メリーさんの電話、という都市伝説を御存知だろうか。
これはそのメリーさんの都市伝説にまつわる、一つの逸話である。
最終更新:2022-01-07 12:00:00
7252文字
会話率:37%
本土より南の果てにあるリゾート地、国津島の高校に季節外れの転校生がやって来た。
それは射干玉のように艷やかな黒髪と、物静かで神秘的な雰囲気を持つ少女、塔ヶ崎杏(とうがさき あんず)だ。彼女は教室に現れるなり、瞬く間に学内の話題の渦となってい
った。
そんな彼女に読書家の青年、聡(さとし)は放課後の教室に呼び出される。話を聞くと杏は、聡の兄の博嗣(ひろつぐ)に一目惚れをしてしまったという。
しかし聡はこの思わぬ展開に落胆するどころか、深く感激していた。博嗣は自慢の兄だったが、コミュニケーション能力が非常に乏しい、いわゆる陰キャと呼ばれる残念な人種だったからだ。
「俺の自慢の兄に惚れてくれてありがとう、塔ヶ崎さん! 相談だけと言わず、俺が二人の関係を取り持つよ! 兄貴のことなら俺に任せて!」
その日から聡と杏の奇妙な関係が始まった。
ギラギラと輝く南海の夏島で、街を歩いて、話して、笑って、目的を共有して、いつか二人の恋を成就させよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 19:21:33
58431文字
会話率:48%
教会の騎士団で騎士長を務めていたディーンは、ある日教皇に呼び出され、神の巫女と共に旅をするように、という任務を与えられた。
神の巫女は全ての属性魔法を扱えるという強大な力を持ち、1年前に起こった大戦で数千人を一度に焼き払って大戦を収束さ
せたと言われる存在で、ディーンとは初対面だった。神の巫女は戦争以外で教会の外に出ることは決してないはずであるにも関わらず、護衛任務を与えられたことにディーンは疑問を抱く。
神の巫女・リエラはディーンと共に世界各地にある観光地を巡りたい、という旅の目的を伝えた。
その護衛にリエラ自身がディーンを指名したとのことだったが、それ以外にも不可解な点が多くあり、ディーンがそのことを誰に尋ねても曖昧な答えしか返ってこなかった。
多くの疑問を抱えたまま、ディーンはリエラと共に旅に出ることとなった。
神の巫女とは何なのか、リエラの真の旅の目的とは-
旅の果てに、2人が選んだ道とは-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 10:57:34
103207文字
会話率:37%
タイトル通りの話です。爽快感と現代知識とダンジョン踏破のボーナスで貰ったチートで異界化した地球を旅したり、ダンジョンに潜ったり、領地運営したりします。
ーーーー以下あらすじーーーーーーー
ことあるごとに絡んでくる自称天才発明家、
通称「博士」によって現実の時間軸から隔離されてしまう荒木蒼太。話によれば100倍くらい時間の流れが遅いらしいので、「まあ浦島太郎は不可避だな〜」なんて気楽に考えてとりあえずベッドへ。……目が覚めたら時間隔離は解除されてるけど、眼前には荒野が広がっていた。「エト……TOKYO イズ ドコ!?」博士は計算間違ってたらしいし、一回文明滅びたらしいし、異界の人間を滅びた地球に転移!? しかも俺はダンジョン『荒木蒼太の家』を踏破したダンジョンマスター!? ………ややこしいことはさておいて、ダンジョンクリア報酬の愛車「ア○ファード」改め「アルゴノート」を乗り回しすっかり変わった地球を旅しよう! 有名観光地とか、いわく付きの土地なんかはダンジョン化してるらしいので、ついでそれらを解放しつつ、自由気ままに旅をする。「国とか出来てるらしいけど知らないよ? だって俺日本人だし」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 20:24:37
16562文字
会話率:39%
全国47都道府県の、地元の偉人伝です。
エッセイという形で書いていますが、作者の妄想の中の旅です。
最終更新:2021-12-07 00:18:40
4453文字
会話率:8%
物理的に日本一周に行くことは不可能だと判断した作者が、妄想で好き勝手に日本一周するお話。
現地に行った時に自慢したくなる豆知識や、現地では体験できないエピソードも満載。最近は怪獣乗ったり、ロボットと友だちになったりしてます。
とにかく作者
の趣味が全開。
ブログ風で1日ごとに独立しているので、興味を持った所から自由にお読みいただけます。
毎週月曜日、夜11時ごろに更新予定です。
※紹介した観光地の感想は全てイメージです。
※紹介した食べ物は自分で作って食べたり食べなかったりします。
※本文に載せた情報は、素人が自分なりに調べたものなので、事実と異なる場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 23:09:58
258704文字
会話率:39%
2000年7月の中国 四川省への旅の報告、感想です。
そのころの四川省観光地の様子を知りたい方には、参考になると思います。
最終更新:2021-10-29 00:35:38
10909文字
会話率:0%
大好きな推し王子がいる乙女ゲームの世界に憧れて、そのモデルとなったスペインを旅行中に事故で死んでしまった私。気がつくと、そのゲームの世界に転生していた!
