わたしたちの欲望には果てがない。
最終更新:2023-06-12 09:10:54
302文字
会話率:0%
わたし、レナータは、海の幸と織物だけが名物の小さな村に住んでます。でも、不器用で機織りが苦手だから、家族にも村の人にも冷たい目で見られてる。だけど、わたしも十五歳。成人を迎えたから、結婚話だってくるんだよ。お相手は――村と契約している、海の
神様!?
でも、知ってる。二十年に一度、村から選ばれる『海神さまの花嫁』。あれは嫁入りなんかじゃない、生贄だって。ついにわたしは、花嫁衣装で海に沈められてしまうのでした……って、生きてる!?
「ここでの暮らしに耐えうる器か、見極めさせてもらおう」
気がついたら海底神殿にいた私の前に、威厳たっぷりなコワモテの海神さま。さっそく夫婦の契りを結ばされて、やっていけるかなあ――って、土下座された!?
「我はもはや、姿を保つことすら危うい。どうか力を貸してはくれまいか」
必死にお願いされて、うなずいたけど。海神さまが力を取り戻すには"清らかな愛の力"が必要らしくて。恋したことのないわたしたち、本当の夫婦になれるかな。
わからないけど――意外とへたれかわいい海神さまとの生活は、村暮らしよりずっと楽しいです! あの人たちが今のわたしを見たら、どんな反応するかなあ。
※この作品は『エブリスタ』でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 19:15:41
70875文字
会話率:51%
私はある日バスに乗っていた。出勤のために乗っている。いつもと同じように会社にいき、帰るものだと思っていた。『キャー!!』突然悲鳴が聞こえた。振り返ると顔を隠した3人ぐらいの男性がナイフや銃をわたしたちに向けていた。目的はどうとか言っていた気
がするが、頭に入らない。気づいたら男の1人が私の前に立っている。頭から足の先をみて「へぇー、うん。君のこと気に入った!」と言い、近づく。
「いまから君のこと誘拐するね。ちょっとごめんね。」と、私の口元にハンカチを近づける。その先の記憶はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 12:48:58
320文字
会話率:56%
しっかり者の「わたし」と、少し抜けている「貴女」。
放課後の教室は、二人だけの世界。
こんな日々が続けばいいのにと願う「わたし」の想いは、ありふれたイレギュラーに壊されて……。
前に進むか後ろに下がるか、惰性で生きるわたしが取った選択は…
…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 15:51:00
3038文字
会話率:40%
死を望んでいたはずの彼が直面したリアルな死は、あまりにも残酷だった。
残されたわたしたちは気持ちのやり場はなく、ハッピーエンドなんてこない。
彼だけを取り残して進んでいく世界。
明けない夜はないというけれど。
止まない雨はないというけれど。
取り残しているのはわたしたちのはずなのに、取り残されている。
ただ彼の言葉だけを支えに、今も生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 08:00:07
45454文字
会話率:16%
災害救助特別隊に所属する特殊能力者・五十嵐あすみは、ある日新たな隊員とコンビを組まされることになる。しかしその隊員・神代カオルは、実は元男だった……。
最終更新:2023-05-07 10:18:25
11983文字
会話率:55%
宇宙へ飛び出すことになった日本人の少年少女たちと、宇宙の夜明けの時代の物語。
「みなさん、上を見上げてください。かつてわたしたち人類は、母なる星、地球の大地から、この星空を見上げていました。星々に願いを託し、思い出を託し、様々な物語を語り
継いできました。今、わたしたちは言葉でしか行くことのできなかった星空の世界にいます。見上げた星々の1つ1つにわたしたちは住み、空を流れる天の川にはわたしたちの大切な友人たちが住んでいます。そしてきっと、いつか出会う友人たちもどこかに住んでいるのでしょう。この宇宙でわたしは多くの人と出会い、別れました。辺境で多くの死を見つめたこと、血の色の違う親友たちと初めて会った時のこと、銃で守られたこと、人を殺す覚悟を決めた時のこと、わが子に再会した時のこと、止まらない血を止めようとしてくれた人と血をくれた親友のこと。どれも忘れられない思い出です。時に悲しい涙をはらみながらも、希望と可能性にあふれたこの宇宙をわたしは愛します。しかし、この宇宙にあふれた可能性は、人類の存在を、故郷の在り方を変えようとしています。わたしは母なる星、人類の故郷である地球を愛しています。しかし宇宙も愛しています。この2つの愛は時に対立し、争いを生んでしまいました。どちらの愛もわたしは否定することができません。しかし、赤い血が流れるような悲しい風景を、わたしは子供たちに見せたくありません。この広い宇宙のどこに住もうとも、一滴でも太陽のように赤い血が体に流れている人たちは家族であると、太陽の暖かさで育った太陽の子供たちであると、わたしは信じています。」
2×××年 太陽系会議にて
地球による太陽系連盟(LSSE)戦略局戦略第1課長 ウエキセンカ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:24:02
1237352文字
会話率:58%
寿司クッキー職人に、わたしたちはなる!
