科学技術が幅を利かせている現代。その影には時代によって追いやられてしまった魔法使いが未だ確かに存在していた。そんな現代ファンタジーな世界観の中、早朝の横浜の海の見える公園でとある男女の魔法使いが途方に暮れていた…。ローファンタジーの中でも現
代ファンタジーに分類されるジャンルの短編物語。ふと良い感じの魔法の設定を思いついたので稚拙な文章ではありますが小説に書き起こしてみました。短編小説なので時間はとりません。宜しければ試しに読んでみて下さい。そして更に時間に余裕がある方が居ましたら、感想や評価をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 22:06:20
12309文字
会話率:30%
死なない男、吉良。
江戸時代から生きてる。横浜でひっそりと静かに暮らしている。
退屈で長い人生を目的なくただ生きている。
隣に住んでいる自称ロックンロールミュージシャンのスパイダーさん。ラーメン屋の坂田。
吉良を調査しようとする民間の製薬
開発機関の調査員ウルフ。
不死身の男吉良をめぐる物語がはじまります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 13:49:55
242文字
会話率:0%
横浜。
アルコール依存症の赤城はら小さな編集プロダクションのライターだ。
わずかばかりの収入を酒にかえて、その日その日を気ままに、横浜の街を飲み歩く毎日だ。
そんなある日、赤城が担当した記事について、怪しい男がプロダクションに訪ねてくる。
最終更新:2023-05-04 10:16:23
6602文字
会話率:22%
ある日、都市部の繁華街に突如として現れた巨大なダンジョン。その存在は、人々に異常なまでの興奮を与えた。
当初は、ダンジョンの中に入って探検を楽しむ者も多かったが、すぐに金銭や財宝、そして何よりも力を求める人々が現れた。多くの冒険者がダンジ
ョンに挑戦し、多くの者がその命を落としていった。
しかし、ダンジョンに潜入する者たちの中には、自分自身の能力を超越するような力を手に入れた者たちもいた。彼らは、人々から恐れられ、また憧れられた存在となっていった。
そして、ある日、現実世界で暮らす一人の高校生、田中聡は、ダンジョンに潜入している幼馴染の美咲を探すため、自分もダンジョンに潜り込むことに決める。
彼は自分自身の力が飛躍的に向上していることに気づき、その力を使って美咲を探し続ける。そして、ダンジョンの奥深くへと進んでいく中で、彼が知るべき真実が次第に明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 16:01:56
5580文字
会話率:52%
横浜の広大な埋め立て地に作られた、夢にあふれた、子供だけの社会キッザニア横浜。大人の社会を子供に経験させることで、世界に通用するグローバルエリートを育成するための施設のはずだった。そこに公立中学から三人が派遣させられた。夢に心躍らせる三人を
待ち受けていたのは、大人の世界以上に残酷なカースト社会だった。これは、カーストの最下層から、労働者の自由のために戦った社畜達の記録である・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 15:00:00
11580文字
会話率:46%
横浜のコスモクロック21に一人で乗る僕は、かつて恋人と一緒に観覧車に乗った幸せな日々を思い出す。彼はその日プロポーズをしたものの、彼女は数ヶ月後に急病で亡くなってしまい─
最終更新:2023-05-08 23:38:28
1334文字
会話率:13%
【高2×幼馴染×恋×(3x3バスケ)×バイク×成長×投稿小説=アオハル】リユこと森本里優は横浜の高2男子。わけありでテニス部を辞めた今は密かに小説を書きつつ、バイトをしてバイク購入も目指している。近所で幼馴染の同級生・山下美那(ミナ)はバス
ケ部の中心選手で人気者の美形女子だ。美那とは、仲良しだった幼稚園以後は付かず離れずの友達関係にある。
夏至も近い夏の日、美那が「親が離婚しそうだ」と、父親のDVで親の離婚を経験しているリユに相談する。さらに、自分をもてあそんだ大学生のストリートボーラーをバスケで見返す気の美那は、なぜか経験のないリユを3x3バスケチームに誘う。
その日を境にリユの人生が大きく動き出す。
