遥か昔から、魔術という言葉は人々の心を惹きつけ、同時に恐れられてきた。それは力の象徴であり、未知の領域への扉でもあった。
しかし現代では魔術を扱える魔術師はおらず、魔道司書と呼ばれる魔導書に刻まれた術式を扱い、世の理を逸脱した現象を引き起こ
す者たちがいる。
これは、一人の魔道司書が一冊の魔導書と共に世界中を巡る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 22:12:05
31585文字
会話率:52%
「今の時代は、擬態より解析のほうが上回ってるんですよ。それに、関西弁だかなんだかわからないぐちゃぐちゃの喋り……日本語が苦手なら、翻訳術式使ってくださいよ」
天才的な魔導師は、今日も周囲に迷惑をかける。
※当作品は同人サークル『猫と鯰舎
』にて板近が執筆を担当した作品で、メンバーの合意を得たうえで掲載しております
※当作品は『猫と鯰舎』ホームページにも掲載されております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 07:13:34
7703文字
会話率:74%
はい。恋人の酒に、圧縮術式をかけた多量の睡眠薬を混ぜたのは私です。
最終更新:2024-04-18 12:08:04
2970文字
会話率:67%
18歳の誕生日を迎える数日前に、嫁いでいた異母姉妹の姉クラリッサが自国に出戻った。それを出迎えるのは、オレーリアの婚約者である騎士団長のアシュトンだった。その姿を目撃してしまい、王城に自分の居場所がないと再確認する。
魔法塔に認められた魔
法使いのオレーリアは末姫として常に悪役のレッテルを貼られてした。魔法術式による功績を重ねても、全ては自分の手柄にしたと言われ誰も守ってくれなかった。
つねに姉クラリッサに意地悪をするように王妃と宰相に仕組まれ、婚約者の心離れを再確認して国を出る覚悟を決めて、婚約者のアシュトンに別れを告げようとするが──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 21:48:30
22644文字
会話率:44%
聖女ミランダは12歳のころ、複雑な魔術式でも登録して自動化できるスキル【マクロ】を授かった。スキル【マクロ】を生かすために魔術の勉強に励み、聖女の仕事に精を出していた。しかしあまりに仕事が早いので、上司の神官長からサボっていると誤解されて解
雇されてしまう。
帰るところもなく途方に暮れるミランダだったが、冒険者ギルドの事務職として働くうちにその手腕を認められ、宰相の秘書にまで上り詰める。
一方、優秀なミランダを追い出した神官長は困り果てていた。ミランダ以外の聖女たちは、ミランダがこなしていた仕事の半分もできず、魔力切れで倒れてしまうのだ。
宰相と懇意になったミランダは、聖女教会のブラックな内情を打ち明ける。その結果、聖女教会の腐敗した内部構造が明らかになり、ミランダをクビにした神官長は罪人として裁かれるのだった。
宰相は、大きな魔力を持つミランダの出自に疑問を持ち、調べさせる。するとミランダは思いもかけぬ高貴な身分であることが判明した――!
(一万字程度の短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 07:10:00
34324文字
会話率:50%
人も、精霊も、神々すら滅ぼして、魔王と恐れられた男がいた。
不可能を知らぬ魔王アノスは荒んだ世界に飽き、転生の魔法を使った。
二千年後。目覚めた彼を待っていたのは、魔王を育てるデルゾゲード魔王学院である。そこでアノスが目にしたのは、平和に
慣れ、弱くなりすぎた子孫たち。そして驚くほど低次元な魔法術式だった。
その上、正真正銘、魔王の始祖である彼が、なぜか不適合者の烙印を押されることになってしまい……!?
