かつて「斬り姫」と呼ばれる女傭兵がいた。
戦場に置いて双剣を用いて、すべてを切り裂いた彼女の通った後には血で染まった道筋がまっすぐに刻まれた。
それはまるで玉座へ続く赤い絨毯ように見えたことから、その美しさと強さを込めて彼女は姫と呼ばれた。
だが彼女はこつ然と戦場から姿を消した。
死んだという者も入れば、剣を捨てたという者もいる。
新天地を目指し旅立ったという者もいたが、結局答えはわからず。斬り姫の名も次第に聞かれなくなった。
物語は戦場からそれから16年後とある王国の革命より始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-03 22:17:55
7539文字
会話率:39%
ある日突然、俺を残して家族全員が死んだ。
それから5年の月日が流れ、二十歳になる夜を迎えた午前零時のその時、1冊の本と声が聞こえてきた。
その声に誘われる様に、抗うこと無く眠りに落ちていく私。
そして気が付くと…其処は豪奢な部屋の赤絨毯の
中央に出来た魔法陣の上で片膝をつく俺と、王座だろうか椅子に座る権力に溺れた顔をした肥え太った男が居た。
一方的に話してくるのを聞いているその時、白い女が目の前に現れた。
異世界トリップ物。
近々本格更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-03 22:04:18
218文字
会話率:0%
瞬間移動絨毯「ワープくん」を使って、軽い気持ちで行ったヴィクナレッジ。そこで、救世主としてモンスターと戦うことになった海。人々との出会い、モンスターとの出会いが海を変えていく、冒険物語。
最終更新:2013-10-30 18:34:55
3945文字
会話率:10%
落としましたよ、と目の前に手巾を差し出されたの。
誰も居なかった筈なのに。おしろいも紅もはげて、みじめで堪らなかったから、下を向いたまま慌てて其れを受け取って、背を向けて顔を隠したわ。
ひらひらと降る猩々緋。深緋。紅。山吹。鬱金。
茶、赤、黄……流れと漣に揺られ、世界にたった一つの錦の絨毯が織られて行く。
私の屈託も流されて行く様な気がしてそれをぼんやり眺めていると、不意に、月が綺麗ですね、と言われたの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-19 00:42:46
200文字
会話率:0%
絨毯とはとても気持ちいいものである。
最終更新:2013-05-25 10:00:00
240文字
会話率:0%
思いついたネタをただ突っ込んだ世界の戦記っぽいものです。
リラックスした状態で「ふーん」みたいな感じで読んでいただければ幸いです。
制暦二〇三五年四月一一日 ヨーロッパにある一王国であるポーランド王国。その王国の一都市であるマルボルクにあ
る大きな、いかにも中世ヨーロッパ風のお城。 アルフォンス・ベルンシュタインはこのいかにもなお城の中で、大小様々だが、みな共通した制服を着た男たちと共に華美な絨毯の上で整列をして待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-16 19:00:00
76400文字
会話率:0%
冬模様 雪の絨毯でラスト・ヴァカンス
最終更新:2013-02-13 12:15:40
313文字
会話率:0%
しんしんと雪の舞い散る夜──。
カーテンから覗く白い絨毯の上で、ぴょんぴょん跳ね回る一羽の『いびつなうさぎ』を、わたしは見た──。
最終更新:2013-02-12 07:01:07
6203文字
会話率:44%
男が魔法の絨毯を発明したという話。
最終更新:2012-07-31 10:29:44
200文字
会話率:20%
降り積もった新雪のような純白のドレスを身にまとって、世界中の赤いバラを敷き詰めた深紅の絨毯にガラスの靴をおろす。
眼下に見下ろす事が出来るカリブ海の透き通る青にも負けないような、それでいて南風を一身に受けた、そんな純粋無垢な瞳に映っているの
は…誰?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-26 20:16:22
9793文字
会話率:39%
似非アラビア風のファンタジー。 魔法使いの孫アリーはある夜、魔法の絨毯を持ち出し家出を決行。逃げる途中でたどり着いた王宮にて王様に見つかってしまう。そして魔法使いと勘違いされたアリーは王様にウードを渡され、こう請われた。 願いを一夜、叶えて
ほしいと。 ■某ケータイサイトにも投稿していた話なので、やはり文章がややケータイ仕様かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-05 01:35:19
3887文字
会話率:8%
恋は時に苦いでは済まされないほど盲目になる。
最終更新:2010-07-21 09:47:45
22206文字
会話率:0%
飛竜での遠駆けの途中、レオアリスは「落ちた」。緑の絨毯を敷き詰めたようなのどかな丘陵地帯で出遭ったのは。
※「王の剣士」シリーズで、当初第1話として書いたお話です。導入として読んでいただこうと(あれです、ジャンプで連載前に短編出してる
ようなイメージで)軽いノリで読めるものにしました。
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-01-30 00:26:34
28214文字
会話率:38%
太陽がぽかぽかと優しく照らしている。あたりには木が一本も見当たらず、一面草の絨毯が広がってた。そしてその平原には一軒の家があり、1人の女性と1人の少年が幸せそうに暮らしている。そんなある日その家に旅人が訪れて……
最終更新:2006-11-26 01:45:39
8050文字
会話率:57%