憧れのバイクの入手、3x3バスケの特訓、泊りがけの夏休みのバイトに、図書室の美少女との恋、さらには高校生2人+大学生2人のチームで3x3大会への出場。美那との距離も次第に縮まり、幼なじみから親友、そして……。
(本作は、『カクヨム』、『アルファポリス』にて先行公開中です)
そのほか、カメラや写真、建築、LGBTなどの話題も出てきます。
舞台は主に神奈川県横浜市ですが、長野県の軽井沢、松本市などは撮影助手バイトでの旅先、また東京や横須賀、三浦半島なども登場します。
リユの欲しいバイクはカワサキZ250。憧れのバスケ選手はNBAのカイリー・アービング。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体等とは一切関係がありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 10:00:00
226748文字
会話率:43%
14年前、世界の各地に突如出現した光の駅。「光煌駅(ラスタートレイン)」と呼ばれる場所から出て来たのは、異世界「バビロンヘイム」に住む獣人。そして魔力と魔法だった。
世界にファンタジーが混在し、異世界に興味を示した人類は調査のため多くの調
査隊をバビロンヘイムに送った。
だが誰一人帰ってこなかった。どんな人間でも、行ったら帰ってこなかった。
人々は異世界を魅力的に思い、時に恐れながらも共に生活を送っていた。
そんなある日、誰も帰ってこれないと言われていた異世界から唯一帰還した者が現れた。
その者の名は「赤志勇」。赤志は異世界では英雄とも呼ばれている存在だった。
帰還者である赤志は日本の横浜に住み自堕落な生活を送っていた。
だがそれは仮の姿。魔力暴走事故を防ぐために、彼は夜の街で情報収集していた。
神奈川県警に勤める「本郷縁持」刑事は妹を殺した犯人を追うため、薬物の売買を行う犯罪者を逮捕していた。
横浜に住む獣人「ジニアチェイン」は自身の母を探し、復讐を遂げるため日々を生き続けていた。
繋がりも何もない3人は「「シシガミユウキ」を追っている」という唯一の共通点を持っていた。
異世界と融合した現実世界。
種族は多数、思いは幾多、愛は数多、世界は2つ。
貫ける正義はただ1つ。
残酷で切ない、ローファンタジー+サスペンス+ハイマジックアクション開幕!
※こちらの作品は「ノベルアッププラス」様の方でも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 12:00:00
300863文字
会話率:51%
〝ヒュドラによる収束世界〟に勇者として召喚された主人公阿久和省吾(あくわしょうご)に与えられた力は、窮極の魔法金属アダマンティンで作られた、黄金に光輝く、ガイコツ顔の魔導サイボーグに改造される事だった。
仲間と共に世界を破滅させんとする魔
王を後一歩の所まで追い詰めたが、魔王は穿世界門を使い、省吾の元居た世界へと逃亡する。
魔王を追い、省吾と仲間達は地球世界へと転移した。
それから十年後、魔王を封印したものの、すべてを失った省吾は派遣社員として、倉庫で働いていた。
省吾はかつての仲間の墓参りの帰路、横浜駅で〝賢者モンスター〟と名乗る化け物の襲撃を受ける。
そして、そこに偶然居合わせた〝魔法少女勇者〟と名乗る咏ヶ良斬里華(ながらきりか)と協力してこれを撃退する。
斬里華の紹介で勇者協同組合に参加した省吾は自分以外にも大勢の勇者がこの世界に居ることを知る。
賢者モンスター襲撃現場で、事故で死んだはずの弟、阿久和貴資(あくわたかし)を見かけた省吾は今は無き生家跡で彼と再会する。貴資は〝世界の悪〟という組織によって蘇らせられ、暗黒勇者という、省吾の同型機のガイコツ顔の黒いサイボーグへと改造されていた。
カクヨム pixiv ノベルアッププラスでも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 21:32:25
76552文字
会話率:36%
江戸中期の宝暦・明和年間。後に「明和三美人」と呼ばれるようになる笠森お仙・柳屋お藤・蔦屋お芳が千里眼(=彼岸識)を駆使して活躍するヒロイン譚。田沼意次・平賀源内・長谷川平蔵など史実の人物達との関りを通して江戸庶民の生活を描き、真の人の幸せ
を探求する。
三人は同い年。幼い頃に浅草寺で出会って古い石の祠を掘り出し、江戸の人々の幸せを祈った。数年後、三人は臨死体験の中で再会し、それぞれの千里眼を獲得し、お仙は過去・未来を読むことができ、お藤は自分の周囲の空間を俯瞰でき、お芳は人の心の声を聞けるようになる。
