フレスニア帝国の辺境、ブーケリッツ伯爵領。ここにはおよそ200年前、ときのブーケリッツ家当主が発見した巨大な迷宮である「ブーケリッツ大洞窟」――通称〈大迷宮〉がある。
〈大迷宮〉はながらく地元民(迷宮狩人)にとっての猟場となっており、ブー
ケリッツ伯爵家は彼らと協力しながら大洞窟の探索を行った。大洞窟に生息する生物から採取できる〈魔石〉は、優れた燃料となるためだ。
やがて魔石採取を目的とした〈冒険者〉がブーケリッツ伯爵領に集まるようになり、また領内では魔石を用いた新しい機械も発達し始めた。魔石の需要は伸び続け、冒険者はさらに集まり――そして無視できない数の遭難者を出すようになった。
この問題に対し、魔石の安定供給こそが領地経営の要と判断したブーケリッツ伯爵は、遭難した冒険者を救助する専門の機関を設立。ここに、ブーケリッツ警察局大洞窟特別警備部(通称「迷宮警備隊」)が誕生した。
この物語は、彼ら迷宮警備隊を筆頭として、ブーケリッツ大洞窟で「命を守る」ことに己の名誉と生命を賭けた人々に密着取材を行った、その記録となる。
※注意
・不定期連載です
・完全に架空の世界です
・技術水準はおおむね17世紀末のヨーロッパです
雑に言えば、極めて原始的な蒸気機関があり、マスケット銃が大量に存在します
・魔法が存在しますが、あまり発達していません
・ジャンル選定にめっちゃ悩みました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 03:07:30
33069文字
会話率:2%
何もかもがうまくいかず、自堕落な生活を送る攻略者見習い、ハリー・ヘルストフィールはうだつの上がらない日々を送っていた。
努力を嫌うハリーには、努力家や才能に溢れた聖堂院に居場所はない
友人のベンは励ましてくれるが、それには見向きも、答えよ
うともせず
成績優秀で、将来を有望視された幼馴染のチェルシーからは軽蔑の目を向けられ
教師であり、保護者でもあるスミス夫妻からは愛想をつかされる
そんなどうしようもないハリーに、大迷宮挑戦へのチャンスが舞い降りる
しかし、パートナーとなるのはあの犬猿の仲のチェルシー・スクエルト
当然チェルシーはハリーをパートナーとは認めず、ハリーも自分に資格はないという理由で、一度は挑戦の権利を返還する
結局、ハリーは就職先の推薦も来ず、今後の将来も未定なまま聖堂院卒業を迎えてしまう
大迷宮挑戦への日が刻一刻と近づく中、将来に漠然とした不安を抱えたハリーだったが、スミス夫人から貰った封筒や老攻略者スタンリーからの激励のおかげでなんとか、人生をやり直す決心をする
一方チェルシーも大迷宮に対して大きな不安を抱えていた
果たして1人で攻略ができるのか、スタンリーから告げられた言葉が重く胃の奥に残ったままついにチェルシーもその日を迎えることとなる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 09:24:25
129212文字
会話率:18%
迷宮都市リメインの地下に広がる大迷宮。
発見から五百年を経てもいまだに全容が計り知れぬこの迷宮に暖簾を垂らす、案内人という職業が存在する。
たぐいまれな実力を持つ案内人ユーリは、剣に宿りし魔神クラティアを相棒に、大迷宮を駆け巡る。
次から次
へと舞い込む厄介な依頼。
そして、未知の第六階層よりさらに下、大迷宮の奥底に広がる謎の正体とは。
リメインの騒々しい一日が今日も始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 19:00:00
272052文字
会話率:31%
令和元年、五月一日。
突如として迷宮が出現し、一千万人が死亡した。
