かたや海、かたや大国に挟まれた王国、シルヴァーレには十七歳にして国をまとめあげる若き統治者がいた。その若さで国を治め、民をなにより大事にする彼は、その美しい容姿もあり支持は絶大だった。
その君主を守る役目が与えられている騎士団に所属している
男、ギルヴェール。
ある日、彼が城下町へ見回りに向かうとそこで酔っ払いに絡まれている少女を見つけた。酔っ払いを追い払い、改めて少女に目をやるとそこにいたのはやけに見覚えのある顔。生まれ持っての記憶力のよさからギルヴェールは即座に彼女を君主、リアン王子だと見抜く。が、それが運のつきだった。
王子は女だった、という事を知ってしまった為にリアンの近衛騎士になる事を強制されるギルヴェール。
リアンの行動に振り回されながらも、時折見る年相応の表情に心を許していく。
やがてギルヴェールはリアンの冷たく閉ざされた一つの『嘘』に触れる事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 21:47:20
82336文字
会話率:39%
この世界には、戎器創造(アルケミーアームズ)と呼ばれる力がある
その力は世界を支え、時として壊す
九十九探偵事務所で働く十七夜 鴻は自分の中で何かが変化するのを感じていた
日に日に仕事の内容が物騒になっていき、正義感が薄れ罪悪感が麻痺
をする
世界の見え方も徐々に変わっていく
そんな心の隙間を埋めるように
平凡な学園生活を謳歌しようとするが
そこにも危機が迫っていた
居場所を守る為により大きな力を求めるが
力と力、復讐に復讐、暴力を暴力で
負の連鎖は留まる事を知らない
もしこれが運命なら、呪われているとしか考えられない程に悪い方へと転がり続ける
しかし運命を切り開く武器は、彼の手にはまだない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 17:00:00
44223文字
会話率:31%
十七回目の誕生日を迎えた少年――真昼は亡き祖父からの遺言を受け取り、その内容を見て驚きを隠せなかった。なぜなら、異世界から強力なエネルギーを保有する物質を持ち帰るという、とてもじゃないが信じられないものだったからだ。
祖父が用意したとい
うものすごい道具を手に異世界に渡った真昼は、祖父の使用人だという少女と共に、この地を治める領主の元へ行き祖父の遺言にある物質が欲しいとお願いするも、かわりに山賊を全て退治するという条件を出される。
ケンカには全くと言っていいほど強くはない真昼に、山賊退治など不可能であると思われたが、祖父が用意したというものすごい道具のことを思い出す。それはどんな魔術も一瞬で、何度でも発動できる文字通り魔法の道具で、その圧倒的な力により真昼は難なく山賊を蹴散らす。
真昼は魔法の道具の強大な力に、これさえあれば怖いものなしだと悟る。
かくして、祖父の遺言を達成し、そして自らの願いを叶えるために、真昼の異世界での奮闘が始まる!
