20世紀末。ピラーと呼ばれる天にも届く塔が出現し、人類の中に「スキル」と呼ばれる能力を発現する者が出現する。
軍でも歯が立たないピラーにスキルを持つ能力者――探索者が挑み、青い宝石を持ち帰っていた。
「青い宝石」が原子力や火力に変わる新たな
エネルギーとなり、人類の生活は一変する。
そんな世の中で、最低ランクのFランクスキルと判定された滝蓮夜は絶望の淵にあった。
父がピラーで死亡し、続いて母が病に倒れ、ショックからか妹が自殺してしまう。
自暴自棄になった彼は死ぬつもりで二度目のピラーに挑む。
彼はそこで自らのスキル「吸収」の真実に気が付き、覚醒。その結果、前人未到の300階にまで到達するも致命傷を負う。
「もう少し自分の能力に気が付くのが早ければ……」
悔いるも失ったものはもう戻ってこない。後悔の中、彼の意識が閉じる。
閉じたはずだった。
気が付くと彼は18歳の頃に回帰していた。
半信半疑、これは夢か幻か。
それでも。
「まだみんな生きている」
彼は今度こそ家族全員を幸せに導くことを誓う。
まずは、8日間の間に父を救えるだけの実力をつける!
滝蓮夜のリベンジマッチが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 09:55:08
142774文字
会話率:42%
1946年、二発の原子爆弾をもってしても降伏しない大日本帝国に対しアメリカを中心とする連合国はついに日本本土攻略作戦を発動。
1947年、日米講和、日米戦争終結。
いったい日本になにが起こったのか?
最終更新:2022-08-28 21:32:58
39329文字
会話率:19%
1945年7月16日午前5時29分45秒、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ソコロ郊外の砂漠で、人類史上初めて原子爆弾が使用された。
現在に至るまで究極の破壊兵器として君臨する原子爆弾は、どのような経緯で完成に至ったのか?
そもそものきっかけ、
源流はどこなのか?
本作では、その出発点を1905年のスイスの首都・ベルンに定めた。
ここから1945年の広島を終着点とする、およそ40年間の出来事が描かれる事になる。
被爆国である日本には、被害者視点での分析や情報は数多く存在するが、世界史的に俯瞰するならば、これらは一面的な資料に過ぎない。
そもそも原子爆弾はアメリカが開発し、アメリカが投下した兵器である。
この「アメリカ側の視点」が加わらない限り、原子爆弾の真実は絶対に分からない。
本作の読者は、その真実を探る旅へと出かける事になるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 20:00:00
18975文字
会話率:1%
原子力発電再開検討記念。
一時期話題になったトリチウムについて解説します。
作者は専門家ではないので、他人に話すときは自己責任でお願いします。
最終更新:2022-07-31 22:02:45
2665文字
会話率:72%
我が国の海上自衛隊は、2つの分野で世界トップクラスの実力を持っている。一つは機雷の掃海能力。もう一つは対潜水艦哨戒能力の2つである。掃海は海の地雷である機雷の掃海能力。これは一歩間違えば大惨事であるが、日本の海上自衛隊は日本海軍からの伝統
もあり、掃海能力は高い。対潜水艦作戦能力は、読んで字の如く国籍不明の潜水艦をいち早く察知して、いざとなれば空対艦ミサイル(魚雷、ハープーン)を使用して領海を守っている部隊の能力である。
今回は、そんな対潜水艦作戦に従事する男達の物語を絵描きたいと思う。あまり陽の目をみない海上自衛隊の航空部隊は、通常の艦艇防衛とは違い、航空機でレーダーを使用して睨みを効かせるP-3C哨戒機に乗り組むその名も「かげろうのシーマン」であるが。
日本国は世界第6位の排他的経済水域を持つ島国であり、戦後は米国との同盟により、生存権を確保しているのが現状である。例え、空母や原子力潜水艦だと言っても、敵国の潜水艦は驚異である。日本が米国に次ぐ規模の対潜水艦作戦能力を保有する事になった経緯は、その様な背景もあった。これはそんな日本の防衛を空から守る海上自衛官の姿を描いた、ヒューマンドラマである。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 07:09:51
