基本は一話完結の短編集です。恋愛ものが多くなる予定。不定期更新になると思います。
最終更新:2014-05-12 00:00:00
6554文字
会話率:19%
心の底にしまいこんだ7年前の初恋。今、再び動き出す──
7年ぶりに母校である元村中学を訪れた柚菜(ゆうな)。校内を歩くにつれて、7年前この場所で初めて恋した頃のことが、忘れようとしていた記憶が、次々と思い出される。
あなたを待っ
た正門。手紙を入れた下駄箱。ボールを追いかけるあなたがいた校庭。その姿を窓から見つめた音楽室。落書きを残した美術室。一緒に歩いた廊下。二人でさぼった屋上。斜め前の席にあなたがいた教室。
7年前の恋は終わってなんかいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-25 22:27:10
28651文字
会話率:44%
10年近く脳の病である精神疾患を抱えている大内智也は現在も治療を続けているが、あまり状況は変わり映えしていない。このまま一進一退を続けながら、完治はしないという病気と共に一生を過ごすのだろうと考えていた矢先、親友である村中愛未を彼女が患って
いた癌により失う。
悲しい事には変わりないが、感情鈍麻のせいかあまり表面上に変化が現れない智也。気持ちの整理をつけ、一段落つけると思った矢先、視界の右の隅に愛未が見えるという事態に陥る。
「幽霊なんぞいない、そんなものは存在しない。」かつてそう愛未と話していた事を思い出した智也は、視界の隅の親友を「幻覚」と断じ、服薬等の「治療」により愛未を視界から消そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 14:50:33
1742文字
会話率:23%
中世から存在したとされる錬金術師、魔法使い。
現代にはもう存在していないとされていたが社会の裏でその末裔同士が終わらぬ覇権争いをしていたのであった。
そんな争いに偶然介入してしまった主人公 草壁透は敗れた魔法使いからある力を強引に継承させら
れる。
その力とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-09 10:31:19
1018文字
会話率:6%
ある村に、大変醜い顔をした、『アンス』という名の男がおりました。
アンスは、とても腕の良い宝石の細工師でしたが、その醜さのせいで村中の人たちから嫌われていました。
そんなある日、自分の顔も、宝石のように、美しく加工することができるのではない
かと思いつきます。
アンスは、毎日、毎日、顔を加工し続けました。宝石のような輝きを得るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 13:11:45
2980文字
会話率:17%
昔わずか四歳で村中の人間全員を毒殺した少女がいた。
いやあれは魔法を制御出来ず起きた事故だ、だが大人達はその力に怯え彼女を軟禁した。
この作品に出てくる毒や有害物質、単体などすべて作者の勝手な自己見解ですので鵜呑みになさらないようお願い致し
ます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-30 19:51:38
2251文字
会話率:46%
池の畔に横たわる黒鳥の死骸、年貢に苦しみ、まともに飯さえ食えぬ百姓の喜助は一家でその肉を口にした。その夜、家族は高熱にうなされ、4日目の朝に死に絶えた。通夜の夜、通夜振る舞いに酒を酌み交わしなから村人達は噂した。「欲を出すものでない、病の鳥
など食って酷い食あたりにあったのだ」しかし、奇病はその夜だけでは終わらなかった。村中に広まる病に為す術もない村人、そこへ一筋の光明が差し込む。しかしそれは過去にこの村がおこした悲劇の復讐へとつづく罠だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-27 10:52:42
53600文字
会話率:20%
自殺したはずの少女「村中 里美」はなぜか死なずに違う日本にいた
そこでは、東京以外は死の県と呼ばれ、それをまとめて黒の地区と呼んでいた
黒の地区では、ある少年を中心にある計画が行われていた。
この世界で、里美は生きていくことを決意する
最終更新:2012-05-27 11:00:29
1494文字
会話率:80%
『貴方の思い出の味再現します』
そんな看板を見つけた主人公。
それは不思議な洋食屋リコルドの看板であった。
誰もが忘れられない思い出の味というものを持っているはずである。
その味を思い出したとき、人はどのようなことを感じ、思うのだろうか。
「ようこそ。洋食屋リコルドへ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-27 21:59:31
1378文字
会話率:27%
周囲を山と川に囲まれ、外界から隔絶された、四国にある小さな村久世(くぜ)村。そこに暮らす、狗神の巫女の家系である狗能香夜(いのうかや)は稀代の巫女として、村中の人々から畏怖される存在である。遠縁である村の高校教師生田涼丞(りょうすけ)を頼っ
て東京から心臓手術の術後療養にやってきた生田湊(そう)は、クラスメイトの遠野郁美や川上裕太を通して香夜と言葉を交わすようになり、彼らは行動を共にする仲になる。穏やかに過ぎていく日々の中、香夜と湊は、互いに内に秘めた孤独を抱えていることを知り、興味を持ち始める。時を同じくして、村では家畜が何かに引き裂かれたような変死体が発見される事件が相次ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-06 02:48:34
5654文字
会話率:46%
同性の親友を好きになってしまった少年の話。中村中さんの「友達の詩」を元に書きました。同性愛をテーマとしていますがBL作品ではありません。テーマで引いてしまわずに短いお話なので是非読んでみてください。
最終更新:2008-02-08 07:11:45
1860文字
会話率:12%