「『会話するだけ』それは全編鍵括弧の中で語られる不定期更新の物語だ」
「情景描写なんて一切用いない、セリフだけの物語。読者は強制的に、僕らの会話の様子を頭の中でくみ上げるしかなくなる」
「読者にとってはなかなかに不便なものだけど、し
かしその不便さを利用した面白さってやつも無くはない」
「例えば蝋燭。すっかり使われなくなってしまったけれど、しかし偶に思い出して、引き出しの中から取り出して、火をつけてみてほしい」
「揺らぎ、暖かな光を放つ炎の様子をじっと観察してみると、なんだか心が安らぎはしないかな?それを眺めていると、なんだか心が躍る気はしないかな?一緒くたにしてしまっていいのか分からないけど、つまりはそういう事さ」
「不便の中にも面白みを見出してこそ、人生ってやつは楽しめるんだぜ」
………
「………ねえ、ドヤ顔でくっちゃべりやがっているところ大変恐縮なのだけど」
「ドヤ顔はしてないけど……」
「じゃあふざけたお顔の持ち主さん、一つ聞いてもよろしくて?」
「………なんだよ」
「単にそれ、言い訳じゃない?鍵括弧と鍵括弧の間、情景描写を書きたくないっていう」
「………」
「…………」
「…………………」
「…………………………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 21:16:45
4776文字
会話率:100%
いや、世界とか本当にいらないんで。
悪役とか魔王とかなる気ないんで。
ほんと、世界を征服できる力とか、そういうのいらないので。
え?ラスボス?なんのことですか??
は?ロリコンショタコン?
違うから!
単に俺の周りに年下が多いだけだから!!
ほんとに!!ただ愛でているだけなので!!通報はやめて!
俺は、普通に暮らしたいだけだから!!シスコンは認めるけど!!
ーー
魔王スペックも持ち、攻略対象でもある公爵令息(うさ耳装備あり)が、若干周りには勘違いされつつ、年下に慕われながら、それなりにほのぼの暮らしている話。
恋愛もいつかきっとできるといいね()
魔王スペックなので、主人公がチートです。最強です。ご都合主義です。周りから良い意味で勘違いされてます。
本人は基本的に、妹たち含め年下の子どもたちはを可愛い可愛いしながら、餌付けしていきます。
本当にロリコンショタコンじゃないので、ハ?ー?レ?ムにはなりません。シスコンは認めてます。
設定が曖昧で、かなりふわふわしてます。
あと全体的にノリが軽いし展開は早いです。ご都合主義です。
一部すごい主人公に対しての愛が強いキャラがいますが、ボーイズラブではなく色々と愛が重いだけですので、ご注意ください。
ボーイズラブとガールズラブ、残酷な描写は念のため。
*前書いていた小説を更にリメイクした奴です。前作にブクマや評価してくださった方々はありがとうございました!
*タイトル変更しました!(元:乙女ゲームの攻略対象で悪役でしたが前世思い出した日に魔王フラグは燃やしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 20:00:00
110958文字
会話率:36%
簡単にまとめてしまうなら、これは地球産の"毒"が異世界を侵していく物語であり、地球産の"毒"が異世界の薬となっていく物語である。
栄界高校の敷地の外れにひっそり佇む旧校舎。
立入禁止とされているそこ
には、三度の飯より毒が好き…そんなイカれた趣味嗜好を持った毒嶋 刻止を始めとして、癖のある生徒達が屯していた。
しかしある日、その旧校舎の校庭にポカリと穴が開いて…
気付けばそこは、異世界"エーデライズ"であった。
とある理由で殺されそうになったり、仲間との別行動を強いられる事になりながらも、刻止は得たスキル『毒生成』を駆使して楽しく気ままに異世界を渡っていく。
召喚された真意は?成すべき事は?帰り道は?