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会話率:43%
海上自衛隊の最新鋭潜水艦に乗り組む男達の物語 時は平成、昭和の記憶をかすかに残した時代。国防組織として、災害派遣にも対応出来る装備を持ったのが自衛隊だった。創設時の自衛隊は厳しい世間の風当たりにさらされた。前身の警察予備隊に加えて、海上自衛
隊の前身警備隊は海上保安庁の下部組織としてスタートを切る。新たに航空自衛隊が創設され、防衛庁が設置されたのが1954年、戦後の混乱期の中での船出だった。陸上自衛隊と海上自衛隊が旧軍の施設をそのまま使ったのは、いちいち部隊を編成するのが面倒であったからであり、新設されたとはいえ、大日本帝国陸軍や大日本帝国海軍出身の軍人達が黎明期の自衛隊を支えた。凄まじいまでの暴力はなくなり、変わりに体を鍛える事で罰を与えた。防衛大学が出来る頃には、国土交通省所管内の海上保安庁と海軍色の強い海上自衛隊のすみわけは終わり、高等商船学校と大日本帝国海軍との軋轢もなくなりつつあった。朝鮮戦争が始まると、アメリカは警備隊に掃海を命令。機雷処理に当たらせたが何人か死者も出した。海上自衛隊は機雷掃海の技術と対潜水艦作戦能力において、世界最高水準のものを持っている。そして冷戦時代に脅威だったソビエト海軍の原子力潜水艦を抑えた強力な潜水艦部隊を保有している。太平洋戦争中は日本海軍の潜水艦部隊はさしたる結果を残せなかったが。今作品のモデルとなった最新鋭潜水艦そうりゅう型の潜水艦がタイムスリップして、アメリカに勝ってしまうという、よくありがちな設定ではあるが、アメリカ海軍に日本海軍が勝ってしまうと言うのは、ミリタリー系の話しでは王道の鉄板話である。大和や武蔵が生き残っていたらなど、海上自衛隊の潜水艦が大活躍するヒューマンドラマである。見所はなんと言っても潜水艦に乗り組む男達の会話であったり、彼らの日常が見所である。今の海上自衛隊において、最も厳しい部隊はSBU 海上自衛隊特別警備隊であるが、サブマリナーズはそれに次いで厳しいと思われる。何より我慢する事が多く、そういう意味では、自衛隊きっての潜水艦乗りは厳しい制約下にあると言える。日本海軍の頃には潜水艦部隊はあったが、環境的にはその頃よりはマシになってはいる。潜水艦乗りはエリートの集まりである。日本に限らず、アメリカもロシアも潜水艦はエリートのおもちゃである。ちなみに日本では女性自衛官が潜水艦乗りで活躍する日が来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 13:48:46
159102文字
会話率:63%
光る怪人が出現、アメリカ軍人を殺害していく。目的は?
私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。
https://ameblo.jp/gojiragamera91
最終更新:2022-07-04 20:27:17
2330文字
会話率:27%
新型原子炉を持つ研究所と共に、魔法らしき者がある世界に飛ばされた棚田マイ。科学の力で異世界をしぶとく生き残れるか?
最終更新:2022-06-20 21:10:47
9139文字
会話率:0%
AIが小説を書いたと話題になったのは、もう何年前だったか。
『今回のお話も、とっても素敵でした!』『次回の更新も楽しみにしてます!』
新作を投稿して、まだ2分もたってないにもかかわらず、こうして小説に感想が付く。
とてもありがたいけど、超せ
わしない。
そんなAI読者達からの支援(おひねり)で生きながらえてた俺が出会ったのは、
――――小型プロジェクター式ロボット<並プロちゃん>だった。
原子模型型量子コンピュータ設計が頓挫して、はや一年。
コレは、並プロちゃん制作者の天才地味子と<業務提携>した俺が、
一躍時代の寵児に<返り咲く>までの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 19:00:00
192711文字
会話率:29%
原子核反応で金を精製できるでしょうか?
