――文明開化の音がする。
150年前の黒船来航を退けた日本帝国が開国したのは、ほんの5年前の西暦20○○年だった。開国と前後して、帝国には異文化交流の緩衝地帯として、6つの『特区』が設けられる。
特区には異国の進んだ技術が絶えず流入し
てきており、多くの学者、商人、そして職人が集まっていた。
ドレス職人を目指す服飾職人見習いの秋穂 椿(あいお つばき)もまた、第2特区にある『マイスターズアカデミー』に入学、狭き門であるドレス職人への道を順調に進んでいたが、とある事件をきっかけにその道を断たれてしまう。
その原因は、彼の『美人アレルギー』という特筆すべき持病のためであった。
そんな、一度夢を失った椿のもとにもう一度チャンスが舞い込む。
それは、飛行要塞『黒船』で行われるダンスパーティに暗殺者を潜り込ませるためのドレスを作ること。暴力しか知らない少女を、椿は果たして淑女に仕立てることができるのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 15:00:00
56971文字
会話率:31%
『服飾店・イルマ』
職人気質の夫婦が作り出す服は、町で一番有名だった。
しかし妻のイルマが怒ったことを皮切りに、ふたりは大切なことに気付く。
これは十年来の夫婦が、十年越しの想いを伝える物語。
※本当の服飾店はこんな感じじゃないと思います
が、そこんところは見逃してください。異世界ファンタジーということで……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 07:00:00
7239文字
会話率:36%
G–CREATEUR《ジークレアトゥール》
それは
ロボット×服飾=SF(すっごくファッションあるある)系日常ストーリー!?
最終更新:2015-01-07 02:14:48
411文字
会話率:16%
「人はサーカスにファンタジーと夢を見る」。それがサーカス団「メリーゴーランド」団長兼興行主、香川家斉の思想であり、考えだった。2022年、日本は最大の不況に襲われていた。東京に拠点を置く服飾ブランド「モナコ」の会長、徳永穂積は、東南アジア進
出に失敗し、部下にも裏切られて資産を失いつつあった。そんな折、徳永の親友、勝美真司の誘いで彼は「メリーゴーランド」の興行に赴くが……。ダーティーメルヘンファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-09 15:35:03
3724文字
会話率:37%
ひょんなことから異世界に転移し獣人族のフェリスに拾われた元広告マンの須藤達也。
しかし一ヶ月居候をしたフェリス服飾店の閉店を告げられ、出て行って欲しいと言われてしまう。
達也は恩人の窮地を救うという建前と、出て行ったら生きていけないとい
う本音を活力に現代世界で培った広告戦略の視点からお店を立て直すことを決意する。
※作者の暇つぶし兼広告手法の備忘録のような物です。物書きをするのは初めてで拙いところがあるかとは思いますが、暖かい目で見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-14 04:54:51
7145文字
会話率:44%
2050年、人類はついに完璧な人工知能を完成させた。しかし何を思ったのか未来の人類はそれを衣服に搭載したのだ。それから数年後、自我に目覚めた衣服は自分達をぞんざいに扱う人間に対し憤り『幸服な世界(ハッピークロッシング)』という「服尊人卑の思
想」を持つ団体を組織して世界を支配しようとした。もちろん人間も抵抗してこれと闘い大戦争となった。
この物語は、そんな最中、ひょんなことから出会ってしまった衣服側の姫君と裸の青年、それも「ドレスフェチ」という奇特な趣向を持つ彼が姫に惹かれて恋に落ち、人類と衣服が仲良しになるように奮闘する異種族…いや、生命倫理をぶっ飛ばすアクション恋愛小説である。
(9月27日追記)すっかり忘れていたところに久々にこれを見てみればまさかこんな駄作に感想を書いてくれる有難い人がいたとは感涙です。いや、マジで…。本当にありがとうございます。感想で発想を生かし切れていないという指摘がありましたが。至極そうですよね。言い訳に聞こ…いい訳ですがもともと構想自体はあって、この企画の参加締切3日前に参加を決めてそこから書き始めてしまったために中途半端に終わってしまいました。今思えば悔いですね。もし次にこんな機会が来た時の教訓にします。では、素晴らしい作品がある中でわざわざ気を使ってこんな作品に目を通し剰え感想を書いてくださった皆様、そしてこれから見ようとしている勇気ある皆様に改めて感謝を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-07 20:44:59
67029文字
会話率:52%
一年中、雪と氷に覆われた町には伝説があり、霊峰にいる雪神が町に下りると「フローズン・ダスト」が起こるとされた。
町で服飾の仕事をするブライズは夜の湖を訪れる。そこで溺れる少女を助ける。少女は記憶喪失だと告げるも、自らスノウと名乗る。
住む所
のないスノウのため、ブライズは自分が住む家へと招き入れる。一緒に住むおばさんから、大祭中であると教えられ祭りへ行きたいと言う。祭りを楽しみながらも、スノウのため情報を集める。途中、顔馴染みのミモザと出会う。ミモザの事を好きなブライズ。だが、それを伝えることができない。二人は、祭りの催し物を巡り歩く。
その夜、スノウはブライズの寝室へ行き、大祭後のことを相談する。ブライズは、君が居たければここにいてもいいんだと話す。
大祭の最終日。仕事を休んだミモザが加わり、三人でアミューズメントパークへ向う。三人はスケートをすることに。運動音痴のブライズは、ミモザの補助でスケートをしていると、ミモザが過去の思い出を話す。そんな二人の様子を遠くで見ていたスノウは、過去の記憶が戻る。
その後お風呂に入るミモザとスノウ。スノウは、ミモザにブライズの事をどう思っているか尋ねる。ミモザは好きだと認めるが、素直に伝えられないと言う。スノウは、どうして素直になれないんだと詰め寄ると、こっそりと何かを打ち明ける。
パレードに出るため町へ戻ろうと三人は馬車を利用する。だが、ハプニングに襲われ馬が暴走する。最初にミモザが脱出し後を追おうとするが、スノウの様子がおかしい。彼女の様子が変わったのは、記憶を取り戻したのではないかと見抜く。スノウは、自分が人間ではないと告白し一緒にいられないと涙を流す。ブライズは、誰であろうとスノウに代わりはないと言う。そして二人は馬車を脱出する。
最後、スノウは雪神であると打ち明け去っていく。そして、ブライズとミモザの頭上にフローズン・ダストを降らせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 15:04:12
34635文字
会話率:49%
中学三年生。受験生になって半年がたとうとしていた秋のある日、ただ街中を歩いていたはずの春菜は気づけば、見た事もない草原にいた。―――シリアス和風ファンタジー、プラス恋愛(予定)。千草の花、宜しければご覧ください。※ただいま、修正中です。大筋
に変更はありませんが、細かな服飾など時代を踏まえた変更があります。10話まで修正完了いたしました。【7月30日37話更新しました!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-31 00:40:54
139067文字
会話率:36%
『俺と彼女の10ヵ月』の続編・大学編のお話になります。大岡城は大学生、女子の制服から解放された崎田聖は服飾の専門学校生に。城のライバル日野や「イケメンコンテスト」で優勝した登戸君も軽く城と聖を引っかきまわします。☆☆☆☆☆一応コメディーで…
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 19:06:38
86971文字
会話率:28%