家を、家族を、大切な物全てを迷宮に奪われた男、高橋ケン。
そんな彼が迷宮で出会ったのは、一本の呪われた魔剣だった。
迷宮に飲み込まれた妹を救うべく、彼は今、巨大
な未知へと足を踏み入れる──。
※割と普通に死にます
※魔法のある現代ダークファンタジーをテーマにしています
※主人公成長系です。楽に強くはなれません
※全体的に理不尽です
毎日18:00更新(たまに更新できません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 18:00:00
178897文字
会話率:34%
「迷宮に棲まう竜を討ち果たせ」
御前試合を制した〝あなた〟に神官長から下された命は遂行困難と思われる試練(クエスト)だった。
それは魔術不全の出来損ないと思われ、廃嫡同然だった〝あなた〟を死なせる為に仕組まれた策謀。
しかし〝あなた〟は単身
でヴグロ大迷宮へと潜り、見事に竜殺しを成し遂げた。
だが迷宮の奥にて思いもよらぬ存在と邂逅する事になり……。
全三話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 19:00:00
17568文字
会話率:19%
絶世の美少女『本城守』は、その美貌故に男子からは性的な目で見られ続け、女子からは嫉妬の目で見られ続けた。
男子はストーカーになる奴が続出し、女子からは壮絶なイジメを受ける。
その結果、マモリは人間恐怖症となり、引きこもりの道へと足を踏
み入れたのだった。
そうして引きこもり生活を続けていたある日、遂にクレイジーなストーカーが手に包丁を握り締めながら、引きこもりの聖域である自宅にまで押し入って来るという事件が発生。
ストーカーに両親を殺され、自身も純潔を奪われそうになったマモリは、必死の抵抗の末にストーカーを殺害した。
そんな壮絶な体験をした後、マモリは意識を失い、気づけば異世界へと召喚されていた。
目が覚めた時、目の前には小さな洞窟と『ダンジョンコア』と呼ばれる青く輝く水晶があった。
ダンジョンコアに触れ、ダンジョンを成長させる為の存在『ダンジョンマスター』となってしまったマモリは決意する。
もう誰にも踏み荒らされない鉄壁の大迷宮を造り、そこで引きこもり道を極めてやろうと!
そうしてマモリは、ダンジョンに踏み込んだ侵入者達を容赦なく皆殺しにする最強の引きこもり……もとい、最強のダンジョンマスターへと成長していくのであった。
◆◆◆
2019年5月13日、日刊ファンタジー異世界転生/転移ランキング2位!
2019年6月3日、月間ファンタジー異世界転生/転移ランキング2位!
ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 22:46:16
337579文字
会話率:17%
【角川スニーカー文庫様より書籍版好評発売中!】
【電撃大王様より、コミカライズ版連載開始!】
「――このダンジョンは、駄目だ!」
ある日、いちモンスターのナルゴアは、勇者の本拠地から最も近い最初のダンジョン“しじまの洞窟”の中ボスとして任
命される。
そこには意識の低い従業員(モンスター)ばかり、これでは駄目だとダンジョンの大改革を始めたナルゴアだったが、奮闘の甲斐あり、着任から一年でしじまの洞窟は中堅勇者パーティですら退ける大迷宮へと変貌した!
だが、そこへやって来たのはすでに魔王を倒した伝説級の勇者たち、ナルゴアは愛すべき従業員たちを守るため単身勇者たちに挑み敗れ、そして――どういうわけか100年後の世界に転生してしまう!
100年後の世界で、伝説の大迷宮と化したしじまの洞窟の従業員たちとともに繰り広げられる痛快中ボスファンタジー! ここに開幕!
