《作品説明》
「えー……っと、説明すればいいのね。わたしがジェリドっていう、おっさんおっさんな人に体を乗っ取られそうになるのだけれど、断固拒否するはなし……かな?」
「あぁぁん? 誰がオメーみてーなションベンくせー小娘ん中、入ったりすっ
かよ。むしろ、悪酔いしたみてーに気持ち悪りぃんだよ! だいたいオメーが一騎討ちで変なリング使ったからだろーが」
「なっ、レディに向かってなんてことを……気持ち悪いのはこっちのセリフだわ! 兎に角、近寄らないで、早くどっか行って! わたしのぬいぐるみに乗り移ったままだと、ぬいぐるみが可哀想だわ」
「セシリア……オレも自由にどっか行けんなら苦労しねーよ。それに、ぬいぐるみにはオメーの持ち物で偶然入っただけなんだがなぁ。オメーんなか居るよりより居心地は良いんだが。——まぁ、このままじゃぁ互いにマジーし、なんとかするか」
……と、まぁそんなお話です。
《作者からのあらすじ》
同じ国同士、王国軍とその領主軍の戦いがありました。
訳あって勝負は一騎討ちでつけることに。
王国軍は若干17歳で王国騎士団副団長に抜擢されたセシリア。
王国ダンバー領は子爵領騎士団副団長ジェリド。
この一騎討ちで全てを失ったジェリド。彼は血液に含まれる魔力と精神体の一部をセシリアが所持していたリングに吸い取られます。
そして、リングを嵌めて居たセシリアの中で熟成され、元の精神として目覚めます。リングの呪縛で離れられない2人がいがみ合いながらも離れられるよう、様々な困難を乗り越え奮闘するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 23:39:23
217402文字
会話率:37%
百合ゲー【Fleur de lis】
舞台は令嬢の集うヴェリテ女学院、そこは正しく男子禁制 乙女の花園。
まだ何者でもない主人公が、葛藤を抱く可憐なヒロイン達に寄り添っていく物語。
少女はかくあるべし、あたしの理想の世界がそこにはあ
った。
ただの一人を除いて。
――楪柚稀(ゆずりは ゆずき)
彼女は、主人公とヒロインの間を切り裂くために登場する“悪女”だった。
あまりに登場回数が頻回で、セリフは辛辣そのもの。
最終的にはどのルートでも学院を追放されてしまうのだが、どうしても彼女だけは好きになれなかった。
そんなあたしが目を覚ますと、楪柚稀に転生していたのである。
うん、学院追放だけはマジで無理。
これは破滅エンドを回避しつつ、百合を見守るあたしの奮闘の物語……のはず。
※他サイトでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 21:10:00
227267文字
会話率:44%
諸事情により、他家を招待してのお披露目もないままに、迎えた今宵この時。夫から「お前を愛することはない!」と言われてしまった侯爵令嬢。だけど、彼女は驚かない。何故なら、彼女は仕事中だから。こんな夜間の仕事など放り出して帰りたいけれど、まだ帰れ
ない彼女は、夫となったロイナードの話を延々と聞かされることとなる。彼女は彼の話を聞くためにここにいるのだから。少々イラっとしながらではあるけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 01:59:39
92209文字
会話率:30%
コアコセリフ国――。
人間以外を毛嫌いする周辺国の中で人間主体でありながら、亜人たちの受け入れを始めている大国。
そんな国に仕えている一人の狼系の血が濃く残っている狼系亜人"フラン"。
男でありながらも可愛い外見
と確かな力を持つと陛下に評価され、騎士という身分を与えられた彼は、とある事情から面倒な仕事頼まれ、隣国で仕事をすることに。
仕事は仕事と割り切って仕事を続ける中、仕事先で出会った厄介ごとに思わず首を突っ込んでしまい……。
狼系亜人の男の娘と、魔族の双子美少女が出会い、関係がほんのちょっとずつ進む。とある亜人騎士を描いたラトゥムという亜人や魔物などが住む世界の小さな物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:00:00
111361文字
会話率:44%
※この作品はpixiv様に誤字脱字等まったく同じ状態の物が先に投稿してあります。
パッと思いついてパッと書いたシリーズ。アリス書きたいな、で書いたやつです。
※以下、pixiv様に投稿してるキャプションからコピー&ペーストされた概要説
明
テーマ通り(投稿サイト様のテーマ投稿企画『CHANGE』)、いつもと作風も入れ替えてみました。
知り合いから「」のセリフが少なくて面白くないと感想をもらったので文字を読み慣れてない人の為に「」をいっぱい使わせていただきました!
