ぶどう農家に生まれた主人公ヴァン。ハンターの英雄伝を聞き、ハンターに憧れるようになった。だが彼のジョブは、貴族が欲しがる『ソムリエ』だった。
十三歳でジョブの印が現れてからは、彼は『ソムリエ』の役割をこなしながら、その一方で、神矢から
多くのスキルを得ていく。
また、偶然の出来事から、誰もが羨むレアスキルを得ることにもなる。しかし、憧れのハンターどころか、平凡な戦闘系のスキルさえ手に入らない。
ヴァンは、講習を受けて下級ハンターのスキルを得ようと、親友のマルクと共にギルドを訪れる。
「チマチマと努力しても、上級ハンター止まりだ」
憧れの極級ハンター、ゼクトとの再会によって、ヴァンの価値観はガラリと変わる。
「神矢を得るためには、手段を選んでいられない」
多くの使えるスキルを駆使する彼は、ほとんど戦えないのに、貴重な戦力として目立つ存在になっていく。
純朴すぎる少年だったヴァンが、次第に狡猾さを兼ね備え、夢を追いかけていく物語。
*毎日更新しています。
*読み進めるうちにワインを全くご存知ない方も、ワイン選びができるようになっていただけたら嬉しいなと思い、ぶどう品種は実在の名前を使っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 20:45:10
1955614文字
会話率:50%
※注意事項:恋愛要素強め。女性向け。宜しくお願いします。
◆ ◆ ◆
――私、ずっと知らなかった。
大切な人を失う苦しみも、悲しみも。
信じていた人に裏切られたときの、絶望も、孤独も。
自分のいた世界が、どれほどかけがえのな
いもので、どんなに価値のあるものだったのか、
自分の居場所がなくなって、何を信じたらいいのかわからなくて、望むものは何一つ手に入らない世界に来て初めて、ようやくその価値に気付いた。
――幕末。
それは私の知らない世界。
現代にはあるものが無く、無いものがまだ存在している時代。
人の命は今よりずっと儚く脆く、簡単に消えてしまうのに、その価値は今よりずっと重い。
私は、そんなこの世界で貴方と二人、いったい何を得るのだろう。
どんな世界を見るのだろう。
そして世界は、この先私と貴方が二人、共に歩くことを許してくれるのだろうか。
運命は、私たちがもとの世界に帰ることを、許してくれるのだろうか。
――いいえ……例え運命が許さなくても、世界の全てが敵になっても、私たちは決して諦めない。
二人一緒なら乗り越えられる。
私はそう信じてる。
例え誰がなんと言おうと、私たちはもといた場所へ帰るのだ……そう、絶対に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 16:27:38
289781文字
会話率:36%
高ランク冒険者、貴族、大富豪――どのような人間であろうとも、運の前には膝を屈することになる。
それでも尚、掴み取りたい幸運があるが故に、人々は挑み続ける――ガチャに!
さあ、欲しいものがあるならガチャを回しなさい!
多々買わなければ、手に
入らないものがここにはありますよ!
ファンタジー世界でガチャを『回させる』運営側の主人公が織り成す、不幸と幸運、祝福と阿鼻叫喚が入り混じる短編シリーズの連載版、開始です!
※
短編シリーズとして4つ投稿していた話を、今回から連載にまとめることにしました。初めての方も短編をお読みいただいた方も、どうか今後ともよろしくお願いします!
11/15修正
1~4話までは短編の話をそのまま投稿していましたが、いくつか変更させていただきました! 03話のガチャチケ配布の枚数を『Bランクからは難易度に応じてSR以上確定チケット複数配布』に。その後のガチャ描写でのノーマル、レアのアイテムの当選内容を『タオル』→『ポーションセット』に。
『ボールペン』→『エナジーポーションセット』に変更しています。
設定に無理がある等のご意見を参考にさせていただいて、修正することもあるかもしれません。未熟な作者に色々教えてくださると嬉しいです!
5話は短編にはなかった追加話です。コンプガチャを題材にしています。
話にインパクトを持たせたいなーと思いつきで書いていったので、変なところがあるかもしれません(汗)。 ご意見ご感想、お待ちしております!
更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 00:11:46
410794文字
会話率:30%
棠梨国の皇帝が、お妃さまを大募集!まあ、後添えなんですけどね。それでも良ければ、庶民の方々から試験をして選びましょう!
