幼少期のある出来事によっていつしか心を捨て女性不信となった少年、逢坂春臣。
生まれ故郷から遠く離れた場所で十五歳を迎えた彼は、『告白してきた女性に対して暴言の限りを尽くし罵倒してから振る』という心の荒んだ人間になっていた。
人を人とも
思わない所業を繰り返す春臣に、知らず知らずのうちについたふたつ名は『冷酷王子』。
しかしそれでも眉目秀麗、成績優秀な春臣は魅力的に映り、多くの女性から告白され続けていたのだった。
ある日、幸か不幸か自分を見つめなおす切っ掛けを得た春臣は、その日を境に性格ががらりと変わる。
『氷仮面』をとった春臣は、女性に対して出来得る限りの敬意を持って接するようになり──ゆっくりではあるが女性不信を克服していくのだった。
が、しかし。
そんな順調街道を進む春臣の行く手に、冷酷王子となってしまった最大の原因である『五歳のころのトラウマ』が立ちはだかる。
担当医は言う。「それを乗り越えるには、幼少期に生活をしていた東京に戻るしかない」と。
そして悩みぬいた結果──。
春臣は失われた十年を取り戻すため、そして大切な人たちとの時間を取り戻すため、生まれ故郷である東京に戻ることを決心したのであった。
※他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 22:19:26
109452文字
会話率:40%
御前創(みまえ そう)、齢60、何の変哲も無い普通のおじいさんだ。、、、同じく齢60のヤンデレの妻、御前ミカ(みまえ みか)がいること以外。
愛故に発現するヤンデレの驚異的な身体能力、思考能力、運。もし、それらが強大な愛そのままに何十年も研
鑽され続けたとしたら。このお話は、そんなヤンデレのある意味究極形、御前ミカに幸か不幸か愛されてしまった御前創という1人のおじいのお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 19:50:19
55671文字
会話率:30%
友達から悪役令嬢物の漫画をミュージカル化した舞台に誘われたのをきっかけに、無事その沼の住人となりました。
大好きだったキャラを演じた俳優さんに惹かれつつも、かつてのように報われない想いをするのが嫌だから推しは作らない。そう頑なに自分に言い聞
かせていた私が交通事故の末転生したのは、幸か不幸かその舞台の原作となった漫画の世界でした。
全三話。サクッと本日中に完結予定でハッピーエンドのつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 10:13:09
29198文字
会話率:24%
ある世界で魔王が破れてしまう前に最後の力を使い魔法を飛ばす。飛ばされた魔法はある異世界にたどりつき魔王を転移させてしまう。その様子を見ていた神は、異世界で魔王が暴れないように事前にある魔法をかける。
異世界にたどり着いた魔王は、早速世界
を乗っ取ろうとするが中々身体が動かず気づけばパンダのような可愛い見た目になっていた。
絶望の中、一人の青年フータと出会う。
ーこの出会いは幸か不幸か
※そんなにバトルはでてこないです。
ゆっくり更新していきたいと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 23:01:08
2688文字
会話率:30%
昔、昔、はるか昔、妖怪、物の怪、魔物が存在していた頃。
人々は、暗闇に潜む彼らを恐れ、畏怖していた。
そんな時代に奇妙な出来事から話は始まる。
あるところに、名士の一族がいた。
その名士の一族は年々名を上げており、もうすぐその土地の有
力者に名を連ねるといったところでした。
そんな名士の一族でしたが、子供に恵まれず一人娘しか授かることができませんでした。
そんな一族に不幸が襲います。
鬼が近隣に出現し、名士の一族の一人娘が鬼に襲われたのです。
名士の一族はその鬼を命からがら討伐しますが不幸はここでは終わりません。
なんと鬼が娘に襲い掛かり、娘が鬼の子を孕んでしまったのです。
鬼と人間が交わるなど、まして鬼の子を孕むなど聞いたことがありません。
名士の一族は醜聞を恐れ娘を家にかくまいます。
そうして、月日が過ぎると娘は子を産みました。
その赤子は額に角が生えており、まさしく鬼の子でした。
名士の一族は祟りを恐れ、赤子を森に捨ててしまいました。
偶然か? はたまた必然か?
世にも珍しい鬼と人の子がここに誕生したのである!
