蒼原森檎は、短髪で目が少しギラっており、特技は自転車に乗ることといったごく普通の男子高校生。そんな彼は、朝、学校へ登校しようと玄関を開けた瞬間、異世界へと飛ばされてしまう。
途方に暮れる中、彼はいきなりひったくり現場に遭遇し、何故かそこ
にあったロードバイクに乗って首を突っ込み、成り行きで『魔人』で悪魔族の小悪魔令嬢ことリーベ・アザヴィールの下で働いていくこととなる。
ボケやツッコミ、お嬢様の蹴りや一癖二癖ある最高位風魔術師ことブディーディ・ヴァイルド・ヴェイジールや筆頭亜人美女メイドことルチスリーユ・ヴェロニカル・ヴァイオレット・ホワイトリリースといった使用人達の魔術、獣術が飛び交う辺鄙なこの世界で、果たして森檎君はまともな生活を送れるのか──!?
……そして、三章を境に、この物語はガラリと姿を変える。
──前半はコメディ必須の、無力な少年が小悪魔令嬢に使い潰される異世界青春(?)ファンタジー。
──後半は、血みどろな独占欲と復讐心に満ちた、一人の少女による世界改革計画進行サスペンス。
チート能力もラッキースケベスキルも潜在能力も何もない、本当に無力な主人公の異世界転移に隠された謎、少女の狂気、ご覧になれ——!
この作品はカクヨム様でも掲載しております。https://kakuyomu.jp/works/1177354054892420615折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 22:21:51
204373文字
会話率:32%
終わる気配のない夏。ギラギラと照りつける真夏日、その日はゲームの決勝戦だった。
もはや毎年恒例となった最高気温のニュースを尻目にコンビニへでかけた彼は、友人と遭遇して大会への英気を養っていた。友人と別れた後、すぐに大会へ出場する。激闘の末
、勝利した彼だったがそこには変わり果てた自分の姿と見知らぬ世界が広がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 21:56:36
10402文字
会話率:14%
俺は、天才、とある機械メーカーの御曹司、名をリリムと言う。6歳で飛び級してマサチューセッツ工科大学に入学、ある日UFOを見てUFOの飛行原理や、ワープ航法、果ては時間旅行を発明してしまう。開発した恒星間飛行可能な宇宙船を付近の恒星系に送り
込み、調査した。すると高文明星らしき電波を発する1万光年先の惑星を発見、秘書のリリーと途中の恒星系で見出したポヨヨン星の大統領ポヨヨンとともにその高文明らしき星系を訪れた。そこに銀河帝国首都星であり高文明を有する惑星トリニオンを見出した。留学可能なので留学することにする。やがてそこで、原子分解と原子・分子再構築やそれが可能な自身をねずみ算式に製造可能な試作ロボット『ピー』等の発明を完成させ、大儲けする。その功により俺は、男爵となり、銀河辺境部の未開のエリアの領有を認められた。
銀河帝国トリニオンの不倶戴天の敵、液体生物ギラーミンが大攻勢をかけて来るも、リリムの発明した新兵器により撃退。極小スパイロボットをギラーミンに送り、調査、その侵攻目的が食料確保だと知る。リリムは『自動調理装置ラスト』を完成させ、ギラーミンの捕虜と面談、その捕虜に自動調理装置ラストで調理した食事を出すと、めちゃくちゃ気に入ってもらえ、その捕虜とともにギラーミン皇国の本拠地に乗り込み、『自動調理装置ラスト』を売る契約をするとともにギラーミンが侵攻目的の食料問題を解決したので、銀河帝国トリニオンとギラーミン皇国の和平を結ぶことに成功する。俺はその功により帝国皇帝、皇国からは名誉伯爵に叙せられた。そして地球はリリーによって平定された。
この天の川銀河に登場した皇帝リリムとトリニオン帝国は、銀河系内の各勢力との対応や、他の銀河との対抗、反物質銀河との対応、我々の所属する大きさ1000億光年からなる第一宇宙球の表面の巨大平面世界の悪魔族との対応、第1宇宙球以外の宇宙との対応をなして行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 12:00:00
61691文字
会話率:46%
異世界に転生したい平凡なサラリーマン、北岡ツトム。
そんな彼はひょんなことから、いつもの行き付けの店とは違う、とあるカフェに足を踏み入れた。
純喫茶『レイン・バロン』。