半分は冗談です。元々思いついた時に書きたかったからなのと、今回は特別読みやすさや面白さを前面に押し出す形にしなくても良いかな、となんとなく思ったのでこういう形にしてました。
こういう形は好きなのですが、いかんせん読む人が居ないのでなかなかやりません。なので、せっかくの機会なのでテーマに沿った内容で、テーマに沿った書き方をして、テーマに沿って作風も変えてみました。
いかがでしょうか?
※評価ブクマ等、☆の評価を入れて頂けると励みになりますので、少しでも良いと感じるところがあれば入れて頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 12:00:00
1500文字
会話率:52%
深夜の自室、突然部屋が明るくなり、目を覚ますと――。
セリフのみ。
最終更新:2025-01-08 16:10:30
1463文字
会話率:0%
そんなのあるんじゃないですか。強すぎる敵に立ち向かうため、さまざまな一般人も魔法少女に変身する力を得て、愛と正義の大逆転を実現するという希望と夢に満ちた物語。
つまり、朝のアニメを毎日見ている子どもたちの夢を壊さないために、最終回に登場す
るのは、基本的には心を奮い立たせるセリフを交互に言ったり、何かの“キラキラ”を主役たちに託したりするだけで、舞台装置として登場する“一発性”の魔法少女たち――
あなたが思うように、私はこのような「量産型」魔法少女になりました。
いや、特に文句を言いたいわけではありませんが、そもそも私も子供の頃はもちろん魔法少女になりたいという願望があったんですよ。時間が短くても、子供の頃の願いが叶ったなんて、これほど嬉しいことはないと思います。
誰かにわざわざ言われなくてもわかるように、私はそもそも物語の主人公になれないタイプなので、何か主人公を引き立てる舞台装置になっているだけでも、夢にまで見た舞台に立てるだけでも満足です。
だから、だから。
私に頼ってラスボスを倒すしかないってどういうこと?
他の魔法少女は?あるいは鮮やかな色のレオタードを着た戦隊員?どうしてもだめなら、同じ会社のものではないけれど、遠い銀河から来た50メートル級の巨大宇宙人とかでもいい。「世界を救えるのはあなただけ」なんて、舞台装置だけの私には言わないでくださいね!
ああ、もういい、どうせやるしかないだろう。フレフレ!私!
平和な日常を取り戻すために、とにかくやるしかない、ちょっと違うの魔法少女物語。結末が愛と希望に満ちていることだけは保証します。読者の皆様に楽しんでいただければ幸いです。
著者の私はアメリカ出身なので文法的な間違いやうまく表現できない部分がいろいろあるかもしれませんが、読者の皆さんが受け入れてくれたり、修正を積極的に手伝ってくれたら幸いです、私の夢の物語をお届けします、以上。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 13:30:07
16157文字
会話率:40%
300年前、魔物を一掃し街の伝説となった勇者ログツィーノ。
その代償として、彼はセイラ(魔法具)の指輪に封じられることとなった――。
そして現代、再び街を襲う魔物を倒すため、リューヴェン家の少女フィルネストは伝説の勇者ログを復活させる。
だが、目覚めたログの第一声はこうだった。
「おれを自由にしてくれるなら、手伝ってやってもいいけど?」
圧倒的なチート級の力を持ちながらも、どこかやる気のないログ。
そんな彼に振り回されながら、フィルと従者エイレンは、いつしか光と闇が交錯する壮大な物語に巻き込まれていく――。
自由を求める伝説の勇者と、それを支える凸凹コンビ。
彼らがたどり着く先に待つのは、希望か、それともさらなる混沌か?
やる気ゼロのチート勇者が繰り広げる、波乱と笑いのダークファンタジー!
