女子短距離界に突如として現れた、孤独な天才スプリンター瑠那。
彼女への大敗を切っ掛けに陸上競技を捨てた陽子。
高校入学により偶然再会した二人を中心に、物語は動き出す。
「一人で走るのは寂しいな」
「本気で走るから。本気で追いかけるからさ。
勝負しよう」
孤独な中学時代を過ごし、仲間とリレーを知らない瑠那のため。
そして儚くも美しい瑠那の走りを間近で感じるため。
陽子は挫折を乗り越え、再び心を燃やして走り出す。
待ち受けるのは個性豊かなスプリンターズ(短距離選手達)。
彼女達にもまた『駆ける理由』がある。
想いと想いをスピードの世界でぶつけ合う、女子高生達のリレーを中心とした陸上競技の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 07:00:00
217646文字
会話率:27%
人類が暮らす巨大地下都市・フリートホーフ、そこに住む18歳の青年エデンと14歳の少女フェナ。平凡な毎日を過ごす兄妹の元に一通の令状が届く───。
この日運命は大きく狂い出す。
退屈だった平凡な日はとうに過去の追想となり、走り出す歯車は止まる
ことはない。
どうして、いつからこうなった?
抗えないのが運命、敷かれた世の理に乗って輪廻は繰り返される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 19:20:55
4019文字
会話率:33%
堕天使シェムハザの降臨に端を発する終端戦争から千年余り。
東方連合と西方魔境の狭間に位置し、今なおその地下遺跡最深部にシェムハザの眠る絶対中立地ゲヘナ。
そのゲヘナで何の夢も希望も目的も持たず、ただ漫然とその日を生きるだけの半獣人の少年ア
ゼル。
彼はある日、武装警備員たちに追われる不思議な少女セフィと出会う。
面倒事を嫌い、その場はセフィを見捨てたアゼルだったが、その後、地下遺跡深層にて思わぬ再会をする事となる。
激しくぶつかり合う二体の巨人と、それから逃げるセフィ。
今度は咄嗟にセフィの手を取り、走り出すアゼル。
しかし、その果てに巨人たちの争いに巻き込まれてしまったアゼルは、瀕死の重傷を負ってしまう。
赤い血が流れ続け、意識が薄れていく。
「死んで、たまるか……!」
それでもアゼルは生を渇望し、セフィはそんな彼に自らの翠色に輝く血を飲ませ、分け与えた。
次の瞬間、全身が激しく燃え上がるような痛みと苦しみの中、アゼルの巨人ネフィリムへの転化が始まった。
※pixiv、小説家になろう、カクヨムに並行して上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 13:18:47
199084文字
会話率:38%
タクシー運転手の仙道進一は
仕事の最後に女性客を乗せて海を目指すべく走り出す
その道が、別世界へ続いていると知らずに……
最終更新:2023-01-07 22:40:19
3037文字
会話率:25%
えんぴつを使うときはいつですか?
大学の入学式で声をかけてきたのは、同じ地元の昔馴染み。私の片思いの相手。
彼が私の前でえんぴつを走らせる、私の思いも走り出す。
なろうラジオ大賞4応募作品です。
最終更新:2022-12-13 10:00:00
1000文字
会話率:15%
キモデブオタクと冷遇される常盤平一騎は、修学旅行のバス移動中に他のクラスメイト共々、異世界へ。魔族の勇者として召喚された、との説明にもかかわらず、ゴブリンに生まれ変わる。いやいや、生まれ変わらされる。最弱魔物となった常盤平一騎は走り出す。夢
や希望や未来を目指して、ではもちろん違って、追いかけてくる敵から逃げるために。ゴブリンが成り上がるシンデレラサクセスストーリーです。……シンデレラの部分はいらないな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 19:53:21
846779文字
会話率:45%
ずっと昔の、小さな国の貧しい村が物語の舞台。少年ソラは、両親と二人の弟、一人の妹の家の長男。村はかつて繁栄していた。ソラが生まれる数年前の暴風雨による川の決壊で壊滅していた。
今、村の為に男達は、遠い町まで行商に出る。
留守中の畑を耕し、家
畜の世話をする母親とソラ達兄弟。
ある日、男達が不在の村は盗賊に襲われる。その時、村に戻って来た父達も返り討ちにあう。
ソラは妹を抱いて逃げる。そして力尽き気を失った。目覚めた時妹は死んでいた。
村に帰ると若い盗賊に拉致される。盗賊の首領は、額に十文字の刀傷のある男だった。