ある日、そんな告知が出たのを韶華は知った。生活刻苦からの脱出には、やはり玉の輿が一番手っ取り早い。とはいえ試験で選ば
れるのなら、美人と評判の姉が狙った方が勝率は上がるだろう……そうして姉妹は、めざせ后妃の鬼(嘘)となった。
しかし庶民から選ぶといいながら、試験は貧しき者に難題を突きつけた。香好みの皇帝のために、妃候補たちはお香を納品しなければならないらしい。高価な香木は手に入らない……悩む韶華は、行く先々で遭遇する将、不審な影、大酒呑みに係わることで、事を打開する。
あとはただ……姉が勝ち残るのを待つ、のみ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 07:00:00
568050文字
会話率:46%
借り物競走で夏がなかなか手に入らない! 焦る百合とクラスメート。
ギャグテイストな青春のひとコマ。
最終更新:2022-06-23 22:38:07
743文字
会話率:40%
2018年、地球に隕石が落ちる。死後の世界で、今泉は第69代目男性創造者(アダム)候補4545人の内の1人に選ばれる。その適正を図るために、神から試練が与えられる。
その試練とは、異世界で魂魄(たまたま)を20個集め、珍龍(チェンロン)
を呼ぶことである。魂魄は異世界にいる男の娘からもぎ取るか、譲り受けるかしないと手に入らない。
今ここに、男の娘のたまたまを巡るアダムバトルが始まる!試練をCHARA-HECHARAに突破し、勝利するのは誰だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 11:04:05
41862文字
会話率:42%
現代の日本とは少し違った別の世界。
この世界で言えば中世のヨーロッパを彷彿とさせるとある王国に、一人のこじらせ女子がいた。
公爵令嬢として生まれながら、それ故に本当に欲しいものが手に入らないと嘆く少女。
彼女は18歳を迎えたその日に命を落と
してしまう。
そして美しかった少女は、気付けばみすぼらしい少年の姿に。
死んだかと思えば別の人物として生まれ変わっていたのだ。
困惑しながらも、男としての人生を前向きに謳歌しようと決意する。
少女が少年へと生まれ変わり、運命に立ち向かうTS転生異世界ファンタジー。
男になった途端、性別問わずに愛される主人公だが、中身はこじらせ女子のまま……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 18:00:00
16320文字
会話率:25%
年下の転校生を好きになってしまったが、このまま告白しても失敗するのは明白。
となれば、外堀から埋めていくしかない。
※ R15は念のためです。
最終更新:2022-05-08 23:15:05
7958文字
会話率:53%
ひとつの卵から命を分け合った
双子の私たち 美帆子と美央子
高校時代に憧れた人は、わたしの片割れに恋をした。
心の中に封じ込めた記憶が、同窓会をきっかけに息を吹きかえす。
同じ顔なのに、中身はまるで違う。
誰かの気をひくことも、守られる
ことも得意なはずなのに
本当にわたしがほしいものは手に入らない
どうしてわたしは、わたしなんだろう。
鏡のように互いを見ては
自分を見つけ出そうとする 双子の私たちの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 19:22:09
16108文字
会話率:42%
大公爵家の令嬢ルイーズには心に想う方が居た。いつかまたお会いできたらと願う日々だったが、14歳になった年、残虐で恐れられる皇太子アダンに婚約を望まれてしまう。大公家を思えば婚約が正しい。でも彼の方を想うこの気持ちは捨てられない。こんな気持ち
のまま殿下に嫁ぐなんてと嘆く日々。
揺れるルイーズに気持ちを整理する時間を与える父シリル。その期限は1ヶ月。その間に探し出し、一目会いたい、最後に一目会えたらきっぱり諦めようと決意する。そんな折、大陸の反対側にあるという聞いたことが無い国から特使一行が事故のため訳あって大公家に。そこでルイーズは想い人に酷似した人アシェルを見かける。記憶の中の彼とは雰囲気も年齢も違う。でも初めて出会ったはずなのにルイーズはアシェルがどうしても気になる。アシェルも何か言いたいことがあるようでー・・・・・・?
その裏ではのらりくらりと婚約を先延ばしにする大公家に皇太子アダンの勅命でルイーズの誘拐計画が進行していた。執着と怒りに支配されたアダンはルイーズが手に入らないなら既成事実を作ってしまえば良いと画策していたのだった。
ルイーズの想い人は見つかるのか、アシェルは何者なのか、皇太子から逃れられるのか。
大帝国ドラルヴスを舞台に彼女の運命の歯車は廻り始めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 13:44:45
13233文字
会話率:63%
ひょんなことから「私」が異世界転生して5年。
最初は何もなかった世界だけど、私が手にしたスキルは「有能な人物を別世界から召喚する」というチートスキルだった。
それにより次々と人材を召喚し、街を築いていった私。
だけど──ただ一人、ずっと待ち
望んでいた『彼』だけは、どうしても手に入らない。
『彼』が欲しいと何度も神々に乞うているのに、来るものは『彼』とは似ても似つかない髭眼鏡のオッサン。
何故彼は来ないのか。何故天使は無能なのか。何故神々はこれほどまでに無理解なのか。
5年目の祭りの夜、ついに怒りを爆発させた「私」が出した結論は──
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 18:03:47
23651文字
会話率:23%
失ったら、二度と手に入らない日常。
楽しかった日々。
皆様にもきっと有り得た未来。
大切な人を失った時、あなたはどうしますか?