※AIの活用について
本作品は、AI(ChatGPT)を以下のように補助ツールとして活用しています:
•アイディア出し: 設定やストーリー展開のサポート。
•文章の補助: 地の文やセリフをより魅力的にするアドバイス。
•校正・効率化: 微調整や確認を行い、執筆をスムーズに進める。
ただし、物語の核となる設定やキャラクターの心情、大まかなストーリーの流れは著者自身の考えに基づいています。AIはあくまで補助的な役割です。
本作品のスタンス
作者自身が楽しむ創作を最優先に、シリアスなダークファンタジーを基調としつつ、ギャグやパロディ、ラブコメのエッセンスを織り交ぜた自由なスタイルを目指しています。
また、読者の皆さまと楽しさを共有する物語を届けるため、気楽に楽しめるエンターテインメントを意識して執筆しています。
オマージュとパロディについて
本作品には、敬意を込めたオマージュやパロディを意図的に取り入れていますが、元ネタを知らなくても楽しめるよう配慮しています。
読者の皆さまへ
「作者自身が楽しむこと」を第一にしつつ、読者の皆さまと楽しい物語を共有する挑戦的な試みです。もし気になる点や感想があれば、ぜひコメントでお知らせください。面白い作品を目指していきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 21:00:00
74775文字
会話率:45%
答えならすでに出ている。キャラが先だ。
最終更新:2024-12-28 20:45:53
1410文字
会話率:0%
◇注意事項◇
本作はテーマの都合上『オタクや性別など様々な物に対する偏見・差別』『物議を醸すようなセリフや展開、独白』『倫理的に受け入れ難い内容』『やや不謹慎とも取れるネタ(ブラックジョークや皮肉)』『下ネタ・性的表現』『その他読者を不快
にさせる内容』などが多分に含まれています。
反骨心旺盛で書いておりますので、不快に思われた方、見たくないと感じた方はブラウザバックをお願い致します。
◇ ◇ ◇ ◇
「……クリスマスにイルミネーションデートってめんどくない? 家でスマ○ラしてた方が楽しい」
「僕もそう思う」
姫川詩子(ひめかわうたこ)、20歳。大学のオタサーにて清楚でゆめかわいい「姫」を演じている彼女は、ビニコンで安い発泡酒とツマミを買っているおおよそ女らしく無い姿を同じ大学の変人陰キャ男の河野真白に見られてしまう。
すっぴんジャージのズボラ姿を大学内に漏らされたくなかった彼女は、河野に対し「この事は絶対周りに言わないで」と頼み込む。もとより言うつもりのない河野はそれを了承し、その日二人はその場を後にする。
二人はそんな出会いをきっかけに接点が増えていく。当初こそ変人陰キャである河野をキモイと嫌悪していた姫川だったが、なんだかんだと関わる内に、彼が悪い人間ではないと理解し、「友人」として付き合っていくようになった。
しかし一般に男女の友情とは成立し難いモノで。二人の関係は様々な出来事から影響を受け、徐々に、徐々に「友人」から「恋人」へと変化していく。
これは、気持ちの悪い性格の女、姫川詩子が、気持ちの悪い男、河野真白と、精神的・性的に結ばれるまでの物語である。
※登録必須キーワードに「ガールズラブ」要素が入っていますが、物語は女×男の恋愛模様を描いたモノになっています。
※人が死ぬ、四肢がもげるようなグロテスク表現はありませんが、たぶん精神的に抉られたりきついと思う描写が結構あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:00:00
500332文字
会話率:48%
白雪未来。高校一年生、性別は女。彼女は、学校生活である問題を抱えていた。それは、いじめである。
靴が隠されたり、机に悪口を書かれたりとされるのがあたりまえとなってきたある日、彼女のいじめが激化する出来事が起こり、とうとうストレスが限界に
達する。そして、四面楚歌の状況を脱するため、彼女はネット上で噂されている復讐代理人、仕返し屋に全てを賭けた。
仕返し屋のオーナー、赤坂啓吾と、そこでバイトをしている、白雪と同じ高校の男、若山怜斗。彼らは未来自身の手も借り、彼女自身の復讐を執行するために行動を起こす。ただし、クズに対する攻撃手段はただ一つ。糾弾することのみ。
果たして、彼女の復讐は成功するのか?