ある時、自分たちの千里眼が何なのか知りたいという思いから平賀源内を訪ねると、源内からは千里眼というよりもむしろ「彼岸識」と呼ぶ方が良いとの助言とともに、横浜村の称名寺の僧、高成に「唯識」について教えてもらえとのアドヴァイスを受ける。
若き長谷川平蔵を用心棒に雇い、称名寺に向かった三人は、自分たちの彼岸識の正体を知るり、その威力と精度とが大きく向上する。
江戸の町は泰平の中に数年の時が過ぎ、鈴木春信や他の絵師によって錦絵に描かれることで三人の人気が江戸で爆発し、小さな悲喜劇の中でみな成長する。しかし、実は徐々に不吉な予兆が現れ始めていたのだった。
何かが起きる予感はあってもそれが何か分からない焦燥感にとらわれた源内は、伊勢松坂に住む本居宣長に助言を求め、江戸の町を灰燼に帰す大火が迫っていることを悟る。未然に大火を防ごうと対策を講じるが、その因果は思いの他深く、ついに火は点いてしまった。
三人の彼岸識と人々の力で江戸の町を守ることは出来るのか。それぞれが死力を尽くして戦うが、火勢は衰えることがない。そしてついに、燃え盛る炎を前にお仙は最後の決断をする。だがその時、誰も予想もしなかった奇跡が起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
17661文字
会話率:33%
異世界XアイドルXロボット《機動兵器》
朝霧悠斗は、その日、横浜アリーナで大人気のアイドルユニット、天鈿女《アメノウズメ》のライブを見に来ていた。
そこで、突如、異世界召喚が起こり、アメノウズメと助けようとした悠斗も一緒に召喚されてしまう
。
そこは王国と魔導帝国が戦争をしている世界だった。
禁忌の魔法、魔物使役で魔物を武器として使う帝国に、王国は窮地に立たされていた。
それを打破するべく、伝説の巨神を歌で目覚めさせる為に、現世から歌姫を呼んだのだ。
しかし、目覚めた巨神は現世の人で無ければ動かせなかった。
成り行きで、巨神のパイロットになった悠斗は王国の危機を救う為に出撃するのだが……
この作品は『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 22:00:00
73969文字
会話率:41%
今日も夕方の海の写真とともに、彼女に不器用なメッセージを送る。
『海も僕も、いつでも待っています』
(この作品はmonogataryのお題「海辺で読みたい物語」上限2000文字の募集に沿って書いたものです。monogataryにも掲載し
ています。
2023.3.1~3.19の期間横浜中央図書館にて展示していただきました!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 00:51:53
1976文字
会話率:54%
名探偵 羽黒祐介と天正院大学の胡麻博士は、横浜の中華街にやってきていた。青島飯店の主人の浮気調査の結果を伝えに来たのだ。ところがその夜、山下公園付近の茂みから女性の遺体が見つかる。元交際相手の男が最有力容疑者なのだが、彼は事件当日、横浜駅近
くの喫茶店にいたという完璧なアリバイを有していた。羽黒祐介は、横浜を舞台に、彼のアリバイを崩すことができるのか……?名探偵羽黒祐介シリーズの八話完結の短編本格ミステリー。アリバイ崩しもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 18:40:30
23449文字
会話率:51%
幼馴染のケイが横浜に引っ越すと突然知らされ、私は取り乱す。
それが意味するのは、在来線で2時間の距離が与えられることだけではないのだ。
――アフター・ザ・ダウンフォールの世界では。
「私、それ覚えてなかった」
「それでも、俺の中で一番鮮
やかな記憶だ」
「うん。……ねぇ、綺麗だね。たとえ私が忘れたとしても、あなたは覚えている。私は私が変えた世界に生きているんだ」
カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894026586折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 19:00:00
120949文字
会話率:17%
恋人のマンションを訪れ、愛を交わす麗子。それから実家のある横浜へと車を走らせる。
そこで麗子が遭遇した悲劇とは──?!
