主人公の騎士「ユアン」は魔法にも通じる変わり種。しかし、一介の布衣の士であるユアンは使えるべき主君を持たないいわば素浪人。仕えるべき主君を求めて魔法に理解があると思われる「雪の女王」の元を訪れるが見るからにみすぼらしいユアンはけんもほろろに
追い返されてしまう。
そんな彼が次に訪れたのはアンネローゼの治めるシュネーケン城。しかし、アンネローゼは魔法の鏡を駆使して、政治に悪口を云う人間を見つけ出す恐怖政治を行っていた。それを知ったユアンはついアンネローゼの悪口を口にしてしまう。たちどころに見つかり、アンネローゼに捕まるユアン。しかし、アンネローゼの前で「国の悪口を言う者は国の宝」と堂々と主張。その言葉に感じ入るものの赦しては示しがつかないので、村はずれの魔物も出るキッカシータの森に家を与え、そこに住むように命令。しかし、こっそり妖精を通じて魔物除けの為に竜翼のローブを与える。
その年の冬、「雪の女王」がシュネーケン城に侵攻。魔物を自在に操り、かねてより恐怖政治を敷いていたアンネローゼはあっさり雪の女王に敗北。這う這うの体でキッカシータの森に逃げ込む。逃げるアンネローゼを助けたのはかのユアンであった。
二人で匿ってくれそうなラプンツエルの元へ向かうが、ラプンツエルの城は雪の女王に返り討ちに遭い落城していた。落胆した二人はキッカシータの森へ。そこで落ち延びたラプンツエルと、そのラプンツエルの道案内をしているリーゼロッテと出会う。
4人はどこに落ち延びるか相談するが、残るはシンデレラしかいない、との結論に至る。
ユアンは雪の女王がシュネーケン城を手に入れ、なおかつアンネローゼの持つ魔法の鏡も手に入れれば、シンデレラ様でも止められないと説得。シンデレラはそのまま匿うことにする。
ほどなく雪の女王はシンデレラに「アンネローゼと魔法の鏡を渡せ」と脅迫。シンデレラの心は揺れる・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 01:53:25
1649文字
会話率:0%
『今、世界は何だかおかしいわ。わたし、感じるの』
ルチコル村で“姫”とあだ名されるリーゼロッテは憂えていた。ルチコル村から少し離れた森の中、あばら屋で隠遁生活を送る三十路男のヴァレリアン――ヴァルは、妹のような存在のリーゼロッテから、聖女ル
クレティアの住まう塔が建つ村アルトグレンツェへ一緒に行ってほしいと頼まれる。時をほぼ同じくして、ヴァルは塔の異変を知らせる不思議な夢を見、妖精の案内を得て、リーゼロッテとともに旅立つことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 15:00:00
15614文字
会話率:45%
「手品のタネを教えてやろうか……呪術だよ」
魔術師が戦争の駒として使われるような時代。
今年で十六歳になる魔術師ヴァンは稀代の異端魔術師だった。
ヴァンは自然界にある森羅万象<オムニア>に宿る不思議なエネルギー……マナを消費して発
動させる『魔術』を使うだけではない。体内に埋め込まれた呪術回路を励起させ、体内魔力であるオドを消費する奇術……『呪術』の使い手でもあった。
魔術と呪術を使い分けるヴァンは、術に関しての才覚がある。ちょっと努力すれば、一流魔術師になれる素質は十分だった。
しかし、ヴァンは魔術師になりたくないのに母親にムリヤリ魔術学園に入学させられる。ヴァンに魔術の才覚があるのを、母は確信していたのだ。ヴァン本人は、主夫になって嫁に養ってもらいたいと常々思っているのに。
やる気のないヴァンは、学校で魔術を極める気などない。だらだらと過ごすつもりだったが、赤髪の少女リーゼロッテや、高飛車なお嬢様アリアたちと過ごす日常によって、魔術師として評価され、否応なく学園内で有名になってしまう。
やる気のない異端魔術師は、未来の一流魔術師となるのか?
魔術と呪術が交錯する、異世界学園ファンタジー開幕!
