当てもなく彷徨う主人公は記憶を失っており、ただひたすら荒野と化した世界を彷徨っている。しかし、夢の中で見た温かみを感じる場所を目指して歩き続けた。そして、13番目の街で女性と出会い、温かみを感じ、失われた記憶をどんどん思いだしていく。
最終更新:2024-09-13 00:12:42
2154文字
会話率:59%
あらすじ
普段通りに眠りに就いたはずが朝を迎えたのは一面に広がる草原の中だった。
何も分からないまま航は彷徨い、日本ではありえない町に辿り着き情報を得る為に町に入るがそこでは異界者は蔑みと恐怖の存在だった。
恐ろしい異世界人の仕打ちに怯
え放浪する中、餓死寸前で優しい女性に出会う――。
話の移動が出来ないとは知らずフィオ編は変な位置に配置されてしまっているので本編を読み終わってない方は飛ばすのがいいかと思います。
更新は不定期になりました。
ツイッターでは更新のお知らせをしてます。絵も流すかも?
https://twitter.com/Vanshia_Notice
現在フィオ編の更新を再開しました。
フィオ編は割り込み投稿となりますので更新表示は無いと思います。
アルファポリス - 電網浮遊都市 -と同じでカクヨムに投稿されているものとは一部異なります。
投稿前に確認はしているつもりなのですが、寝惚けている事もあり誤字脱字があると思います。変な個所に気付かれた方がいらっしゃればご指摘頂けるとありがたいです。ここが物足りない、ここがつまらない等のご意見も頂けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 22:56:47
2391437文字
会話率:58%
その森は、女神の加護を持たない者が踏み入れば、二度と出ることは出来ないとされる禁足地だった。硝子樹と呼ばれる異質な木々が立ち並ぶ森に追放された一人の男。|善意に拠って行われた行為が、然し、誰にとっても善い行いとは限らない。貧民、娼婦、孤
児、乞食。病に冒されようと、治療を受けることさえ赦されない、哀れな者達。そんな人々を救う為に、かつて男は手を差し伸べた。
だが、それは間違いだった。何故ならば、人は常に過去を裏切る生き物であるから。人は必然性を軽んじる生き物だから。
男は森の中を彷徨い見付けた館の中で、硝子の棺に封印された、美しき乙女を見付ける。煌めく金の髪に、硝子のように透き通る白い肌。男は棺に鎖された少女の封印を解き、その肌に手を触れ――死に絶えた。背後から、身体を刺し貫かれ、血に塗れながら、硝子の棺に佇む美しき少女の対比として。
そして――蘇る。男はる。少女として。星を連ねる不可視の線として。星々に捧げられるその願いの使者として。即ち、星夜の伴侶として、蘇る。
/昔投稿してたやつの再掲です。再掲する気はさらさらなかったのですが、ちょくちょくダイレクトメールを送ってきたり、色々言ってくる人が居たので、仕方なく再掲しました。
それと、最近複数の高校生と会話をする機会がありました。なるほどな、と思うことがあったので、最初の方は少し過剰なまでに漢字にルビが降ってあります。多分、小学生でも、国語の授業を全部さぼってた高校生でも読めるので安心して読んでください。
ルビには難しい比喩を簡単にするために意図的に間違った(意訳的な)ルビを振ることがあるので、居ないとは思いますが、この文章で漢字の勉強をするのは止めてください。
更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 11:42:55
29429文字
会話率:29%
数百年間草木も生えず、死霊が彷徨う荒れた地に、とある魔術師が足を踏み入れた。彼は悪神を目覚めさせ、従え、希少な鉱物が眠る鉱山を手に入れた。けれどその中身を、荒れ地に残る民にくれてやるとまで言った魔術師グランヴィーオ。荒れ地の民たちから畏怖と
信用を得ていくが……
彼の目的は大金?それとも名声?
真の願いは誰にも分からず。
ちょっと天然(?)男の国造りファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 00:06:47
216182文字
会話率:49%
『英雄になりたいか』
そう聞かれたら貴方ならどう答える?
平民・貴族、農家・兵士・職人の誰もが憧れる存在に成れるのだとしたら?