最終更新:2023-02-24 19:50:02
3067文字
会話率:24%
【嘘喰い】迫先生リスペクトしてます。
オリジナルを書くつもりでしたが、「懲役ギャンブル編」のオマージュになってしまいました。。
書き始めて中盤で気づいたけど、走り始めてしまったので供養させて下さいませm(_ _)m
最終更新:2023-02-18 21:01:02
1868文字
会話率:45%
西暦二〇四五年、十月三一日のハロウィン。
世界中の軍隊と警察がソルブス(Strike Operation Land Battle System SOLBS)と呼ばれる、パワードスーツを着て、戦争、テロ、犯罪に相対す時代。
横浜市内
の百貨店内にある高級レストランにおいて、生物兵器である『キメラ』と称される怪人が立て籠りを起こし、人質を毒物で殺害。
事態の収拾を確実に図りたい、神奈川県警ISAT(Independent Special Armored Teem 独立特殊機甲部隊)は警視庁ISATに協力を要請。
警視庁ISATが保有する魔都の死神と称される、特A級スナイパーの海原千世巡査を使い、毒物が蔓延した百貨店内に突入する事なく、狙撃で決着を付ける作戦を神奈川県警ISAT隊長の井辺智樹は練っていた。
しかし、事態は政治を絡めた大事へと発展し、その作戦を快く思わない者もいたのであった。
2022年の秋に投稿した「機動特殊部隊ソルブスウルフ」の約三カ月前を描き、警視庁ISATを全面的に主役にした近未来のハードボイルドSF警察小説の短編一話。
横浜の夜空の中で死神の魔弾がターゲットを射抜く。
ご拝読、よろしくお願い致しします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 23:00:00
31932文字
会話率:35%
ある横浜中華街でのお話です。
最終更新:2022-11-29 13:21:39
203文字
会話率:40%
その美貌と兵隊やくざとも呼ばれる素行の悪さで名を馳せる『砂漠の黒豹』の二つ名を持つ凄腕女性レンジャー。
彼女が、最前線の砂漠の惑星で、ふとしたことから、本来出逢うこともなかっただろうエリート若手幹部の潜空艦航海士と心を通わせ、その温
もりを重ねた掌で受け取ったとき。
彼女は、恋をした。
まるで太陽を追い求めるひまわりの花のように、彼を想い続け、けれどそのあまりの立ち位置の違いに哀しい諦観を覚えるようになった、ある日。
横浜で再会した彼との穏やかな時間が、再び彼女の胸の奥に眠る恋心を呼び覚ました。
暗い過去を引き摺りながら、辛い記憶を身に纏いつつ、恋する彼とふたり、ともに歩む未来を、不器用だけれど、一所懸命、迷いながらも求め続ける、彼女の恋の日々。
*
24世紀、「戦争の世紀」。
異星人類の侵略に抗うべく、先の見えない泥沼の恒星間戦争を必死に戦う、地球人類。
その尖兵、国連防衛機構地球防衛艦隊の将兵、3,500万。
地球人類、そしてその文化文明を守る防人である彼等彼女等は、「名誉ある軍人」であると同時に、特別職国際公務員たる「職業人」だ。
だから、もちろん、恋もする。
職場恋愛だって。
少し特殊な職場、けれど普通の大人の職業人、「不確かな明日を守る」人々の恋物語。
*
※恋愛もの、且つ舞台が軍隊ですので、念のためR-15、残酷な描写あり、です
※前作『モールス・コードで、愛を』の約10年後の物語です
※同じ世界線での物語ですが、前作未読でもお楽しみいただけるかと思います
※「カクヨム」様でも掲載させていただいています
※皆様、よろしければ、評価や感想、ひとこと等、もしもお手隙ならば添えて頂けます様、よろしくお願い申し上げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 16:20:09
567933文字
会話率:30%
特殊な力を使い、人を襲う化け物「ラセツ」が存在する世界。人類とは違う世界で生活していたラセツ達は北海道での凄惨な爆発事故により、我々の住む人間世界とラセツが住む世界との境界が不安定となったことでラセツは人間世界に姿を現し、人を襲い始めた。
