現役国会議員の桐生六助は、気が付けば見知らぬ国マルキアの執政官となっていた。
彼の持っている現代貨幣の理論は、金貨銀貨が流通する異世界で通用するのか?
国家を滅亡から救うことができるのか?
秘書官エリスと共に国家の立て直しを図るスト
ーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 10:07:54
36157文字
会話率:67%
「旦那さま、私が!私がきっと、お怨みお晴らし申し上げ……!!」
敬愛する主を失ったエデイラは、復讐を誓う。砂漠の真ん中の学園で、幽閉中の王女とともに──。
「これが普通だと思っていたんです。格闘訓練が日常的にあることも、薬品の知識があるこ
とも、麻薬の流通を管理し、闇で売りさばく者に制裁を与えるのも──だって、普通のメイドなんて、知らなかったから」
復讐を誓う奴隷出身のメイド、エデイラが、孤独な王女と結ぶ不器用な友情。男なのか女なのかさっぱりわからない学園長に見守られて、少女たちは少しだけ成長する。
「あの子は自分で気づけばいいんだよ。ひとりじゃ難しいことも、一緒ならできるって」
注意事項
・残酷描写・戦闘描写が一部あります。
・女の子同士がじれったいほどゆっくり結ぶ深い友情(百合描写はありません)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 08:00:00
103465文字
会話率:49%
「カンタレラ、貴方にはこのパーティーから抜けて貰う。」
「何をしたかだと?そんな事は貴方が一番理解しているだろう。
この期に及んで忘れたとは言わせない。」
「もう良いだろう。全て分かっている
黒死病をバラ撒いて聖女を持ち上げたのも、
早馬を始末して救援を遅らせ救国の勇者として演出たのも、
異民族ににサイケデリックを安値で流通させて薬漬けにしたことも、
民衆の怒りを煽り、侵略の理由を作るためだけに罪無き自国の村を火の海にしたこも、全部分かっている。」
そう告げたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 07:00:00
3275文字
会話率:21%
偶然発見されたウイルスで開発された新薬『KM3H』。女性にのみ効果を発揮する薬で、投薬することで物理法則を無視した特殊な力を得る事ができた。
戦場から男の姿が消え、男性に代わり戦場に立つ女性を本来の意味とはかけ離れてはいるが『メイド』と呼ぶ
ようになった。
KM3Hを流通させる事で莫大な財を得た、8人の開発者はそれぞれが国のような体系を取り、それぞれが王として、脈々と薬の培養方法と身分を子孫へと受け継いでいった世界。
特殊な生まれながらも、8王国の1つである氷室王国の第一王位継承者にして「史上最強のメイド」と言われた氷室アヤを母に持ち生まれた氷室佑。
母親が亡くなった事で佑の物語が動き出す。
特殊な生まれのせいで暗殺の可能性に怯えたり、通う事になったお坊ちゃま・お嬢様校の生徒の自尊心のせいで派閥争いに巻き込まれたり、死んだ母親のネームバリューのせいで関係ない戦いに巻き込まれたり……
そんな日常を、佑の護衛についた、氷室王国国王専属部隊『ナンバーズ』の№1と№9の力を借りつつ賢明に生き延びる、周りの人間がほぼチート性能な、そんな氷室佑の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 02:44:55
105004文字
会話率:36%
僕には蓋が無い。
生まれつきのそれにふりまわされていた僕は、相棒を得て人生が激変した。
この世には、|妖《あやかし》の体の一部が案外流通してるって、皆は知らないよね?
