自分の写真が一枚もない子どもの話。
最終更新:2017-04-24 18:21:49
1382文字
会話率:6%
勇者が魔王を倒した後の世界。平和なはずのフィーラアモス王国だったが、近郊の森に魔物が巣くうという屋敷があった。
屋敷の名はライラックゴーストハウス。住民たちを恐怖させる悪夢の屋敷に、女性騎士アナスタシアが挑む。
そこで彼女が見たものとは……
最終更新:2017-04-23 22:49:12
9605文字
会話率:41%
印(スペル)…それは、特殊な魔法陣印文字(スペルワード)を用いて力を呼び、使役する魔法のような技術。
そんな技術を教えるT県立花坂 印高校に通いながら印を使役する印使い(スペルユーザー)になりたくないと思っている平凡な高校生安堂良介は、
ある日シエル・ドラグーンを助けたことで異世界の運命をかけた戦いに巻き込まれてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 21:25:58
92251文字
会話率:55%
ある冬の町で、ごく普通の少女がごく普通の雪を使い、ごく普通の雪だるまを作りました。
ただ違ったのは、その雪だるまは喋る雪だるまだったことでした。
少女と雪だるまのお話。
最終更新:2015-01-01 00:32:31
4814文字
会話率:54%
魔術の解析が学問分野で行われ、多くの人が訓練次第で魔術を扱うことができるようになったころ、進学先の大学にも魔術専攻の学科が生まれ始めた。魔術とは長くも短くも詠唱という方法で世界そのものへと語りかけ、目的の事象を発生させるというものである。
科学的に解明され、魔法という言葉は消滅し、その代わりとして魔術と呼ばれるようになった。
科学が進歩するにつれて、この世から不可思議な現象の多くがその仕組みを根こそぎ解き明かされ、その神秘性を失っていた。
そんな中、主人公、大峰亮介(オオミネ キョウスケ)は不思議な少女に出会う。彼女本来の姿を取り戻す約束が、彼の学生生活を大きく左右することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 00:06:04
25015文字
会話率:31%
かつて全世界を巻き込んだ戦争をたった7人で収めた魔術師がいた。彼らはその功績から時の主導者として世界を正しい方向へと導くように各国の要人から要請を受けたがそれを拒否。自分たちは本来、表舞台に出るべき人間ではないというのが彼らの言い分であっ
た。
面目を潰された要人たちは激怒。彼らを俗世から追い出すだけでなく、歴史的事実から存在そのものを抹消した。
しかし、事実を完全に人の記憶から完全に消し去ることは出来なかった。要人たちの対応を知った7賢人の末裔の一人は自分たちこそが、世界を統べるものとして相応しいと激怒。人々に己の力を見せつけようと、悪魔を呼び出し襲わせた。これを見かねた5人の賢人の末裔たちは彼の暴走を全力で止めに掛かった。悪魔との契約により力をましたその魔術師との戦いは熾烈を極めたが、無事彼を抑え込むことに成功した。
とはいえ、この戦いは賢人たちの立場をさらに不利なものにした。彼らの異次元ともいえる戦闘能力を目の当たりにした人々は彼らの力を恐れた。初代の賢人たちは英雄と崇め称えるものも多かったが、今回は身内同士の争いだったことからその印象は到底褒められたものとは言えなかった。
やがて時は流れ、魔術が一般の人にも知れ渡る時代がやってきた。かつて恐れられていた7賢人の逸話は、世に知れ渡ってはいるものの場所により内容はまちまちなで、一種のおとぎ話、伝承の類に括られている。学者たちの研究対象に上げられることもあるが、発表の最終的な行先は子供たちや、空想好きな大人たちの娯楽へとつながっている。
嵐の前の静けさを楽しむ人々を他所に、再びある一門は争いの準備を進めていた。今宵の一門の目的は、人々に己の力を見せつけるためのものではない。先祖の野望を打ち砕いた他の賢人たちの末裔を葬ることが今回の目的となっている。今一度結ばれた悪魔の契約により、かつての世界を救った英雄たちの末裔の日常は崩れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 17:12:03
20280文字
会話率:32%
魔王の息子は幸せを望み、父親の元から脱走する。
人々の幸せを壊す父と幸せを望む子の世界を巻き込んだ親子喧嘩が始まる。
6/30加筆、修正
最終更新:2016-08-01 18:08:00
8282文字
会話率:49%
エデンの街に暮らす少年:ユバルは胸の”軋み”に悩んでいた。話の合わない級友、妙にすかした女教師サライ、そして、誰も教えてくれない喪われた街バビロンの真実……そのすべてが原因のようで、原因ではない。ユバルは彼の神に祈った。どうか答えを授けてく
ださい。そしてその日、奇蹟は起きた。ユバルは昼食を取ろうとした聖マリア公園で、「バビロンの民」と接触する。それは案山子のようななりをした男だった。案山子は尋ねる、「求めよ、さらば与えられん」少年は案山子に誘われ、喪われた地バビロンへ向かう。そこで彼は真実を知り、エデンは孵卵の時を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-29 20:00:00
