寝坊はするわ、母さんには見捨てられるわ、時間割は間違えるわ、弟には逃げられるわ……あ、弟はどうでもいいんだけど、朝からそんな調子で滅茶苦茶。しかも学校が終わって家に帰れば変な刑事の訪問が……。
本当に最悪な1日!
なんか親父に用が
あるとかいって家に上がり込んだこいつら、なんでか知らないけど俺の部屋に入ってきてパンツとか漁り出すし……やめてくれ(涙) 挙げ句に 「このパンツ、どこで買ったの?」 とか訊いてくるし。あんたらそんなパンツが趣味なの? そんな悪趣味な柄パンが好きなわけ? 俺は全然好きじゃないけど、母さんが買ってくるから仕方なく穿いてるんだよ!
怒られるしさ(涙)
欲しいんだったら母さんに訊いてくれる? 俺、男子高校生だから。思春期なの。デリケートなお年頃なんだよ。恥ずかしくて恥ずかしくて、穴があったら埋まりたいくらいなんだよ! もう少し丁寧に扱ってよ……っていっても全然聞いてないし。
なんなんだよ、こいつら? 本当に刑事かっ? そもそもあんたら、親父に用があったんだろ?
当初の目的を思い出せ!
思い出しても無駄だけど。だって親父、とっくに死んでるし……ってこれも聞いてないのかよ? もう1度言うけど、親父はとっくに死んでるの! なんでとっくに死んでる人間の指紋が、昨日今日に起こった殺人現場から出てくるんだよ?
おかしいだろ?
だって親父自身が死体なんだよ。いや、死体どころか皮とか肉とかなくなって、もう骨しかないんだよ。だから指紋なんてないんだよ!
あり得ないだろっ?
だいたいさ、死人が生きた人間殺すとか、出来っこないだろ? 出来たらホラーだよ。
逆だろ、逆! 生きた人間が死人を……いや、逆も無理か……。死人はもう死んでるんだもんな。殺せるわけねぇーわ。
とにかく親父は死んでるんだよ!! ……って何回言っても聞いてくれない変態刑事ども。親父の下半身並みに質が悪いぜ。
ああ、わかったよ!
だったら俺が真犯人を見つけてやる! そうすりゃ文句ないだろ?
言っておくけど、親父の名誉のためなんかじゃないからな。あんなクソ親父、どうでもいいんだよ。俺はこの変態刑事どもから解放されたいだけなんだよ!
だから俺のパンツを返せーっ!
この作品は「エブリスタ」に掲載しているものを改稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 20:00:00
78352文字
会話率:17%
雨が断続的に降り続く。
「よく、降りやまない雨はないなんて言うけど、あれってよく考えたら、そりゃそうだよなって思わないかい?」
最終更新:2019-08-24 00:11:23
1580文字
会話率:46%
僕の名前は『榊原七緒』。元は『直』。
僕は、今度から私立フォルトゥーナ学園と言う女学園に通う事になった。
どうしてこうなったのか?
それは、ある銀髪の少女と、変人の天才少女の妹のせいだろうか。
もう一度言うけど、どうしてこうなったんだろう
か。
男だった僕が、女の子としてフォルトゥーナ学園に通う事になるとは…
これは男から女になってしまった僕の学園生活を描いた物語である。
僕、男に戻れるのかなぁ~ハア~
○人物紹介や設定は『自作品人物・世界観設定集』を参照して下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 22:01:29
26065文字
会話率:21%
私のことを好きになったって言うけどさ、多分それはあのミミズクのせいだよ
最終更新:2019-07-26 22:34:52
3957文字
会話率:52%
私はある夏の日、異性の後輩から告白された。
私は同性の先輩を好きになったことがある。
恋愛は必ず異性でするものですか?
最終更新:2019-07-15 16:32:02
847文字
会話率:37%
ミステリー研究会の同級生の天野さんは、ある日以来毎日、雨の日も晴れの日を傘を持ってくる。
彼女は、
「これは佐野くんへのメッセージなのですよ」
と意味深なことを言うけど、その真意を教えてくれない。
彼女の持ってくる傘の意味とは?
日常
系ちょいキュンかんたんミステリーです!