ただの子供では生まれたその日に森に捨てられれば一日たりとも生きてはいけないだろう。
だが、鬼の血が赤子を幸か不幸か生かしてしまいます。
生まれながら生えている歯で地面を歩く虫を、地面に生えている雑草を、時には雨水を食らいました。
赤子は生き延び、二の足で地面を蹴り上げられるほどたくましく成長します。
さて、今回の物語は赤子が捨てられて200年という月日が経ったところから始まります。
鬼でも人でもないこの男、
鬼人。
彼の物語の始まり、始まり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 12:00:00
9659文字
会話率:12%
異形の気まぐれは時に奇跡をもたらす。
それが幸か不幸かは人次第。
最終更新:2021-07-18 21:28:27
3892文字
会話率:10%
人気ソシャゲ「インセクトガールズ」を2年のプレイを経て引退した雨木要(あまぎかなめ)
彼が消去しなかったアカウントに残っていた美少女たち、数百名の昆虫少女が現世に肉体を持って現れる
彼女達の共通の望みは、彼の引退の撤回
彼の望みは、2度と「
インセクトガールズ」をプレイしないこと
かつては共に難関イベに立ち向かった戦友 されど両者の意見は対立する
ゲーム内で絆を深めた少女は、肉体を得て、より深き関係を
いずれデータを消される運命の少女は、対話の手段を得て、救済を
数百名それぞれがデータと現実の狭間で、様々な思惑を抱く
その末路が幸か不幸かは不透明、ただ一つわかることは、その道のりは決して容易くはないだろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 21:02:47
149780文字
会話率:63%
ある男が転生することになった。のは良いもののよくあるチートやらスキルを貰えない。現代の知識で無双も出来ない。
いや、一応神の祝福とやらを貰ったのだが、これがまた癖がありすぎて使いこなせない。
そんな「なんか思っていたのと違う」もしくは「なん
で?」ファンタジー。
凝った設定とかないので頭空っぽににして読んでください。
(※この小説は今、別で書いているハイファンタジーが行き詰っているので気分転換に以前執筆してほったらかしにしていたものを追記修正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 06:00:00
15172文字
会話率:56%
とある日不幸な一人の男が死んだ。
男の不幸は度が過ぎていた。
まるで神に狙い撃ちされたかのように。
そんな男が死の直前に願った「来世があるのならば、人並みの幸せを得たい」という願いは、幸か不幸か異世界転生という形で叶えられた。
言わずもが
な持ち前の不幸体質は健全ではあるが……
そして彼は前世を顧みて決意を固める。
「幸せをつかむためにできることは何でもやる」と。
これはそんな薄幸な男の異世界冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 17:52:49
14408文字
会話率:11%
ジークフリート・ヒエロニムスは騎士になるための最終試験を控えていたが、『平民』だ。
グレンムガル帝国では、貴族はGC(グラントゥ・キャパシティー)という能力付与の力で、
その地位を確立していた。
GCは人間離れした能力を授ける力で、貴族はこ
の力を自分の配下の騎士に与えることで強さを示す。
騎士は帝国の中でも選抜されたエリートが選ばれるため、騎士になることでどんな生まれのものでも貴族と同様の地位を手にすることができる。
ジークフリートは人より強い身体能力を持っているが、騎士の堅苦しい世界では『平民』ということで蔑まれる現状に嫌気がさしていた。
最終試験は受けるが、養成機関を卒業したらのんびりとスローライフを満喫しようと考える。
幸か不幸かある一人の少女を助けることでジークフリートの生活は予想外の方向に進んでしまう。
これは、スローライフを送ることを夢見る騎士見習いの少年の成り上がり騎士物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 16:01:28
110531文字
会話率:46%
普通の高校生活を送っていた桜良だが、通り魔に刺され17歳という短い生涯の幕を閉じた。
死んだはずの彼女が目を覚ますと、そこには豪華な装飾品に囲まれた、既視感のある部屋だった
彼女は幸か不幸か、彼女自身がプレイしていた乙女ゲームの“悪
役令嬢”として、第2の人生を歩むのだった。
これはそんな彼女が、原作を思い切りぶち壊し、ヒロインの美少女とゴールインするまでのお話である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 17:01:06
936文字
会話率:47%
三人称の小説。それだけでもう面白いジャマイカ!