持ち込んだノートパソコンをおもむろに開き、ワイファイ回線でネットに接続
すると、見慣れた画面が現れた。
小説投稿サイト『クロノスの物語の園』。
そこには無数のユーザーにより投稿された、玉石混淆の作品群がアップロードされていた。
知人のラノベ作家・寄館島スバルの影響でライトノベルの魅力にすっかり取りつかれてしまったツトムは今から、このカフェでついに自分の作品を執筆しようとしていたのだ。
めっきり良いニュースを流さない現代のマスメディアと戦っていく。――そんな大義の下で数々のファンタジー小説を世に放ち続けるスバルに憧れてツトムが綴り始めた小説のタイトルは『天界を剣一本で作った凡人』。
ウェブで開かれているコンテストの多くは、8万文字以上はないと応募すら受け付けないほど高き壁がある。
事前に調べた情報や、スバルが時折くれるアドバイスで自分なりには執筆の流れをイメージしてあるツトムだったが、これからのことを思うと、ひどく緊張していた。
本業である林業卸売会社営業課での仕事との両立。妻からの誤解。突如として現れた探偵。
そんな全てがツトムを取り巻く日常。
ある意味では彼はそうした忙殺を、ライトノベルという非日常で忙殺することで上書きしようとしていたのだろう。
「没個性に怯えるから、あなたは私に付きまとわれる羽目になる」
美人の女探偵、白草チユナの危険ながらも蠱惑的な囁きは、むしろツトムをラノベ作家に掻き立てる良い立役者であるのが皮肉だ。
ツトムの父、知名度は高くないながらも旧財閥の傘下にある木材管理会社で成り上がって後に引けなくなってしまった男である北岡マサフサへの、とある過去に対する復讐。
それを果たすはずが、ツトムを珍妙な人生へと誘い込んでしまったという失態でしかないのがチユナのしてきたことだったのだ。
さて、そんなこととは露知らず、今、ツトムはいよいよ『天凡』こと『天界を剣一本で作った凡人』の執筆に取りかかろうとしていた。
しかし、この時はまだ彼は何ひとつ気付いていなかった。
怪しく瞳をギラギラさせる二人の店員。
これはそんな彼らの、瞳がギラギラしているように見えていただけのアホだった青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 12:05:03
1975文字
会話率:99%
「これより、大罪人スアデラ・アルブラーカを処刑する」
「むにゃむにゃ……はあ!?」
気が付くと首を台に固定されていた。
上向きに首をひねると、斜めの形状の巨大な刃がギラリと光る。
もしかして、これはギロチン……?
「ウェイウ
ェイウェイ! ちょ、逃げられねーし! な、なんで!? どうして!?」
どうしてこんなことになったんだ!?
あたしはさっきまで自室で乙女ゲーをプレイしていたはず。
それがどうしてこんな絶体絶命のピンチに陥っているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 21:32:58
3144文字
会話率:48%
ここはG町。
ギラギラな光と古き良き悪しき町。
行きかう人々は夏の暑さに悶えるも、女神のような彼女はその夏の暑さをもろともしない。
彼女は女王。彼女はアリア。
G町を魅了する麗しく、純情な、ダイナマイト。
最終更新:2020-06-23 16:02:27
3842文字
会話率:26%
普通のサラリーマンだった俺が、ある日突然異世界の無人島に投げ出されたのは一ヶ月ほど前のことだ。
会社で仕事をしていた俺は一瞬の睡魔に襲われ、目を閉じた。
次の瞬間、目を開けばそこは無人島だった。
何を言っているかわからな
いだろう? 俺にも訳が分からない。
ただ、まぁ、なんていうんだろ? あれだ。 とりあえず目の前にはオーシャンビュー。
ギラギラ照りつく太陽と、足元には焼ける砂浜。
そしてスーツに革靴の俺。
暑い。
太陽を睨み付けながら、乱暴にネクタイを緩めた俺は、額に滲み始めた汗を感じながらこう思った。
バカンスの始まりか。
---本文より---
魔人好きな方はぜひご覧ください。
とりあえず、第二部まで完結しています。
ご覧頂いて有難うございます。 宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 22:06:29
46850文字
会話率:23%
気がついたら異世界の砂漠だった!!アラサー男女の旅!!