気楽に読んでいただければ幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 20:22:23
6017文字
会話率:50%
モテなくて本当に良かった。“短所は長所”って言うけど、僕の場合はモテないのが当にそれだ…
そう僕は思っていたのだけど
最終更新:2019-06-22 12:06:52
2385文字
会話率:17%
乙女ゲームの世界に転生したステラは、ヒロインであるアリアに命を狙われながら騎士学校で学生生活を送る。ツェルトやニオ、ライドなどの仲間達と共に、学生らしい日々を送るステラだが、ある日恩師であるツヴァイと再会した。しかし、その周囲では陰謀と裏切
りの闇が渦巻いていて……。――「ひどい事言うけど、もう一度、信じるために頑張って、辛い思いをしてくれ」誰が嘘つきで、誰が裏切り者なのか。ステラの心が疑心暗鬼に包まれた時、「大嫌い」の意味が少女の背中を押していく。
(※重複投稿しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 12:54:03
217540文字
会話率:31%
恒星間宇宙船の中での
住人の独り言
最終更新:2019-03-27 10:46:49
1376文字
会話率:0%
恋は盲目って言うけど、
きっと綺麗になるためのスパイスだと思います。
大丈夫、運命とは結果です。
最終更新:2019-03-26 19:03:04
314文字
会話率:0%
かつての超大国、プレセンティナ帝国の第二皇女イゾルテの元には、時々どこかの神様からの贈り物(現代製品)が届く。
「ここを動かすとシュコシュコ言うけど、何の意味があるんだろう……?」(ポンプ式水鉄砲)
「なんだこの奇妙な容器は……。ヤカン?
それともランプかな?」(アランビック蒸留器)
だがそれは秘密である。彼女の祖国は隣のドルク帝国の攻撃に晒され続けており、その上国内では後継者問題を抱えているのだ。
だが彼女は国を守るため、その贈り物を使い、あるいは分析し、たまに勘違いしたまま再現して、自ら兵を率いて戦いへと乗り出していく。
贈り物(現代製品)の力やそのアイデアを用いつつも、一方で独自の兵器、戦術、戦略も駆使します。異世界ではありますが、ギリシャ神話や古代ローマを中心とする歴史ネタを下敷きにしています。
※舞台は地中海っぽい世界です。登場人物は全員その世界で生まれ育った人たちです。神様は武器をくれません。楽○とかアマ○ンとかで買えるようなものしかくれません。そして注文を出すことも出来ません。神様語も読めませんし、その他意思の疎通は全くできません。
※第1章は導入で、戦争は第2章から始まります。よろしければ第2章までお付き合いください。
※先頭から順次改訂中のため、途中で若干体裁が変わります。
サブタイトルに数字が付いているものが改定済みのものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 00:00:00
2528513文字
会話率:55%
(旧題:アラサー女、ただいま異世界でリスタートします!)
目が覚めたら森の中。夢?いや普通に痛いし違うよね。じゃあ夢遊病?いやいや流石に市外だろうとこんな森森してるところないでしょう。そもそもアラサーにそんな元気はないから。なら誘拐?もう
一回言うけど私アラサーだよ?
えぇー、自分で言っててなんだか悲しくなってきた。とりあえずそこの可愛い子ちゃん達、おばさんを助けておくれー!え、お姉ちゃん?ヤダめっちゃ良い子じゃないか。こんなアラサーはおばさんでいいんだよぅ……って私、身体縮んでない!?
訳も分からず異世界トリップした彼女は若返った身体でそれなりに頑張る。十代のきゃぴきゃぴした若さは戻らなかったが、たまに意地汚く、たまに泣き、たまに怒り、いっぱい笑う人生を新しい世界で探す。亀の甲より年の劫精神で今日も少しずつ一歩前へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 23:00:00
67580文字
会話率:44%
金木犀の香り、好きですか? 家の方ではこの花が咲くとキノコの季節なんです。父さんいつまで元気で山あそび行けるかな~
最終更新:2018-09-22 16:10:07
307文字
会話率:0%
どうせなら火を吹いたり、氷を出したり、電撃を撃ったりとかそんな能力の方がよかったってお前は言うけどさ。
あたしはあんたのその能力好きだぜ?