最終更新:2022-05-20 20:00:00
2086文字
会話率:64%
次世代クリーンエネルギーとなる熱核融合炉実験成功の記者会見の場で、突然常温核融合炉というオーバーテクノロジーを発表し、地球のエネルギー問題を解決した天才少年科学者徳永秀康。
その後も数々の発明をして、地球環境を改善していくが、その本当の目的
とは?
※最近カクヨムで完結した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 18:00:00
254502文字
会話率:32%
1999年8月、大東亜戦争を戦い抜いて戦後BC戦犯として服役した一人の老人が老衰のため、天に召されようとした時に不思議な事が起きて気が付くと昭和20年代に戻ると共に姿形も当時のままであった。
その軍人の名は『日下敏夫』海軍中佐で世界初の
潜水空母“伊400”の艦長であると共に僚艦の“伊401”“伊13”“伊14”と共にパナマ運河攻撃出撃前夜であった。
しかし彼の記憶には、パナマ運河の代わりにウルシー環礁攻撃に変わったはずだがこの世界と彼がいた世界は微妙に違う世界である。
それから運命に導かれて未来の世界へジャンプした後、そこで別次元の兵器に生まれ変わった潜水艦“伊400”は、別世界の日本国滅亡を阻止する為に最新鋭護衛艦である“さがみ”と共に再び過去に戻り大暴れをして日本国滅亡が決定されている運命を破壊する事である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 21:00:00
257628文字
会話率:34%
長い重力研究の末に発見された【物質が引き寄せられる核】が、世の中すべての原子素子に結合変換できると公表された日から数百年…人々の生活に大した変化はなかった。
とある高校で平凡に暮らしていた少年「カケル」が、世界で流行している意識潜行多目的
体感ゲーム「リアル」のカプセルに入るところからこの話は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 18:19:49
213文字
会話率:40%
宇宙原子 オメガイプシロンパイアルファ。
それは在りし日、自分と友達が勝手に決めた
宇宙を構成する原子の名前のはずだった。
最終更新:2022-04-22 23:00:00
2774文字
会話率:6%
この世界が虚構であることを僕だけが知っている。
「この世界にもアーサー・C・クラークはいたわね。つまり、未来の卓越したテクノロジーは魔法と区別がつかないってわけ」
「ええ、じゃあ君は、未来人なの」
「バカね、違うわ。例え話よ。私がいた地球
は科学や工学の分野が、ここの地球より先んじてたってだけの話」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 23:00:00
9298文字
会話率:60%
第二次世界大戦においてアメリカの原子力爆弾に対抗し、強力な兵器を作り出し技術力の強さを世界に示した日本。
結果第二次世界大戦が引き分けとなって終わったこの世界線の日本は、武器等も簡単に手に入ってしまうような社会へと変化していった。
ま
た、政治は汚職にまみれ、犯罪組織は肥大化し世界へ進出していった。
この現状を知った若者政治家【吉原 耕作】は彼の先生であり唯一信用のできる大人【佐崎 十三郎】と共に改革を進めることを決意した。
現在日本では、あまりの治安の悪さに幼稚園時代から護身用として射撃術、体術の訓練が義務化されていた。
佐崎は全国の幼稚園児からすべての技能が異常なほどに高かったいわゆる『天才』を十三人集め戦闘に特化した教育をした。
園児たちは自身の能力と佐崎の天才的な教育術によって十歳にしていくつもの死線を乗り越えてきた特殊部隊の精鋭の様な強さになっていた。
その後、十二歳の時、十三人がお互いと戦い順位をつけられた。
それが彼らの現在のコードネームである。
十三は不吉な数字とされていたため、ゼロからトゥエルブまでの数字があてはめられた。
彼らは基本的な戦闘術から学校では教えられない狙撃術などの教育を受けていくうち、自分に合った戦い方を見出していった。
