かつて天才と呼ばれた選手がいた。
将来を嘱望されながらも、その選手生活は度重なる怪我との闘いであった。
彼は苦難を何度も乗り越え、迎えたN1昇格プレーオフ決勝。
サッカー人生の集大成とも呼べるプレイを見せた彼は、再び大怪我を負い、その意識を
失う。
目を覚ました彼は、もう一度人生をやり直すこととなる。
日本サッカー黎明期からサッカーを見てきた方、黄金世代の活躍に心を躍らせた方はぜひご一読頂けますと幸いです。
日本人選手の海外での活躍が当たり前になった時代ですが、当たり前になる以前の時代から、今に向けて物語は流れていきます。
ゆっくりとした更新ですが、お付き合い頂けますと幸いです。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 19:11:36
36639文字
会話率:33%
海上自衛隊の最新鋭潜水艦に乗り組む男達の物語 時は平成、昭和の記憶をかすかに残した時代。国防組織として、災害派遣にも対応出来る装備を持ったのが自衛隊だった。創設時の自衛隊は厳しい世間の風当たりにさらされた。前身の警察予備隊に加えて、海上自衛
隊の前身警備隊は海上保安庁の下部組織としてスタートを切る。新たに航空自衛隊が創設され、防衛庁が設置されたのが1954年、戦後の混乱期の中での船出だった。陸上自衛隊と海上自衛隊が旧軍の施設をそのまま使ったのは、いちいち部隊を編成するのが面倒であったからであり、新設されたとはいえ、大日本帝国陸軍や大日本帝国海軍出身の軍人達が黎明期の自衛隊を支えた。凄まじいまでの暴力はなくなり、変わりに体を鍛える事で罰を与えた。防衛大学が出来る頃には、国土交通省所管内の海上保安庁と海軍色の強い海上自衛隊のすみわけは終わり、高等商船学校と大日本帝国海軍との軋轢もなくなりつつあった。朝鮮戦争が始まると、アメリカは警備隊に掃海を命令。機雷処理に当たらせたが何人か死者も出した。海上自衛隊は機雷掃海の技術と対潜水艦作戦能力において、世界最高水準のものを持っている。そして冷戦時代に脅威だったソビエト海軍の原子力潜水艦を抑えた強力な潜水艦部隊を保有している。太平洋戦争中は日本海軍の潜水艦部隊はさしたる結果を残せなかったが。今作品のモデルとなった最新鋭潜水艦そうりゅう型の潜水艦がタイムスリップして、アメリカに勝ってしまうという、よくありがちな設定ではあるが、アメリカ海軍に日本海軍が勝ってしまうと言うのは、ミリタリー系の話しでは王道の鉄板話である。大和や武蔵が生き残っていたらなど、海上自衛隊の潜水艦が大活躍するヒューマンドラマである。見所はなんと言っても潜水艦に乗り組む男達の会話であったり、彼らの日常が見所である。今の海上自衛隊において、最も厳しい部隊はSBU 海上自衛隊特別警備隊であるが、サブマリナーズはそれに次いで厳しいと思われる。何より我慢する事が多く、そういう意味では、自衛隊きっての潜水艦乗りは厳しい制約下にあると言える。日本海軍の頃には潜水艦部隊はあったが、環境的にはその頃よりはマシになってはいる。潜水艦乗りはエリートの集まりである。日本に限らず、アメリカもロシアも潜水艦はエリートのおもちゃである。ちなみに日本では女性自衛官が潜水艦乗りで活躍する日が来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 13:48:46
159102文字
会話率:63%
(プロジェク〇X風でお願いします)
2010年。
議会のインターネット中継黎明期。
これは一人の人間が、議員のわがままに対して、少ない予算の中で、インターネット中継を開始する物語である。
最終更新:2020-04-23 03:58:08
28838文字
会話率:32%
この世界には「奇跡」が存在する。
と言っても、死者が蘇ったりするわけじゃなく、ただ人の理解が及ばない不思議な力がある、というだけ。
けれど、人はその不思議な力ーー『奇跡』ではなく、もっと理解できる力を求めた。
誰にでも扱えて、自分たちで制
御のできる力。それが、『科学』と呼ばれるものだった。
これは、そんな二つが黎明期だった時に起きたちょっとした物語。