獲物を求めて出かける盗賊達。隠れ家に残る盗賊の一人とソラは共に過ごす。
盗賊はソラに不思議な力を感じ、自分の命を賭けてソラを逃がす。戻った首領は、その経緯を透視しその盗賊を処刑する。ソラは東に向かって走り続ける。
国軍配下の少年達にソラは又しても拉致され野営地に連れて行く。
隣国軍が身近に迫る。そして国軍は壊滅した。
星空の下、屍の中でソラは気を取り戻した。今度こそ東の森に向かって走り出す。
森の奥に辿りついた。ソラは獲物を求め森を走りまわる。
ある日、森の中で恐ろしい声を聞く。盗賊の首領の声の思念だ。
暗黒勢力の首領は、ソラが光の勢力を従える存在であることを知っていた。ソラがそれを自覚する前に殺してしまおうとしていた。
逃げ戻ったソラの魂は肉体を離れた。
ソラの魂の前にいつか見た少女が現れ言う。「十年森に留まり、約束を思い出す為の生活を送れ。そして正しい力を持て」と。
ソラはやがて木々や動物と会話をし、星の声さえも聞くことも出来るようになった。
ある日、黙想するソラに、ソラ自身である光の玉が現れ語りかける。「千年王国のために戦え」と。
目覚めたソラに二頭の狼が訪れ、戦いが来たことを告げる。森を出たソラを天の使い達が舞い降り囲む。
やがて邪悪な勢力を従える盗賊の首領との戦いが始まった。首領はソラの刃に振り払われる。
ソラは戦いに打克った。しかし敗れ去った暗黒の勢力は息絶えることなく、ソラを狙い続けると告げられる。これからも戦いは終わることはないとソラは知る。
天の使いたちは帰った。そして二頭の狼は、死んだソラの二人の弟の姿に戻り別れを告げた。
微笑むソラは懐かしい村に向かって帰って行く。そこには父親が待っている。美しい娘となったソラの許嫁と共に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 00:00:00
82777文字
会話率:9%
主人公、香月理一(こうづきりいち)は、幼馴染みの星野蒼(ほしのあお)が物心ついた頃から大好きだった。性別が変わらない限り、どの世界線に行ってたとしても蒼と付き合えないのがわかっていた。だから、諦めるしかなかった。だけど、隣にはいたいから気持
ちを押し殺して一緒に過ごしていた。そんなある日、蒼が花岡さんに告白をされたと話してきた。理一は、付き合うべきじゃないと言ったけれど、何故か蒼はオッケーしてしまう。理一は、学校から走り出す。その途中にある公園で、出会った人にハート型のオルゴールを渡される。そのオルゴールによって、理一は望んでいた世界線にやってくるのだった。このまま、蒼と幸せになれるのか?
小説家になろうのみで、投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 12:38:30
30069文字
会話率:59%
自身の過去の行いのトラウマのせいで、『人を助ける』ことに強い忌避感を持っている青年、崎守 清(さきもり きよし)は、冴えない日常を送っている最中、ある日路地裏で助けを呼ぶ声を耳にする。
最初は躊躇していた彼だったが、無意識に足は路地裏へと
向かい、ずっと俯いてばかりだった人生を変えるべく、彼は走り出す。
その路地裏の先で、彼はずっと抱えていた後悔と共に、今までの人生を思い出すことになる。
親友をいじめから助けられずに自殺させてしまった事を、親の権力で咎められることがなかったいじめっ子を憎んでいた事を。
路地裏の先で出会った女性を貪る怪物に殺されながら、走馬灯としてそれを思い出していた。
しかし、意識が薄れゆく最中、紅茶の香りと共にある少女と出会うことになる。
この物語を読む時は、どうかティータイムの中で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 23:38:05
21736文字
会話率:39%
高校一年生の佐野美好は、中学時代からずっと憧れていた松島了に告白をする。しかし松島了はぽかんと口を開いて驚くばかりで返事をくれず――なら、逃げるしかない、と佐野美好は走り出す。
追いかけているのは、果たしてどちらなのか。向き合っていると
言うより、むしろお互いの背中を追ってぐるぐる回っているような二人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 13:50:37
11343文字
会話率:43%
2032年12月25日に日本で起こった光る雪降るクリスマス、『フォトン・クリスマス』によって、ニホンは大きな変化を果たすことになった。