蒼樹ハル、高校一年生、十六才の夏。
『実のところ、彼女が呼んだこの「雨」という称号が僕の気分を重くする要因でもある。この「雨」という呼称が、あの事件が終わった後もこうして僕を怪異の
世界に縛り付け、安穏たる人の営みから遠ざけている。そのせいで恋もままならない。「雨」は僕の恋路を阻む最も忌みするものである』
一難が去ってまた、ハルは美少女と出会った。
黒鬼一族と雨の陰陽師の末裔達。複雑に絡み合う因果の中で各々の思惑が交錯する。
愛するが故に歪む者達。行く先に待ち受けるのは幸か不幸か。主人公のハルは結末に何を観るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 07:33:00
221990文字
会話率:47%
日本生まれ、日本育ちの26歳佐々木 花はお人好しを極めて死んだ。その後花は転生し、場所は幸か不幸か前世でとても憧れを抱いていた魔法が使える異世界だった。ノアという新しい人生を歩むことになる訳だが、ノアのいる異世界ではノアの様な容姿の子供は魔
族の子と忌み嫌われ、迫害を受けていた。記憶を取り戻す前のノアは両親や村のみんなに嫌な思いをさせない様に家から出ない日々送っていた。8歳になると、前世の記憶を思い出し、人のために生きるという考えを捨て、変わることを決意する。自分のやりたいことを思う存分やり、自分自身のために生きることにしたノアは、前世の記憶を活かしたり、異世界の力を利用して鍛錬や修行に明け暮れながら英雄を夢見て異世界を無双する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 22:53:11
18354文字
会話率:39%
私は彼と約10年間の友人期間を経て、私が彼の一人暮らしの家に引っ越しする形で同居し、結婚することになりました。月並みな言葉ではありますが、同居して初めて、私は彼との価値観の違いを痛感することになりました。恐らく彼も私との価値観の違いを感じ
たことでしょう。この価値観の違いは、お互いの生まれた星が違うのではないかと思うものばかりであり、不思議と友人期間では気付かなかったものばかりでした。
「人は出会った言葉でできている」
これは、聖教新聞のCMのワンフレーズです。私は、幸か不幸か、今まで人生30年間、彼に言われた言葉に出会ったことがありませんでした。
もし、私が今までの人生の中で、彼の言葉に出会っていれば……、もし、彼にこのような言葉を言われた時は、こう対応しようとシミュレーションしていれば……、彼に対して神対応が出来たのではないかと思います。
ここでは、星の王子様とも言える彼の迷言集を掲載しています。私に彼を見極める能力が皆無だったことは言うまでもありません。しかし、読者の皆様が彼の迷言集に出会った時は、私のようにグウの音も出ない状況を避け、華麗に神対応していただき、ストレスを溜めない人生を歩んでいただけたらと思います。
結婚式の場において、ご両家の皆様や職場・友人の前で、牧師さんに、「読者の皆様、あなたはここにいる彼を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」と聞かれ、「はい、誓います。」と言声高らかに宣言し、これから彼と約50年間の人生を共に歩むとなった場合を想定した上で、彼の迷言集を読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 12:00:00
5380文字
会話率:48%
選ばれたのは幸か不幸か…
山に捨てられていた赤子は近くの村に拾われた。
彼はアレンと名付けられ、村のみんなに可愛がられながら大事に育てられる。
のびのびと成長したアレンの夢は外の世界を見て回ること。
だがしかし、突如竜の相棒に選ばれてし
まい、共に世界を旅するはめに。
そして、竜に選ばれることは……大きな災禍に巻き込まれること!?
「え、それってダメなやつなんじゃ…」
旅するうちに仲間はできるが、やっぱり大きな事件へと巻き込まれていく。
頑張れ少年…!!
※完結保証折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 23:08:25
210037文字
会話率:31%
日本某所に住む、帰宅部所属の一般高校生 <鈍祈 紡>
成績は中の中、顔は中の上、174cmの身長が中の上という、取り柄も個性も無いお気楽キャラクターである紡はある日、帰宅中に幸か不幸か突然異世界へと飛ばされてしまう。
目覚めた場所は見たことも無い街並みと多種多様な種族で賑わう市場――――では無く、薄暗い森の真っ只中!