僕には目玉に見えるそれが、君には宝石にしか見えない。そんな風に、案外知ら
ずに触れていたりもするんだよ。
僕の日常が、人には非日常。
だから、僕は人の社会に馴染まない。|御霊《みたま》や|妖《あやかし》が当然のように跋扈するのが、僕の日常。
人の社会に適合できない僕が、人の社会で生活するために、僕でいられない僕を、僕は押し殺して生きるんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 20:07:44
46238文字
会話率:24%
クレジットカードや電子マネーの普及により、現金が財布パーティから追放された。しかし、停電によりすべての電子マネーが使えなくなったため、戻ってきてほしいと言われる。
最終更新:2021-05-09 17:29:19
1811文字
会話率:22%
それは昔、昔のこと。とある貧乏な男が、愛する妻の元へ帰ろうとしたいつもの帰り道、王族の好奇心に巻き込まれたことが全ての始まりー。
19歳の青年、天真は、星火と呼ばれる組織で、違法売買の取締を行っている。信頼なる仲間や上司と共に、民間への流
通を防ごうと奔走している。一体違法売買とは、なんのことなのか。それは、日本が古くから隠していた、とある禁句である……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 12:59:49
17938文字
会話率:45%
地球から何億光年と遠く、世界中のタピオカを管理する魔法の国【タピオカ国】がある。
その国はタピオカを世界へ供給し、流通させ続けないと滅ぶ呪いがかけられていた。
タピオカ国は存続のため、様々な世界にタピオカの営業をかけた。そして、長年の
営業の賜物により地球で爆発的ブームを起こす。それに気を大きくしたタピオカ国は、贅を尽くし、人口を増やし、領土を広げた。
だが皮肉にもタピオカは一時的なブームで終わりかけ、タピオカ国にはピンチが訪れていた。
予言者はこう言う。黒髪でタピオカ愛が溢れる地球人ならこの国を救えるだろう、と。
タピオカ国王はお告げの通り、地球からめぼしい人物を連れてくるよう一人娘である王女リリーに告げる。
そこに連れられてきたのが冴えない営業マンである男、コウヘイだった。甘党という以外なんの特徴も特技もない。
国を救えばなんでも願いを叶えようという甘い言葉にのせられ、さまざまな世界に営業をかけることになる。
冒険者や教会、エルフももちろんお客様。魔界だってダンジョンだってタピオカを流行らせられるならどこにでも向かいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 21:18:21
4040文字
会話率:40%
会社をクビになったある青年の異世界でのお仕事の話。
軽い気持ちで登録した求人サイトから、
あれよあれよと、異世界にクライアントをもつコンサルタント会社と仮契約。
貴重な石の流通量減少の原因の調査をすることとなった。
果たしてその調査の行方は
?
【重複投稿】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 19:14:57
21549文字
会話率:44%
回復手段の主流が万能回復薬「ポーション」に置き換わってから数十年。世界最大の国「白の王国」では、回復術師という役職が廃れ、主人公である「オルセン」のみになっていた。
オルセンは有能だった。全ての回復魔法を使いこなし、時には肉体活性、体
機能向上など、回復魔法を応用したサポートにも役立つ。
白の王国で「白夜騎士」の一員として、王国と敵対するドラゴンの軍勢を討伐した夜。凱旋パレード中に、オルセンは仲間の騎士から、国王の目の前で「オルセンはこの道中で一度も俺たちを回復をしなかった。もう回復術師は不要だ」と宣言されてしまう。
オルセンは自分が回復する前に勝手にポーションで回復していたと反論するが、国王は国内外で莫大な利益を生んでいるポーションの需要を高めるため、オルセンの国外追放を命じる。仲間がオルセンを追い出した本当の理由も、「過去に死にかけて回復してもらった経験をバラされたくない」「ポーションで回復した方が気持ちいい」というものだった。
しかし、これは敵のアンデッド軍団が企てた罠であった。回復魔法が弱点であるアンデッド軍団は、回復術師という役職を滅ぼすために、中毒作用を含んだポーションを開発し、流通させていたのだった。
オルセンは白の王国に虐げられていた「赤の王国」に亡命して、そこで必要とされる。白の王国よ、アンデッド軍団はお前たちを囮に、赤の王国がきっちり討伐する。だから、アンデッド軍団の攻撃とポーションの中毒作用で滅びていってくれ。すまないがもう手遅れなんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 20:00:00
92027文字
会話率:55%
舞台は小さな島国、西暦1700年頃、他国からの流通は盛んで港は活気にあふれていた。帆船や蒸気船が主流で船乗りが多く、子供達は皆船乗りに憧れ、島の船乗り訓練場へ入るのはレベルが高い。
主人公の少年。珍しく船には興味が無いし、漁師をしていた少年