光る雪の正体である『生粒子』が人々の体内に潜り込むことで二つの力を与えた。
一つが、負の感情と結びつく
ことによってもたらされる『アビスウィルス』。制御機能・理性を崩壊させ、『生ける屍(アビス)』となって人々を襲う。ウィルスの繁殖は一時的であり、時間が経つと治癒されるため拳銃等で殺すことは躊躇われる。対処方法に悩んでいる間にも、アビスは人々を襲い、日本の人口は10分の1まで減ることになった。
そんな強靭な存在である『アビス』に対抗できるのがもう一つの力。正の感情と生粒子が結合することで得られる特別な力『生力』を操る『シナー』と呼ばれる存在だった。
そして、時は『2086年』
一般の高校に通う加賀美 凌駕(かがみ りょうが)は柊 愛理(ひいらぎ)と一緒にこの世界の負物を取り除くコミュニティ『救世部』に所属していた。
負物を取り除くと大層なことを言っているが、掃除や人員補給といった困り事のお手伝いをしているコミュニティである。
ある日、救世活動を終え、部活勧誘のための案内板を作っていると、愛理が何かを察し、屋上へと走り出す。
凌駕は愛理の後を追うようにして、屋上に行くと男子生徒を襲っているアビスと出会すことになる。そこから、彼の人生は大きく変わり始めていった。
【更新情報】
一章完結(104話)まで毎日更新を予定
二章は現在鋭意製作中、掲載は未定
【他サイト掲載情報】
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16816700428144817343
ノベルアップ+
https://novelup.plus/story/188049934折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 19:25:58
462839文字
会話率:29%
幅跳び選手がぴょんぴょんして走り出す前の気持ちかな。
最終更新:2022-08-23 07:50:03
573文字
会話率:0%
秋晴れで気持ちいいですね。
最終更新:2021-10-20 13:00:00
427文字
会話率:0%
今年から高校1年生になった少年、魚沼シンヤ。
彼にはどうしても叶えたい夢があった。
アイドルになりたい。
そんなシンヤが進学を決めた『東ノ宮学園』には、全国的に有名な、とある部活があった。
『アイドル部』
入学式が終わり部活動勧誘が
始まる中、シンヤは一目散に走り出す。
そして『アイドル部』の扉の前にたどり着いたシンヤ。
しかし部室の扉を開けると、そこはもぬけの殻だった⁉︎
御曹司⁉︎大病院の跡取り⁉︎忍者の末裔⁉︎
個性的な人々を次々と巻き込みながら、魚沼シンヤのゼロからトップアイドルへ駆け上がるサクセスストーリーが今始まる‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 16:34:17
32751文字
会話率:39%
あなたは走ってどこへ行く?
タクシーを運転する私は、日々、往来している人々を見ては、その人のその先を妄想することを楽しんでいた。
この日も、駅からタクシーに乗車しようとしていた、シルバーカーを押したご婦人を乗せようとした矢先、慌てた様子の
女子高生がご婦人のシルバーカーに足を引っ掛け転んでしまった。
幸い両者は大事には至らなかったが、彼女は転んだ拍子に膝を擦りむいたようだった。
しかし、彼女は、傷を気にするそぶりも見せず、その場を走り去ってしまう。
一体、彼女は、何故そんなに急いでいたのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 15:00:00
8000文字
会話率:30%
大会でチート使用を疑われプロゲーマーの道を挫折した少女。そんな少女がVRMMO「WIG」でたくさんの人に触れ、また夢を目指して走り出すまでの物語。
こちらはノルテルパニの新構想版です。主人公ノテルの新しい冒険をお楽しみください。
最終更新:2022-05-27 20:01:05
11553文字
会話率:27%
両親を早くに失くし兄と妹の家族二人になってしまった拓斗は、親戚や祖父母からの援助で生活していた。
それから六年後の十六歳になり、通っていた学校の行事で2泊3日の宿泊学習が行われることになった。
拓斗や他クラスの生徒が乗ったバスが目的地
に向かって走っていると、突然霧に包まれるという事態に遭遇する。
突然の事態に困惑する生徒逹。しかし、それを嘲笑うかの様にして霧の中から出てくる怪物―――魔物。