飛べるはずのない道具を作る主人公と、
飛べるはずの竜人の話。
第七回書き出し祭り参加作品です。
しばらくは不定期更新とさせていただきます……。
(2020年4月追記)
毎週日曜の夜11時半ごろ更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 23:24:10
42341文字
会話率:49%
挿絵入りの戦車の図鑑になります。コンパクトにまとめておりますので物足りないかもしれませんがご了承ください。いや、本当に一話が短いです。
自作に出す戦車の選定だったり、読んでいた作品で戦車の名前が出てきて気になった時にご活用くださいませ。
な
お本作は友人が飽きてしまった戦車図鑑の再投稿、および継続版となっておりますのでみたことがあるかもしれません。(カクヨム様にも投稿しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 16:38:06
9158文字
会話率:0%
対戦車の黎明期。我が国の対戦車砲はただ脅すだけのもの。
最終更新:2020-03-17 23:37:17
1265文字
会話率:31%
まだ空に争いが無かった頃の話。
最終更新:2018-03-30 12:13:49
610文字
会話率:38%
フロンティア・ロード・オンライン/フル・ダイブ。
フルダイブ型ゲームの黎明期を越えた頃に現れたMMORPGの一つのこのゲームは、元はディスプレイ型MMORPGを前作に持つ大作RPGである。
前作をやり込んだ大学生の樹神 光(こだま こう)
も当時のゲーム仲間と共に意気揚々とゲームをはじめた一人だった。
しかし初日から光が抱えるある問題で躓くことになり、長年共に過ごした仲間たちと疎遠になってしまう。
それから一年。
かつての仲間と別れた光は新しいキャラクターを作成し、ソロプレイヤーとして日々を過ごしていた。
ゲーム内で名を馳せる事も無く自分のペースで楽しんでいる光であったが、そんなある日初心者のプレイヤーを助けた事により事態は動き出す。
『サンダル事件』。
光のキャラクター名が銘打たれたこの事件により彼は悪い意味で有名になり、更に一年間培ってきたレベルやアイテムなどの殆どを失う事になってしまった。
失意の中、光はキャラクター再作成も考えるも、失って尚手元に残った今までの成果の結晶を見て再起を決める。
例え酷い目に合っても、自身を取り巻く環境が変わろうとも、このゲームが好きと言う気持ちは変わらないのだから。
こうして光のキャラクター『サンダルク』は気分を新たに再びFRO/FDの世界を歩んでいく。
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※本編で書ききれなかった当小説の設定や裏話などをまとめた?ものを下記に置いてあります。
よろしければご一読くださいませ。
https://ncode.syosetu.com/n5409fz/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 08:00:00
62653文字
会話率:21%
2044年、小鹿武臣は、世界初を謳う、五感完全再現の完全没入型VRゲーム機のテスター(モルモットとも言う)として雇われた。夢にまで見たフルダイブのVRだと思って行ったら、技術的、倫理的に制約がありまくるせいで想像と異なっていた。これは、夢の
ない現実に文句を言いながらも、なんだかんだ仕事をこなしていく、ブラックおしごとコメディ小説である。
「消費者が求めているのは意識だけ電脳に飛ばすような装置ですよ」「脳に干渉して五感を再現する? そんな危なそうなこと、恐ろしくて一企業には無理だよ。PL法(製造物責任法)を勉強したまえ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 20:00:00
7942文字
会話率:29%
魔道王朝黎明期。
物語はひょんな事から『蒼魔法』の使い手アゼルと、駆け出しの冒険者クリスが師弟関係を結ぶことから始まる。
最終更新:2019-12-20 00:34:49