人類は混乱に陥ったが、人類の発展により、ラセツを素質のある人間に封じ込め、その力を行使できる能力者を生み出した。その能力者たちの活躍もあり、元通りとはいかずとも人類は平穏を取り戻どす。しかし、未だラセツの被害が出ている状況は続いている。
そんな世界で度重なる傷害事件を起こしたことにより、周囲から忌避されている高校2年生の「御縁優」(みえにしゆう)は幼馴染である「柊日和」(ひいらぎひより)の誕生日プレゼントを買いに「横浜駅」に訪れる。買い物が終わり帰ろうとするとガラの悪い4人の男性に絡まれている一人の少女を目撃する。どうしようもない自分を変えたいと思っている優はもう厄介ごとに関わりたくないと考え、一度はその場を去ろうとしたが女性の助けてという目を見てしまい結局首を突っ込み、男達と喧嘩に発展する。喧嘩は優の勝利で終わったが、その場に人を襲う怪物「ラセツ」が現れる。男達は優との喧嘩の傷が原因で逃げることが出来ずにいた。優は助けるか逃げるか葛藤しながらも自分が変われると思う助ける事を選択した。しかし、ラセツとの戦いで深い傷を受けてしまう。その時、喋ることが出来るラセツ「水瀬紅葉」が現れ、人間に戻ることに協力することを条件に異次元な再生能力を得て、ラセツを撃破する。
その後、対等な協力関係を結ぶために優は紅葉を人間に戻すことに、紅葉は優を変えることに協力することになる。
優はお互いの目的を達成するため、人間関係の改善とラセツと戦うことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 17:47:45
79443文字
会話率:32%
横浜北高校-電子工作部の部長である木更津は、
高度な技術力を持ちながら閉鎖した、幻のオーディオメーカー「GL-TONE」の経営者兼技術者である山城氏を捜していた。
回路設計エンジニアを目指す木更津にとって、GL-TONE の回路は「奇跡の回
路」だった。
その開発者に会ってみたい・・
しかし、閉鎖後、建物は人手に渡り、山城氏の行方は不明のまま。
そんな中、同級生のエリカが、音楽プレーヤーの修理を持ち掛ける。
プレーヤーには「GL-TONE」の刻印が入っていた。
しかし木更津は、これは偽物だと疑うのだが・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 01:38:10
15427文字
会話率:44%
日曜日の朝、白衣を着た若い男が彷徨っていた。
彼の名は藤田佑(ふじたたすく)。前日の土曜日、患者の家族の横柄な態度にブチ切れ、さらに今までの鬱積した不満も爆発して、「こいつらを刺してやろう」と考えた。ところが血まみれの光景を想像した途端に恐
ろしくなり、叫び声をあげて職場から逃げ出すと、錯乱状態のまま夜を越して横浜を歩いていた。
AMGを運転するいかにも羽振りの良さそうな男が佑の姿に気がついた。車を降りて佑に近づくと、男は、元介護士の伊庭進次郎(いばしんじろう)、ツイッターネーム「蜃気楼(しんきろう)」と名乗った。
伊庭は佑をファミレスに連れて行き話を聞くと、こう告げた。
「今の仕事を続けていると取り返しのつかないことになる。自分を大事にしろ。介護士の先輩としておまえを助けてやる。信用してもらって大丈夫だ」
伊庭は所有しているというポルシェやフェラーリの写真を佑に見せた。そして、ある女に連絡をいれて話をつけた。
伊庭の車で横浜駅西口に行くと、ポルシェ・カイエンに乗った黒づくめの女が佑の前に現れる。それまで尊大だった伊庭の態度が掌を返すかのように変わった。女は蓬莱(ほうらい)ゆき子と名乗り、伊庭から佑を引き取った。
「伊庭に頼まれたから仕方なく引き受けた。あなたには絶対に勝てる勝負をしてもらう。その勝負に勝ってあなたはお金を手にする。実際にあなたがやるのは事務作業だけ」佑を自宅へ連れて行く途中、ゆき子は簡潔に言った。
ゆき子と伊庭は、成功した個人投資家だった。
佑はゆき子の言いなりになるしかなく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 21:24:23
29802文字
会話率:61%