「これからよろしくお願いします……兄さん」
幼き頃の面影を無意識に求める内に、いつしか人助けにのめり込む様になった少年・穂村総護。
彼はある日、己の従妹と名乗る見知らぬ少女・水無月葵と一つ屋根の下で暮らす事になる。
突然現れた記憶に無いは
ずの従妹。けれど彼女との他愛無い日々は、少年が失くしたものを徐々に彼方から呼び起こす。
お節介な少年と、それを支えたいクールな少女。これはそんな二人の時に緩くて、時に騒がしい日常の一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 07:00:00
245882文字
会話率:53%
__毎週水曜日、あの人は必ずやって来る。
カフェでバイトしている千砂。
物心ついた時から、千砂がいる毎週水曜日に必ずロイヤルミルクティーとクロワッサンを頼む彼の存在に気づく。
整った顔立ち、よく合う視線、千砂は無意識に彼に吸い寄
せられていく。
しかし、彼には大きな秘密があった__。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 13:03:07
107941文字
会話率:35%
紅茶しかり、珈琲しかり、飲み過ぎると脱水症状の代償を受ける。喉は干上がるし、肌も乾燥する。そうして腹も壊す。
だからソファで寝そべっていると、同居人から苦言を呈された。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
好きなキャラ×好きなキャラ。性能の補完完璧。ハピハピ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:30:38
879文字
会話率:32%
鏡花は気に入った奴によく物を渡す。そして其れは大抵、相手が日常的に使いそうなものだった。
そうして数多の『贈り物』で満たされたら、俺の所有権は此奴のものになるのだろうか?
さり気ない牽制は、独占欲の裏返しか。
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
無意識ながらも愛が重い。
そしてさり気なく牽制をする。
そんな事してそう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:08:05
971文字
会話率:37%
好きな二次元のタイプ。女顔の美人。口調が優しければ尚良し。性格は気に触らなければ良し。
まるで幼子が夢想する理想の王子様像そのものだった。
怖いんだよ。高身長バッキバキは……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
何方かが仰った、
幼子が理想の王子様を求める理由。
感性は昔のまま、成長してませんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 17:29:53
780文字
会話率:32%
主人公が手に入れた不思議な本。それはただの本ではなく、彼の周りの世界を大きく変える力を秘めているようだ。最初は無意識に使っていたその力に気づき、次第に本が彼の前に現れる数々の試練や謎を引き寄せていく。
仲間たちと共に進む道の先に待ち受ける
のは、果たしてどんな結末なのか。本が描き出す未来に抗いながら、彼はその力と向き合っていく。
本に秘められた秘密を解き明かし、主人公はどんな選択をするのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:00:00
21983文字
会話率:35%
万物を司る強大な魔法を持つ少女スカーレットは、その力を過信し、子供のくせに深夜まで夜遊びを繰り返していた。ある夜、いつものように夜の街を徘徊していた彼女は、危険な男たちに誘拐され、乱暴されそうになる。絶体絶命の危機の中、スカーレットは自身の
内なる強大な魔力を無意識に発動させ、辛くも難を逃れる。
この恐ろしい経験を通して、スカーレットは自身の軽率な行動を深く後悔し、強大な魔法力を持つ一方で、精神的には未熟な子供であることを痛感する。夜遊びをやめ、力を過信することの危険性を理解した彼女は、自身の持つ力の意味と向き合い、その力を正しく使うことを決意する。夜明けを迎え、スカーレットは過去の過ちを胸に、万物を司る魔女として新たな道を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 14:09:57
