呉服屋の息子九郎は商家の末子の身でありながら武者修行の旅に出る。野を超え山を越え故郷を離れること二十一日目。その近在では最も栄えている町へとたどり着く。
ほんの数日の骨休みのつもりで旅籠に逗留するのだが、勘違いを重ねたあげく一人の少女を
娼屋から救い出すこととなってしまう。
「縁あるゆえに援けたまで」と本来の目的地を目指しての一人旅を再開しようとする。されど旅籠の女将に諭され反論出来ず。どころか「なるほどもっともなことだ」と納得してしまう。こうして少女を生まれ故郷まで送り届けるべくの、二人旅が始まった。
……一方その頃、とある噂を耳にした者たちが動き始めてもいた。
※タイトル変更しました(2016/4/21夜)
旧タイトル 九郎良俊、推して参る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 21:14:31
84402文字
会話率:26%
主人公高畑(たかはた)一太郎はライトノベル作家になる為に日々精進していた。
だが、そんな折――実の妹高畑夕(たかはたゆう)がライトノベル作家になったと言うビッグニュースが舞い降りる。
もちろんそんなに簡単になれるものではない事は百も承
知の一太郎はその事実に愕然となった。それと同時に軽い嫉妬心が芽生える。
妹夕(ゆう)は夏休みを利用してこれまたド田舎のバーちゃんちに突然武者修行するとか散々ほざき、結局夏休みの宿題と受験勉強をシッカリとすると言う条件の元彼女は旅立ちなぜか知らんがライトノベル作家になって帰ってきた。
これを機に俺事――高畑(たかはた)一太郎も奮起した。それは自分もそのド田舎にあるバーちゃんちに武者修行するというものだった。そしてそこに全ての謎が隠されていた。
バーちゃんはただ者ではなかった。まるでライトノベル作家になる為に必ず高畑夕(たかはたゆう)の兄、一太郎が来る事を予期していたみたいな素振りでいたく歓迎してくれた。しかしそれは素ではなく演技だった。
それに乗らない一太郎ではなかった。まるでライトノベル作家の神が舞い降りた――みたいな気がした。しかしある意味、気のせいではなかった。
実際、『ライトノベルフォース』だとか『覇王アポリア』だとか『ライトノベリスタ』だとか色々と出てきて自分が真のライトノベル作家としての血筋の家系に生まれた事を知るのだが――その力を駆使してなぜか知らんが森のくまさんと戦って勝利するまでの屈強な男になっていた。それこそつまりライトノベル作家の鑑(かがみ)として。
そして来たるべき日。妹夕(ゆう)との決戦の火蓋が切られる。
正直、誰も見ていないそんな勝負の行方(動機)は訳が分からぬまま意味もなく始まり、結局終わりが見えぬままこの勝負の行方は勝手気儘に頓挫(とんざ)する。
しかし伝説は受け継がれた。
もちろん最終的に俺事――高畑(たかはた)一太郎が何を目指していたのかも忘れるほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-12 23:51:43
31749文字
会話率:34%
此処とは異なる何処の世界。二人の師弟は其処にいた。
旅から旅へ、諸国を巡り、腕を磨き、妖魔を討つ。行方も知れぬ旅の果て、彼らの目的は何か?
彼らは語らず、ただ歩む。旅の道、武の道、その最果てを目指して。
異世界を舞台とした師弟の武者修行物
語。お付き合い頂けましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 01:03:52
30393文字
会話率:15%
武家の名家として名高い一族の娘である莉桜は、ある日母から婿探しにかこつけた武者修行の旅へ出るように言い渡される。武術の研鑽を積めるのならば望むところと意気込む莉桜であったが、父から付き添いに宛がわれた用心棒はてんで護衛として役に立たないへな
ちょこおっさんであった。
果たして二人の旅路の行く末は?