のおじいさんが海の事故で消息不明になり両親からも船乗りになるのを止められていた。父は船専用の修理工場を営み、少年は機械にも強くいずれは工場を継ぐ予定だ。空を飛べない時代、少年の夢は飛行機を作り空を飛ぶ事を実現させる事だ、自宅には自転車を改造した飛行機があるが、まだ空を飛べた事はなかった。
ある日、船が大好きな友人達が少年を誘い、停泊中の大型旅客戦に忍び込むが見つかってしまった。しかし船長の好意で船内を案内してもらい、船長の知り合いを通じて訓練場へも入隊出来る事になる。そこは巡視艇乗りや護衛艦も夢ではない。友人は喜ぶ半面少年だけは興味はなかった。
その時一人の異様な雰囲気を持つ漁師の老人と出会い、珍しい六分儀をもらい受ける、機械に興味がある少年は六分儀を貰うと老人を通じて船に興味が出てくる。老人からは世の中に飛行機が発明され既に飛行している事を教わる。それは少年に世界は広く自分の小ささを知らされるものとなる。
少年は港で少女と出会うが、身元を隠すその少女もまた、飛行機を知っていた。
両親の反対をよそに友人達と訓練場に入ったが、友人達は病気や、家業を継ぐためとかでに辞める、一人になっても少年は訓練場内で知り合ったものと仲良くなり、またこの島を侵略する大きな組織がいるという事実を告げられ、少年はそのことを調べて行くことになると、漁師の老人や港の少女が関係している事がやがて分かって来る。訓練場内で行動を制限されている少年は島の状況が分からない。その時にはもう島はある組織によって攻撃されていた。訓練場を卒業しても船乗りにはならないつもりだったが少年の目に映ったのは攻撃を受けた無残な島の姿だった。少年の心は動き、友達を呼び仲間を集め、その敵に立ち向かおうと決めるが無茶な計画に考えは進まない。そこで少年は島の海軍である護衛艦に乗る事を決心した。一度辞めた海軍の道を何とか護衛艦に載せてもらった。
ついに島を侵略する組織が来て、少年達率いる海軍が立ち向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 18:00:00
102197文字
会話率:60%
生まれ持った容姿で差別を受ける一族に、一人の少女が誕生する。
ラーディア一族の第三皇女リンフィーナは、一族内では忌み嫌われる銀髪で、人目につかないように暮らしていた。彼女は容姿にコンプレックスを持ち、日々変身願望を強くしていく。
彼女
の一族は、呪術の類のいっさいを否定し、科学の力で人と共に発展し、呪術が宿る銀髪や黒髪の民を阻害してきたため、彼女は一族内で異端児として扱われろ。
対照的に、呪術の育成を重んじ、繁栄してきたラーディオヌ一族の存在があった。夜の民と言われる漆黒の髪の一族は呪術士会を束ね、呪術や薬の流通拠点として独自の文化を築いている。
価値観が違う二つの氏族が隣接する土地で、リンフィーナが心を惹かれたのは、対立する他族の長ラーディオヌ一族の若き総帥アセスだった。自分に自信がない彼女は、意を決し、自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めることになる。
そんな時、異例の人選で彼女の婚約者がラーディオヌ一族の総帥に決定した。
二つの氏族に波紋が広がり、リンフィーナと彼女の兄、そしてアセスが事態の収拾に奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 20:21:39
194996文字
会話率:23%
剣と魔法のMMORPG”M&S”。妹に誘われ、その世界に足を踏み入れた夕闇明石は、愛する妹の為、ゲーム内経済を我が物にせんと暗躍する。代替通貨の製造、アイテムの流通経路の掌握、商業系ギルドの支配…着々と世界征服への道を進み続ける明石は果たし
て、このM&Sを支配し、妹への愛を証明することが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 12:31:12
101101文字
会話率:47%
コロナパニックにより、出版業界や流通業界だけでなく、「小説家になろう」サイトの看板にも、不穏な影響が出始めていると感じます。
現状認識と、心とお身体を大切に……。
最終更新:2020-08-10 18:26:07
1811文字
会話率:0%
東洋と西洋の流通の要、ナゴヤ。
ナゴヤ市で暮らす写真家の少年、写師映太郎はパートナーの渡界縁征に会うまでの記憶がない。
知っている事は写真好き、体が弱く、不幸体質。たったそれだけ。
喪失した過去の自分を求め、脆弱な今の自分が歩み始める。
灰色の曼陀羅の上を人が踊る、鬼が笑う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 11:56:57
21471文字
会話率:28%
”現ナマ”使いは、もはや”ノイジー・マイノリティ”なのか!?
キャッシュレス決済の普及促進を目指す魔法王国、サンブック。政府が打ち出した政策は『紙幣の肖像画に落ちこぼれを登用し、現金の威厳を低下させて流通量を減らす』という、無慈悲で下劣な
ものだった。
登用されたのは現行紙幣肖像画の子孫にもあたる三人、ユキ・フクザッツ、イナコ・ニトゥーベ、キセキ・ナツメ。国立第一魔法学校初の、一年生での留年。落ちこぼれと評されても仕方がない。
しかし、プライドを捨てては名家の名折れ。現金の発行停止は何としても阻止し、尊厳を取り戻したい!
