戦いは、倒すためじゃない。
想いを――届けるために。
世界から“風”が失われていくなか、
紙飛行機を折って旅をする少女・夜空憐花。
【紙飛行機】
それは誰も傷つけない彼女の武器。
けれど、確かに世界を動かす力。
“停滞”を望む敵たちと
の対峙。
でも憐花が戦う理由は、ただひとつ。
この想いが、誰かの心に風を起こすことを――信じているから。
紙飛行機と風と想念が織りなす、
やさしくて強い能力バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
23056文字
会話率:13%
「あなた、殺し屋さんでしょう?依頼をするわ。──私を殺して」
14歳の少女ミアは、もう生きる事が嫌だった。全てを捨てて逃げ出した。その身を終わらせる事だけを考えて走り続けた。夜空に浮かぶ孤独な月に背を向けて。
走り続けたその先で出会ったのは
、物言わぬ屍の傍らに佇む、全身を血に濡らした少年。
これは邂逅。
少女と少年は出会った。出会ってしまった。
少女が少年に望むもの。
少年が少女に望むもの。
混ざってはならないふたつが混ざり合った時、その手に残るものは、終わりか、始まりか──。
***
お久しぶりです。水上です。
今回は「全く万人受けの作品を書けない私が流行りの虐げられ令嬢モノを書いたらどうなるのか?」と思って作ったお話です。多分これじゃない感満載になります。これも個性って事で(^^)
かなりアブノーマルな設定なので、危険な香りを察知した方は引き返していただく事をお勧めします……詳しくは書けませんが……。
今回は少し長めのお話になる予定ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
11024文字
会話率:40%
何気ない午後、ナズナのもとに届いた二通の誘い。
ひとつは控えめな少女・ウズメから。もうひとつは、少し不器用な青年・総一郎から。
向かうのは、京都の夏祭り。
屋台、浴衣、そして夜空に咲く大輪の花火──
静かな日々を生きてきた三人が、少しずつ
心を通わせていく夜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 13:03:44
2551文字
会話率:29%
ふと見上げた夜空に
まんまるの月が浮かんでいて
調べたら今日は満月だった
ただそれだけで
何かが起こりそうな気がした
最終更新:2025-05-14 02:34:02
4568文字
会話率:21%
卒業式の日、告白した相手に振られたと思ったら……気づいたらなぜか自分とその告白した相手の身体が入れ替わってた……だけではなくなぜかその人と初めて同じクラスになった3年の始業式の日に戻っていた
※タイトルの「愛情♡脳チェンジ」は私が原作を書
いた同人漫画と同じですがお話は全く違う物となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 15:05:44
26968文字
会話率:43%
青春時代の男女の些細な別れ
最終更新:2025-05-10 02:00:00
907文字
会話率:13%
夜空を見上げていた2人
最終更新:2025-01-18 02:00:00
881文字
会話率:33%
かつて星が輝いていた山あいの小さな村は、何十年も雲に覆われ、夜空から星が消えたままの世界となっていた。
村の大人たちは昔の星を語るが、子どもたちは絵本でしか星を知らない。
そんな村で育った少女・ユリは、亡き祖母が星に祈っていたという思い出
を胸に、星のない空に静かに祈り続ける。
ある晩、ユリは古井戸のそばで、不思議に光る石と「星は忘れられているだけ」という声に出会い、心から星の帰還を願うようになる。
十年の祈りの末、ついに空が裂け、一番星が現れる。
その光をきっかけに、村人たちの心にも忘れかけていた記憶と祈りが戻り、夜空には再び星が一つ、また一つと輝き始める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:28:13
1189文字
会話率:10%
2025年、東京。冴えない会社員・佐藤悠真(25歳)は、薄給と単調な日々にうんざりしながら「一発当てて億万長者になる」と夢見る。
ある夜、突如夜空が裂け、謎の光に飲み込まれた彼は、空間を繋ぐ「ゲート」の力を手に入れる。この青い光の輪は、念じ
た場所へ瞬時に移動できる夢のような能力だ。物流、旅行、医療――世界を革命する可能性に興奮する悠真は、動画配信サイト「StreamStar」でゲートを公開し、一躍注目を浴びることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:35:31
24094文字
会話率:32%
ここはどこだ。青い塊を見上げて呟く言葉は、いつも同じだった。いつからここに、いつまでここに。答える声はない。ただ、青い物体は決まって顔をのぞかせるし、決まって沈んでしまう。
俺の隣に、石壁を隔てた隣には、同じように青い物体を見上げる子がいる