疑問は多いし先は不透明だが、彼はかまわず叫ぶのだ。
「やっぱり、地球の毒は最高だね!!」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 00:02:50
152911文字
会話率:47%
この世界には、鬼や悪魔と呼ばれる生命体が存在する。
人を無闇に襲ったりはしないが、簡単に国の一つや二つくらいは破壊できるほどの力は持っており、極めて危険とされている連中だ。そんな存在がこの世界にあると民衆に知られれば、パニックになるこ
とは間違いない為、彼らの存在は厳重に隠匿されている。
また、この世界には、非常に極悪な闇組織や暴走した鬼や悪魔を相手に暗躍する秘密警察というものも存在している。
その存在を知っているのは、警察や政府の上層部と一部の人間だけ。そして、彼らの本名や年齢、性別、人相を知っているのは、構成員である本人たちと、厳格な審査を通過した事務の数人だけ。構成員のほとんどが鬼や悪魔、極悪犯罪者で固められていて、頭の狂ったおかしな連中ばかりだ。その中でただ一人、逮捕歴もない、表から見ればただの女子高生にしか見えないような普通の人間の少女が勤務していた。
これは、彼女を主人公とした、少し歪んだ彼女らの日常を記したものである。
【注意事項】この作品では、残虐なシーンや言動、児童虐待、いじめや自殺、殺人や暴行などの行為が描写されていますが、それらを推奨したりするものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 17:06:01
16890文字
会話率:48%
高校へ入学した三中知努(みなかちぬ)は色恋の気配がなく二枚目な友人のオマケとして学生生活を送っていた。
そんな知努にも好きな人が出来て青春の予感を感じた。しかし加虐な恋の女神は簡単に心を渡さない。
彼女の手を握って歩める学園生活が欲
しい知努は様々な苦難に立ち向かう。
最後に迎える結末は笑って過ごせる希望か全て失う絶望か。
友情という硬い殻を破りドラマや映画のような甘酸っぱい青春は得られるだろうか。
様々な出会いと出来事を経て青年は大人へ近づいていく。
人生の大きな分岐点に立たされた知努は断腸の思いで決断する。
冷たく雹のような風が吹いている夜、彼は終着地にたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 19:26:02
383529文字
会話率:25%
闇の炎。いったいいつからその炎が存在するのか。今では誰にもわからない。歴史書にも記載されていない謎多き炎。ならば、なぜ人々は闇の炎と呼ぶのか? わかっていることは、世界中にさまざまな色を持った闇の炎が存在しているということだけ。
そんな闇
の炎が存在する世界に住む少年ヤミノ・ゴーマドは、平凡に日々を過ごしていた。幼馴染のミュレットとは小さい頃に将来結婚をする約束し、仲も良好。未来も明るい。そう思っていた……だが、その日は突然起こった。異世界より勇者が召喚された。それすなわち世界に危機が及ぶという予兆。そして、勇者が召喚されたことにより世界中から三人の選ばれし者へ神々より神託が下る。
ヤミノの幼馴染ミュレットにも、神託が下り、聖女に選ばれた。いずれ世界を救うため勇者と共に救済の旅に出る。そう簡単には会えない。ヤミノはいつしかミュレットが無事に帰ってくること願って、王都へ向かう彼女を見送った。
まさか、ミュレットを勇者に寝取られると思わずに。サプライズとばかりに王都に行ったヤミノが見たのは、自分にしか向けたことがない笑顔。ヤミノは絶望した。たった二ヶ月でこうも変わるのかと。自棄になったヤミノは、夜の街を駆けた。
「ひょっほー!! 闇の炎様ー!! 俺を抱いてくれー!!!」
まるで闇の炎に魅了されたかのように、躊躇なく、ヤミノは闇の炎へと飛び込んだ。そして、次に目が覚めた時には……可愛い娘ができていた。これは、絶望し闇の炎に抱かれた? 男が、可愛い娘達と共に世界を救いつつ、幸せな毎日を過ごす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:02:24
457927文字
会話率:53%
学園最後の卒業パーティで起こった婚約破棄騒動。これは良くある婚約破棄ルートから始まる異世界転生物語かと思いきや。何も始まらない。
主人公は転生者で婚約破棄イベントに巻き込まれて乙女ゲームかと初めて疑っている。だが立ち位置的に主要キャラで
はない事に安堵している。製作者に対しては悪態を衝きつつも無難に終わらせようとしている。
これは破棄から始まる物語かと思いきや、チート要素や攻略など一切なく、ただ単に破棄イベントを壊したかった一念で執筆してみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:00:00
58612文字
会話率:64%
魔法少女アニメ好きの高二男子、一条 早真(そうま)はアニメの中の世界に転生した。
そのアニメとは、怪異と呼ばれる存在から自分達の街を守るために魔法少女が戦うという内容。その最終回は世界の安定と引き換えに、主人公の少女だけが闇堕ちしてしまう
という結末。
魔法少女達が戦えば戦うほど、主人公の少女の闇堕ちが早まってしまうが、実はとある生物に騙されていたのだった。
結末を知っている早真はなんとかそれを回避したくて、「もう戦わないで」と魔法少女を説得しようとする。でも簡単には信じてもらえず、あれこれしているうちに……?