※元々、自分がやっていたブログで書いていた物ですが、ブログ閉鎖と共にこちらへ移そうと考え、さまざまな設定を見直し、キャラクターも増やして書き上げました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-04 06:00:00
39890文字
会話率:47%
友人とかくれんぼをしていた『アリエ』いつの間にか入ってはいけないと噂のある館に入ってしまい突然意識を失う・・・
起きたら幽霊が命を狙ってくる館に閉じ込められていた。その後彼女は・・・
自作ゲームを小説化しました、ゲームとセリフが少し違いま
す。この話は最初に読むことをおすすめします
序章はどのストーリーも同じです
昔に他サイトに書いたものをコピペしたものなので、今と手法が全然違う為、変な文にならないようあえて手を加えてません。読みにくかったら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 10:09:15
9825文字
会話率:39%
友人とかくれんぼをしていた『アリエ』いつの間にか入ってはいけないと噂のある館に入ってしまい突然意識を失う・・・
起きたら幽霊が命を狙ってくる館に閉じ込められていた。その後彼女は・・・
自作ゲームを小説化しました、ゲームとセリフが少し違いま
す。この話は最初に読むことをおすすめします
序章はどのストーリーも同じです
昔に他サイトに書いたものをコピペしたものなので、今と手法が全然違う為、変な文にならないようあえて手を加えてません。読みにくかったら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 22:09:13
7768文字
会話率:35%
友人とかくれんぼをしていた『アリエ』いつの間にか入ってはいけないと噂のある館に入ってしまい突然意識を失う・・・
起きたら幽霊が命を狙ってくる館に閉じ込められていた。その後彼女は・・・
自作ゲームを小説化しました、ゲームとセリフが少し違いま
す。この話は最初に読むことをおすすめします
序章はどのストーリーも同じです
昔に他サイトに書いたものをコピペしたものなので、今と手法が全然違う為、変な文にならないようあえて手を加えてません。読みにくかったら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 21:18:46
4911文字
会話率:42%
それは何度か見た光景だった。
『私は…諦めない。必ずあなたを、倒す!』
僕は彼女にとって敵で、宿敵だ。
「みんな、私に力をちょうだい!」
彼女が言うと、星々の光が彼女の力となり終結した。集結した力は彼女の持つ剣へと集められる
。
そして。
「ノヴァ・ブレイクッ!!」
その剣が振り下ろされた瞬間、周囲は眩い光で覆われた。彼女の必殺技だ。エネルギーを最大限に高め、周囲に小さな流星爆発を起こし敵を吹き飛ばす。
「そ、そんな…このブッタ様が、こんな小娘にぃい!!!」
闇の結社ダークエクスプレス。その幹部である僕の仲間は三流の悪役っぽいセルフを吐くと消し炭になった。
うん、いつもの光景だ。最初は良かった。もしかしたらこのまま勝てるんじゃないかって思った。
けどやっぱり最後はこうして負けてしまう。
まったく…ブッタのやつ。俺は絶対に負けませんっタ!とか言ってたくせに簡単にやられてるじゃないか。なんだよあのセリフ。
「最後はあなたよゼノン!! 今日こそ決着をつける!」
ブタの死を惜しむ間もなく、シャインスターは僕を睨んだ。その目には希望と勝利の色が見える。
僕は高みの見物をやめてビルから降りた。
「みんな! 分かってるわね!?」
「ええ」
「もちろん!」
彼女らは頷き合った。
「今の私たちなた必ず勝てる! 想いを一つに戦おう!」
そうして僕に体を向けるシャインスター。
それに僕はちょっとした苛立ちを覚えた。
「想い…か…」
想い。協力。力を合わせれば。みんながいれば。想いを一つに。頑張れば。いい言葉だ。
それで敵を倒せるのなら、存分に使えばいい。
「来い。勇敢なる戦士どもよ。我を倒し、そして魔王を殺して見せろ」
僕が彼女等に剣を向けると戦いは始まった。
そう。僕は敵で、彼女等は魔法少女。相反する存在である僕らの世界は、遠いようで実は近い。
なんせ、彼女等と僕は同じ学校に通っているのだから。
これはそんな僕と彼女らの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 20:03:12
57529文字
会話率:37%
郊外の遊園地は平日でもそれなりに客がいる。アトラクションは子供向けが多いがスリルを求める大人向けのジェットコースターがどんと中心部に構え、何年か前にはネットで話題になった。今でも施設全体の評判はそれなりにいい。強いて言うなら、交通の便が少し
悪いことが難点か。
家族連れやカップルが遊びに来たがるような、少なくとも一人で来ようとは思わない場所だ。
―――は観覧車前に立つスタッフにチケットを一枚渡した。パステルイエローの文字で「乗車券」と大きく書かれた紙をにっこりと笑って受け取ったスタッフは、切り取り線に沿ってチケットを二つに分けると片方を返す。案内に従って待てば、すぐに赤いゴンドラを開けて中へと促される。
「それでは、いってらっしゃい!」
マニュアル通りのセリフを口にして扉が閉められた。それから間を置かずにガチャンという施錠音が響く。
ゆっくりと上昇を始めたゴンドラの中、ただ黙って己の手に視線を落とすことしかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:52:57
949文字
会話率:45%
10歳の頃に出会った伝説の配信者「SO∀RA」に憧れ、自分も配信者として夢を追い始めた青年、あおい。しかし、配信は思ったよりも厳しい世界で、視聴者が増えず挫折を感じていた。そんな中、突如現れた謎のリスナー「SOARA」から届く助言──その正
体は、10年前に引退したSO∀RAその人だった!