@ 短編その25
1日1編書いてます。随時追加修正してます。
最終更新:2020-06-10 17:56:24
3782文字
会話率:34%
剣士が居た。少女は黒髪、白い服、あるいは刀持つ人斬りお嬢、笑顔でのんきに旅をした。
天才が居た。青年は銀髪、黒い服、当然のように驕慢な黒魔術師、ギラついた眼で楽しく旅をした。
中世レッズ・エララ幻想世界を駆け抜けた2人について。
あるいは2
人に巻き込まれた人々について。
動乱の時代へようこそ。
人斬りお嬢と天才黒魔が旅をする、っていうと言葉が綺麗すぎるわな。
中世世界を荒らしまわった2人組のトンチキ幻想コメディにござい。
真面目な【設定】に対するネタ与太話、
レッズ・エララ神話体系中世篇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 06:46:19
1222文字
会話率:78%
血のような赤? いいえ、晴天の空のような澄んだ青色かしら。
私にはわからない、一体赤色と青色の間にどのような違いがあるのか。いいえ、それはきっと重要な事ではないのでしょうね。だってこの世界では色なんて何の意味も持たない。
――ほら、空
から青が零れ落ちるよアリス
錆色の空がギラギラと輝きを放つ。零れた青は地に降り注いで全てを染めていく。
――まあ大変、薔薇を赤く塗らなきゃ
ここが私の世界、私の居場所。足元を濡らす青に右手の人差し指を浸す。ドロリと滴るそれを自身の唇にそっと押し当てた。
白いうなじに金の髪
幼いアリスは不敵に笑ふ
空の青に指を浸し
桜色の唇に塗りたくる
ああ、それとも血の赤かしら?
どうだっていいわ
ほら、私はとっても綺麗
景色がだんだんと歪んで見える。空色に塗った唇がニヤリと意地悪くめくれ上がった。
「時間だよアリス」
自身の口から出てきたのは聞き覚えの無い男の声。
ああ、意識が……遠のいて……
そして私は目を覚ました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 15:39:02
47559文字
会話率:35%
『うっふふ』
摩耶が笑みを洩らした。
「な、何が可笑しい!」
LUCAが気色ばんだような表情をした。
「バラバラにして犬の餌にしようが、現実世界のあたしは無傷よ。なので恐怖感は半減するわよ」
「そう思う
なら、今から体験させてやる。夢魔地獄の凄さをな」
『ガチャガチャ』
『グゥッイン』
電動ノコギリとフォークが小刻みに踊っている。
LUCAが胸前で押し開いていた両手を、地面に叩きつけるように振り下ろした。
フォークと電動ノコギリが、摩耶を目指して突進する。
摩耶は冷静にフォークと電動ノコギリの動きを見ていた。
(これでジエンドか‥‥)
摩耶は静かに眼を閉じた。
『ゴー‥‥』
突然、内耳が揺れて耳鳴りがした。
そして眼前に過去の出来事が螺旋を描くように点滅する。
(本当だったんだな。人は死ぬ瞬間に過去の出来事が走馬灯のように蠢くというのは‥‥野呂との2年間の結婚生活、偽装結婚とはいえ穏やかで安らぎの日々だった。あたしは満足‥‥)
『あれっ?』
眼前に2倍位に膨れてギラギラ耀くシルバーの円盤から放り出された野呂の姿が大写しになった。
(あの時の出来事があたしの人生で一番ビックリした一瞬だったわ。あっ、映像が動き出した‥‥)
ヌメヌメぶよぶよした野呂の表皮をバリバリ破って、毛が全く無いツルツルした人間らしきものがニューと現れた。
表皮は蒼白いゼリー状のもので覆われて白く透明感を帯びていた。
床に散乱したゼリーで滑るのか男は、動いては転びながら、やっと四つん這いになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 08:09:44
5654文字
会話率:39%
私が色々あって新宿歌舞伎町の有名店ギラギラガールズのタカになるまでの物語
最終更新:2020-02-13 08:53:25
8759文字
会話率:34%
私[小野木世蘭(オノキ セラン)]は同じ文芸学部に通う友人[大利遥斗(オオリハルト)]と共に日々自分の書く小説について語り合う、自分で言うのもアレだがとても良い仲だ。
ある日私が不慮の事故で呆気なく死んでしまった所、よりにもよって友人が書
いている途中の物語『転生者のオレがウィンドマスターになってモテまくり勝ちまくり!?』の世界に[斧樹羅善(オノギラゼン)]と言う名前で転生してしまう。
一癖も二癖もある登場人物の中で、果たして私は無事に物語を完結させることが出来るのだろうか……?