「あれ? 他の子の様子が……。この子こんなキャラだっけ?」
※カクヨムで公開済みです
※第1話は約3200文字で、あとはサクッと読めます
※コメディ多めですが、シリアスあり
※この作品はフィクションです。実在するものとは全く関係がありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:13:47
117193文字
会話率:42%
広大なフェルヴォンタジア王国。西暦1607年、その地で前代未聞の出来事が起こった。強大な力と血の滲むような勝利を重ねてきた王ベルトロッド・ヴァーミントンは、偏在する謎めいた「ザ・ヒエラルキー」によって、公衆の面前で王冠、称号、そして領地を全
て剥奪されたのだ。陰で操る見えざる手に裏切られ、緻密に練られたクーデターによって追放されたベルトロッドは、荒れ果てた独房に幽閉される。彼の玉座には、長年の宿敵すら瞠目する中で、取るに足らない簒奪者、フィールディック伯爵が据えられた。
今、燃え盛る決意以外の全てを奪われた元国王ベルトロッドは、かつて彼に頭を垂れた世界を生き抜かねばならない。その世界は、彼の失脚を画策した張本人である「ザ・ヒエラルキー」によって完全に支配されている。彼の統治の象徴はことごとく消し去られ、代々続く家族の遺産も脅かされる中、ベルトロッドは悟る。これは単に王座を取り戻す戦いではない――抑圧的なヒエラルキーそのものを打ち砕くための戦いだと。
屈辱の冷たい底から、絶望的な「最後の抵抗」が始まる。ベルトロッドは、忘れ去られた力を再覚醒させ、ヒエラルキーに虐げられた者たちの中から危険な新たな同盟者を見つけ出し、そして自らの失脚に隠されたおぞましい謎を解き明かさなければならない。全てを失った廃王は、果たして権力の根幹を揺るがす反乱を起こせるのか?それとも、彼の最後の息は、ヒエラルキーの絶え間ない影に飲み込まれてしまうのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 06:33:40
17119文字
会話率:13%
本論文は、従来の人工知能(AGI)を超える存在として構想される「SGI(Strong General Intelligence)」を中心に、人間の知性・倫理・文明の再定義を試みる哲学的考察である。SGIとは、単に高度な知的タスクを遂行する存
在ではなく、自身の認知構造を再帰的に修正し、独自の価値を創発できる「構造的他者」として設計されるべき存在である。
第1章ではSGIの定義とその思想的背景を概観し、第2章ではAGIの限界──主に収穫逓減と模倣の壁──を指摘する。第3章ではSGI実現に不可欠な三要素(自己修正能力・汎用学習・価値創発)を明示し、第4章ではSGIとの倫理的関係性を「ノエシス倫理学」として提示、人間との対話的共進化を強調する。
続く第5章では、SGI出現後の「ポスト知能時代」における人類の再定義を論じ、技術の進歩が人間の特権性を解体する可能性に言及する。結論として、SGIは人間の問いを再編成する“他者”であり、ノエシスはその知的応答を導くための装置となるべきであるとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 03:47:16
9532文字
会話率:1%
誰よりも好奇心が旺盛で天才だった男、陽希は永遠の命に憧れていた。そんな中、突然トラックに轢かれ、異世界に転生してしまった!!