。でも、これは運命も絆でもない。いつもそこにいて、隣りにいるだけだ。
それは、あの夜空を支配する穏やかな物体と同じだ。あれは、月という名前らしい。彼女は、自分の名前も知らないのにあの夜天を漂う青い塊の名前を教えてくれた。ただ、それだけだ。俺に月の名前を教えてくれるだけの存在。
精霊世界リテリュス。七つの大陸からなる世界。転輪聖王リュンヌが、創造した世界。その中でも一番大きな大陸アンフェールでは、建国以来ふたつの国が争っていた。800年以上も続く争いに、大きな変化が訪れようとしている。勝者は、イストワール王国か? ターブルロンド帝国か? 争いの闇にとらわれていた道化師は、高貴なる少年の手によって救われた。道化師は、その手をとる。
次は、俺に真昼の空に浮かぶ塊の名前を教えてくれないか? 太陽? そうではない。黒い塊だ。あの名前を俺に教えてほしい。
観客もいない道化の戦いが、はじまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:10:00
72574文字
会話率:19%
地上種と地下種という大きく分けて2つの種族が生活する世界。
天からは光が一日中射し、”夜”とは呼べないほどの少しだけ光量が減る時間がある世界。
地上へ食料を求めて這い出す一部の地下種と、地下の遺物収集をする地上種との争いが絶えない世界。
地
上の民に力を授ける光の宝珠。この宝珠は天高い場所で輝く”太陽”の代わりを果たしている光の玉の力の源でもある。
地下の民に力を授ける闇の宝珠。地下深くに存在し、地上から遠いほど恩恵を受けられる。
この宝珠の力により力強い地下種は地上へ出てこない。その必要がないからだ。
そんな世界で光の宝珠を管理する”大聖堂”の司祭が冒険者たちに依頼を出した。
「闇の宝珠を持ち帰り、大聖堂へ持ってくるのだ!光の宝珠の力で浄化してしまおうではないか」
地下ダンジョンの過去の遺物収集がメインだった冒険者たちに別の目標が出来た。今度の目標は金でなく、名声を得られるものだ。
そんな新しい目標達成を目指した冒険者たちのお話。
闇の宝珠の浄化。それがもたらすものとは・・・この世界の謎の解明のきっかけになるのは間違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 12:54:31
328245文字
会話率:54%
地球を観察する第三者。
彼らは人間を観察し、淡々とその結果を述べていく。
彼らが人間に使った"感情プログラム"がもたらした結果は何だろうか。
そんなお話しです。
読む人を選ぶ作品だと思います。
人によっては不快になると
思いますので、そう感じたらブラウザバックしてください。
どこぞのブラックユーモア漫画を思い出す方もいるやもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 16:34:22
2502文字
会話率:0%
冬のキャンプ場に来た親子ふたり。
目的は夜空の天体観測で、タブレットとレーザーポインターを使って楽しむようだ。
最終更新:2025-05-01 01:00:00
1072文字
会話率:100%
星の雨が降る、百年に一度の夜。
辺境を巡る騎士リュカは、森の泉で銀髪の少女・フィーネと出会う。
儚くもあたたかな時間を分かち合ったふたり。だが彼女の正体は、星の精霊――夜明けと共に世界を去る運命にあった。
一夜の恋、そして百年後の再会。
時
を超えて受け継がれる想いが、新たな世代の奇跡を呼び起こす。
これは、夜空に誓われた約束と、永遠を超える愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:29:03
9486文字
会話率:27%
夜空に二つの月が輝く国、ツベェート。
貧しいけれど、心優しい少女、アリスは、幼い頃から不思議な夢を見ている。
夢の中で出会うのは、いつも寂しげな瞳をした、見知らぬ少年。
ある日、アリスの村を魔物が襲う。
絶望に打ちひしがれる中、
彼女の前に現れたのはーー。
宿命という名の鎖を断ち切り、ツベェートに光をもたらすことはできるのか。
今、魂の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 22:42:23
1309文字
会話率:11%
天照学園──全国屈指の進学校に通う星宮天音は、その美しい外見と誰にでも分け隔てなく接する優しさから「王子」と呼ばれ、男女問わず人気の存在。しかし、そんな彼にも一人だけ、特別な想いを抱く相手がいた。
その名は白雪紬。銀の髪に雪のような肌を持
ち、学園で一目置かれる才媛。誰に対しても冷静で距離を保つ彼女だが、天音の前ではふとした瞬間にだけ、少女らしい甘えた表情を見せる。中等部から共に歩んできた二人は、今や「仲の良い幼なじみ」として知られていた。
だが──その「仲の良さ」が、恋になるにはまだ遠い。
冷たくて素直になれない紬。
明るく優しいが恋に鈍感な天音。
互いを想いながらも、すれ違う時間が続いていく。