これは燻る想いを胸に秘めて、それでも諦めきれずに彷徨う人々を英雄へと導く物語。
又はひとりの青年が異世界へ降
り立ち波乱万丈を楽しむ、そんな物語。
さあ!心に灯火を!!
英雄譚となるべくして語られる出会いを求めにいこう!!
あ、青年くん、君にはちょっといたずらをさせて貰うよ?
※念の為、BL及びGLの表記は入れさせて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 18:00:00
14173文字
会話率:18%
17歳の橋本タケルは思春期ならではの“ニキビ”に悩まされるごく普通の高校二年生だった。
しかし、ある日突然異世界に転生されてしまった!だがその異世界ではニキビがあるものがなぜか毛嫌いされる理不尽な世界だった。そのため、どこのパーティーにも入
れず一人で街を彷徨いながら仕事を探していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 17:17:46
6357文字
会話率:52%
俺はこの街のトップ冒険者パーティーのリーダーだ。
ダンジョン探索は文字通り生死をかけた戦いだ。今日も俺たちは準備万端で挑む。しかし仲間のシーフがやらかしやがった。罠解除はお前の役割だろ?なんで踏み抜くんだよ。当然俺は仲間を庇った結果、深層へ
と落ちてしまった。
そこからは地獄の日々だった。襲い来る超強力なモンスター。飢餓と毒との戦い。どこに進めばいいのかも分からない中で死に物狂いで戦い続け、ようやく帰っていた。
そこで待っていたのは、恋人と仲間の裏切りだった。ふざけんなよ?なんで俺が罠にかかって仲間を危険に晒したことになってんだ!?
街から出て行けだと?言われなくてもこっちから願い下げだよ!
と思ったんだが、元恋人の妹だけは慰めてくれた。
あのあと、街もパーティも大変らしいがざまぁ!!!!
と思ってたら、妹ちゃんがピンチ……。
当然助けるぜ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 15:01:19
60309文字
会話率:36%
これは、生と死の狭間を彷徨う者達の物語。
あなたはどちらの『道』を選ぶ_____。
最終更新:2024-09-07 16:06:47
4447文字
会話率:26%
お爺ちゃんの記憶を持つ令嬢が無双もせず能力を発揮する事もなく異世界を彷徨うお話。
最終更新:2024-09-07 13:20:08
11735文字
会話率:46%
無職だったカイトは異世界転生した。
すると『レベル売買』という通常では絶対にありえない、世界で唯一のスキルを所持していた事に気付く。ゆえに最強ギルドに目をつけられ、直ぐにスカウトされ所属していた。
その万能スキルを使いギルドメンバー
のレベルを底上げしていき、やがてギルドは世界最強に。しかし、そうなる一方でレベルの十分に上がったメンバーはカイトを必要としなくなった。もともと、カイトは戦闘には不向きなタイプ。やがてギルドマスターから『追放』を言い渡された。
途方に暮れたカイトは彷徨った。
そんな絶望的で理不尽な状況ではあったが、月光のように美しいメイド『ルナ』が救ってくれた。それから程なくし、共に世界で唯一の『レベル売買』店を展開。更に帝国の女騎士と魔法使いのエルフを迎える。
元から商売センスのあったカイトはその才能を遺憾なく発揮していく。すると驚くほど経営が上手くいき、一躍有名人となる。その風の噂を聞いた最強ギルドも「戻ってこい」と必死になるが、もう遅い。
復讐を心に決めたカイトは、最強ギルドへの逆襲を開始する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 21:11:37
461819文字
会話率:46%
理由も分からず領地を追放された聖女レニ。頼る場所がなく、婚約者の屋敷を訪ねてみるが、更に不運なことに婚約破棄される。
全てを失ったレニは、北の大地を彷徨う。
身も凍るような険しい山道を歩く。
死にかけると人影が。
意識を取り戻すと
貴族に拾われていた。
彼の名はヴィクトル。
辺境の地の領主。
レニは、追放と婚約破棄、そして永遠のLv.1であることを告白。
彼は不憫に思ったレニを匿うことに。
そして、ヴィクトルもまた呪われたLv.1であることが判明。