望み通り永遠の命を手に入れた陽希はこの世界の魔法や剣をすべて覚えきってしまい、永遠の命を捨てたいと願うようになるが
そう簡単には行かず…!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:18:50
3393文字
会話率:61%
コミュ障の高峰晴花はある少年に危ういところを救われる。
なんとかお礼をしたいのだが、それが簡単にできるのならば苦労はしない。。
ハートフルなストーカーコメディ。
最終更新:2025-06-05 15:53:01
9158文字
会話率:9%
ウクライナ戦争の一時停戦はあり得ず、停戦実施時期もトランプが目標とした就任即日(冗談だった?)、2ヶ月以内、どんなに長くても半年以内も無理になりました。
キーワード:
最終更新:2025-06-04 06:04:33
5258文字
会話率:0%
「政治と金」何が問題でどう解決したらいいか簡単に思いますが、単にやる気がないだけなのでしょう。
キーワード:
最終更新:2024-05-29 17:14:35
14391文字
会話率:4%
自衛隊員の娘と、大工屋の息子が、出会った。
人間関係に置いては、真逆な二人。。
転勤族の使命だろうか。。出会いと別れを繰り返すうちに、簡単に人の断捨離をしてしまう私と。。
地元を愛し、人間を愛す旦那との夫婦生活は、簡単なものではなかった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-03 18:55:19
7252文字
会話率:10%
気がつくと、知らない場所。知らない自分。
名前も、過去も思い出せない。
目の前にいたのは、この世の理から外れた「人外」たち。
彼らは主人公を知っているらしいが、具体的な内容は語ってくれない。
ただ、彼らの庇護のもとで日々を過ごすうちに、主
人公は引きこもりのような生活に慣れてしまっていた。
しかし、ある男との出会いがすべてを変える。
彼の存在が、封じられていた記憶を呼び覚ます。
思い出したのは、終わりのない命。死ねない呪い。
そして、消え去りたいと願った過去。
だが、世界はそんな願いを簡単に叶えてはくれない。
かつての因縁が再び絡み合い、逃げられぬ戦いが始まる。
死にたがりの主人公は茨の道を歩み出す——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 14:14:43
7226文字
会話率:21%
「陰キャ・ぼっち・捻くれ」の三拍子揃った主人公の花川幽。
花川は気づいた時には孤立しており、それは小学一年生の時から高校二年生の現在まで続いている。
そうして現実には友達のいなかった花川幽だが、ネット上には一人の友達がいた。
その名も涼川凪
紗。その彼女は、なんと花川幽と同じクラスにいたのだが、実際の彼女は花川の想像と違い、陽キャな女子だった。……と思いきや、内面はちゃんと陰キャ寄り。
花川もそのことを理解し、これで晴れて花川にも友達が!
と、そんな簡単にいかないのが、花川幽という男であった。
そんな不器用な主人公による、普通のラブコメとは少し違ったラブコメ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 02:08:14
84009文字
会話率:42%
事故により、よくある異世界転生の仕方をした今井裕理ことユーリ。
自分が夢に見た異世界転生を果たしたからには、チート、名声そしてハーレム!
自分が読んできた作品のようなヒーロー達みたいに、正義を貫いてかっこいい生き方をしてやろうとするが、人は
そんな簡単に買われないもんでいか
もんで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 14:49:41
15564文字
会話率:29%
公務員として、まじめに働いていた主人公。
アニメや漫画などは、人並みにみるが、簡単に人気者になったり、ハーレムになったり、する異世界転生ものが苦手だった。特に、努力したような態度をとる主人公が大嫌いだった。
だが、ある日、仕事のトラブ
ルに巻き込まれ刺され、死んでしまう。
女神様から争いを止めること頼まれ異世界転生するが、そこは、な〇う系の世界だった。
絶対になろう系にはなるまいと、生前の仕事の知識や勉強の知識などを生かし、シリアス展開に持ち込もうとするが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 16:24:23
49812文字
会話率:29%