けれど、星が巡るように想いはゆっくりと重なり、やがて夜空に線を引く流星のように、二人の心は一つに結ばれてゆく。
これは、150番星かけて結ばれるふたりの、
そしてその先──「ずっと一緒に星座のように繋がり続け、星に導かれる」恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 19:20:00
617文字
会話率:23%
堅洲町に墜落した謎の火球。星の瞬く夜空の中で見せたその奇妙な軌跡から、その正体はUFOではないかともっぱらの噂になっていた。
「宇宙の脅威研究所」なる私設の研究機関からの通達で、UFOの情報を持ち帰ったものに多額の報酬が出ると知った響は、
さっそく参加する事を決める。
宇宙人に会えるかもといつにもなくわくわくしている一同を引き連れて、火球の墜落した境の森へと探索に出かけた響達。
やがて、彼女達の前に現れた絶賛故障中の未確認飛行物体。その乗組員らしい宇宙人達は、何故か酷く怯えているようだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 15:03:27
24273文字
会話率:51%
私はいつも4人目の幽霊と話していたのだ。
キーワード:
最終更新:2025-04-25 01:35:55
1460文字
会話率:0%
西暦3025年、地球は旧人類ホモ・サピエンスに代わり、新人類ホモ・ヴァンピリウム、通称ヴァンパイアが生きる時代を迎えていた。温暖化に適応した彼らは、血を操る能力「究結技(シェムズリンク)」を持ち、新たな文明の中で青春を謳歌している。
千葉
県の港町に暮らす不良、高校2年生・進藤イツキと幼馴染の木島ジュンは、夜の灯台で夜空を眺めながら気ままな日々を送る。バイクで街を走り、不良との抗争、仲間と笑い合う日常。しかし、流星群が夜空を飾るたび、世界各地では変死体のニュースが流れ、不穏な空気が忍び寄る。その裏に何かが潜んでいるような気配を感じながら、イツキとジュンは知らず知らずのうちに、日常の先に広がる未知の影へと近づいていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 15:40:32
24138文字
会話率:6%
年の瀬も押し迫った大晦日の夜、一人の男がタバコをくわえて街をぶらついていた。
行き交う人々は慌ただしくも、どこか幸せそうな表情を浮かべて通り過ぎていく。その笑顔を見るたび、男は目を伏せた。煙たがられるのは慣れていたが、あの満ち足りた表情
にはどうも耐えがたかった。
びゅう、と冷たい風が吹き抜ける。男は肩を縮め、コートの襟で顔を覆った。すると、タバコが唇から滑り落ち、乾いた音を立てて地面に転がった。
「チッ……」
舌打ちし、ポケットを探る。しかし、出てきたのは空っぽの箱。
男はため息をつき、吐き出した白い息が冷たい夜空に溶けていくのを、恨めしそうに見つめた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-24 11:00:00
1887文字
会話率:33%
……星って、孤独な存在ですよね。ああして夜空で仲良く並んでいるように見えて、その実、互いの距離は果てしなく遠いんです。どこか共感を覚えますよね。だからこそ、私は星が好きなのかもしれません。
どうも、こんばんは。詩人であり、知を追い求める
哲学者の私です。
さて、私にはこの星で生きている中で、どうしても解けない謎が一つあります。それは、なぜこんなにも多くの食べ物が無造作に捨てられているのか、ということです。
今夜はこの謎を追うため、スーパーの裏に足を運び、実地調査を行うことにしましょう。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-29 11:00:00
1925文字
会話率:6%
「あー! ああー! あ、ああぁぁ……」
男は大声を上げて地面に膝をついた。それを見た周りの人々は、察したのか気の毒そうな表情を浮かべたり、笑いを堪えたりした後、再び燃え盛る炎のほうに目を向けた。
そう今宵、炎が月を挑発するかのように夜
空に向かって手を振っていた。
火事が起きたのだ。それも大火事だ。自宅アパート一棟を丸々焼き尽くす勢いのその火事を目にした彼がその場で項垂れるのは当然のこと。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-26 11:00:00
887文字
会話率:14%
黒いドレスで夜空を駆ける。ただ、あなたといたいから。
最終更新:2025-04-22 11:02:18
3187文字
会話率:45%
散歩中の、吸血鬼さん。
最終更新:2025-04-21 14:03:31
1620文字
会話率:31%
散歩をしている、吸血鬼さん。
※蝙蝠くんはチョコレート菓子作りにはまったらしい※
最終更新:2025-02-17 14:00:15
1581文字
会話率:30%
水族館に来ていた。
甥っ子親子と一緒に。
最終更新:2024-07-20 14:20:21
1947文字
会話率:26%