我ながら、とても不安です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 23:38:35
19166文字
会話率:50%
ある日、内高地·ギラサへ仕事で出掛けてる父親·ギャルソンから、ジェルの元へ大きな荷物が届いた。
箱の中には、いつものようにギャルソンの為に用意された服(なかなか奇抜な)や書物(うん。読めない)、菓子(まともか?)が入っていたのだが。なに
やら一番下に一回り小さな箱が入っていて、ジェルは慎重に箱を取り出してみた。
「これは、人形?」
中には、ジェルよりも多少小さな女の子の人形が入っていて、思わずつついてジェルは、そっと蓋をしめた。
つついた時に感じた弾力と指先に伝わる温かさは、まさに人間そのものであった。これはなにかの間違いだ!と思い、父親へ連絡するも電源が入っていないのか、電波が届かない奥地に行っているのか繋がらず……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 07:24:51
2091文字
会話率:36%
由緒正しい寺の跡取り娘として厳し~く育てられた私。
いつも通り、田舎のトンネルを通り抜けたらそこは不思議な世界。
真っ白な世界にいた綺麗な女の人に一方的に異世界転移させられてしまった。
女神を導く存在ってなに?
女神候補生がギラつい
てて怖いんだけど?!
ちょっと意味がわかりません。
とりあえず修行の旅に出るということで逃げ出すことに成功。
もう戻るつもりはありませんけどいってきます!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 18:00:00
7030文字
会話率:32%
アイラ=ヴァギラフォース公爵令嬢の婚約者は傲岸不遜な俺様王子であった。ただし、手乗りサイズ。これは婚約者の名前すらほとんど呼ぶことなく『おい』や『お前』で済ませてします王子様がミニマルゆえに愛らしいだけの物語である。
最終更新:2019-12-13 07:06:02
6078文字
会話率:39%
全てのプレイヤーが魔法使い、魔術師、魔導士のいずれかとなって戦うテーブルトークRPG。
その世界へと、少年はある時「ニュクス」というキャラとして召喚された。
いつの日か現実へと戻るため、ニュクスは自分と同じ現実からの召喚者を探すうち
「ラー
ギラ」という魔盗賊の噂を聞く。
同時に―――運命は知らず知らずのうちに動き出していく。
「シナリオレベル5……!? 嘘だろ……こんなもん、クリアできるわけがない」
突然開始される最高クラスの難易度のシナリオ。
ニュクスは、最悪の結果を回避するため災厄と戦う事となっていく。
恐らくは無駄だと知りながらも。
このゲームの名は「XYZ」
最後には必ず破滅の運命のみが待ち受けるゲームであったからだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 21:18:10
178966文字
会話率:31%
剣と魔法のフルダイブMMO最新作、Magiratora(マギラトラ)。
友達があまりにも楽しそうにゲームの話をするものだから、私もこの機会にまた始めることにしました。
運よく手に入れた1つの魔法と知恵と努力を武器に、知り合ったプレイヤーた
ちと共に強くなっていく。
「ゲームをやるなら皆で楽しく、しっかりプレイしよう」
「どうせなら普段できないおしゃれをばっちり決めよう」
おしゃれしながら強くなる。そんな[鏡の魔女]の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 20:00:00
358569文字
会話率:41%
「人生はプラスマイナスゼロ」
ブラック企業に就職して10年。32年間人生辛いことしか起きない男、
そう、この物語の主人公|星崎悠里《ほしざきゆうり》の座右の銘である。
不幸続きの悠里はこの言葉を信じ残酷な日々を生きていたがとある出来事で
異
世界「キアリーズ」へ転生されてしまう。
そこで待ち受けていた運命は悠里をプラスへと誘うのかはたまたマイナスへと落ち続けるのか...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 18:00:00
1388文字
会話率:55%
正論と難癖を綱渡りする少女と、煮え切らない態度が持ち味の少年がおくる、だべり系短編です。
最終更新:2019-09-21 01:14:31
1687文字
会話率:64%