☆書籍八巻発売中です☆
☆コミカライズ一、二巻、三巻発売中です☆
☆マンガUP!様にて2018年7月4日コミカライズ連載スタートしました☆
☆書籍化決定しました。電撃文庫様より一巻~八巻発売中です☆
☆アノスの名言ルーレットです→https://twitter.com/bunko_dengeki/status/1098522791396073473☆
☆2020年7月アニメ放送予定です。
公式サイト→https://maohgakuin.com/☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 07:00:00
3253344文字
会話率:43%
最底辺のクラスに転校してきた彼は、実は世界最強の理の術式を使う魔術師だった。
そんな彼に育ててもらったクラスメイトは、差別や格差を乗り越えて成長した姿で色んな因果で国や世界を救っていく。
最終更新:2024-06-01 20:00:00
48916文字
会話率:40%
・簡単なあらすじ
禁断の死霊術に手を出し、国を追放されたダークエルフの王女と、偶然出会った野良デュラハンによる、魔界侵略戦記。
・真面目なあらすじ
魔界の東方を占めるダークエルフの国、「アーステルム」の第二王女、リシュエルは、膨大な魔力
と才気に溢れていたが、いつの頃からか、禁断の魔術とされている「死霊術」に傾倒し、法を破ったとされて国を追放されてしまう。
それを逆恨みし、放浪する先々でアンデッドを作成しつつ、研究と軍備を整え、国に復讐を誓うリシュアル。
そんな彼女が、その日運命の出会いを果たす。
「混沌の淵(ケイオスタイド)」と呼ばれる、魔界と人間界の間に横たわる海辺にて、新鮮な首なし死体が打ち上げられているのを発見したのだ。
憧れのデュラハンを僕にできると勇んで術式を刻むリシュアルだったが、鎧姿の首なし戦士はなんと仮死状態だったのだ。
当然アンデッド化は失敗し、命令も受け付けない、野良デュラハンを産み出してしまう。
しかし会話を通じ、デュラハンはおおまかな記憶こそあやふやだが、戦う事が生き甲斐であったと告白し、リシュアルの軍事行動に付き合ってもよいとの回答を得る。
そしてどうせやるならば、魔界全土を標的にすべきという過激な発言に、リシュアルも乗り気になってしまう。
かくしてイレギュラーな形で生まれた強力無比なデュラハンと、アンデッド大好き変態王女による、魔界侵略作戦が幕を開けるのであった。
※テスト投稿です。
反応如何で続行を決めようと思います。
続きを読みたいと思って頂けたら、応援や評価の程をよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 07:10:00
61129文字
会話率:42%
人々を虐げる魔物と、それを統べる魔王がいる世界。
勇者など優秀な者たちが魔王の城に挑み、姿を消していった。
魔物に苦しむ人々の期待に押され、
今度は一人の魔法術式師の男が魔王の城に挑む。
魔法術式師とは、魔法術式や魔法陣を描くことで、魔法
の効果を得る者のこと。
魔法使いとは違い筆記具を用いるが、効果が長く期待できる。
この世界の人々は、誰もが産まれて間もなく、
生誕を祝福する魔法陣を授かるほどに重要なもの。
その魔法術式師は、魔王の城で、この世界の重大な謎の存在に気付く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:59:19
8969文字
会話率:9%
病弱な妹のため、入院費や薬代を稼ぐために男爵家で扱き使われていたアリーチェ。アリーチェは平民だが、魔力だけは人一倍多かった。
しかし、アリーチェの働きも虚しく妹は亡くなってしまい、その事実を知ったのは亡くなって数か月も経った後だった。
絶望
したアリーチェは魔力を暴走させ、前人未踏の「黒の魔導書」に刻まれた魔術式を展開してしまう。
アリーチェは捕らえられてしまったが、その強すぎる力を認められて宮廷魔術師「十三番目の魔女」となる。
そして彼女の境遇に同情した「一番目の魔女」から、何か望みがあるなら聞こうと提案された。
そうしてアリーチェは願った――学校に行きたいと。
それは亡き妹の夢でもあった。
こうして「十三番目の魔女」は、正体を隠して妹の夢見た青春を全力で生きると決めたのだが……ここで問題が発生する。
そう、彼女は極度のコミュ障だったのだ!
読めない第一王子。軟派な魔術師。腹黒な同級生に、高飛車な令嬢。
はたしてアリーチェは、無事に妹の夢を叶えることができるのか!?