※R15にしていますが、セクシャル、グロテスクな描写はほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 16:45:18
316830文字
会話率:50%
文化祭最終日の夜、学校の屋上で告白すると、その恋は成就する。
東山千秋が通う高校には、このような伝説がある。文化祭最終日の夜に屋上へ行けるのは、文化祭の出し物で最も多くの支持をえたクラスだけであるため、どのクラスもこの伝説を信じ文化祭
の準備に励んでいた。
なかば強引に演劇の脚本担当にさせられた東山は、友人で総監督の西野春太郎と共に脚本会議を行うが良いアイディアは浮かばず、会議はどんどんおかしな方向へと進んでいく。
※全十七話を予定しています。午後五時に最新話更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 17:00:00
21794文字
会話率:57%
これは、ある雪の晩に起きた出来事。
最終更新:2018-10-12 01:12:02
3823文字
会話率:24%
主人公「加藤タケル」はどこにでもいる高校二年生の日本人であった。多少オタクではあったが、友達がいないことを除けばごく普通の学生であった。だけど彼は十七歳という年で命を落としてしまうが、ある意味定番となった『異世界転移』する。彼は待ちに待った
異世界に夢馳せるも、目的も不明。やり方も不明。敵も味方も不明。そしてとどめは何の能力も授けられてはいなかった。と、いきなり未知の世界に何も持たずにやってきた「加藤タケル」は様々な人たち、そして仲間と出会い…この世界で伝説となるのだ。
これは「加藤タケル」が『伝説の英雄』と呼ばれるまでのそんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 19:57:54
18750文字
会話率:32%
(この作品は、小説家になろう様とアルファポリス様とエプリスタ様とツギクル様にて、同時掲載中です)
「紀文」青春伝 (後編)
江戸時代の豪商(紀文)、若き頃の物語である。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸
に送れず蜜柑方役人問屋は頭を抱る。
紀文が立ち上がる。命を賭けて蜜柑を八万籠積み下津から江戸へと、嵐に揉まれながらも遠乗り航海で成功する。簡単になし得た事ではなかったのだ、世にifたらはない結果あるのみだ。
江戸で蜜柑売り、暴落した魚を買いこんだ。
奈良屋茂左衛門とやくざに襲われるも撃退するが、次に茂左衛門の差しがねで、文左衛門は馬庭念流の使い手と試合をする羽目になる。
帰り海賊に襲われる花火横打ちにし撃破、賊は大砲を積んだ、紀州藩軍船と勘違いし撤退。
摂津では魚売り大儲け。忍者盗賊団の襲撃受けるが撃退する。その時に超能力を開眼する。
紀ノ国屋文左衛門、無事紀州和歌浦に帰る、この時十七歳で、約二十七万両を手にした。
投機的商人と呼ばれる、きっかけと成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 23:24:49
50229文字
会話率:47%
唐突に勇者として異世界へと召喚されてしまった少年(十七歳、高校二年)は、直後、謎の体調不良に襲われ寝込んでしまった。異世界の環境に身体が順応できないのか。それとも、そもそもが現代日本の高校生に過ぎない主人公では、勇者として虚弱すぎるのか。
はたして少年は、無事に魔王討伐の任務を遂行できるのだろうか? 主人公の、そして脆弱な勇者を召喚してしまった異世界人たちの運命やいかに?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 18:57:23
46109文字
会話率:41%
十七歳の轆轤川魁江はアルヴェスト王国と言う異世界へと迷い込む。目覚めると、アウグスト家というヴァンパイア貴族の邸宅であった。そこでは、四姉妹の貴族が暮らしていた。魁江は異世界で暮らし始める。
次女のリーネの婚約問題に巻き込まれる。リーネは婚
約していたのだが、別の貴族を好きになってしまい、婚約破棄をしようとしていた。リーネの目を覚まさせることに成功し、魁江はアウグスト家で執事として暮らすようになる。
三女、シリルがイジメられている情報を聞いた魁江は、イジメている犯人を突き止める。犯人はイザベラいう貴族で、逆恨みしていたのである。最終的に、シリルはイザベラを許し、友達になることで問題は終着する。
四女のマリアと共に、異邦の国スーヴァリーガルの物品を探しに、魁江はオークションに参加する。そこで貴族の学者と出会い、地球との繋がりを発見する。ある祠に足を踏み入れた時、スマホに電波が入り、地球に隕石が落ちたというニュースを目撃する。この謎を突き止めるため、スーヴァリーガルへ向かうことを決意する。