※第二章、完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 15:32:58
284544文字
会話率:44%
ソードワールド2.5のリプレイとなります。
ここは、3本の剣が作り出した世界「ラクシア」。
この世界では、第一の剣に連なる神々により生み出された「人族」と、第二の剣に連なる神々により生み出されし「蛮族」との戦いが続いている。
そんな世界
、ここは"呪いと祝福の地"アルフレイム大陸。その中のとある地方に集まった冒険者の話。
この大陸には、【奈落の魔域(シャロウ・アビス)】と呼ばれるものが生まれ、中から異界の存在である【魔神】との戦いもまた、人族と蛮族の戦いに大きくかかわってくる。
そんな、魔域を調査する依頼を受けた冒険者たち。…しかし、その魔域は通常のものではなかった。
その魔域は【奈落の大迷宮(アビス・ラビュリンス)】と呼ばれる、大きな、通常ではない物であった…
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
(C)GroupSNE
(C)KADOKAWA折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 15:37:27
14685文字
会話率:40%
大量の血を流し少年は倒れ、すぐ傍の少女は叫んでいた。
「誰か、助けてよ!」
泣きながらも、怒っている様な声で少女がそう叫んでいる。
少女と少年の周りには羽の生えた異形の魔物が一匹いて、少女が魔法で障壁を貼り、魔物の攻撃を凌いでいた。
大量の血を流し、意識が朦朧もうろうとする中、少年は悔やんだ。
「あぁ、ちくしょう。まただ…あの時と…また俺は約束を…やっぱり俺は…ただの…役立たずの村人だ」少年は悔やみながら、目を閉ざした…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この世界は五つの大陸に分かれていて、どの国にも大昔から迷宮があちこちにあり、そこから魔物が出てきては、村や街を襲い、被害が止まらず、特に世界の五大迷宮と言われる場所があり、そこから出てくる魔物は普通の迷宮の魔物と違い、強さは段違いで、どの国の王も諦めかけていた。しかし、そんな時、一人の王が思いついた。
「せめて、五大迷宮だけなら五大陸全魔法士を集めれば分断できるのではないか?」と
この今聞けば馬鹿じゃないのか?としか思わない作戦を実行するほど跡がなかったんだろう。
王達は大陸全魔法士を集め、魔法で巨大な地震を起こし、大陸にもかなり被害は出たが、見事に五大迷宮と五大陸は分断され、大陸に残っている魔物を全勢力を上げ、倒し、今では迷宮から出てくる魔物は冒険者や国の騎士によって倒され、大陸に永遠の平和が訪れる。そう誰もが思っていたんだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 00:11:40
2107文字
会話率:24%
ゲームキャラで異世界転移したソウシ。いろいろ調べていくうちに、帰還するには善行を積むことが必要だと分かる。
一緒に転移して来た仲間たちと共に、大迷宮で人助けをすることを決めたソウシであった。
表では大迷宮の道先案内人。
しかし、ハン
ター達がピンチの時にはシロクマに変身して無双する。そんなお話。
※たまにお色気イベントがあります。苦手な方は読み飛ばしてください。
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 21:18:31
113574文字
会話率:38%
ある大迷宮が出来るまで。筆者のメモ帳より抜粋
最終更新:2019-04-21 15:00:00
1108文字
会話率:0%
この世界には、1つの地下大迷宮が存在する。人々は地下大迷宮のことを『ダンジョン』と呼ぶ。
迷宮都市アルビオン――『ダンジョン』と呼ばれる壮大な地下迷宮の上につくられた巨大都市である。ここには、あらゆる地域から、あらゆる種族の冒険者達が、
『ダンジョン』を目的に集まっている。今日も『ダンジョン』を目的に多くの冒険者達が集まってきている。 その中には将来英雄と呼ばれる者もいるかもしれない。これは、英雄と呼ばれる者の物語では……ありません(笑)
この物語は、 迷宮を大迷宮まで成長させ、人々に『ダンジョン』と呼ばせ、 多くの冒険者達に、 夢と絶望を与えた大迷宮の主――『ダンジョンマスター』の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 23:34:50
34744文字
会話率:65%
ここに勇者、現れ出でたり。だが勇者、その力、未だ眠りたもう。
勇者は募る、共に行く仲間を募る。
一人は慧眼の賢者、賢者は勇者の力を見抜きたる。
一人は戦の神官戦士、戦の神の司祭は勇者の印を見抜きたる。
一人は森の者、勇者に命拾われ
し彼女は勇者の心を見抜きたる。
かくて四人は迷宮に挑む。其は大迷宮、魔王アスタリーゼの手になる魔宮なり。
四人は行かん、死地へと赴かん。
今こそ行かん、四人で死地へと赴かん
今こそ勇者、ガストルンの魔宮へと赴かん
~名も無き勇者の勲し~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 23:00:00
102018文字
会話率:42%
わたし、宮路芽衣(みやじ めい)。
ありえないぐらい方向音痴のわたしは、無意識に道路に飛び出してしまって……気がついたら、異世界の迷宮に!