だって、お前がいればあたしは―――だから。
最終更新:2018-09-04 18:00:00
2383文字
会話率:10%
学園都市『シュリクゼール』
人口約1000万人と世界中を見ても類を見ない規格外の学園都市
都市内に住む約9割が個性《スペック》と言ういわゆる超能力を持つ人間だらけの学園都市に入学した沙乃 未咲は幼馴染で小学生最後の冬に別れを告げた霧島 恭
子と金之月学園で再開する
そして2人は末永く幸せに過ごし...とは行かせない!?
2人を取り囲む環境は前途多難!?
未咲と恭子の熱く激しい超次元バトルが幕を開ける
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 16:14:57
39949文字
会話率:59%
俺には兄さんがいる。
他の人は駄目な兄って言うけど、俺の兄さんは誰よりも俺の大事な…
兄と弟のありふれた日常話。
最終更新:2018-07-31 07:50:18
1358文字
会話率:52%
俺の名は棚倉颯太28歳。
小学校から高校の学校にテストやテキストなどを売ってる会社の営業である。
その日は8月の暑い日で、いつも営業で周ってる宝有高校の英語教師、白河先生にアポを取って訪問していた。
「白河先生、このテキスト結構人気
があるんですよ、良かったらどうですか?」
「えー、いつも人気があるって言うけど、君って調子がいいだけで軽いよね」
白河先生は25歳の童顔な女性、ただし胸が大きい。童顔で巨乳アニメのヒロインみたいだ。
俺は軽めのオタクなため、白河先生が大好きだ。
職員室には夏休みのためか、職員も少ない。
体育教師の三島先生と教頭の南郷先生、他には5人ほど高校生がいた。
「悪いけど、今回は要らないわ」
「そんな白河先生ー。それじゃあサンプル、ドリルのサンプルを置いて行きますから、後で良かったら感想で・・・」
ガタガタガタガタ
ん、地震か?
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
「きゃあー」
「じ、地震?」
「みんな落ち着けー、倒れないようにしろ!」
三島先生や高校生が騒いでいる。
振動し職員室の置いてあった物が倒れ始める。
そしていきなり室内が光り始めた、そして一気に何も見えなくなった。
その瞬間俺も何もわからなくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 19:33:50
81581文字
会話率:58%
普通の高校生、八重高志(やえたかし)は新学期に入って間もないとある日、同じクラスの宮岡紗弥(みやおかさや)に呼び出される。
「単刀直入に言うけど、付き合って」
「えっと、どこに付き合えば良いの?」
クールで男を寄せ付けない、そ
んなヒロインが、主人公にだけは甘えまくりの可愛い女の子。
そんなヒロインに主人公はドキドキの連続で毎日が大変に!?
クールで甘え上手なヒロイン宮岡紗弥と、いたって普通な高校生八重高志の日常を描いた物語!!
注意
作者の気まぐれ作品につき、更新は不定期
カクヨムにて完結した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 00:00:00
119940文字
会話率:54%
「れいちゃん、ここはね、乙女ゲームん世界なんだよ」高校の入学式を終えて、立ち寄ったカフェで親友が突然おかしなことを言い出した。よく聞いてみると、私達が入学した恋白学園は乙女ゲームの舞台で、親友はその乙女ゲームのヒロインらしい。攻略対象と素敵
な恋がしたいって言うけど、聞けば聞く程ゲームと現実で食い違うところどんどん出てくる。これは、ゲームなんて関係なしに、親友の恋のサポートをするしかないな。※更新はゆっくりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 08:25:10
10279文字
会話率:36%
交流させていただいている作者さんのお一人、檸檬絵郎さんの、2018年4月4日活動報告のお題に答えた物です。
お題はタイトルに桜を、本文中に食洗機を入れて一筆。
深夜テンションの彼女が、予想だにしないことで爆笑する様を見ている彼氏の話。
ーー 以下は無断転載対策文章ですので、お気になさらず。 ーー
作者:ぷちミント
初回投稿日:2018年 04月05日 17時50分
「小説家になろう」にて掲載中。
無断転載を固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-05 18:00:00
628文字
会話率:39%