同じ境地の二人は、意気投合。Lv.1の結婚を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 23:14:32
6569文字
会話率:46%
聖女エドゥルネは皇帝から婚約破棄され、帝国からの追放処分を受けた。
魔獣が跋扈する荒廃した外界を彷徨い、絶望の最中でエドゥルネは『滅びの聖歌』を歌う。この歌が歌われると自身や人々の記憶を消せるという魔法が発動する――はずだった。
だが
、本当の力は“国を滅ぼす力”だった。
知らずに荒野を歩いていると、共和国の英雄・ガードナー将軍に拾われた。エドゥルネの癒えぬ悲しみを将軍が消し去ろうと寄り添ってくれた。
幸せが続く中で、ある日……帝国が滅んだと一報が届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 22:54:12
6702文字
会話率:43%
六花の楽園、アナザーヘブン。
終末の世界から隔離された六つの街はそう呼ばれていた。
その各々の街を統治しているのは魔女。
赤、青、緑、紫、金、白。
それらの色を冠した六人の魔女が街を治め、楽園の支配者として君臨していた。
その中の一人、
レイナは赤の色を冠する魔女だった。
彼女は遥か昔に永遠の時間を彷徨う少年と出逢う。
少年は神に等しい存在から途方もない願いを託され、現世に縛り付けられていた。
レイナはそんな彼を不憫に思い、擬似的な死を与える魔法を生み出すことで、彼のその疲れ果てた心を救うことに成功する。
しかし、その代償として彼女は不老の身体となってしまう。
そこから気の遠くなる時間が流れた今、少年は一人の少女と出逢い、託された願いを叶えて永遠から解放される。それは止まっていたレイナの時間が再び動き始めた瞬間でもあった。
レイナは自分の中で何かが崩れ落ちていくのを感じ、終わりが迫っていることを認識する。そんな彼女は、残された時間で終活を始めるのだった。
この作品はシリーズものとなっております。『六花の魔女~蒼穹の魔女はかたつむり少年に首ったけ~』を読んで頂けると、より一層楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 07:04:02
163279文字
会話率:33%
ルルーナリア国の伯爵令嬢、グレイス·ベンバートンは婚約者である第二王子から唐突に婚約破棄を受けた。
家からも勘当され、着の身着のまま街を彷徨っていたところ、暴漢に襲われる。
間一髪の所を助けてくれたのは、隣国の女性剣士だった。
彼女は、
グレイスを隣国まで連れて行ってくれ、そして別れ際にグレイスは言った。
"キミの未来は星の数ほどある"と。
その言葉を胸に、グレイスは自分の未来に向けて前を向くのだった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-06 04:23:42
16569文字
会話率:31%
バルド王国の王女、ヒルデガルド。
覇王である父を超える力を持ち、故に愛されなかった《忌み姫》。
王の死後、彼女は王位を継ぐことを拒否。
王権の象徴《王器》も継承せずに王城を占拠してしまった。
「私は王に相応しくない。しかし私より弱い
者も王とは認めない」
王無くば国は衰退していく他ない。
重臣らは『婚約者』と称した英雄を刺客に送り込むが、全て返り討ちにされた。
ある時、狼を相棒とする傭兵ガイストが城を訪れる。
ヒルデガルドは彼も『婚約者』と判断し、その力で惨殺してしまう。
しかしガイストは不死者、殺されてもすぐに蘇る。
驚く《忌み姫》。しかしガイストも、姫の強さと美しさに心奪われていた。
何度殺されても、ガイストは諦めずにヒルデガルドに挑む。
その間にも、王族の傍系や他国の宮廷魔術師などの婚約者が姫を狙う。
しかしヒルデガルドはガイストと協力しこれを撃退する。
刃を重ねていく内に、《忌み姫》はガイストに心を許すようになっていた。
彼の不死が、悪神に「死」を盗まれてしまった結果であること。
王器の力を求めるのも不死の呪いを解くことが目的だった。
ヒルデガルドは、そのためならば力を貸しても良いと考えた。
しかしガイストは、あくまで自分が姫に勝った上で認めて貰いたいと語る。
そんな二人に、突如として生ける災厄《彷徨える王》が襲いかかる。
