バケツをひっくり返したような雨を間近に、真っ暗な外の屋根の下で並んで線香花火をした。ババババ、と微かな音を立てながら火花を散らす線香花火よりも、花火に照らされた若い婚約者の顔が、しじゅう緊張していたのをよく覚えている。
最終更新:2020-08-22 23:06:43
1309文字
会話率:42%
蚊取り線香に火をつけて、蚊の寄らない庭で夜空を眺めるのが好きです。あの匂いが苦手だった人もいたけれど、ぼくは、そうじゃなくて、庭に一人、よくいたものです。
最終更新:2020-08-12 03:37:07
351文字
会話率:0%
夏の旅行で東京観光をしにきたケイタ。しかし案内役を買ってくれたキリコは父の急逝で来れなくなり代理に彼女の親友のショウコがケイタの前に現れた。その最終日前日の夜、ショウコは線香花火をしようと持ち掛けて来た。
この作品はカクヨムでも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 22:41:56
3289文字
会話率:45%
短編、失恋。
陽葵(ひまり)に恋した僕。
最終更新:2020-08-08 20:08:21
757文字
会話率:34%
おばあちゃんが急に始めた民泊。
手伝いに行くことになったのはいいけど、家についたらなぜか見知らぬ半裸のイケメンが扇風機で涼んでいて…?
友達を死なせないために未来からやってきた彼らは、過去を変え、友達を救うことができるのか。
過去
を変えることは、可能なのか。
それぞれが、それぞれの思いを抱えながら、手を尽くす。大切な日々を守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 21:35:39
8091文字
会話率:30%
夏研究会のメンバーとして、肝試しの準備に取り掛かる私。
肝試しの当日、未だ未熟な私は.....。
最終更新:2020-07-22 18:01:20
2570文字
会話率:22%
祖母の命日に霊園へ家族三人でお墓参りに訪れる。
彼と彼女の娘はランドセル姿で、亡くなった祖母に見せるためにランドセルを背負っていた。
親族から反対される中、祖母一人だけが二人の味方になってくれた。
祖母は過去に周囲から反対されていた友達が心
中を図り、命を落としたことを何か力になれたのではと後悔していたので、彼と彼女の味方になったのだと聞いていた。
お墓参りでは娘の葉桜が水をやり、花を生け線香をあげて葉桜にとっては曾祖母に手を合わせた。
まだ祖母のようには炊けないあんころ餅を供えて食べる。
帰り際、伯父一家とすれ違った。
彼女と葉桜が話す何気ない姿に、三人一緒に生きていきたいと願う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 16:48:08
5743文字
会話率:27%
「私たち、確実に幸せだね」
そんなことを言えてしまう幻想世界
最終更新:2020-06-18 22:39:43
1231文字
会話率:9%
花火と言えば、君との思い出。
最終更新:2020-06-14 14:44:35
295文字
会話率:0%
小さな頃から明るくて、可愛くて、お姫様ごっこの時には必ずお姫様役に抜擢される、美崎 菊菜(みさき きくな)と、地味で、暗い性格で、いつも召使役の葉月 香(はづき かおる)。二人は幼稚園から幼馴染だった。子供モデルもこなしていた菊菜は、ある日
、香の七五三の写真を見た。そこに写っていたのは、モデルの自分より数倍可愛く写された香だった。
その写真を見て、菊菜は、香に、「この写真を誰かに見せたら絶交だからね!」と香に言い放つ。突然の絶交宣言に、驚いたが、それでも、その写真を誰かに見せようと思ったりしたことはなかった。
その言いつけを守ったまま、二人は高校生になる。
高校生になっても、人気モデルの菊菜と、地味さに磨きがかかったような香。お姫様と召使の関係性は変わらずいた。
一年生の学園祭で、ミスに選ばれた菊菜と、同じクラスでミスターに選ばれた夜与 光(やよ ひかり)。菊菜は、自分に釣り合うのは光だ、と猛アプローチするが、光は乗ってこない。
そんな時、ひょんなことから、香の七五三の時の写真を光は見てしまう。それ以来、光は香のことが気になり始める。
花火で言うなら、打ち上げ花火と線香花火のような、全く違う二人を、恋が翻弄する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 16:35:12
23884文字
会話率:55%
つれづれなるまゝに、日くらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。
最終更新:2020-03-15 09:08:23
2034文字
会話率:0%
彼女は仏壇の前に前に座って線香をあげる。
最終更新:2019-11-10 23:48:43
2559文字
会話率:0%
「夏の夜に咲く線香花火(貴女)は僕だけのもの」……職場の同僚である女の先輩と後輩二人、そして彼らの恋愛模様を眺める僕、四人の恋愛話。※この小説は他サイトにも重複投稿しています。
最終更新:2019-10-05 20:18:24
11471文字
会話率:38%
むかしむかし。満潮を迎えたとある漁村でのこと。
その日の潮はいっとう足が長く、普段に比べて何町も伸びたその海水が、家の中へ入り込み、床をしとどに濡らした。
これまで無かった事態に戸惑いを隠せない村人だったの前へ、沖合に出ていた漁船の一隻が
帰ってくる。
そこに乗っていた者が持ち帰ったのは、奇妙な話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 20:00:00
3834文字
会話率:0%
祖父が亡くなった。
その通夜で、彼は夜通しで火を消してはならない、火の番の仕事を知る。
親が目を離した時、ふとした拍子で、火を消してしまった彼。
慌てて火をつけなおし、あたかも無事なようにふるまったけれど、事態はそんなすんなり済むことはなく
……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 18:28:22
3634文字
会話率:15%
暑い夏は、カレー、福神漬け、蚊取り線香。
今日も蚊を相手に、熾烈なバトルが繰り広げられるはず、だった。
※カクヨム様、アルファポリス様、ツギクル様、ショートショート様に掲載しています。
最終更新:2017-01-24 02:06:19
1713文字
会話率:52%
Twitterの企画「一次創作BL版深夜の真剣60分一本勝負」に挑戦しました。
【第310回のお題】
・旅行
・線香花火
・「だから言ったのに」
案外すんなりネタは思いつきましたが、20分オーバーしちゃいました。
最終更新:2019-08-24 23:29:00
1232文字
会話率:50%
蚊取り線香の匂いがする。
僕はアイリと電子柱の影を踏む。
そうして、この夏はたったの一度だけだと思い知る。
最終更新:2019-08-23 23:43:04
1523文字
会話率:63%
現在高校三年生の"俺"には中学生の時好きな人がいたが、その恋が実ることはなかった。
しかし現在は"彼女"とは同じ高校に通っており、そんな彼女から「花火をしないか?」と誘われたお話。
僕の実話をもとに
作った作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 17:05:13
5975文字
会話率:48%
高校二年の七宮長門は、代わり映えのしない学校生活を送っていた。
しかし、都会から街に帰ってきた同級生、如月双葉との再会をきっかけに、その日々は色付いていく。
そしてある時、落ちていたビー玉を拾い上げ…?
最終更新:2019-08-15 07:00:00
65875文字
会話率:52%
線香花火の消えるとき、夏の終わりを感じる。
キーワード:
最終更新:2019-08-13 21:07:08
405文字
会話率:0%
波打ち際の、花火と、喧騒と、僕と、君。
最終更新:2019-08-11 18:12:07
5032文字
会話率:54%