宿なし、食料なし、道標なし。
開幕からハードなスタートを切った紡は、森の中で野生動物に襲われる名も無き一人の少女と出会う。
数々の困難に見舞われながらも何とか新しい世界に適応していく紡。魔物や魔法の存在を知り、ある意味興奮するものの、紡は一つの現実に気がついてしまった。
「僕の魔法って、めーちゃくちゃ弱いんじないか…?」
主人公補正もくそもない超★低出力魔法!
操れる水はバケツいっぱいにも満たない水魔法、作り出せる物質はだいたいサイコロひとつ分な物質創造魔法、ライター程度の焔魔法に、スタンガン以下の雷撃魔法、ちょっと強めの秋風でしかない風魔法、眩しいだけの光魔法や、体調不良ですらない毒魔法。
使える魔法はアホほど多いけど、出せる威力はゴミ以下!
諦めてたまるかyo! 使えない魔法は工夫するんだyo!
魔法の無い世界出身故の、固定概念に縛られないテクニカルな魔法が異世界を救う…のか!?
魔法異端児<鈍祈 紡>ここに爆誕…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 12:00:00
16296文字
会話率:19%
留年が確定して絶体絶命に陥っていた大学3年生荒木啓吾は、幸か不幸かバスに撥ねられて(不幸)この世の生を終えた――はずだったのだが、運命のいたずらが彼を異世界に転生させる。しかし、彼に与えられたのはその身一つだけ。チートなし、スキルなし、所持
金なし。残酷な神様()に選ばれてしまった彼はひょんなことから牧場経営をすることに。
基本内政ものですが、ほのぼのもありつつ陰謀やら政治やらかなり盛りだくさんの内容になりそうです。主人公は地道に進んでいくので牧場を買うまで少しかかりますが、その間も色々なことが起きますので、楽しんで読んでいただけるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 03:25:12
62471文字
会話率:52%
普通の人とは違う体質をもってる青年、神月(かみつき)悪斗(あくと)は日々の生活に苦悩していた。
その体質は人には見えない者が見えてしまうというもの。霊感体質だった。
そのために悪霊に取りつかれることもしばしばあった。
ある日、悪霊の
せいで悪夢にうなされて睡眠不足に悩まされる生活を送っていたが絶世の美女お嬢様の幼馴染の支援もあってか一日を過ごせていた。
だが、帰宅途中、奇妙な感覚に襲われて目を覚ますとどことも知れない砂浜にいた。
そこがいったいどこなのか分からない。
その島には幸か不幸か悪斗の他にも数十人規模のメンバーがその島にいた。しかし、それらの姿は悪斗の想像を超えた非科学的な生物たちだった。
それが怪物たちとのサバイバル生活の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 12:12:46
95426文字
会話率:41%
ブラック企業で働く新米社員、内海太陽は上司に仕返しをすべく上司の犯罪現場を捕えたのだが、不慮の事故に遭い、上司の悪行を公表することなく命を落としてしまう。
ーーこんなことなら今日やるべきことだった十項目の資料を切り裂いてゴミ箱にぶち込んでや
りたかった。
そこまで大したことのない彼の願いは叶うことなく、死亡した彼は異世界という地に招かれる。
異世界と聞けば誰もが期待に胸を膨らませるファンタジーの世界だが、待っていたのはまさかの奴隷生活だった!?
年齢も性別も顔も何一つ変わっていない彼を待ち構えていたのは、夢の大冒険ではなく、生前と差ほど変らないブラック生活そのものだった。
しかし、他の奴隷と違う点があるとするなら、十本の剣をランダムに召喚することができること。
ーーこれで一体何をしろと?
最初はそんなことを思っていた彼だが、だんだんとこの能力の価値に気が付き始めて・・・!?
この不条理な異世界をゴミ箱に捨てる感覚で、世界作りをする彼を待ち受ける最後は幸か不幸か・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 14:50:07
5361文字
会話率:11%
ここは、剣と魔法の世界。
今まさに人族と魔族の存亡を懸けた大戦、”人魔大戦”が起きていた。
そこに、この戦争を終わらせようと、勇者と魔王が奇しくも同じ魔法を放った。
その魔法は戦場の全ての命を散らし、300年の時と空間を越え、違う世界のある
2人の少年の部屋で爆発した。
そして、2人の少年の魂は幸か不幸か、新しい勇者と魔王として転生するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 22:28:53
10291文字
会話率:7%