《忌み姫》に勝る力を持つ怪物。
全てを焼き尽くす欲深き王は、姫を我が物にせんと猛り狂う。
屈しそうなヒルデガルドをガイストが支え、二人は恐るべき王に挑む。
激戦の末、《忌み姫》は《彷徨える王》を見事に討ち取る。
後日、ガイストはヒルデガルドに決闘を挑み、ついに勝利する。
ガイストを王にと望むヒルデガルドだが、ガイストは拒否。
王に相応しいのはヒルデガルドだと伝え、ついに《忌み姫》は王位を継承した。
ヒルデガルドは女王となった。同時に、自らの影をガイストの供に付ける。
不死の呪いを解くために、姫と亡霊は新たな旅へと出向いた。
※カクヨムとの重複投降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 23:48:45
103816文字
会話率:31%
冒険者として名を馳せていた彼女は、好奇心に駆られ、南レーベップ大陸へと旅立った。この地には古代の遺跡が点在し、まだ見ぬ謎や秘宝が眠っているという。しかし、その中で彼女が発見したのは、呪われた二つの指輪の一つ、死を司るダークレルムの指輪だった
。
指輪に触れた瞬間、アリスの運命は一変した。彼女は不死の身体を得たが、同時に災難を引き寄せる恐ろしい呪いに囚われたのだ。災厄は次々と襲いかかり、彼女の周囲に悲劇をもたらした。アリスはこの呪いを解くため、古代の秘密を探る旅に出る決意を固めた。
南レーベップ大陸を彷徨う中、アリスはさまざまな人物と出会った。彼女の旅に力を貸す者たちも現れたが、彼らは皆、私欲に駆られており、協力と対立を繰り返した。治癒魔法を操るエルフのリリアン、勇敢な戦士ガラハッド…彼らの助けを借りながらも、アリスは次第に自分自身を見失っていった。不死の苦しみが彼女の心を蝕み、次第に彼女の人間性を奪っていく。
しかし、アリスは諦めなかった。彼女は自分の中に残る希望を頼りに、呪いの源を探し続けた。そして、ついに彼女は旧ダークレルム城の教会に辿り着いた。そこには300年前に失敗に終わった結婚式で消えた指輪を取り戻すための最後の試練が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 18:30:00
55285文字
会話率:23%
近頃、奇妙な夢にうなされる会社員の高橋怜は、目を覚ますと見知らぬ森の中にいた。
動揺しつつも森を彷徨っていた怜は、自分がかつてこの世界で暴虐の限りを尽くした『魔神イスティフ』であった過去を思い出す。
弱体化したものの、それでもなお
強力な力を携えた怜は、湧き上がる衝動に暴れ回った以前とは違い、二度目の世界を生き抜くことを決意する。
『ヴィゼラの情景を完遂せよ』
夢で聞いた言葉が怜にもたらすのは、再びの暴虐かそれとも——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 18:00:00
185804文字
会話率:42%
とある異世界の王国から異世界召喚された高校3年生のタツノスケ。
召喚の特典として授かったスキル「旗手」を、召喚主である王様にゴミスキルだと言われ追放されてしまう。
だがそれは、王様の上から目線でエラソーな態度が気に食わなかったタツノスケが、
ワザとゴミを装ったからであった。
これは、タツノスケが異世界での安住の地を求めてあちこち彷徨いながら、時にはスキルの真の能力「フラグを立てる」で無法者を成敗したり、そんな気ままな旅のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 01:00:00
114730文字
会話率:41%
科学者は、自らの意識をデジタル化し、量子コンピュータを使って無限の進化を試みる。バイオテクノロジーで新たな身体を作り出し、現実とデジタルの間を行き来しながら、経験を積み重ねる。しかし、記憶の改ざんや意識の融合といった問題に直面し、自我を保つ
ために迷宮のような世界を彷徨うことになる。彼は果たして、自分を見失わずに進化を遂げられるのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-01 07:19:56
4018文字
会話率:18%
これは《願い》の物語。
神宿る町・路刻町。
