススメ。何を隠そう私もそうだからね! ※処女小説な為、文章が稚拙です。ご注意ください※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-31 23:00:00
3312文字
会話率:24%
新米国王の少女リウヒは、海賊の兄に浚われ気がつけば大海原のど真ん中に。逃げ出すことも抵抗することも叶わない中、次第に兄の狂気にがんじがらめになってゆく。助けてくれたのは一人の青年だった。
ティエンランシリーズ第二巻。※TIINAMIより転載
作品、一部改稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-26 07:44:29
75274文字
会話率:44%
真ん中の真ん中で少女と出会い始まる恋のお話
されどそれはあるお話の始まりだった
ただ、単に恋をするお話
・・・願わぬ恋と知らずに・・・
最終更新:2011-03-14 23:25:12
234文字
会話率:0%
道のど真ん中に倒れている奴がいた。
最終更新:2011-01-30 14:35:52
2129文字
会話率:57%
妖怪村の真ん中には、城がある。
そこには村長が住んでいて、毎年大晦日から新年にかけて各地区の長老や役員を集めて会議をする。その後は皆でパーティをして親交を深める。長老の付き添いとして、マリアとリックは今年も城にやってきた。
最終更新:2010-12-30 21:00:00
6006文字
会話率:46%
3兄弟の真ん中(second)である
ボクの短編嘆き集。
secondならこの気持ちが分かる。
最終更新:2010-12-03 19:03:05
288文字
会話率:15%