16315文字
会話率:11%
現代科学の黎明期、ガスタービンが発明されて、プロペラのない飛行機が実験飛行場の空を飛び始めた頃のある王国。魔術が使えるのは人口の約5%、プロの魔術師になれるのはその中の1%、魔術師にも専門が色々ある。エネルギー系、材料系、流体系、磁性系、電
磁波系etc…その中でも異質な専門である「領域」と「霊理」
場の魔力理論に基づいて魔力場『柩』をデザインする「領域呪術師」と魔術を魔導方程式によって解析・再現する「霊理術師」
国内最高峰、王立魔法魔術アカデミーで主席を争う2つの専門を志す若者が、夜行馬車で交わした魔法と愛の一考察。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 23:27:05
4873文字
会話率:92%
オンラインゲーム黎明期のお話。
懐かしいと思う人もいるのではないだろうか。
最終更新:2019-10-02 04:49:28
4774文字
会話率:3%
時代は蒸気を動力とする機械産業のピーク。電信技術の黎明期。戦争とは縁遠い港町、その砂浜で海を見つめる記憶喪失の若者が座っていた。傍らには一人の女。いずれ始まるその旅と出会いが人類元始の罪を暴くことになるなど、彼はまだ露程に知らない。戦争と講
和を幾百と連ねたクロニクルにも、絶望と希望の数だけ書き換えられた経典にも残っていない大罪に人が再び慄くことになるなど。けれどそれでも、ただ静かに世界は、星は回り続ける。その面に淡く月光が射す様は雄大かつ悠然としていて、どこかボレロさえ思わせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 23:15:21
309025文字
会話率:27%
家に帰ったら部屋が洞窟になってた。
モンスターが溢れたダンジョン黎明期、人々の生き残りが始まる!
最終更新:2019-06-22 13:49:14
8777文字
会話率:41%
モバイル版が終了し、PC版とスマホ版のみになる、この節目の時に。
僕なりに、今までの事を振り返ってみようと思います。
※内容上、ある程度は個人的な事柄も含まれます。
最終更新:2019-02-20 22:00:00
24635文字
会話率:1%
時代は2042年、VRMMORPG黎明期。
数々のVRMMORPGが開発され世に出始める頃。後にVRMMORPGの一大コンテンツとなる「CenturyCreateWorld」が配信された。
内容としては美麗なグラフィック、数百を超えるジ
ョブ、特徴的な六つの種族、プレイヤーに会わせたオリジナルストーリー、印象的なキャラクター。などなど大きく宣伝していたものの実際にプレイヤーが沸き立てたのはそれではなかった。ほんとにいるかのような違和感のなさ、自由度の高さ、そして何よりマップの大きさと<カントリー>の存在であった。大きさは現在の世界と同じぐらいの大きさと発表されており、<カントリー>は他のゲームのクランやギルドの別名みたいなものであるが、その名を示す通り仲間内で国を作ることができるとしていた。そんな膨大なマップを開拓できると話題になり、もうすでに一大コンテンツの基礎はできかけていた。
元々ゲームが好きであった廻目制覇(めぐりめ せいは)もこのゲームに目を付けある目標を立てる。
「このゲームで世界征服をする」
はたしてこの目標が果たされるか否か。
これは「世界皇帝」になれるかを描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 01:32:53
3791文字
会話率:9%
本作は、作者の別作品「スキルリッチ・ワールド・オンライン」のゲーム世界を舞台にしたサイドストーリーで、蒐(しゅう)一(いち)――「スキルリッチ・ワールド・オンライン」の主人公――がSROに参加する少し前から話が始まります。この頃までは、SR
Oにおける容貌の設定はかなり自由度が高くなっていました。そのため、本作のように奔放なキャラメイクをする者もいたのです。彼らがあれこれと混乱を引き起こした結果、キャラメイクが大幅に――と言うか常識的な範囲に――制限されてしまう事になったのでした。