リスナーを魅了するセリフ枠、細やかで魅力的な画面作りまで、SOARAの厳しくも温かい指導があおいを変えていく。配信の裏側に隠された「声」に込められた想いと、かつて憧れた存在の過去の秘密に触れるたび、あおいの心は揺れ動く。
あおいは自らの「声」と向き合い、次第にリスナーたちの心を動かす存在へと成長していく。だけどその先には、SOARAが隠してきたもう一つの真実が──。
「憧れ」を「誇り」に変える配信者サクセスストーリーが、今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:39:28
89803文字
会話率:40%
16年間のぼっち人生に、今日で終止符を打つ。
――というのも。
俺、好きな人に告白します!
【中庭で待っています】
そう書いたラブレターをそっと彼女の下駄箱の中へ。
ドキドキしながら待っていると、
やってきたのは想いを寄
せている彼女――。
ではなく、
隣のクラスのボッサボサ黒髪の地味男子、…矢吹!?
間違って矢吹の下駄箱にラブレターを置くわ、
告白のセリフを聞かれるわで恥ずかしすぎて、
できることならもう矢吹とは関わりたくなかったのに――。
「オレの秘密、みんなには内緒な」
矢吹の秘密を知ってしまったことで、
…そこからなぜだか急接近!?
俺は、好きな女の子と付き合って
青春キラッキラの高校生活を思い描いていたはずが――。
「もしお前になにかあったら、オレは…」
「オレ、初めからお前しか見てねぇよ」
矢吹に対して
なんでこんなにドキドキしてんだよ…!!
俺の青春、思っていたのとなんか違う!
*✧ 勘違いの告白から始まるピュア恋ラブコメ ✧*
※ピュア恋BLなので過激な表現は含まれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:14:22
70291文字
会話率:34%
ポン ポン ポン……
ああそうか、俺はもう独りなわけか。
静かな部屋に響く木魚の音は、恋人の|橘《たちばな》|緋奈《ひな》がもういないという事実を、ただ海斗の心に強く、残酷に刻みつけていた。啜り泣く声が微かに響く中、海斗は涙に袖を濡らす
ことはなかった。なぜなら。
——俺もすぐそっちに行くからさ…だから安心しろよ、緋奈。
心の中でそう唱えて少し口角を上げる。葬式中に笑っているなんて周りに気づかれたら、きっと気味悪がられる。でも。
そんなこともう、どうだっていい。
緋奈のいない世界に、自分に、何の価値があるというのか。この先生き続けたとして、何の希望があるのか。暗闇が待つ世界に身を委ねるくらいなら、いっそ。そう思ってしまうのも無理はなかった。
1週間前に緋奈が突然の心筋梗塞で亡くなったその時から、緋奈の魂を弔ったあとに自分も着いていく決心はついていた。どうして突然。どうして自分ではなく緋奈が。無力な自分の不甲斐なさに身を焦がすが、どれだけ願っても結末は変わらない。
「これにて葬式を終えさせていただきます。」
さっきまで念仏を唱えていたお坊さんの声が耳に入る。どうやら、くだらないことを考えている間に葬式が終わったらしい。司会者の案内があり、続々と参列者が退出していく。結局悔やんでばかりでろくに弔えてもいなかった自分に気づき、最後までどうしようもないなと|嗤《わら》いながら海斗も葬式部屋を後にした。
最期にちょうど一年前のこの日に告白した公園に行こう、そう思った。今日3月25日は海斗と緋奈が結ばれてから丁度1年目。
「好きだ、緋奈。だから俺と………」
「あーーーもういいよっ!!」
少し堅いベンチに腰をかけ、咲きかけの桜に見舞われながら言った1年前。最後までセリフが出ずにカッコつけきれず、フォローすらされてしまった、ちょっぴり苦くて甘い記憶を同じベンチで思い返す。隣にはもう、誰もいないが。
独り家に帰り|そ《・》|の《・》|時《・》のための身支度をしていると去年のカレンダーを見つけた。ぱらぱらとめくっていると、3月25日の欄に何やら書いた覚えのない文字が書かれてあることに気づく。
私 を 救 っ て
「あーーもういいよっ!!」
「……は?」
「あれ海斗、どうしたの??もしかして〜嬉しすぎて固まっちゃった〜?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 18:04:58
914文字
会話率:36%
『公爵令嬢メディリア! アネモネを貶めるお前は、王妃には相応しくない! 婚約は破棄だ!』
これは実際に言われたセリフではない。メディリアが夜会場に踏み入る直前で思い出した、前世の記憶である。
彼女は、友人の侯爵令嬢に三つの頼みごとをし、会