「おまえには、俺だけで十分だろ?」
――って、そんなこと言われても……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 16:59:22
129927文字
会話率:39%
<<あらすじ>>
世に魔術が生まれる前の時代、魔人グランダ(妖魔神グランダ)が現れた。
その後現れる魔導士達。術式を身に付け、グランダが仕向ける妖魔(ようま)に対抗するようになった。
その頃より現世の時代まで延々と戦いが絶えない時代と
なる。
現世世界の時代で力を奮(ふる)っていた妖魔神(ようまじん)グランダ。自分の意識で妖魔を操り、多くの人間を殺し、恐怖に陥(おとしい)れてきた。
双子姉妹の父親ガイラは、妖魔神と同じ現生世界に於(お)いて、妖魔退治を生業(なりわい)とし、現生世界では、数少ない最上級魔導士であり、術式剣技(じゅつしきけんぎ)の達人でもあった。
妖魔神グランダは魔導士ガイラの双子の姉妹の存在を知り、ガイラとの戦いの最中、双子を狙い、行動に出る。
姉妹を狙っているのを知った父ガイラ。グランダを娘達に近づけまいとしながらの壮絶なる対決で、辛うじて相討ちとなったが、グランダは死の直前、ガイラを倒す際、最後の強力な魔力、まだ未完成だった転移術式、マタスタシス=テクによって双子を別の世界に転移させてしまった。
物語は、ガイラの双子の姉妹に課せられた運命を綴るストーリーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:15:10
176636文字
会話率:54%
「どんな卑怯な手を使おうとも、どんなに犠牲が出ようとも…ね
だから、ボクと彼との仲を邪魔する奴が一人でもいるとボクは安心できないんだよ」
輝く金色と、透き通るような青色のオッドアイの美少女、水野碧唯はそういう。
そんな少し?危険で歪んだ愛
情を持つ彼女は原作で、一番可愛くて、最も残虐なキャラであった。
『七芒星の姫君』という近未来のSFチックなギャルゲーが存在した。
近未来の世界を舞台とした学園バトルものであり、若干のSF要素も含まれている。
今から約数百年前に突如として姿を見せた裏次元変異現象体。通称、怨霊体。それが、人間世界を一変させた。
現存の化学兵器や物理的な攻撃方法では全く歯が立たず。人類は為す術もなく衰退させられていく。
特に被害がひどかったのが、日本。霊脈が何本も走っている日本では怨霊体が他の国とは比じゃない程湧いた。
しかし、一得一失というように霊脈は人類に恩恵も与えた。それが霊脈に流れている霊力を扱うことが出来る超人類の誕生だ。
超人類の体には血管のように術式が刻まれており、そこに霊力を通すことで事象の改変を起こすことが出来き、各々の人間が怨霊体を攻撃することができるようになった。
それから生まれた超人類を育成するという目的で設立させられた七芒都市の七帝学園で少年少女たちは自分の力を高めるために日々切磋琢磨していた。
(七芒星の姫君の公式より抜粋)
じゃあ、憑依した先というのが、勿論主人公―――――という訳ではなく
成田肇、主人公の義兄だ。
これはヤンデレ好きの転生者と、黒幕系ヒロインとの恋愛譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:14:42
37936文字
会話率:35%
異世界に転生した主人公は、目を覚ますと目の前に広がる風景が全く異なる世界に自分がいることに気づく。戸惑いながらも、彼は自分が異世界に転生したことを受け入れる決意を固める。
その世界が魔法や神秘的な力で満ちていることに驚く。彼は自らの魔法の
才能に気づき、それを磨くために修行を始める。彼は古代の魔法の奥義や術式に興味を持ち、自らの能力を高めるためにさらなる知識を求めて旅に出ることを決意する。
旅の途中で、さまざまな人々と出会う。彼らはそれぞれ異なる能力や背景を持ち、旅をより豊かなものにする。彼らとの出会いや絆を通じて、自らの目的や使命についてより深く考えるようになる。
しかし、旅は容易ではない。彼は数々の困難や試練に直面し、自らの力や信念を試されることになる。それでも彼は決して諦めず、自らの成長と世界の平和を求めて、前進し続ける。
やがて、世界を脅かす邪悪な勢力が現れる。自らの力を駆使し、仲間たちと共にその脅威に立ち向かう決意をする。彼らは友情と勇気を武器に、世界を救うために壮大な冒険に身を投じるのだった。(仮)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:31:32
4150文字
会話率:19%
過去の事件により闘う為の力を失った青年、葛木清光。長い入院生活の間に改造した術式によって再び戦う為の力を得て再び戦場に立つ。その術の名は”化装術”。通常は実在する動物や空想上の生物に変身をするという力ではあるが、改造した結果として人から人へ
の変身を可能にした。ただし、別人として生まれ変わる為に性別は生来のものとは逆になっていた清光は名を改め女の子として生きていく。