王子の婚約者に生まれ変わったのは嬉しいけれど、残念ながらヒロインではなく、二人の恋の邪
魔者という役どころ。これがいわゆる悪役令嬢?
いやいや、大好きな人の幸せを祝福するため、予定より早く婚約解消してみせますよ!噂の転生チートが強すぎて聖女になってしまったので、婚約破棄されても生きていけるように仕事します!
そんな私の努力も虚しく、王子の溺愛は日に日に増すばかり。それなのに、どうして婚約破棄イベントは回避できないの?これがゲームの強制力?
めちゃめちゃに愛し合う二人が、最初から最後までイチャイチャする劇甘溺愛ラブ・ストーリー!スペインの観光地を舞台に、海外旅行気分も味わえる夏の余韻を残す物語です。
全43話。1日1話ずつ毎日投稿予定。
活動報告で、制作裏話やちょこっと解説も投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 06:07:34
157161文字
会話率:42%
※こちらのストーリーは、「勇者に相応しくないと勇者を解雇されたので、辺境の地へ逃げることにしました」の第一章から第四章までの内容を含みます。まだ読んでいない方には、そちらからお読みすることをおすすめします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
勇者の初期パーティとして獅子奮迅の活躍をし、遂には長らく倒せていなかった魔王軍幹部の一人であるジュペッタを討伐した【勇者】のバロウ・テラネイア。
しかし、その戦い方は死をも厭わない特攻だった。
それを見過すことが出来なかった神の一柱に「勇者に相応しくない」と勇者の力の根源である【紋章】を取り上げられてしまう。
紋章が無くなり弱くなったと自覚したバロウは、魔王軍と戦う最前線から逃げるように遠く離れた辺境の地ミシネリアまで義理の妹のメノア・テラネイアと共に逃亡する。
しかし、バロウとメノアを次々巻き起こる事件が襲うのだった。
その一つで仲間になったのが元奴隷のロゼ・ツァイドラー。
彼女は、奴隷としてバロウを殺そうとしていたが、バロウの説得によって殺しをやめる。
元勇者のバロウを狙う者がこれからも現れる事を危惧し、再び旅を始める。
旅の途中で人造人間(ホムンクルス)のポロと必然の再会を果たして四人のパーティを結成。
バロウの仲間は他にもいる。
大山健太、異世界から来た高校生。
ゾアス・ラートン、面倒見のいい常識人。
ラキウス・エンドマン、お調子者の自由人。
ユリン・タナテル・シャーロット、未来を見ることの出来るエルフ。
アモーラ・サーベル・インバート、バロウを愛していると豪語するエルフのプリンス。
カナリ(以下略)、スリット王国の国王代理でもある知識に富んだ獣人。
ティラ・シライズ、色々企てるカナリの秘書。
そんな仲間たちと敵対する組織と対峙していくのだが、戦いの中で自信を失くしたバロウは、師匠の下を訪ね、修行を受けることに。
修行をしていたある日、バロウはとある旅行券を貰う。それは近年、観光地として栄えている楽園――ブリリアンアイランドへの切符だった。
日頃の厳しい修行で傷付いた体を癒す為、皆と共にブリリアンアイランドへ足を運ぶことにするのだが、
そこでは救いを求める少女や、かつてない野望を目論む者達が待ち構えているだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 06:00:00
101695文字
会話率:36%
「この中に一人男の娘が紛れ込んでいますわ」
憧れのアイドルグループの新メンバー発掘オーディションに、男子高校生でありながら女装して潜り込んだ赤目薫(あかめかおる)。
だが、早々に主催に男の娘が紛れ込んでいることがバレてしまう。
アイドルグル
ープの選抜は、吹雪に隔離された旅館で行われていて、現場は殺人犯を探す様相を呈していく――!