また訓練の結果跳躍力などの様々な技能が人間とかけ離れたものへと進化していった。
生徒達の成長するまでの間吉原は総理大臣へと昇格していた。
そして、総理大臣公認金で動く何でも屋【The Gray Justitia Company】が秘密裏に作成されたのである。
彼らは『執行官』という立場になり、日本に蔓延る犯罪組織や汚職政治家を倒す『兵器』となった。
この物語は汚れた日本をきれいにしようと奮闘する少年少女の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 16:55:00
435714文字
会話率:56%
開いた口が塞がらないって、リアルに発生するんですね。初めて知りました。
最終更新:2022-03-04 23:17:50
1397文字
会話率:0%
銀河へと旅立った西暦2XXX年の人類は、恒星間戦争の真っただ中。
敵は91光年彼方、ソーンツァ星系を主星系とするトーグンレ同盟。亜光速の反物質ミサイルが飛び交っては星となり、ガンマ線レーザーが分厚い複合装甲を蒸発させる苛烈な戦場で、大勢の宇
宙軍将校が原子の塵となっていく。
だが……ちょっと待ってほしい。
いったい何故、宇宙戦争なんてものが成立してしまっているのだろう? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 19:33:02
5801文字
会話率:44%
気が付いたら俺は、スチームパンクな異世界で神様扱いされていた。
しかし、スチームは一次冷却水だった!
最終更新:2019-04-15 19:00:00
10072文字
会話率:34%
銀河標準歴1150年に銀河連邦は新たな知的生命体との遭遇を果たした。その知的生命体は原子力やインターネットなどの科学文明を既に築いてはいたが、惑星を代表する統一政府はまだ成立しておらず、非民主主義国家も数多く残っていたため、銀河連邦として
すぐに国交を結ぶことはやめて、しばらく観察を続けながら接触の機会をうかがっていた。
第1部は発展途上の知的生命体を観察する使節団の日常を、不定期更新で描いていく予定です。第1部が終了する前に第2部(接触篇)、第3部(ボーイミーツ~)を開始&終了させるかもしれません。気長にお付き合いの程、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 16:51:40
32956文字
会話率:47%
『フクシマ、中間貯蔵施設』
二0一一年に起きた、福島第一原子力発電所での原子力事故。この事故の対処のために、福島県の大熊町と双葉町に建設中の中間貯蔵施設の建設現場に、政府の役人の視察という名目で、加部浩という男がやってくる。
じつは加
部の本当の目的は、本人の適性の再テストをかねた、『放射性廃棄物がもたらす問題をどうやって軽減するか』だった。
だが最初に訪れた中間貯蔵施設の工事現場で、加部は協力してくれるはずだった早坂青子の怒りをかってしまい、彼女にぶん殴られて失神する。
翌日から始まった視察でも、加部と青子の不仲は改善されない。双葉町にある稼働を始めている中間貯蔵施設の視察中に、二人はまた大ゲンカをやらかす。三日目の視察に青子は姿を現さない。かわりに視察に同行したのは、中間貯蔵施設の広報担当者だった。
双葉町の中間貯蔵施設の視察を始めた加部だったが、広報担当者に放射性廃棄物である焼却灰が大量にしまってある貯蔵施設に閉じ込められてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 13:49:00
123226文字
会話率:22%
全世界を殺菌しつくした大戦から数十年、人々は荒廃した地上を離れ、汚染から離れられる空母打撃群上で密やかに暮らしていた。それでも身近に忍び寄って来る汚染の影。
老朽化し、放射能漏れの恐れも高くなってきた原子力空母から新天地を求める人々がついに
探し当てた空中要塞で見たものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 15:47:39
6183文字
会話率:12%