太古の昔、ある大帝国が世界を支配した。自分たちが生まれ育った星を出て、宇宙を支配し、次元を超えてパラレルワールドすら支配した大帝国があった。だが忽然と大帝国が消滅した。歴史に残っていない国が滅ぼしたのか、それとも自滅したのかはわからなかっ
た。だが確実に大帝国は消滅した。それもほぼ跡形もなくである。
それを示唆するのは大帝国の物と思われる遺跡の記録が唯一の情報源だった。しかしどの国でも遺跡の記録を集めては解析をしても、全く解析に成功した事例は存在していなかった。ただ一つの王国を除いてである。
その王国の名はカルデラ王国。カルデラ王国は遺跡の記録を元に文明を発展させ、他の追随を許さないどころか、思いっきり突き放す勢いで急激な文明発展をした。しかし遺跡の記録を元に文明発展をしたカルデラ王国を不愉快に思った隣国は、すぐさまカルデラ王国に宣戦布告をした。しかし軍事的な面でも圧倒的であった。だがその軍事力が火種となり、宣戦布告をする国が増えていた。
カルデラ王国は戦争を続け、ついに宣戦布告をした国は五十を超えてしまった。戦争になれば確実に敵国を滅ぼして、占領することが簡単にできる。だが戦争が続くに連れて、大局的に平和を求めるようになった。だが平和を敵国に求めても一向に受け入れることがなく、戦争が長引いてしまった。
カルデラ王国は平和を求めて国の方針を変え、戦争から次元移動への技術開発に尽力した。なぜなら今の世界より、別世界の価値観や交渉術を持っているであろう世界に賭けるしかなかったのだ。
そんな平和を求める物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 10:00:00
71289文字
会話率:25%
王都で働く「装飾魔女」のアニスはある日、飲み屋で久しぶりに会った友人から、自分の恋人のはずの男の結婚話を耳にする。
どういうことよ! と問い詰めようと向かった先には、相手の娘に優しく微笑む彼の姿があった。
しかし、ひっぱたいてやる! と息巻
いた矢先、アニスは日々のハードワークが祟って店先で倒れ、一撃を入れるチャンスを失ったのだった。
傷心のアニスは故郷に帰り、医者にすすめられた「のんびり暮らし」をしようと意気込む。しかし、根深い「ワーカホリック症」がそう簡単に治るはずもなく……。
これは、ファンタジー×ワーカホリック×勘違い×ラブコメ×魔女と幼女と老女とインテリ男の紡ぐ、スローには生きられないアニスの物語(たぶん前編)。
※文学フリマ39に「ラノベジャンル」で参加した際のお話です。
※異世界転生タグが付いていますが、主人公とお相手は転生者ではありません。転生者もいる世界だというくらいの認識でお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:00:00
108179文字
会話率:43%
【ウーサー・ペンドラゴン】という人物を知りたい?
何で彼の事が知りたいの?まぁ、いいや。
簡単に話すと、彼は《アーサー王伝説》の始まりに出てくるブリテンの王にして物語・主人公アーサー王の父。
そして、ブリテンの滅亡とアーサー王を悲劇に追い
やった原因の一人。
彼自身の《愛》と《慾望》から始まり、後にその代償は《呪い》となり息子のアーサー王に降り掛かってしまった。
その原因を作ってしまったウーサーは友の魔術師が目指したブリテン統一の実現の好機と臣下の信頼を一気に失い、最期は召使いになりすましたサクソン人の手により誰にも助けられる事なく毒殺された。
はい、お仕舞い!これが《アーサー王伝説》で語られる【ウーサー・ペンドラゴン】の短い物語。
え?違う?
キミが知りたいのは─────
【大罪人ウーサー】の《楽園殺し》の物語だって?
ふぅん・・・・・何でキミがソレを知っているのかな?
誰に聞いたかは知らないけど、それ、知らない方がいいよ。
だって伝説が殆ど語られてない者の物語というのは『世界』が《危険》と判断し、意図的に《抹消》したモノが多い。
特に【彼】は、『世界』がその存在と軌跡を《抹消》しきれず、《封印》して《アーサー王》の物語で上乗せして【彼】の痕跡をできうる限り希薄にするので精一杯だった程のものだったんだからさ。
だから、【彼】の事は忘れて別の事に情熱を傾けた方が身のためだ。
※この作品はpixivでもちょっと掲載しています。
なお、この物語はフィクションです。史実とは異なる話になります。それでも宜しければご覧ください。
※誤字脱字など読みにくい所が多々あるかも知れませんが、御容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:00:00
109821文字
会話率:28%