高校1年生の円間剛己はひょんなことから“人ならざるモノ”による事件に巻き込まれ、致命傷を負う。
生死を彷徨い混濁する意識の中でとある“声”が聴こえる。
「お前の命を救う代わりに、お前の肉体を貸せ
」
その“声”に導かれるまま、《契約》を交わした剛己を待っていたのは《願い》を巡る壮大な戦いだった。
タイトルの意味は最終章で明かす予定です。
小さな町の物語から世界を巻き込む物語へと進んでいきます。
少年誌で読むような王道ジャンルの物語にしていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 22:14:31
3771文字
会話率:31%
レウ伯爵令嬢は、ギフト授与の際『絵師』というギフトを授かった。だがレウの家系は音楽の家系でそのことをに激怒した父親はレウを家から死の森に追放してしまう。しかし、レウは転生者で前世は日本で絵師をしていた人だった。レウが死の森を彷徨っていると魔
物に出会ってしまう。その後S級冒険者に助けてもらい、自分のギフトが覚醒していることに気づく。そしてそのギフトで武器屋を開く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 18:00:00
38189文字
会話率:44%
20XX年。火星連邦組織は見捨てられた。
地球から火星への移民が始まって数十年。火星は順調に発展を遂げていた。
地球と火星間には定期連絡船が航行し、火星唯一の宇宙港を中心に開拓し発展していく。
その後、火星連邦政府が樹立し、順調に人口も
増加していった。
中枢機関にはコンピューター『マーズマザーコンピューター』通称『MMC』が、人類を効率よく管理。
これにより人々は火星全土へと進出し、人々は半球体のドームを形成し、そこに都市を建設し、子を産み育て死んでいくライフサイクルが確立された。だが突如、何の前触れもなく地球との定期連絡船が廃止され、地球との通信も不可能となる。
『MMC』の人工知能による判断だと推測されたが、それ以外にも宇宙港は固く封鎖され、資源や電力の供給も止められ、情報など通信も一切遮断さた。
宇宙港と中央政府機関は、巨大な壁に封鎖された外部からの侵入を一切遮断した。
近づく者は『MMC』防衛システムと、配位された防衛用人型ロボに排除された。
こうして各ドームに住む市民たちは、厳しい火星の環境へと見放された。
辺り一面に広がる赤茶けた荒野。
オレンジ色の空。
日中は30℃前後、最低気温は-150℃にもなる極寒の地。
酸素はなく二酸化炭素が枯れた大地を包み込む。
頻繁に発生する強烈な砂嵐「ダストストーム」
過酷な環境下に置き去りにされた人類は、自らの力で生き抜くしかなかった。
絶望に突き落とされる人類に、さらに追い打ちをかけるように出現する怪物やモンスターといった類。
いつしかドーム外の広大な砂漠には、未知の生物や物体が闊歩するようになった。。
地球上の生物によく似たモンスター。
そしてまるで意思を持ったかのようなロボット。
彷徨う機械化された怪物。
さらには暴徒化した人間や、他のドームを荒らし盗みや略奪を行なう無法者の存在も現れた。
自警団や、戦闘を専業とするハンターや用心棒、傭兵などを駆使し、この荒んだ世界を生き抜かなくてはならなかった。
さらに最近出没するモンスターや徒党に対して、自衛のために砲塔や機関砲などの武装を施す。
それはまるで、近代地球の地上で活躍した戦車を小型化し多様な車両。
人々はそれを『マーズ・パンツァー』通称『MP』と称して、開拓や自衛のために活動させていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:59:36
5588文字
会話率:36%
とある国の姫であった私は、悪い魔女に騙され、呪いで猫にされてしまいました。ただし三日月が上る夜には人の姿に戻ることが出来ました。
それでも王宮を追放された私は、猫の姿のまま彷徨うことに。そんな時、周辺国から狂犬王と呼ばれ恐れられている王子に
、私は拾われることに…… 小説家になろうラジオ大賞5 参加作品。テーマは「三日月」字数制限1000字折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 01:43:56
1000文字
会話率:34%