【あらすじ】
屍黒斗(しかばねくろと)はどこにでもいるちょっと性格の悪いただの学生だった。
彼がそういられたのはすべてを忘れていたから。
全て忘れて怠惰で、陰湿に、狡賢く日々を過ごしていたから。
そんなある日、彼の目の前に一匹の〈怨鬼
〉が現れる。不要と断じられた負の憎念が生み出した化け物。〈怨鬼〉に襲われたクロトは窮地に追いやられた。だが、そこで彼はクラスメイトの二神(ふたがみ)咲夜(さくや)に助けられ、〈怨〉にまつわる情報に触れる。そして、直後まるでタイミングでも見計らったかのように黒斗の前に自らを従者だと名乗る〈因子〉が姿を見せる。
〈因子〉は言う。君には大事な願いがあると。君には失っている記憶があると。
その言葉を受けて黒斗は記憶の欠落を自覚し、足りないものを取り戻すために欺く。彼に対して疑いの視線を向けてくる全ての者を騙し、出し抜く。
取り戻したのは暖かくもあり、凄惨でもある記憶だった。姫宮(ひめみや)春香(はるか)と過ごした日々の大切な思い出。そして、愛しい春香が正義に殺され、自身も弱い故に正しさに虐げられる過去。弱さとはこの世で最大の罪である事実。
正しさは=(イコール)優しさではなかった。だから黒斗は正しさを捨て、ただ優しくあることを目指した。悪だとわかっていながら〈怨〉を用いて愛しい人を生き返らせ、正義に奪われた大切な彼女の幸を取り戻そうとする。例えどれだけの代償を払ってでも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-26 22:52:24
116764文字
会話率:32%
先生、今から私は大きな独り言を話しますね。
最終更新:2012-10-26 20:33:01
1094文字
会話率:0%
修行をしていたティルドと師匠の元に、男と少女が現れる。
すぐに死んでしまったその男が話した内容によると、どうも国王暗殺を企む組織があるらしく、この少女はその組織の暗殺者なのだそうだ。
メルゾーン族という一族は妖精の血が入っており、呪文
を唱えなくても魔法が使えるという特殊な種族で、組織はメルゾーン族の子供をさらって来ては洗脳して暗殺者に育て上げていた。
しかも、暗殺者には不要ということで声や表情を魔法で封印し命令に服従する以外の表現を禁じた。
ティルドは師匠の命で、少女を引き渡すため、遠い王城まで少女を連れて旅に出ることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-17 20:00:00
96313文字
会話率:28%
小さな輸入商社に勤めていた俺は、ガス爆発に巻き込まれて、異世界「イストリアス」に勇者として降臨した。そこでは、森の奥の城に住まう強大で邪悪な「魔王」が専横の限りを尽くし、力無き人々はひたすら恐怖に慄き、息を潜めて生活している、はずだった。森
林経営に勤しむ実直な「魔王」、平和を謳歌する市民、豊作に頭を悩ませる農民・・・。あれ、ここって、もしかして、勇者不要なんじゃないの? 俺の使命は何なんだ? 俺はここに居ていいのか? 悩める勇者の「明日」はどっちだ!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-01 16:01:07
13834文字
会話率:45%
「お父さんお父さん、二百文字ってどのくらいの長さなの?」「ん、二百文字? うーん、そうだなあ……例えば、原稿用紙が四百字詰めだから、その半分だな」「よくわかんない」「そ、そうか。じゃあ……そう、これ■」「え、何、今の四角いの」「ちょうど百文