※白ヶ音雪さんとの共同企画『男前お嬢×乙女親父』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 01:16:55
20653文字
会話率:28%
学園の休暇を王宮にて過ごそうとする第一王子。しかしその安寧は突如現れたものに打ち崩された。その相手とは。 ※シリーズ間に合ってますから第六弾。新たなる旋風が波瀾万丈を呼ぶ(嘘)
最終更新:2015-05-13 22:31:11
3422文字
会話率:47%
特殊な家系に生まれた桐生修哉は、十八歳にして常軌を逸した剣の腕前を持っている。理由は、ひとえに親であり師でもある父親の影響だ。強いられる無理難題に応えるうちに、修哉は達人の域にまで剣の腕を磨いていた。
そんなある日、また無理難題を強いられる
。内容は武者修行、行き先は魔法が普通に存在する異世界だ。
かくして獅子が我が子を千尋の谷に突き落とすように、修哉は異世界へと落とされる。その世界で生き抜くため、修哉はとある貴族令嬢のもとで護衛として働いた。持ち前の剣術に加えて、新たに焔の魔法も会得し。護衛役として目覚ましい活躍をした修哉は、獣の如き剣と焔の魔法から、何時しか焔獅子と呼ばれ始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-16 22:37:17
194145文字
会話率:50%
高校一年生の夏、卓球の類稀なる才覚を持ちながら、インターハイへの切符を逃した青年――『皆本 誠二郎』。彼は自身を叩き直すため、日本縦断の武者修行へ旅立つ。
そして旅先で出逢う彼もまた皆本と同様に、しかし性質の異なる資質の持ち主だった。歯
車が噛み合い、天球は廻りだす。
(2/16:続きは閉ざされた山林から脱出できてから)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-01 00:23:43
10986文字
会話率:57%
島国の田舎に住んでいた1人の男が、幼馴染と里を出て武者修行。と思っていたら、航海中に嵐にのまれて、何処かの島に漂着。そこは、人間、亜人、エルフなど様々な人種が共存する大陸だった。流されて一文無しの2人は果たして…。
最終更新:2014-03-25 20:47:45
105673文字
会話率:39%
武者修行の続きです。やっぱ武士系は書いていて楽しいですね(笑
最終更新:2013-07-18 20:07:05
4252文字
会話率:28%
迷宮探索に挑む和国の少年。求めるのは強さと名声と刀を存分にふることのできる場所。そんな場所を求めて異国に渡る少年の物語のほんの触りの部分。
和洋折衷第二弾。漢字を使った必殺技を書いてみたかっただけなので(汗
最終更新:2013-07-14 17:05:32
7963文字
会話率:41%
異国から若者が武者修行にやってくる。そんなお話。
最終更新:2013-03-30 15:54:42
15329文字
会話率:37%
魔力を持たない者「只人」と魔力を持つ者「魔法使い・魔導師」と、他人種が交じり合った世界。『商人と職人の国』と評される大国エルズバーグに、高名な魔導師に武者修行と名目で長い間行方の知れなかった第五王子・ロジオンが帰ってきて二年、頑なに人との接
触を拒むロジオン王子に従者として付き添うことになったアデラ。
理由を知り共に闘うと決めたアデラとロジオンは、この世界の遠い古の事件を通し、何故、何の力の持たない「只人」と能力を持つ者が分かれているのか知る。過去の苦痛の歴史と未来に向けて得なければならない「イル・マギア」は…。 亡き師匠との対決終了 第二章完結。途中で兵器として「核」の話があります。苦手な方はスルーして下さい。
只今、イルマギア2(宮廷編)更新中。
※ 恋愛薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 20:08:41
258969文字
会話率:39%
ただ喋るだけの魔剣と武者修行の旅に出ている幼い少年の物語……。
最終更新:2012-02-06 23:04:45
1567文字
会話率:25%
ミャモとムサシが武者修行をしながら旅をするお話。
最終更新:2011-10-11 19:03:07
245文字
会話率:0%
更なる高みをめざし、俺は武者修行の旅に出る!!
龍族の第一王位継承者である龍乃宮 晃司。
彼は本当の強さを求め、冒険者達が集う都市『オーブシード』へと武者修行の旅に出かける。
そこに待ち受ける試練の果てに、彼は何を失い何を得るのか
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 19:00:00
64034文字
会話率:29%