強い思いは、誰かを守る“剣”となる。
しかし、それは時に、誰かを傷付ける“凶器”にもなり得る。
そう、思いとはつまり、“諸刃の剣”なのである。
唯一の肉親である母親が、謎の病「眠り姫病」を患う少年、直親。
彼は或る日、夜道で気味の悪い
子供に襲われかける。
そんな彼を助けた少女は、直親に向かってこう断言した。
このままだと、一週間以内に大切なモノすべてを失うだろう、と。
その出来事を境に、直親の身に次々と“不幸”が降りかかってくるようになり……
悲しい過去や痛みを抱えた人々の“思い”を解き明かし、少しずつ成長し前に進んでいく少年少女の物語―――。
※話によっては、やや残酷な描写が含まれることがあります。(その場合はサブタイトル又は前書き等に記載します)
※現在非公開ではありますが、他サイト(エブリスタ)にも投稿されている、もとい投稿を考えている作品です。ある程度の区切りがついた時は非公開を解除し重複投稿を行う予定です。pixivでも投稿中ですが、こちらの方がやや更新は早いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 15:45:47
50459文字
会話率:23%
闇の組織〈組織(ファミリー)〉に所属する〈親衛軍〉四番隊隊長は今まさに敗れ死のうとしていた。その瞳に「虚無」を宿らせる一人の復讐鬼によって。見果てぬ「力」を求めつづけた彼は「力」に狂い、自らの人生もまた目の前の復讐鬼の瞳のように虚無にすぎな
いことを悟る。そんな彼の今際の際に見上げたのは、今にも消えてしまいそうな空だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-01-05 01:10:24
9855文字
会話率:29%
生まれた漁村を追い出され、飢餓に襲われる少女。
彼女が今際の際に出会ったのは、美しい男の人魚だった。
そして少女は、人魚との約束を果たすため、ただ只管、海の見える屋敷で待ち続ける――。
※ 断り書き(2015/1/4) ※
この話の構想を
考えたのは中学か高校の頃、件の東日本大震災が起きる遥か昔です。
とはいえ、書き上げるまでに震災が起き、書いている最中に何も思わなかったといえば嘘になります。ただそれを理由にこの話の筋を変えようとは、どうしても思えませんでした。現実とフィクションとは全くの別物です。この話に現実の何かしらの事実が影響しているわけではありません。
書き上げたその日、そして公開しようという今日という日、震災からは既に3年以上が経っており、福島をはじめ、まだその爪痕は残っています。一方で、生き残った人々は前を向いて歩いています。
この作品が、誰かの心を苦しめることがないことを祈っています。
※この作品には、残酷な表現、具体的にはカニバリズム(人肉を食す習慣のこと)に該当するような表現が含まれています。また作中、津波を示唆する表現が出てきます。苦手な方、御不快に感じる可能性のある方は、読むことを避けていただくか、予めご了承の上読み進めていただきますよう、お願いいたします。
※2015/9/10 カミカミな感じの誤字を修整折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 03:41:34
6886文字
会話率:39%
以前、オリジナル小説サイトに掲載していた作品(現在は閉鎖)
今際の際の祖父から一振りの刀を受け継ぐ羽目になった高校生・一坂猛。
それは同時に、鬼退治の家系を受け継ぐということ。
同じ運命をもつ跡部陸・相馬葉月とともに、猛は非日常へ
と足を踏み入れる。
現代ファンタジーめざして、ちまちま執筆中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-10 05:00:00
36275文字
会話率:34%
坂東蛍子、今日の欲気。
最終更新:2014-06-25 21:18:28
3594文字
会話率:68%
ある王国の王妃の最後の光景。
最終更新:2014-06-08 20:32:48
687文字
会話率:14%
以前他サイトにて書いた物の焼き直しです。
詩 奇妙な夢、もしくは泥の様な悪夢の底。
最終更新:2013-08-09 19:01:47
250文字
会話率:0%
蒸気と魔道が共存する世界。
サトルは戦争で失った妹と幼馴染の夢を見ていた。親友に起こされ、彼女らの墓参りへ誘われる。行こうと決めた矢先、サトルは魔道車にはねられて他界してしまう。その今際の脳裏には『幸せに笑える日が来るように』と平和の祈
りを捧げていた妹の走馬灯が思い出された。
次に彼が目覚めた場所は、魔王と勇者の因縁浅からぬ物語のような。
そこで出会ったエルフ少女シアナは、彼の魂を導いて勇者の体に繋ぎとめたと語る。そしてここは数百年に渡り魔王と勇者の争いの系譜ある世界だとも話す。彼は二者間の折り合えない世界に疑問を持ちつつ、名をライズに改め世界の一員となることを決めた。