を欠席した。
翌日メディリアの元を訪れた婚約者を、彼女は問い詰める。
〝冷血王子〟と呼ばれる彼の本性を、抉り出すために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 07:10:00
10265文字
会話率:36%
失恋の痛み。というのは新しい恋で忘れれば良い。というのは先人の知恵である。
けれども私は義務的に新しい恋人を見つけるのはやはり苦手である。
『別れよう』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意
事項2
幸い、まだ続いています。
喚かない女が〜。の二人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 18:07:28
1104文字
会話率:40%
新月の夜に白金髪の魔女に会うと、木偶人形にされる。
最近の都市伝説。退屈な人生を露骨に示した噂。
そうして家路に着くと、女人が顔をだす。
その鮮やかな髪と共に。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
なんでこうなったか分からりません。
オチもないですし。
プロトタイプなので、またごちゃごちゃ弄り回すと思います。
でも二人の性格は変えたくないなー!!(クソデカ声)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 18:29:37
952文字
会話率:50%
どんなに頑張ったって、天才には勝てはしない。
地道な努力も、生まれ持った才能には端から叶わない。
でもそれを受け入れるのが辛くて泣いていたら、 彼女から発破を掛けられた。
「んなものは、天才の口にでも入れておけ」
注意事項1
起承転結は
ありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
単純に、このセリフが言わせたかっただけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 20:31:01
1057文字
会話率:53%
異世界召喚された女子大生の話。セリフのみです。
最終更新:2024-11-23 06:00:00
1141文字
会話率:56%
ワンナイト目的でマッチングアプリで知り合った2人、マコっちとりん。『りん』って、男っぽくない名前だなと思っていたマコっちだったが実際に会ってみたら、とんだ巨漢だった! あれやこれやあり、ワンナイトと思っていたが結局2人は付き合うことに!?
そんな、即堕ち2コマなギャグ恋愛です。クスッとしていただければ幸いです。
◇◇◇←作中にこいつが登場しますが、その中にあるセリフは全部ヒロインのマコっちのセリフになります。
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 14:16:48
1116文字
会話率:60%
「タオイア・グレスマ・エイジスフィ! この僕アルベルト・ゼ―ル・リングヒルは、今この時を持ってお前との婚約を破棄する!!」
『無能のタオイア』と人々から称される公爵令嬢タオイア。彼女は生まれ育った国、リングヒル皇国では異質な存在だった。皆
が共通して金髪碧眼に白い肌なのに、タオイアだけが黒髪黒目だったのだ。それだけではない。その無能さも異質だった。皆が多少のスキルや魔力を持って生まれるのに、彼女だけはレベル上限1、所持スキル0、魔力0、なんていう状態で生まれてきてしまったのだ。しかも、彼女がどれだけ努力しても一切成長が出来ないというおまけつき。
何故貴女だけが? それは私のセリフです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 23:11:05
14921文字
会話率:40%
国一番の美貌を誇るユリシア・ハルフェスト侯爵令嬢が嫁いだのは、辺境の悪鬼と呼ばれる、恐ろしいと噂のヴァルハイト・ワーグナー辺境伯だった。
初夜を迎えた寝室で、夫であるヴァルハイトは彼女を恐ろしい形相でにらみつけながら言う。
「……ユリシア、
君に言いたいことがある。一度しか言わないからよく聞いてくれ」
ああ、これはきっと、お決まりの『あのセリフ』を言われるに違いないわ……。
覚悟を決めたユリシアに告げられたのは?というお話です。
少し長いです。若干の夜の描写がありますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 20:00:00
11675文字
会話率:21%