2706文字
会話率:16%
ここはローゼンブルグの辺境にあるとある村。
王都から遠く離れたこの村で、子供たちは魔法使いとなる訓練を受けていた。
そう、この村は魔法使い達の隠れ里だった。
この国にかつてあった魔道炉。
国中に魔力を送り出していたこの魔道炉が何者か
に破壊されて、国中に魔素が撒き散らされた。
この事件以降、ローゼンブルグの人々は魔素に身体を蝕まれていた。
魔素が蓄積した人間はやがて魔物へとその姿を変える。
人々は、徐々に魔物化する自身の身体に怯えていた。
この世界の人々は魔法を使うことができる。
しかし、魔法は様々な能力を発動する代償として、人間の体内に魔素を発生させる。
魔素は魔物の生命の源とされていて、体内に蓄積すると魔物化を引き起こす。
そして、魔法使いは、この魔素を体内に蓄積させていることから、人々から魔物と同一視されるようになった。
あの事件以降、魔法と魔法使いは、この国で忌み嫌われ、迫害される存在となってしまったのだ。
この辺境の村に二人の少年少女がいた。
魔法少女のアンナと見習い剣士のクロウド。
アンナは強力な魔法を使えるが、唱えるたびに魔素が子宮に溜まり、お腹が大きくなってしまう現象に悩んでいた。
彼女は無意識のうちに魔素を子宮に溜め込むことで、魔素の影響を最小限に抑えていたのだ。
一方のクロウドは魔素に完全な耐性があるが、自身は魔法を使うことができず、剣術の修行に励んでいた。
ある日、少女は少年を誘って冒険に出た。
少女の目的は、魔素を完全に解毒できる触媒を手に入れること。
これがあれば、この国の人々を魔素から救うことができる。
こうして、二人の冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:50:35
146017文字
会話率:52%
詩子、36歳、パート勤務。反抗期真っ盛りな娘と、自分の世界に浸る息子と、毎日帰りの遅い旦那と4人家族。
ある日、旦那から不可解な会話が聞こえてくるようになった。無意識にまわりから心の声が聞こえるようになってしまい、詩子の非日常な日常が始まっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:41:22
26319文字
会話率:43%
二人は言葉にしなくとも、互いの心を少しずつ知っていく。喫茶店の一隅、歩道を行く足音、夜の静かな時間――どこにでもありそうな日常の片隅で、二人は互いに問いかけ、答え合いながら、ゆっくりと絆を深めていく。
彼女の言葉には、無意識に知恵が宿り、
彼はその一つ一つに驚き、心を開いていく。ふとした会話の中で、知らなかった世界が広がり、彼の心に新たな風が吹き込まれる。それは、知識がただの情報を越えて、二人の距離を縮める力となっていく。彼女の冷静な瞳の奥に見える温もり、彼の無邪気な笑顔に隠された思慮――そのすべてが、二人を結びつける。
物語は、ゆっくりとした流れで進んでいく。日常の中で交わされる会話、たまに見せる沈黙。その静けさの中に、二人の心が少しずつ重なっていくのを感じる。知識と愛が静かに交差し、二人の世界は少しずつ色を変えていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-24 11:55:51
4195文字
会話率:66%
私は、小学生の時に初恋というものをした。
私の住んでいた町は田舎だったので、他の子との交流も少なく私はその初恋の子にずっと会うことができた。
アラサーになった今でもその恋が忘れられない。
こんなにも一途な人はいるのだろうか、いるかもしれない
けど単純に私が奥手なだけかもしれない。
私の友人にはもう彼氏がいるし、もしかりたら初恋の相手ももう彼女がいるかもしれない。
それでも私は、窓辺から見た彼らしい姿を無意識に追いかけてしまう。
もしそれが、彼じゃなかったら私は、もう今後一切恋愛はしないだろう。
初恋を大事にするのは、いいかもしれないど、私に見たいにはなるなよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 11:55:33
10957文字
会話率:37%
中学から陸上を始めた400m選手・藤浦 海里(ふじうら あまり)。
努力を重ねながら自分の競技と向き合う彼女は「信じられるのは自分だけ」 という信念を貫いていた。