基本的に最初以外は隔日投稿の予定です。
タイトルは変更する可能性あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:00:00
587100文字
会話率:45%
ある日、スラム街にいたルーは、シエンと名乗る人間に助け出された。住む家、美味しい食事、ふかふかなベッド、綺麗な服。それまでとは打って変わった毎日を送り、シエンと二人で幸せに暮らし始める。だがその幸せは、救ってくれた恩人によって壊されてしま
った。また一人になってしまったルーは、無気力な日々を過ごしていた。そんなある時、マキナと呼ばれる少女に出会った。ルーはマキナが言った"ある願い"を聞き、少女の手を取った……。
「え! めちゃめちゃ続きが気になる!」 と思ってくれたら嬉しいです。タイトルの略称は"LL"です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 11:43:41
23928文字
会話率:56%
リエルは聖女様の近くでメイドとして働いている。会えばストレートに褒めてくる護衛騎士のクロムがちょっと苦手。
春の祭典が近付いたある日、聖女様はリエルに祭典で使う術式の確認を依頼してきた。一度断ったものの押し切られてしまったリエルは、小さな地
下室に閉じ込められてしまう。
リエル大好きな猫系騎士のクロムと、それに翻弄されつつもちょっと素直になりそうな彼女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 21:00:05
13394文字
会話率:46%
探索家。それは未知の世界への挑戦を生業とする者。人が生息を許される領域はごく僅かであり、大陸の覇権を握るのは異形の生物・即ちモンスターである。爪も牙も持たぬ人類が生き永らえる事ができたのは、知能の高さに加え「スキル」の存在が大きい。スキルと
は生まれながらにして誰もが持っている特殊能力の事であり、その内容は様々だ。後天的に習得可能である魔術とは異なり、スキルを発動させる術式はその心の臓に刻まれているという。人は、この神より賜りし力を以て大いなる未知と戦う手段とした。人は謎めく世界を目指し、今日もまた壁を越え獣域へと立ち入るのだ。
※初投稿です。こんなバトル、ロマンがある物語を書きたい!の一心で始めてみました。趣味全開、至らぬところも多々あるかと思いますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 14:33:32
221421文字
会話率:60%
この世界には腐人といった、人間を襲い、人間を腐人化し、無限に増殖する奴らがいた。もう手遅れになりつつあるこの世界を救うためにタッグを組み奪われし土地を開拓しなおす。。突如として現れたそいつらに主人公のいる小さい国以外は消息不明に。
魔法、術
式,などなどで立ち向かう。タッグを編成したその日、町の内部から襲撃が訪れる。この世界に再び安寧を。。。腐人の正体、この世界の謎、なぜこの一瞬にして崩壊したのか。人類は果たして生き残れるのか。ぜひ読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:03:00
8764文字
会話率:50%
ある夢を境に、ムクロの日常は終わりを告げる。十体の妖が天に臨むために争う『天臨の儀』。そんな儀式に巻き込まれた少年は、生き残るために戦い抜く。最後には日常を取り戻せることを信じて。
不定期更新でやっていきます(完結できれば良き)
最終更新:2024-01-01 00:00:00
6110文字
会話率:47%
刻陰師会魔術科特異術式暗殺部門隊長ノア・レクレフトと副隊長トレイル・フェニスターは
数日ぶりの仕事に赴くことになったが、そこで厄介な事件が起こり...
最終更新:2023-12-15 23:47:44
6008文字
会話率:35%
前世を日本で過ごした記憶を持ちながら転生した錬金術師ダイアは、ある日、唐突にパーティーから追放されてしまう。
説得を試みるも聞き入れてもらえず、故郷へ帰ることに。
すると、昔に錬金術の練習として加工した武器がどんどん【成長】を遂げていき、そ
れらを使っていた者たちは、みんな、あっという間にS級冒険者になっていた。
神器とも呼べるそれらを生み出したダイアは伝説の錬金術師として、その名を世に轟かせることとなる。
――かつてのパーティーメンバーといえば。
ダイアが錬金加工した武器を【成長】させようにもすぐに破壊。別の錬金術師に無理矢理直させるため、ダイアの錬成術式を限りなく薄まり【成長】の効果はもはやなく、武器としての性能もなまくら以下。
それでも【成長】することを夢見て、冒険者の最底辺を這いずり回っている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 18:06:57
62432文字
会話率:32%