※エブリスタと重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-24 20:14:48
188664文字
会話率:40%
エディソン洋装店の次女リーゼロッテは初恋のキースが街中で恋人らしき人物と歩いているのをみてしまった。「もうお家に来ないで!」と叫んで家に帰ったリーゼロッテはケーキにキースの嫌いなチョコチップを山のようにいれるのだった。
ツンデレぽいものを
書きたくてよくあるような話を書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-28 15:41:16
5416文字
会話率:40%
リーゼロッテの悩みといえば、もっぱら騎士の青年のことだ。彼女の騎士は片腕しかなくて、そしていつも、ボロボロの体をしている。
最終更新:2015-02-04 02:49:11
14393文字
会話率:33%
愛されるか、滅するか――――。
天空の世界に暮らす空族と、地上にあって魔王とも恐れられるほどの力を持った翼族。
空族の女王の娘リーゼロッテは、水鏡に映る魔王と人の間に生まれたカイにずっと恋をしていた。カイの不安定な力は魔王によって封印
されてきたが、いよいよそれが解かれる日が近づいている。カイの力は地上世界のみならず、天空の世界にも及ぶ危険をはらんでいた。
リーゼロッテは女王の命で、地上に落とされる。カイが自分を愛せば、リーゼロッテはカイの力を安定させることができる。けれど、カイの力が解放されるまでに間に合わなければ、彼を滅ぼさなければならない。
*** 訳あって放浪中のカイのもとに、空から落ちてきた娘リーゼロッテ。翼族の古老が伝説に唄う空族だという彼女は、地上での使命を果たす足がかりにと、無理やりカイに同行する。
見た目は極上、けれど残念な口の悪さ。おまけに無愛想なカイ。
可愛らしい見た目に反して強気で言いたいことは言うリーゼロッテ。
世界を巻き込む恋と使命の行方は……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-17 22:48:49
17412文字
会話率:49%
既に大陸の半分が魔族に支配されてしまった今世。ある国で歴史上初の女性元帥が生まれた。名前をリーゼロッテ・ブロンベルク。彼女は聡明でも強靭でも無ければ爵位も無いただの平民。唯一良いのは顔だけのリーゼは剣を振ることもままならない。それどころか少
し歩けば直ぐに疲れ、雨にうたれれば風邪をひき、転んだだけで骨を折る。女元帥を殺すのは赤子でも可能だと囁かれ、人類最弱と言われていることも知らずに行動、発言、思考共に幼いリーゼを人々は馬鹿と呼ぶ。そんなリーゼロッテを守る三人の女側近と全大陸で狂犬と呼ばれる一人の男。今日もリーゼは国を波乱の渦へと巻き込むのか、飛び込むのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 01:27:54
9023文字
会話率:67%
高校生・宮平 和泉は、平和祈念行事の式典中、『イデア界』と呼ばれる異世界へと転移されてしまった。
その世界は、『MK』という、魔力を動力源に動かす人型機動兵器を使って戦争をしていた。
和泉は、同じく転移してきた少女二人と共に、戦争の元凶・リ
ーゼロッテ帝国の野望を打ち砕くべく、戦いに身を投じることとなる。
しかしそれは、自分の先祖と太平洋戦争中の関係に、正面から向き合う事と同義だったのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-06 12:00:00
61074文字
会話率:37%
世界初VRMMO「Evolution Online」には、PK(プレイヤーキル)行為が許されている。
リーゼロッテでプレイする新宮宗次(しんぐうそうじ)は、賞金首を狩って生計を経てている賞金稼ぎ(傭兵)だ。
これは、PKに恐れられ同業には煙
たがれる極悪非道な彼女の日常を綴った物語である。
※基本的に主人公の一方的な蹂躙です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-24 08:00:00
25649文字
会話率:24%
リーゼロッテは新しい王女として
クングテール国をつくりかえる。
残酷な、かつ、平和な国へと…………
最終更新:2013-10-02 18:47:58
1109文字
会話率:25%
お家の借金の為に黒い噂の絶えない「青髭」城に嫁いだ貧乏貴族のイリア。
敵意丸出し荒探し大好きネチネチ苛めるのが大好きな旦那様だけど、頑張って幸せを掴み取ろうと決意!笑顔で毒を吐くイリアの予想出来ない行動に、旦那様が返り討ちに遭う、ほのぼの後
半シリアスなお話です。
「金の鍵の部屋」を巡り、二人は殺し合いをするのか?それとも……?
◆現在【青髭】編を終了!【美女と野獣】ならぬ【美少女と熊さん】編をお送りしております。
美少女のあまり求婚の絶えないリーゼロッテ。そんな彼女に求婚してきた一人、『熊殺し』なんて異名を持つ山賊か熊のような外見のモントノワール子爵。
悪戯っ子で優しく、逞しすぎる子爵に、メンタル豆腐美少女リーゼロッテは惹かれていき……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-25 12:00:00
154512文字
会話率:56%
桐生貴夜は生まれ持っての外観と学年トップの成績、そして反抗的な態度によって一部の不良生徒から虐待を受けていた。彼は暴力的な行動を嫌い、親友である神代顕人にも、自分の為に暴力で持って復讐するのを止めているほどであった。
無残な死体を残し、街
を恐怖に陥れている連続殺人事件が続いていたある夜、貴夜はその犯人と思しき黒衣の大男とであった。その男は『オーガ』と呼ばれている『闇の種族(ダーク・レイス)』で、男は潜在的に強力なパワーを持つ貴夜の魂に惹かれ、貴夜を手に入れようと考える。
黒衣の男──闇に堕ちる以前は、かつては『闇の種族』と敵対していた『聖戦士』だった──が貴夜に襲い掛かる寸前、それを阻止した少女の名はリーゼロッテ。『闇の種族』の中でも『主(ロード)』と言う上級のカテゴリーに属する、青と紫の瞳を持つ小柄な美しい少女だった。しかも古代の魔術を駆使する『護法魔導師』と言う魔術師でもあるのだ。
『オーガ』を撃退した後、リーゼロッテは貴夜自身が『主(ロード)』としての種であることを告げ、『オーガ』の手から守ることを約束した。貴夜を『主(ロード)』として覚醒させる儀式を執り行っていた時、『教会』の『聖戦士』がリーゼロッテを襲撃した。本来は『オーガ』を始末する為に派遣された『異端処理官』ヴィトーリオは、偶然に発見した『七主』であるリーゼロッテに功名心を刺激されたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-17 23:14:38
121934文字
会話率:32%
『今度のコンサートは、彼女と一緒にドッペルコンチェルトを』
ヴァイオリストの卵のリーゼロッテとフリーダは学期末のコンサートでデュエット奏者に選ばれた。相手について知っているのは、恋うるような旋律とひかりのような音だけ。互いへの嫉妬と羨望、分
かち合う未来への焦燥。ひととき紡がれ絡まる二人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-31 00:00:00
26269文字
会話率:25%