だが、決して口には出さないが、本当は自分が全力を尽くしていることを誰かに認め
て欲しいと思っている。
一方、ラグビー部のキャプテン・橋野 斗士輝(はしの としき)。強さを求め、ただひたすらに努力を続ける彼は、過去に父と親友を亡くしてしまった事で「大切な人はいなくなる」というトラウマがある。そのせいで、チームスポーツであるにもかかわらず、無意識に「もう誰も失いたくない」という思いが出てスタンドプレーが多くなる。一方で、誰かと一緒に全力を出せる喜びをどこかで求めている。
違う楕円形に想いを馳せながらも、交わるはずのなかった2人が焦点となり、やがて正確な楕円(ellipse)の軌跡を描いていく物語。
それはただの偶然か、それともーー。
異なる競技に懸けた2人の青春が、やがて誰にも知られない”全力の誓い”へと変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 16:53:22
67824文字
会話率:28%
「お前の感覚的な行動は計画を乱す! 足手まといだ!」
エリート冒険者パーティ【雷光の剣】から理不尽に追放された青年リオ。彼には、世界の『ノイズ』(違和感や危険信号)を感じ取り、周囲を無意識に『修正』してしまう、自分でもよくわからない秘密の力
があった。
計画至上主義のリーダーに疎まれ、居場所を失ったリオだったが、一人旅に出てみると状況は一変。彼の『なんとなく』は危険な道を回避させ、偶然出会った人を助け、寂れた村の問題を知らず知らずのうちに解決してしまう。本人は「運が良いだけ」と思っているが、その無自覚な力は、行く先々で小さな奇跡を起こしていく。
一方、リオを追放した元パーティは、なぜかトラブル続きで徐々に歯車が狂い始めていた……。
これは、自分の規格外な力に全く気づいていない主人公が、感覚だけを頼りに自由な旅を始め、新たな仲間と出会い、かけがえのない居場所を見つけながら、無自覚のうちに世界に大きな影響を与えていく(かもしれない)、爽快(?)無自覚成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 17:40:00
20346文字
会話率:28%
どこかで読んだようなファンタジーの世界に、現代心理学の素養を持ったまま転生した彼女は、知識欲のおもむくままに冒険者となったのでした。精神魔法で深層心理を探り、異種族の神話に集合的無意識を見いだし、世界の秘密に心から迫る、彼女はどこへ行き着く
ものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 08:00:00
102179文字
会話率:29%
ある日、世界が突然崩壊する。時空の歪みが広がり、未来も過去も消えてしまった。人々は記憶を失い、全てが今という瞬間だけに固定された。しかし、なぜかひとりの男、俺だけはその歪みに影響されず、過去も未来も一切覚えていないまま、なぜかカップラーメン
を作る方法だけを覚えていた。
世界が崩壊した理由も、他の人々が失われた記憶を取り戻せない理由もわからない。ただ一つ、目の前にあるカップラーメンを作り続けることが唯一の仕事であり、安定感を提供する唯一の行為となる。
だが、次第に「カップラーメン」の存在が人々にとっての希望や儀式となり、俺は無意識のうちにその世界で唯一の支えとなっていく。孤独と混乱の中で、男はどこかでその意味を見出そうとする。しかし、果たしてカップラーメンを作ることに隠された、この世界を元に戻す鍵があるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-13 19:12:35
225文字
会話率:0%
ねぇ……あなたも、見てるよね?
タイムラインの向こう。
スクリーンの奥。
そこにあるのは、
人類の限界を、全部、越えてきた「天才たち」の記録。
完璧な絵。
完璧な音楽。
完璧な身体。
完璧な言葉。
──息が、できなくなる。
彼ら
が届いた“てっぺん”を、
わたしたちは毎日、見上げてる。
無意識のうちに。
目を離せなくて。
それが、「普通」になってるから。
でも……
自分の描いた線が、
誰にも届かない気がして。
最初から、間違いだった気がして。
何も生まれなくなるんだ。
そうやって、誰もが“つくること”を、やめていく。
これは、そんな世界で──
まだ、線を引こうとしたひとりの話。
視界が地獄になっても。
届かなくても。
それでも「描く」って、
なんだと思う?