四面楚歌の中で、アイドルを目指すが奥手な少女――桜島日鞠(さくらじま ひまり)に【におい】を気に入られて、赤目は彼女と一緒に過ごすことになる。
だが、桜島の荷物からなぜかトランクスが見つかって、彼女は男の娘ではないかと疑われだして――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:31:37
100966文字
会話率:55%
何でも屋に勤務する山村耕作は、ある少女の捜索依頼を受けた。
場所は地下都市。
そこは一年前に現れた宇宙人が、勝手に作った観光地であった。
宇宙人は人前に姿も現さず、地球人に対し、ただ「観光に来てください」としか告げなかった。
意図は不明。
意味も不明。
それでも仕事は仕事なので、山村耕作は仲間とともに地下都市へ乗り込み、捜索を始めた。
クソみたいな観光地だったせいで、人の気配はほとんどない。
しかも道に迷った。
公園で作戦会議をしていると、クソ馴れ馴れしい女が近づいてきた。
「自己紹介してよ」
ホントに馴れ馴れしい。
山村耕作は強く突っぱねることもできず、いつまでも女に付きまとわれてしまう。
目的の少女は見つからない。
やがて地下都市の深部へと足を踏み入れ、宇宙人の意図らしきものに気づき始める。
それは、地球人と友人になること。
なのだが、彼らはただ純粋に友人を増やしているわけではなかった。
みずからの存在をかけて、戦争をしていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 21:00:00
59808文字
会話率:41%
気がついたら記憶がない?
お家騒動に巻きこまれ、召集かけられたのが魔王討伐?
異世界から来た高校生に振り回されながら、観光地京都で謎解きしていくファンタジー。
ひねくれご子息様が腹黒お嬢様に振り回されながら辿りついた真実は?
(第1.5章)
彼が本来の目的のために、かつて自分の故郷だったこの地で動き出す。
だが、ヒロインらに振り回され予想外の展開に頭を抱える羽目に……
どうする? 如何にトラブル回避するか。
自分が馬鹿なのか? ソレとも周りがバカなのか?