最終更新:2022-03-07 23:26:16
2449文字
会話率:9%
毎日薪を売っても、少しばかりの肉と野菜しか手に入らない老夫婦。冬を無事に越せるでしょうか。
最終更新:2022-01-27 12:28:58
1030文字
会話率:30%
大掃除の日、僕と親方は『クラヴィトー』を修理できないか考えた。だって僕らは魔法玩具師。玩具や道具を作るのはお手のものだ。だが、この楽器は若かりし頃の親方が魔法玩具にも使う特別な材料を使った一点物。同じ材料は二度と手に入らない。
壊れたクラ
ヴィトーを解体したその夜のこと。空で星がたくさん流れた。それを見た親方は「もったいない。少し拾っておくか」と呟いた。流れ星を拾うって? 親方に渡された道具は銀色の円盤と、黄色いコンペイトウ。こんなのでほんとうに流れ星が捕まえられるのかな……――。*****魔法玩具師とぬいぐるみ妖精シャーキスのお話第四弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 13:00:00
12312文字
会話率:23%
――一生手に入らないのならいっそ泥に塗れて死んでしまえばいいのに。
師弟の闇系BL、バッドエンド。
※この作品はカクヨム・ノベプラ・自サイトにも掲載しています。
最終更新:2021-12-30 18:48:03
1464文字
会話率:28%
【簡単なあらすじ】
チート級、錬金術師が王国を追放され野盗になる
【しっかりあらすじ】
南に位置する太陽の王国で類い稀なる才能を持ち
王国始まって以来の若さで宮廷錬金術大将になった「ケア」
錬金術大将といえば、その国の強さの象徴であり、
幾度となく国難を救って来た。
しかしそれは昔の話であり、今は冷戦と言う言葉も聞かなくなったほど平和な世界が広がっていて、ケアの錬金術も歴代の大将のものとは違い戦闘には向いていなかった。
ある日ケアが錬成した新ポーションが原因となり、ケアは王国を追放されてしまう。
ケアは追放された後もポーション錬成を続けるが王国とは違い必要な材料が手に入らない。
そこでケアは錬金術に必要な材料探しを始めるのだが…
そこでもケアは大きな困難にぶちあたるのであった。
集めた材料を盗んだと言われ盗人の罪名をきせられてしまう。
盗人呼ばわれされるケアであったが、あろう事かケアはそのまま
野盗を結成してしまう。
野盗として仲間探しながら旅を続けていたケアは、次第にこの国が隠している何かに気が付いていく。過去を紐解いて行くうちに、明らかになる50年前の世界対戦のこと…
そして、真実の木の実のことを…
再び動きだす歯車により冷戦状態であった世界の壁が脆くも崩れ始めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 23:57:26
459文字
会話率:0%
──今に見てろー! いつか絶対、みんなをあっと言わせる大発明をしてやるんだから!
ニーナは錬金術師としての成功を夢見る15歳の女の子。目標は世界を揺るがす大発明を自らの手で成し遂げること。その夢を叶えるために、ニーナは毎日のように新しいレ
シピ開発に取り組んでいた。けれども──
ぼふん!
またしても上がる黒煙。もくもくと、煙突をくぐって青空を黒く染めるそれは、調合が失敗に終わったことを物語っていた。今日も失敗。昨日も失敗。その前の日も……。たまに成功したとしても、できあがるのは欠点だらけのガラクタ品ばかり。いつしかニーナは村の人たちから「ガラクタ発明家」と呼ばれ、からかわれていた。それが悔しくて、悔しくて。
ニーナは考える。錬金術に欠かせないのは珍しくて上質な素材だ。優れた発明品には、それ相応の優れた素材が必要なのである。それなのにこんな辺境の村では、まともな素材すら手に入らない。夢を叶えるには、この村でのんびりとチャンスを待っているだけじゃダメなんだ!
ニーナは決心する。錬金術師なら誰もが憧れる街、工房都市クノッフェンに行こう。そこで錬金術の腕を磨いて、いつか偉大なる発明家たちと肩を並べられるような存在になろう。有名になって、「ガラクタ発明家」と馬鹿にしていた村の人たちを見返してやるんだ。そう心に誓ったニーナはもう誰にも止められない。親が反対するのを押し切って、クノッフェンへと旅立つのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 22:03:28
800454文字
会話率:47%
俺には好きな人がいる。
その人は聖女で、みんなに人気があって……。
それに比べて俺はただの一兵卒で、大した実力もない。戦果だってあげた事すらないんだぜ?
そんな悶々とした日々を変えてくれたのが俺の昔からの悪友だ。
「お前よ、
真面目なのはわかるけど、たまには馬鹿にならなきゃ手に入れたいもんは手に入らないんだぜ?」
その言葉は俺にとって、脳天直撃セ○サターンだった! わからなかったらごめんね。
そんな事で一兵卒でしかない俺の聖女へのラブコールがここに始まるのだった!
カクヨム様、ノベプラ様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 20:55:20
5720文字
会話率:52%
あらゆることに精通している裏世界の総統系最強女子高生、桃兎飴莉。
16年生きてきて、欲しいものはなんでも手に入ってきた。
しかし、そんな飴莉にも、簡単に手に入らないものができた
最終更新:2021-09-06 22:31:45
2420文字
会話率:55%
夢の中ですら恋焦がれて
手に入らない
最終更新:2021-09-03 22:10:58
261文字
会話率:0%