28030文字
会話率:30%
とある世界でその人は研究をしていた。
まるで来るべき人物を待つかのようにー
最終更新:2016-06-27 21:22:47
1970文字
会話率:60%
考古学者であった父は子供頃突然いなくなった。数年後ある日突然届けられた父の手記、この唯一の遺品をきっかけに父と同じ道を進み父を追うことを決意する。追って行くある日、奇妙な世界に引き込まれてしまう主人公、父の辿った道とは、この奇妙な世界とは…
最終更新:2016-06-12 21:59:32
2406文字
会話率:7%
――小学四年生になると、みんなの頭から花が咲くようになります。それぞれ違う花です。ふたり一組で、成長を見守りましょう。
主人公のよこたけんたろうと転校生のあすみちゃんの出会いと別れを描いたぽかぽか短編小説。全五話。(本編は完結しました。番外
編は随時追加予定!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 18:00:34
10044文字
会話率:48%
片思いの相手は、将来有望な見習い魔法使い!?(仮)
最終更新:2016-03-28 21:00:00
4643文字
会話率:32%
大往生の末、男は火葬された。その後、納骨されて成仏するかに思えたが、そこから全ては始まった。亡者が溢れかえった世界で、家族と少女を守るため骨になった男が活躍する。俺が死んでも守ってみせる! 日本の危機に立ち上がった気骨ある骨物語。日本男児、
鈴木遼一70歳。今日より彼は、日本を救うスケルトン!
※投稿速度激遅
※コメディバトル物語
※カルシウムが大事折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-17 16:42:23
3385文字
会話率:43%
電気が個体化、顕在化する技術が開発されたことにより、体内電気(シナプス)の研究が進められ、感情を持つ動物、植物、機械が現れるようになった。
最終的に電気自体にも感情を持たせる事が可能となった。その結果、電気が制御不安定となり、ネットワーク
社会が崩壊。また、誤作動により世界規模での事故が多発する。
約200年の時が流れ、研究により局地的な電気の制御を可能とした。また、世界人口の1割がカゴメ人と呼称される第六感能力保持者として認められるという進化を見せる。
その一方で、国は情報伝達力を失ってから統率力を保てなくなり、世界は国という単位ではなく、地方自治が中心の単位での統制へと移っていた。日本においては、各都道府県で政治、経済、文化が大きく異なって発展することになる。
力を失った日本政府ではあるが、ランナーと呼ばれる情報伝達組織を作り、各都道府県に様々な情報の開示を要求し、地域間で起こり得る衝突の緩衝を行っている。
主人公のアシはランナーとして、そんな日本全国を飛び回る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 15:37:02
8489文字
会話率:56%
探偵の坂上さんが怪奇事件を解決したりしなかったり。
最終更新:2014-04-07 03:41:03
655文字
会話率:0%
幼い頃から時々、動物の心の声を聞くことのできる主人公は、三学期の終業式の帰りに半獣半人のレプンクルという存在に出会う。
最終更新:2016-02-11 01:39:56
78377文字
会話率:44%
◆名佐みちる詩集「案山子」◆
少しずつ書き溜めた、詩を集めてみました。
日々思うこと、悲しみや苦しみ、生きる喜びなど、折にふれ綴ってまいります。どうぞよろしくお願いします。
最終更新:2016-02-10 01:39:37
3091文字
会話率:6%
――その昔、巫女に恋した鬼がいた。鬼に恋した巫女がいた。
村の神泉を守るカンナギ一族の娘ネイ。その傍にはいつも、サンキがいる。
幼いころからその命を「喰ってやる」とつきまとう鬼の青年だ。
ネイは祓っても祓っても邪気で穢れる村の神泉に
悩んでいた。泉が穢れはじめたのは十七年前。自分と同じ年月だ。
いつしか村の長老たちもネイを疑いはじめ――。
「……わたしの魂をやると言ったら、この村を守ってくれるか」
「あのな、おまえの意思とは関係なく、俺はおまえが食べ頃に熟したら喰うつもりなんだが?」
自由気ままな鬼は、きっと魂を喰ったらさっさと自分など忘れてどこかへ行ってしまうのだろう。恋心を秘めたまま、ネイはサンキにある提案を持ち掛ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-19 19:12:15
17110文字
会話率:31%
冒険者達が集う宿『ジャパンのニッポン』。
大陸のグルメの最先端を走るこの宿について、グルメ雑誌『帝国グルメ』の記者が記事を書きました。
最終更新:2015-11-03 12:14:24
5166文字
会話率:5%
もし目の前に異世界へ続く穴が有ったならば貴方ならどうするだろうか?