果たして彼らの運命は――
(第2章)
(本作品はカクヨムでも連載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 00:00:00
176479文字
会話率:41%
観光地を略して英語で言う場合ありますよね。それをとち狂った感覚で捉えている漫才です。
最終更新:2021-08-20 22:16:24
605文字
会話率:100%
あなたは、古びた社を見たことがあるだろうか? 観光地にもならない、けれど人が何人か入れるぐらいの、小さな神社を。程よく人目に付かず、かくれんぼに使うのに絶妙な位置も多い。けれど神の住まう座を使うことは、控えた方が良いかもしれない……
最終更新:2021-07-08 00:00:00
2962文字
会話率:0%
【追記】
感想・ブックマーク、また各話のページの下部より、ポイント評価できます。
みなさまにご評価いただければ、執筆の励みとなりますので、もしよろしければ応援をよろしくお願いします。
【あらすじ】
地方都市・御天(みあま)
此処は大した観光
地も商業地区もない日本のどこにでもありそうな地方都市の1つだが、
異能力に目覚める子供たちと異能獣と呼ばれる異能が生み出す怪物が現れる
日本唯一の土地でもあった。
なぜか高校2年生になった瞬間から異能獣を引き付ける特異体質となったしまった柊(ひいらぎ) 想(そう)は、異能獣に殺されかけたところを同じ学校の生徒会長と副会長に救われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 20:25:32
6681文字
会話率:18%
ダンジョンマスターとして日本から召喚されたらしい藍花。
しかし平和な日本で育った彼女には、殺伐としたダンジョンの運営は精神的にきつすぎた。
とりあえず、人が来れば良いのだ、と藍花は開き直って、他のダンジョンとは真逆の方向性に走ることに
した。
それはダンジョン内で人を殺さないという方向性。
「ダンジョンをリゾート地にしよう!」
そう彼女は配下のダンジョンモンスター達に告げた。
それから始まるのは、日本人メンバーによる無茶難題。
「美味しいご飯! あったかいお風呂! ふっかふかな寝具! 観光地ならそれは必須で!」
「「マンガ喫茶マンガ喫茶マンガ喫茶!!」」
己の欲望を口にする日本人達。そして振り回されるダンジョンモンスター達。
「主! 宝探しの部屋が荒らされて片付けに時間がかかります!」
「マスター! 浮き輪が足りません!」
「主様。お酒を飲んで暴れてる男、ぶん殴ってきていいですか?」
ドラゴンが定期便代わりにお客を運んで空を飛んだり、精霊達が歌ったり、リザードマンが御者してたり。
戦闘能力はそれなりにあるにも関わらず、「殺さず」の精神でダンジョン経営をする一同。
そんなどこか和気藹々としつつも慌ただしい毎日を送るダンジョン「リゾート」の日常を描いた話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 12:57:56
8500文字
会話率:54%
リモートワークを命じられた直樹。
どうせリモートで仕事をするのなら、家にこもるよりも全国各地にあるシェアハウスで短期滞在をしながら観光地を巡ってみようと思い立った。
リュックサックひとつの気軽な旅生活……のはずだったのに。
その最初の地、伊
勢神宮で神の使い・赤狼のアカガネと出会ったことで、全国あちこちのあやかしや神たちのお困りごとを解決して、神饌を与えることで力を取り戻させて回るという仕事を手伝うことになる。
これは、人が再びあやかしたちとの絆を取り戻していく感動物語……になるはず!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 17:57:45
102242文字
会話率:32%
ダンジョンから溢れ出て街を襲おうとしたモンスターを一人で討伐したオデュッセウス。
彼は英雄と呼ばれるようになり、叙勲もされた。
だが国王は、平民であるオデュッセウスをただの道具としてしか思っておらず……。
「出て行ってやる!!」
とうとうパワハラに耐え兼ねたオデュッセウスは逃げてしまう。
並の場所ではすぐに見つかってしまうし人間不信にもなってきていたオデュッセウスは隠れ家にと、寂れた観光地となっていたダンジョンを選ぶ。
オデュッセウスはそこへ住み着き、道中で買ったスクロールより小間使いを召喚した……はずだった。
されども偶然の産物で『おかん』は召喚され、オデュッセウスを甘えさせて自堕落な生活へと変貌させていく。
「ニート最高♪」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 16:08:00
2939文字
会話率:27%
作家である宇佐見蓮が執筆と休憩を兼ねた観光地での長期滞在中、行きつけのカフェのオープンテラスで絵を描く女子高生がいた。
彼女にも、絵にも一目惚れした形で宇佐見蓮は声をかけると、彼女は両親の反対を押し切ってでも絵を描き続けたい、と俯きながら言
った。
この作品は「pixiv」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 20:54:38
21079文字
会話率:33%
加耶はアパートの屋上から飛び降りようとしていたが、決心が揺らいでいるのかなかなか足を踏み出せずにいた。そこに一人の男が声をかける。自分じゃ死ねないと悟った加耶は見知らぬその男に背中を押してほしいと頼む。
早朝、アパート屋上の淵、風が吹けば押
されずとも落ちてしまう状況の中、加耶は背後から男が押してくれるのを待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 12:50:49
85251文字
会話率:19%