最終更新:2023-04-29 21:15:50
1316文字
会話率:53%
わたしはこの子と一緒に階段を上る。この子の願いを一緒に叶えるために。
そして、わたしたちは淵に立った。
実際に起きた、ある悲しい出来事を知って、思いのままに書いた、二人の少女の物語です。
※完全な創作であり、実在の出来事や人物とは何ら関係
ございません。
※本作品中、暴力描写や暴力を誘発する意図のシーンはございませんが、極端な選択に関するテーマを持った物語である点をご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 22:19:15
4750文字
会話率:62%
人類の脅威である巨大虫〈インセクト〉。奴らを殲滅する組織がわたしたち『カサドル』だ。その組織の中でも、わたしのパートナーである莉紗はトップエリートであり、若き戦闘員たちの尊敬と憧れの的だ。アサルトライフルを武器とし、〈インセクト〉を単独で
撃破する戦闘センスを持っている。劣等生のわたしとは大違い。そんなわたしでも莉紗は決して見捨てず、そっと右手を差し伸べる。わたしの手を引き、時には背中を抱きしめる莉紗の右手。どんな時でも支えてくれた救いの手だ。
だから、莉紗のために強くなろうと決意した。莉紗にふさわしいパートナーになろう。隣を歩ける存在になると。でも、現実は違う。弱いままだ。どうして強くなれないのか?
だって、それは莉紗のせいで———折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 12:00:00
30712文字
会話率:43%
わたしたちの一生って、結局、なんだったのでしょうか?(私の人生遍歴瞑想ノートより)
キーワード:
最終更新:2023-04-14 08:24:02
4186文字
会話率:6%
友達思いの恋愛感情欠落男子高校生。
そんな彼に出会い恋に落ちる女性たち。
血の繋がらない妹。
幼き日の出会いを隠していた幼馴染み。
夢見ていた世界へ導かれた同級生。
道が閉ざされた時に新たな道を示された教師。
そんな彼女たちが助け合い
、争いながら、彼の心の扉をノックする。
※カクヨム ノベルアップ+ 投稿作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 23:44:52
185893文字
会話率:67%
私たちは、共通のもくてきがあって、きょうつうのもくてきがあって、わたしたちは、きょうつうのもくてきがあって。きょうつうのもくてきのために、ずっといっしょにいたのに。
キーワード:
最終更新:2023-04-01 08:42:19
4403文字
会話率:3%
仙道アリマサ様の『仙道企画その5』参加作品になります
最終更新:2023-03-08 15:05:57
1042文字
会話率:100%
高校で漫画アニメ研究会に所属していた鳥居歩夢(とりいあゆむ)と楠木田叶音(くすきだかのん)は、ひょんなことから異世界に召喚され、勇者と陰陽師という「職業」に就き、異世界を旅していた。
しかし、陰陽師はほぼ使えない「死に職」である叶音は思う
ように力を奮えず、パーティメンバーからお荷物扱いされていた。
ある日、叶音は謎のローブ人間から「このままでは鳥居歩夢は死ぬ」ことを知らされ、パーティをやめて歩夢を勇者の座から引きずり下ろし、元の世界に帰ることを決意するが──
『──これは、わたしたちが夢を叶える物語。』
カクヨム様にて同作品を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 18:34:59
16683文字
会話率:40%
ここは、にっぽん。きょうは、わたしの4さいのたんじょうび。
いまは、2がつ。そしてここは・・・ん?あれ、は?
ねぇねぇ。わたしと、ともだちにならない?
おんなのこどうし、なかよくしましょ?
なんなら、わたしのバディにしてあげる。
ふふ。わ
たしたちは、ずっといっしょ、だからね。
現代の日本で暮らす女の子視点による短編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 00:00:00
11345文字
会話率:0%
「わたしたち、ずーっとともだちだからね!」
あの時の約束、覚えてる?
私は覚えてるよ。
でも、あなたはもう、忘れてしまったんだね。
私との、大事な約束を、忘れてしまったんだね。
もし、またあなたと喋られるようになるんだったら……、私はも
う、何もいらない。
だからお願い。
私の事を、居ないものとして扱わないで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 22:20:42
927文字
会話率:43%
懐かしい懐かしいテーマパーク。
あそこでわたしは、あの人と忘れられない日を過ごした。
あの人と思いっきり楽しんだ。
あの人との歴史が始まったのは、観覧車だった。
あの人とわたしは、とても照れていた。
……そして、わたしたちは今も
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 19:44:04
1207文字
会話率:48%
日替わりで“先生”の知を吸収する“わたしたち”。1年の終わりに、教場はどのような光景に包まれるのか――。
“先生”と“生徒”の関係がねじれた世界があったとしたら・・・という空想を小説に落とし込んでみました。
最終更新:2023-01-20 16:00:00
981文字
会話率:0%
日常の思ったこと ①
水筒はわたしたちにとって1番必要なアイテムなのだ。これは絶対的真理であるとわたしは信じている。
最終更新:2023-01-16 22:08:01
643文字
会話率:0%