これは、SRO黎明期に色々とやらかしたプレイヤーたちのエピソード集です。
R15は保険です。PKやPKKのシーンが予想されるので。
何かネタを思い付いた時に、暇をみて筆を執る事になります。なので、更新は掛け値無しに不定期です。更新した場合は、作者の活動報告でお知らせします。
作者の別作品「従魔のためのダンジョン、コアのためのダンジョン」も、よろしければご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 20:45:44
18760文字
会話率:44%
「そもそも、自らの世界に名前をつけるってするもんなんですかね。現地の言葉で「世界」とか「宇宙」とか「大地(地球)」とかって意味の言葉が当て嵌まる程度なんじゃないかなぁ。我々の世界だってそうですし。
……でも世界同士が接触した時にカンガルー
みたいな誤解が起こったらそれはそれで面白いと思います」
〜魔道科学黎明期、『異世界』の存在可能性が注目された時期に記された、魔道学者と時空学者の対談書より〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 12:19:07
5379文字
会話率:7%
もうかなり昔のある日「ふしじろ もひと」ことMFは安いからというだけの理由で怪しげな路店のワゴンで投売りされていた見たこともないRPGを購入。見るからにうさんくさかったので、いつものようにお話の中に顔を出すときの分身たるM某氏をゲームの中に
送り込もうとしたのだが……。 ファミコン黎明期を知る著者が自ら体験した往時のゲームの真実に瞠目せよ!(ただし筆者に認知症の初期症状が認められる関係上、事実と異なる部分も若干あるかもしれません。あらかじめご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-26 10:59:54
4908文字
会話率:60%
『倫敦大使館付武官、里中勇治郎』
1888年、倫敦。
倫敦大使館付武官として派遣された海軍少尉、里中勇治郎は、本国の密命を受けていた。
彼には裏の顔がある。
日本國警視局降魔課ーーー里中は、明治の時を以て歴史の表より消えた陰陽
寮の命脈を継ぐ、怪異国防を担う者の一人である。
親日家であるイギリスの名家、エドワース子爵家を襲う霊障を払えと命じられて出向した彼は、エドワース家の奥方夫人を襲う霊障と切り裂き魔事件の繋がりを疑い、切り裂き魔事件を追っていた。
その中で彼は、エドワース家の美しい一人娘、アリス・エドワースに心を惹かれる。
これは堅物の日本軍人が、イギリスの子爵令嬢の為に奔走した時の記録である。
※※※
『《七殺》の久遠〜日本国警視庁降魔課の男〜』
※ただし普段は専業主夫。
天野久遠は、無精髭に寝癖頭のぼんやりした男だ。
稼ぎ手の嫁様には、失敗しては怒られてばかりで、ご近所さんからはヒモと陰口を叩かれている。
それでも生まれた娘は可愛く、彼女のお世話を頑張るものの、子どもを育てるっていうのははたから見るより色々やらなきゃならない事が多い。
日々の食事や着替えの世話から、予防接種や突発の熱。
様々な出来事に振り回されて失敗ばかりの彼には、しかし裏の顔がある。
表に出ない公的機関、日本国警察警視庁降魔課所属の凄腕巡査―――《七殺》の久遠。
降魔課黎明期に活躍した伝説の男、里中勇治郎の血を継ぐ彼は、密命を遂行する傍ら、要請あれば人に害なす怪異の収束に赴く。
でも、夜出掛ければ、夜遊び扱い。
子どもの検診の帰りに寄り道すれば、不審者扱い。
それでもめげない久遠は、今日も嫁と娘を愛でながら、ヘラヘラと生きて行くのである。
―――笑顔の裏に、全ての闇を覆い隠して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-10 13:02:36
73399文字
会話率:32%
黎明の魔女と呼ばれる、数百年の時を生きる魔女がいた。
『魔法使い黎明期』の前日譚。
キーワード:
最終更新:2018-07-01 02:47:47
7855文字
会話率:38%