字ごとに、あの記号を入れたからね」「百文字ごと? さっきのが百文字目ってこと?」「そうさ」「てことは、次に同じ記号が出てきたら、それが二百文字目ってことなの?■……あーっ! もう出てきちゃった! 今の記号までで二百文字ってこと?」「そういうことだね。案外短いだろう」「ほーんと。二百文字じゃあ何にもできないね」「そんなことはないさ。小説は短いほどいいんだよ」■「えーっ。私長い小説が好き」「伝わるものが同じならば、短ければ短いほど良いのさ」「いくらなんでも短すぎだよ。二百文字じゃあ登場人物紹介だってできないよ」「フォッフォッフォッ。登場人物紹介なぞ不要ぞ」■「あ、おじいちゃん。お昼ごはんはさっき食べたばっかりだよ」「誰が飯の話をしとる。よいか。そもそもわざわざ紹介せねばわからん連中なぞはふのはひはんほひゃ」「わかったわかった。お爺ちゃん入れ歯落ちたよ」■「今のマークで5つ目ってことは……もう半分ね」「あ、お姉ちゃんおはよう。……何が半分なの?」「ここの欄がちょうど千文字だからよ」「そうなの? なぜ?」「あらすじ欄の字数制限が十字以上千字以内だから」■「そうなんだ。くだらないこだわりだね」「まったくだわ」「……おいおい二人共、それを言ったら本文の二百字というのがそもそも、このサイトの規定で決まってる最低文字数だからなんだぞ」「お父さんは黙ってて」■「そうじゃお前はいつも余計なんじゃ」「あ、お爺ちゃん入れ歯はめられたんだ」「でもお爺ちゃんもちょっと黙っててよ。こんな狭いとこで四人も喋ってたら一人分のセリフが限られるでしょ」「そ、そうじゃが……」■「お姉ちゃんもう残り二百文字しかないよ、どうしよう」「どうって言われても……。ここで言っとくべきことって他にあったっけ。ルール説明くらい?」「ルールあんの?」「えっとまず二百文字ちょうどであること」■「お姉ちゃんもう残り百文字無いよ」「えっと……次に一話完結であること。他の話に依存しない」「お姉ちゃん! 残り五十無い!」「だからそんなこと言ってる間に」「二人共ごはんよー」「ちょっママ入ってこな」■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-31 19:00:00
5986文字
会話率:68%
限りある物資の為。
名誉の為。
領土拡大の為。
理由はなんでもいい。
ただ戦争に明け暮れる人々を、神は何と思われるだろうか?
"愚かなる人間達よ。"
神がそう嘲笑いながら見下ろす先で、人々はその尊い命を奪
い合うのだ。
>>>>>>>>>>
世界にまだ完全な国が存在していない頃、全てを手に入れる為雄叫びをあげる猛者たちが数名いた。
自らが造りあげた屈強の仲間達を率い、その貪欲な野心を振りかざしながら敵をなぎ倒していく。
その一人である男、サク・ローマン。
本日も世界を手中にせんと剣を振るう彼の前に、突如雷と共に空から墜ちてきた少女が現れた。
そして少女はこう唱えたのだ。
「もう戦争など不要なのです。皆さん、武器を手離して下さい。私が貴方々を解放します」
異世界からやって来たと言う謎の少女と共に、サクは世界の本当の姿を知る事になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-30 17:29:20
3252文字
会話率:48%
弱腰で内気な少女は、体温が上昇する都度に冷酷さを増す。“あげる”という言葉に弱い方は必読ですよ(笑)
最終更新:2012-05-20 04:38:40
4847文字
会話率:25%
初めて『男』を主人公にした小説を書きました。
読者の方の推理はほとんど不要な小説。
真面目なフツーのやさしい小説、かなぁ!?