シアナに世界を教わる最中、謎の少女に二人は襲撃される。彼は彼女が魔王であるを知るや傷つけず説得を試みようとする。
平和を愛す魔王少女メルとの出会い、彼女の目指す二者間が手を取り合う理想に共感した彼は、別の道を行こうとする彼女と一緒に進む未来を模索。
数々の勇者を殺さず下し、勇者が勇者と敵対するという変化の楔を打つ彼は、勇者に人質を取られたメルと再会、人質の少女を救ったことで負傷し三日の眠りにつく。そこで自らの深層意識に住まう勇者の原初、聖騎士と対面。
二者間対立の源流が自分の中にあると知りつつ目覚めた彼は、シアナと共に、敵に捕われたメルを救うべく自分たちもまた捕まることを選択する。
敵にわざと捕まった彼らを救ったのは反勇者抵抗組織の副長、メルと同じ魔王少女リコリルだった。彼女の助力を受け、協会長ケイフを下してメルを救った彼だったが、体組織を作り変える薬で魔人へ変貌したケイフに命を狙われる。
彼はメルに命を救われるが、身代わり凶刃に倒れたメルは生死を彷徨う。彼女を繋ぐため、血の契約で彼女を繋ぎ留めた彼は、彼女を救うと同時に聖騎士に覚醒、抵抗組織団長と共に魔人を屠りさる。
メルと歩む明日を実現させた彼だが、まだ理想の通過点として二者の協調の未来を目指して決意を新たにし、仲間たちに共に行こうと声を掛ける。
そんなライズに彼らは、誰ひとり拒むことはなかった。
満足の中にある彼の心は最後に、『願う人の数だけ奇跡が起こる』と妹への答えを浮かばせていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-30 02:56:43
36300文字
会話率:46%
夜桜家陰陽師『夜桜輪廻』は、陰陽術が使えないことで仲間内で邪険に扱われていた。
14歳で父母を亡くし、成人の儀をきっかけに東京で神社の神主をやっている母方の祖父母の元に引き取られる。
今際の際に祖母が渡した黄金の指輪。
今まで交わ
ることの無かった2つの世界が交差することで、
『夜桜輪廻』の運命は大きく変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-15 14:02:45
1181文字
会話率:28%
この国に生きる最後の狼、須王《すおう》が今際に目指したのは生まれ育った故郷だった。
孤独を感じ、老いに怯え、それでも思い出だけを頼りに過酷な旅を続ける須王に訪れる出会いと別れ。
目指した先に希望が残されていると信じて、狼の王は旅を続ける。
最終更新:2013-06-19 01:14:32
18594文字
会話率:31%
老いて、今際の際にある富豪の男。満月の夜、彼の元を一人の女が訪れた。
「久し振り」
「……君、か。何十年ぶりだろう」
最終更新:2013-06-12 20:41:59
7600文字
会話率:25%
死にかけた青年…水薙佑斗は今際の際「自由な世界で生きたい」と願い、それを聞いた女神の声によって自由と冒険に満ちた世界『ライゼルド』へと飛ばされる。そこで彼は何を見て、何を想い、何を成すのかーーー
え、そんなに壮大なあらすじなのか?
最終更新:2013-06-02 20:46:42
7908文字
会話率:53%
普通に生きて普通に死ぬ。それが人生の目標であった男「天宮 四季」はある日自分の信条に反する行動、普通じゃない行動をして死んでしまう。しかし、その行動をとった四季に悔いはなかった。今際の際に四季はこう思った。「特別というのも悪くないな」と。そ
して、そう思ったことが物語の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-01 12:00:00
1497文字
会話率:11%
今際久人は、ある後悔から、規律を優先する生活を主として送る高校生。
ある日、久人は友人の落とし物を探すため訪れた場所で、悔恨と、奇妙な少女に出会う。
その少女は、“久人がかつて失ったもの”をもっているというのだが……。
基本的にシリアス
で進むはずです。
わかりませんが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 03:36:20
5646文字
会話率:25%
父が今際の時に告げた、史上最低の遺言。「うちは代々、《自殺見届け屋》の家系なんだ」――!?
届睦に託されたのは、自殺志願者養護施設《紫菫堂》。その裏の顔は《集め屋》《薬屋》《代筆屋》《運び屋》《護人》、そして《見届け屋》から成る、自殺幇助
組織《死近道》!!
「頼む」って言われても、俺にはこんなの無理だってバカ親父!
シリアスあり、コメディーありの平凡学生奮闘記(?)届睦は無事に遺言を守ることができるのか――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-23 18:07:49
19200文字
会話率:32%
お願い、お願いよ今際の約束、貴方と私だけの約束。瞬きをも赦さない約束を課せられたウォッチャーの御伽。
最終更新:2007-12-15 23:42:55
1760文字
会話率:16%