意思を持った迷宮そのものに生まれ変わってしまったわたしは、迷宮妖精小人のコビットさんや、スライ
ムさん、そしてゴーレムさんに内緒の仲間たちと一緒に迷宮でほのぼの過ごしていく予定。
これは、迷宮に生まれ変わってしまったわたしが、迷宮さんになって迷宮増築しながら村人少年とほのぼのしつつ、魔王といつか戦うかもしれない物語。
※他サイト様にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 19:31:10
84662文字
会話率:32%
成長が感じられなくなった俺に突如発現したスキル。
それは自分の能力を相手に貸し付け、利子を得る投資能力。
スキルを駆使し、ダンジョンを攻略していく。
目指すは幼い頃から憧れた冒険者としての名声。
◇超巨大迷宮に挑む主人公の物語
最終更新:2019-03-11 00:36:49
612文字
会話率:16%
主人公が起きると赤ん坊になっていた。それもオークの。
大迷宮の低ランクモンスターとして生まれ変わった主人公は持ち前のノリと勢いで何とかしようとする性格とスキルポイント、そして器の小ささを武器に生き残っていく。
しかしある日、とある事
情でエルフとともにダンジョンの最下層に転移することになる。彼らは生き残るために脱出まで協力するという契約を交わし、このダンジョンを攻略することになる! そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 23:53:47
20347文字
会話率:5%
「はじめまして、迷宮運営委員会より派遣されました、サポートプログラムの菊千代と申します。この度は迷宮ブリーダーとして選出されたことを心よりお祝い申し上げます。さて早速ですが業務連絡です。あなたのお仕事は本日生まれました迷宮を立派な大迷宮に育
て上げることです。一緒にがんばりましょうね!」ミニマムな女子が朗らかに笑う。顔の横で横ピースとかしていてイラっとする。どうやら俺と後輩の西川は迷宮運営とやらに参加させられる羽目になったらしい。だいたい迷宮を育てるってどうするんだよ。エサは何だ? 散歩は一日何回だ? 元の世界に帰還するためには大迷宮とやらに育て上げなければならない。「え? 私はここで先輩と一生を添い遂げても大丈夫ですよ?」黙れ後輩。俺のモチベを下げるんじゃない。イージーモードで迷宮を攻略していくうちに仲間が増えて責任も増えていく。そんな最中、迷宮にまつわる秘密に気付いた俺は……。でも基本、ほのぼのダンジョン攻略/育成ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 02:20:20
175804文字
会話率:27%
ブラック会社で社畜になって数十年、ごみ上司にクビを言い渡されたので帰ろうとした所トラックが突っ込んできて死んでしまった!?
だが、気がつけばそこは洞窟の中。
しかも俺はどうやら鬼になっているようだった!!
今度こそ誰にも文句を言われず
に生きるんだ。
俺はそのための一歩を歩き出す。
しかし俺は知らなかった。
そこが大迷宮ラファエルであることを・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 21:22:15
6012文字
会話率:25%
とある世界に存在する巨大迷宮の最深部、岩盤をくり抜いたような巨大な地下空間に、漆黒の巨体を横たえる異形のモノがいた。
長きに渡ってこの迷宮に君臨し、数多の冒険者達の命を奪ってきた厄災の不死竜ヒュドラは、九つの首を地面に付けて目を閉じている。
狭い空間から出ることも出来ず、配下の魔獣を使って迷宮に侵入してくる人々の命を奪うだけが存在意義である。
何故此処にいるのか、その理由も意味も解らぬまま過ごす日々に鬱々としていた。
ところが、いつもと同じように始まった日常が、ある日唐突に終わりを告げる。
薄暗い迷宮から明るい陽の元に出たヒュドラは、この広く美しくそしてどこまでも未熟な世界で何を見るのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-15 22:21:13
576715文字
会話率:32%
探索者ノストが3大迷宮<地底闇>の最終第50層に囚われてから早3年。
彼は地上目指して迷宮を下から攻略しようとしていた。
難易度、MAX。
迷宮管理者である少女に脱走が発覚し、追いつかれれば初めからやり直し。
ほぼ不可能な条件
の中、おいしいごはんや温かいベッドに惑わされながらノストは今日も脱走する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 18:00:00
93936文字
会話率:27%