でも……。
【華】
最終更新:2011-12-02 22:51:11
9232文字
会話率:21%
あらすじ修正中
作品に関して
一人称にて主に男性同士の友情や笑い話を書きますが下ネタ、犯罪の要素を含みます。
キャラクター小説、会話劇メインです、ストーリー自体はあってないようなものとお考えください。また会話っぽさの為に句読点が少な
く、不要な文字が入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-21 01:25:01
98752文字
会話率:59%
1941年4月―――本州と北海道を隔てる津軽海峡を航行中の輸送船から、巨大な軍艦を発見したという報告が大湊に入った。付近に航行中の軍艦はなく、直ちに大湊航空隊から確認のための偵察機が発進し目標との接触を試みるが……果たしてそこに存在したもの
とは?本作品には架空戦記小説には不要と思われる要素が多数存在し(恋愛、ギャグなど)、あらゆるネタや設定がごちゃまぜ……某所の言葉を借りると、炭火牛すき焼き丼・ブルゴーニュ風なものですので、それを割り切れるという方のみ御覧下さい。本作品は、黒鉄大和先生著の《艦魂年代史シリーズ》の二次創作作品であり、許可をいただいた上で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 01:31:01
61210文字
会話率:38%
ここではないどこかの世界に暮らす、奇妙な主従の日常生活。
どこかネジがすっ飛んでる二人と、やっぱり変な友人知人達の、何のことはないありふれた日々を、従者一人称でゆるく書いていきます。
※拙作「Wizard & Blade」の外
伝・後日譚にあたりますが、ネタバレ成分は微量です。 本編知識も不要です。
9/5 あらすじ改訂折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-27 00:00:00
31410文字
会話率:37%
ある日突然、ヴァンパイア王国の後宮へ連れてこられたソフィア。国王は人間を見下す無慈悲なヴァンパイアだった。そんな王に身体を要求されてとっさに「順序を守ってくれ」と言い放った。意外にも王はそれを快く承諾するが、知らぬ間にある“契約”が結ばれ
ていた。契約の条件として身体以外の王の誘いを断ることができず、苦悩の日々を過ごすソフィア。学校で魔術を習ったり、ヴァンパイア貴族やヴァラヴォルフ衛兵らにちょっかいをかけられながら、戸惑いの中で奮闘する。【連載中のThe Vampire Castleの加筆版……にするつもりがなぜか全く別の話になったので題名も変更しました。そのつもりでお読みになっていた方、申し訳ありません!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-21 23:18:22
37814文字
会話率:26%
生きる意味を失った彼女は、唯一にして最期の願いを叶えるべく己を代償とした。甘い彼女の闇に惹かれた悪魔は、いつしかその絶望に痛みを覚える。契約の元、人と悪魔は邂逅する。(悪魔・暗い・切ない?)
最終更新:2011-07-28 19:52:50
8956文字
会話率:27%
拒絶されようとも…アナタを愛し続けよう
最終更新:2011-06-23 01:15:37
380文字
会話率:0%
不要な少年が殺された。
なぁに。不要なのだから死んでても生きてても同じだ。
(――ガシタワ 。タシロコガシタワ)
最終更新:2011-06-03 23:58:01
285文字
会話率:42%
説明不要(笑)。妄想たくましく、むらむらと読んでいただければ。
最終更新:2011-04-25 10:52:58
855文字
会話率:54%
十数年ぶりに戻った自宅。不要なものを整理していた私は、ずっと親友だった、そして憎悪の対象だった彼女とそこで再び見えた。箱の中にいた彼女は今も変わらず、私に微笑みかけていた――
最終更新:2011-03-13 22:03:15
4165文字
会話率:0%
笹原一道は辻岡沙世に好意を抱いていた。しかしなかなか接近できずに日々を過ごしていた。そんなある雨の日、一道は沙世に近付く絶好の好機を目の前にする。その時に一道が取った行動は!? 一道の頭の中は!?
最終更新:2011-02-12 11:00:00
16125文字
会話率:35%
近未来の中流家庭。
多機能メイドロボを購入したことで、使い込んでいた調理マシンが不要となり、データを消去して下取りへ。
しかしメイドロボは調理マシンに一目惚れをしており、一家への復讐を…?
最終更新:2010-09-01 09:34:43
15849文字
会話率:32%
色々な研究に明け暮れる高校2年生の坂井 総史(さかい そうじ)。
恋愛は全く不要なもの、無縁なものと思っていた。
そこに現れた一人の女の子が総史の恋愛観を次々変えていく・・・!?
最終更新:2010-02-06 15:29:40
1240文字
会話率:50%