本来存在しない怪物が拓斗達の前に現れた理由は、勇者と呼ばれるランダムに選定された特別な人間を呼び込む為に二つの異なる世界を繋げるためと、実験の為という召喚側の勝手な理由から成った事だった。
突然の未知なる存在、見るものに等しく恐怖を植え付けた魔物。
「このままでは、皆死んでしまう」と考えた拓斗は、独り残されることになる妹の百合華を思い、クラス担任に最期の言葉を遺し、伝える事を願う。
魔物から他の生徒や教師を守るためにバスから飛び出して走り出す。
決死の覚悟と命懸けの逃走劇、覚悟の先にあったのは、拓斗の魂に封印されていた力の解放だった。
始まるは最強の無双劇。
しかし、力を解き放つ事は同時に拓斗に苦しい選択を強いるものでもあった…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 22:00:00
299886文字
会話率:43%
僕の心を奪ったのは、目力の強い彼女だった。
時が止まった僕は、彼女を追って走り出す。
最終更新:2022-04-06 19:49:07
566文字
会話率:6%
父親の理想に合わず孤独に生きてきた主人公扇ハルは、母親に背中を押され、東ノ都へと上京する。
勤め先で密かに煙草を吸っている際に出会った坊ちゃんが試験勉強をしている様子を見て、ハルは次第にまた勉強をしてみたいと思うようになる。
ハルは場所を変
え、素敵な大家さんに支えながら試験勉強に全てを費やした。
人と出会い、秘密を共有し、冒険してみるハル。
桜の舞う美しい夜。ハルは走り出す。
現世界が何らかの理由で滅び、新たな人類がもう一度文明を築き上げた第二幕世界のヒノモトで活躍した小説家、春野司(本名:扇ハル)の始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 21:00:00
7992文字
会話率:29%
不慮の死を遂げてしまった佐伯蓮は、昨今の創作物にありがちな異世界転生という現象を体験することになる。チートな能力をもらって無双できると思いきや、彼が手にしたのは【料理】という、最高の料理を作れるだけの冒険に役立たないスキルだった。
心優
しいバリーのおやっさんに拾われ、彼の経営する酒場で働くようになって半年。レンは、看板娘であるアンナに思いを寄せるようになる。ある日、王都から来たというイケメン冒険者がアンナを口説き、止めに入ったレンをいとも簡単に吹き飛ばすというチートっぷりを見せて帰っていった。
自分を情けないと思いつつ、彼はアンナに一輪の花を贈る。それは彼女の髪と同じオレンジ色をした、「アンナ」という名の花だった。
翌日、街に魔物の襲撃を知らせる警報音が鳴り響く。急いでシェルターに向かうレンだったが、アンナが酒場にいると悟り、危険を承知で彼女の元へと走り出す。酒場にいたアンナをつれてシェルターへ向かおうとしたところに、S級モンスターのドラゴンが現れた。ドラゴン相手には、王都から来たチートなスキルを持つ冒険者も歯が立たず、アンナの大切な酒場まで破壊されてしまう。失意に飲まれる彼女を見て、レンはある決断をするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 22:00:00
8923文字
会話率:33%
なぜ歩き出してしまったのだろうか?
やはりこれは罰だ。
「いや、親族関係の表現として使ってるのはわかるんだが、そういうのまだナーバスな年頃というか、ついにナーバスな年頃というか」
「おじさん?」ナーバスとは何だろうか?
「ああ。背
筋が寒くなる」
翼は叔父の睦の反応を見て戸惑う。本当に夏の間、この叔父と二人で過ごさなければならないのだろうか?
……カーン!
また山から斧の音が聞こえる。
「わたしに聞かないでよ。ずるい」
「……ずるい?」睦が口籠る。
「うん、ずるい。お母さんの事以外で、まだ何か隠してない?」
カーン!カーン!カーン!カーン!カーン!カーン!
「じいさん死んでから、管理なんかしてなかったから、大変よ。私は山の事なんかわかんねぇからさ」
老人の近くに立って、はぁと生返事する睦の後ろにまた隠れる。
「……誰だぁ?その子」
「わかる訳ないだろ。普通」
渋々睦が前に向き直ると、翼はそれを指で拭って確かめた。
「ケンジントンなら開いてるだろ」
「そ。ありがとう」
車が砂利を踏み、走り出す。
カーン、と斧の音が聞こえた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 06:47:14
71761文字
会話率:43%