世界初『魔法少女アイドル』としての活動で人気を集めようとする一方、国王家の闇に迫るスパイ活動、政府への妨害工作……。仲間達と協力し、あらゆる手段に手を染めて、キャッシュレス化の大波を食い止めんとする。
温泉に浸かると魔法力が湧き出る、平和な国でのんびり過ごしていた少女達に、突如起こった悲劇と逆襲。
これは”現ナマの意地”を見せる少女達の物語――。
※カクヨム様にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 23:02:19
79415文字
会話率:52%
会社を事実上首になってしまった白未来(つくもみらい)は自棄呑みの帰り道に不審者(女神)に出会った。彼女は彼を異世界に送り、世界に蔓延る魔族を殲滅し、世界に平和をもたらしてほしいと懇願するが、未来は断固拒否する。
だが生来の酒好きがたたって
、それを餌に異世界に嬉々として飛び込んでいった。
だが流通する酒のまずさに憤慨し、魔族そっちのけで酒造りに没頭することになる。
だがその前にも魔族は立ちはだかる。
ついでにやられていく魔族に恐怖する魔王。
酒を造っていたら平和になっていた。
そんなお話である。
※飲酒に関する表現が多々ありますが、登場人物は特殊な訓練を受けており、
決して一般人にお勧めするものではありません。
自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-01 19:22:26
1081文字
会話率:25%
終わらない出版不況の中、町の本屋さんが消えていく。しかし2019年、出版業界が変わるかもしれない。書店を守り出版業界の在り方を変えようとするひとつの出版社が、これからの書籍の流通を変えるかもしれない。
最終更新:2019-10-08 14:25:37
3449文字
会話率:2%
意匠を凝らした、凝りに凝った重層構造! 著者の渾身の姿勢が窺える小説世界。(読者より)主人公の「私」(太田)と幼馴染の河井、両家の祖先は相模の地・幸田村の草分けであり、現代を生きる二人もかつては一目置く仲であった。だが河井はなぜか400年
以上も前の先祖の所業に固執、「私」を大いに翻弄する。物語は過去と現代のエピソードを交互に披露しながら、次第に河井の苦悩を明らかにしていく。息をひそめながらそれを見つめ続けた読者を最後に待つのは、意外なことに「私」自身の秘密の暴露であった。ラストの描写が暗示的にも感じられた分、疑念が疑念を呼び、余韻を残す結末となった。原稿審査担当部署にて丁重に拝読した結果、弊社の全国流通出版をご提案できると判断されました。(B出版社編集者A氏の書評より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 12:27:27
180626文字
会話率:11%
時は20XX年。VR技術はかつてないほどの隆盛を迎えていた。巷に流通する仮想現実型のゲーム、ゲーム、ゲーム!
そんな中ネットワーク上で作成者不明のVRゲームプログラムがリリースされた。その名も胡蝶(Dream)の(Of)夢(Butte
rfly)、略称DOB。DOBはフルダイブVRにしてマインクラフトのようなゲーム世界を作れるゲームだった。たちまち世間はDOBに熱狂。全世界で3000万人の熱狂的ユーザーを獲得した。
しかし、このブームの陰では一つの社会問題が生じることとなる。引きこもり。従来の自室に引きこもる物理的な引きこもりではなく、DOBにて自身で作り出した世界に引きこもる電脳的な引きこもりが爆発的に増加していた。しかも外部から強制的にシャットダウンした場合、ユーザーはそのまま昏睡状態に陥る。まるで最初から引きこもり状態を想定していたDOBの仕様。
引きこもったユーザーを助け出す手立てはただ一つ。ユーザー自身が作り出したゲーム世界にクラッキングし、ゲーム完全攻略。そしてゲームエリアの最奥にいるユーザーの意識をサルベージすることだけだ。
厚生労働省はこの電脳的引きこもりに対処するための専用クラッキングメディカルチーム・SCMを立ち上げた。この物語は、SCMの先鋒であるプロゲーマーと彼らをバックアップするメディカル・ITスタッフ、そして引きこもったキャストプレーヤーの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 16:00:00
10735文字
会話率:40%