ねぇ……
あなたなら、描ける?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-13 10:35:07
2482文字
会話率:0%
刻まれた、夢の欠片。
最終更新:2025-04-10 07:43:28
3206文字
会話率:7%
21世紀末、とある真実を発見した。その真実によって世界は徹底的に破壊される事になる。それから300年。
新生暦135年、新エネルギーによって齎された産業革命は急速な経済の拡大を呼んだが、肝心のそれを担う労働人口は不足していた。そこで、
人々は死体を一つの労働力として捉える事にした。
死して尚動く者、あるいは、死ぬまで働いて死んでも働く者。リビングデットの始まりである。
しかし、それでも急速な経済拡大に労働人口の不足は解決されない。
そこで天才科学者フランは死人を労働力としても解決しない労働人口不足問題を解決する為、考えるリビングデットを造る事にしたのである。
意識も、無意識も、心も、それ全てが肉体の維持装置だとしたら、自分とは一体なんなのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 12:38:18
55452文字
会話率:43%
——これは呪いか、それとも祝福か。
篠宮涼介は、人を魅了する“力”を持っていた。
男女問わず、彼の周囲の人間関係は歪んでいく。
男たちは無意識に彼を避け、嫉妬や苛立ちを募らせやがて排斥する。
女たちは静かに、しかし確実に彼に執着し狂って
いく。
——その異常性に、彼自身は気づいていた。
「俺がいるだけで、人間関係が壊れていく。」
彼にそれを制御することはできなかった。
だからこそ彼は逃げた。
芸能界を捨て、名声を捨て、“篠宮涼介”という存在すらも捨てようとした。
だが、その力はどこにいても彼を追い詰める。
“魅了”という呪いに抗いながらも、彼は選ぶ。
本当の自分を取り戻すために。
愛憎が交錯する中で、彼が選び取る未来の物語。
※ 1日1〜2話投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:25:58
129706文字
会話率:35%
【追放された“回復術師”、魔王軍で《回復の神》として覚醒――そして、勇者パーティは今も全滅寸前らしい】
「全然回復しねぇじゃねぇか!」
仲間から罵倒され、パーティから追放された少年ラルフ。
彼の“回復魔法”は、人間には一切効果がなかった―
―ただし、魔族にだけは絶大な効果を持っていた。
死にかけた魔族を無意識に癒したことで、ラルフは魔王軍にスカウトされ、
いつしか「回復の神」として崇められる存在に。
傷を癒し、命を救い、さらには魔族の身体能力すら爆発的に強化する。
そして訪れる、人間と魔族の大決戦。
戦場で再会するのは、かつて彼を見捨てた勇者パーティ。
「……助けてくれ、ラルフ」
だがその願いは、もう届かない。
これは、“無能”と呼ばれた少年が、信じてくれた者たちのために世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 21:00:00
4647文字
会話率:35%
前世ゲーマーなアラサーOLだった記憶を持つ女子高生、花咲音子(はなさきねね)。
どうせ転生するなら剣と魔法の世界で大冒険がしたかったけど、第二の人生も大好きなゲームができるし特に不満もなく。
親の仕事の都合で引っ越し、編入した高校で出会うバ
ラエティに富んだイケメンたち。
新しい友人はやたらと挙動不審だし、何かと絡んでくるキャラの濃いイケメンたちに振り回されるけど、楽しくゲームしてたいだけなのでほっといてください!
※乙女ゲームをプレイしたことのないゲーマー女性が乙女ゲームのヒロインに転生して無意識にフラグを立てたり折ったりイベント回収したりしていくお話。
※主人公は自分が乙女ゲームのヒロインに転生していることも、攻略対象についても何も知りません。
※ゲーム内チャット会話にて「w」や顔文字表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:00:00
70237文字
会話率:40%
死の淵で出会ったのは、春の花のような髪を持つ少女だった。
「まだ生きたい?」
その問いに、シリウスは無意識に頷いた。次の瞬間、彼女の唇に触れた一滴の血が、運命を塗り替える。死にかけていた身体は蘇り、己の手で自分を追いやった狼の魔を引き裂
いていた。
「お前……一体何なんだ?」
震える声に、少女は微笑む。
「魔女と言ったら、信じる?」
そうして彼女は、魔女アビスの使い魔となった。
「……元に戻してくれ。」
訴える彼女に、魔女は肩をすくめる。
「そんな方法、知らないわ。」
ならば、探しに行こう。
元に戻る方法を、二人で。
こうして、魔女と使い魔の旅が始まる――それが愛の物語になるとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:23:36
24985文字
会話率:27%