「我が国にもはや聖女など不要。どこへなりとも行くが良い」
突然の宣告だった。
国民の不満が高まっていることは知っていた。
聖女は国王、教皇に次ぐ大きな権力を持った肩書だった。
実態の見えない『聖女』の肩書に不要な税が流れているとい
う不満、そこにつけ込み、王家の人気取りのために私は捨てられた。
「私のこれまでの時間って……」
10歳の時、適職診断で聖女認定されて依頼自由もなく何年も閉じ込めてきたくせに、今更追い出されるなんて……。
最悪の王国を追放された聖女が、愛され幸せになっていく物語。
【プロローグまでです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 08:23:29
2928文字
会話率:37%
私の好きなもの。
ロナウド、最愛の夫。
旅。それが依頼であったとしても、あちこちに行くのはワクワクする。
……そして、温泉。
せっかくだから、今までに行ってきた温泉を皆さんにも紹介したいと思う。
※『追放されたのに、今さ
ら聖女なんてお断りです!』の主人公セシルによる、異世界温泉紀行エッセイです。
※思いつき執筆の不定期更新です。
※えっちぃくはないと思うけど、もしR15相当と思われたらご指摘下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 14:18:29
72471文字
会話率:13%