26歳の底辺社会人である僕は最近出てきたお腹を引き締める為のロードワークの最中、異世界に続く穴を見つける。
今の現実から逃避する様に僕は躊躇う事無く穴に飛び込むのだった。
最終更新:2015-09-13 10:38:33
4906文字
会話率:4%
更新停止中
記憶喪失の少女、アンナは、変わり者の教授に拾われ、ジャック・ラッセル・テリアの子犬と共に、名門大学の隅の埃だらけの研究室で暮らしていた。
自称考古学専門の教授には過度な“拾い癖”があり、研究室は集めてきた資料でいつも溢れかえっ
ている。
毎日物を増やしていく教授に閉口しながらも、変わらぬ毎日を享受していた2人と1匹。ある日その元にやってきた、とある男子学生はなぜかアンナを視認することができなくて――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-14 23:59:00
10963文字
会話率:33%
謂れの無い罪で滅ぼされた王国の王女。
逃げる最中に気絶させられ、目を覚ましたらそこは敵国の大貴族の屋敷の中だった!
しかしそこにいたのは『落ちこぼれ』と呼ばれる四人の少年少女たち。
彼らの目的はなんと自国の討伐?
それぞれの復讐を胸に抱く
少年少女が織り成すファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 00:40:56
77800文字
会話率:47%
己の内に宿る衝動を誤魔化しながら鬱屈とした日常を凌ぐ男、奇妙な女との出逢いが、男を狂気の奔流へと誘う。ノワールサスペンス。
2015年6月28日、完結しました。
最終更新:2015-06-28 15:11:27
103859文字
会話率:29%
行く様々な言葉の案山子たちを止みに沈め火をつけることで希望を得たしにがみのおどりをわたしはこおどりていどにもひょうかはしないなぜなればそれはおどりとはとうくはなれたかんばにずむにもおとるしょくじんこういであるからだしかしそうはいzつても・・
・・折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-06-10 14:22:39
9897文字
会話率:37%
田舎町に暮らす、一見普通の女子高生である東風谷早苗。
彼女はある日、昔から田んぼに立っている案山子と出会う。
人の言葉を解する不思議な案山子。
彼との交流が、早苗に大きな転機をもたらすのであった。
この作品は「ハーメルン」様でも連載してい
ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 17:54:57
18884文字
会話率:36%
砂漠を一人の男が歩いています。すると遠くに人影が見えます。
それは案山子でした。頭は三つに割れ、眼も三つ、何とも奇妙なかかしです。
胸は心臓がむき出しで向こうが透けて見えます。右手を高く掲げ、
左手は大地を指さしています。指は5本ずつあり
ました。
乳房があるのにちゃんとおちんちんがついています。
何と尻尾もあるではありませんか?足は1本。だからかかしです。
ところが掘るとどこまでも深いのです。
ここは一年中で三日だけ雨が降ります。
向こうの空が曇ってきました。一滴、また一滴。
とても大粒の雨です。最初の一粒が案山子の心臓に色を付けました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-19 09:19:03
269文字
会話率:0%