イリザは諜報局で仕事をしており、弱みを握られ、決死の任務を任されていた。それは、亜種と呼ばれるヴァンパイアの血液を手に入れること、スーヴァリーガルに降り注ぐ、隕石を止め、異世界へのトビラを開くことだった。一部のヴァンパイアは亜種の血を飲むと、超人的な力が手に入るのだ。またアルヴェスト王国は地球へ進軍しようとしていた。
一方、魁江はクガサミに出会い、祖父が異世界のトビラを開いた神だと知る。実は、アルヴェスト王国は、隕石衝突により滅んだ地球の未来の姿だったのだ。神の血が流れる自分が、スーヴァリーガルの隕石を止めるべきだと、ヴァンパイアに転生する。隕石を止めた魁江は過去の地球に戻るためのトビラを破壊してしまい、地球進軍計画は白紙になる。しかしスーヴァリーガルと戦争が始まる。戦争を止めるため、魁江は立ち上がる。クガサミの手引きの元、戦争を止めたが、地球へ帰れなかった。地球へ戻る日まで、平和を取り戻したアウグスト家で執事として暮らし続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 19:20:50
146767文字
会話率:45%
僕のもとに届いた一通の手紙、僕は君を許さない、きっと。
転校。友達ができないヒエラルキー低めの僕。見かけた車椅子の女の子。騒がしい学校。星。アイスクリーム。僕の見た景色。君が見た景色。僕と君で見た景色。
多くは語りません、ただ君だけは許さ
ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 19:22:41
4419文字
会話率:72%
スーキディメンジョンに浮かぶテンプトアル星。そこにいる人類は、誰もが一つの異能『アルケミースキル』を有しており、アルケミーテクノロジーをベースとした高度な文明を築いている。しかし、能力による覇権争いは絶えることなく、国々が主権を取り合う戦
争状態にあった。
リリスは、特殊スキル『アニマ』を持つ十七歳の女子にして軍学校では負けなしの強者。そんな彼女が憧れる、伝説のマルチスキル保有者ダークマ総帥。彼は世界最強の戦士であり、研究者であり、国軍の総帥。そして、同い年の男子。そして、世界の誰もが『悪魔』と呼ぶ残虐非道な存在。
リリスは、ついに念願だった彼の特秘小隊に入隊したが、作戦結構中に『次元リーク』に巻き込まれ、ヤムファディメンジョンの地球へと転送される。
一命を取り留めたリリスだったが、アルケミーエネルギーの存在しない地球ではスキルを発揮することができない。彼女は、元の世界に戻るため、一緒にリークしたダークマ総帥を探す。そして、ついて、行きついた先の亀島高校で彼と再会するが……。
――記憶を失った彼は、二次元世界にのめり込むただのキモヲタになっていた!
アルケミースキルの存在を知る国家の裏組織『風紀委員』を仕切る、マミルと沙羅、そして栗栖にも翻弄され、彼女の奇妙な高校生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 23:50:32
116326文字
会話率:33%
異世界転移した同級生三十七人を救うため、ぼっち少年・拓海千秋が覚醒する。
各々が世界を変える力を持った存在・救世主(セイバーズ)としてクラス転移させられた安芸東高校二年八組の少年少女たち。彼らは奴隷商人の手によって世界各国の権力者たちに売
られ、戦争の駒としてあらゆるポストにつく。
それは権力者たちによる異世界人を使った『ゲーム』のはじまりだった。
彼らにはそれぞれの適性に応じた能力が開花していく。
ギャルグループのリーダーには暴君を意のままに操る『悪女』の能力。
バイク好きの不良少年には古代兵器を復活させる『エンジニア』の能力。
オカルト少女には王国を焼き尽くす『魔女』の能力。
余命半年の少女には身ひとつでドラゴンを駆逐する『竜殺し』の能力。
彼らは異世界になじむよう姿形を変えられ、戦争の駒として、戦いの渦に巻き込まれていく。
同級生たちが世界各地で次々と覚醒していくなか、クラスのぼっち少年・拓海千秋は、救世主の戦争利用に反対し、その捜索と元の世界への送還を任務とする諜報機関「サーカス」の団長セイラに救助される。
セイラによって元の世界に還されようとしていた千秋だったが、彼はそれを拒否する。
ぼっちの彼にはクラスの中にどうしても救いたい人、救わなければならない人がいたのだ。
彼はセイラに契約を迫る。
クラスメイト三十七人の情報と自分の力を提供するから、救世主捜索の任務に同行させてほしい、と。
タイムリミットは三年。
触れるだけで同級生たちの能力を無効化し、元の高校生にもどす能力を得た千秋は唯一救世主を見分けられる存在として、謎の淑女・セイラ率いる諜報部隊『サーカス』と共に戦乱の異世界を駆ける!
*8月20日より「カクヨム」でも同名タイトルで投稿開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-04 20:10:39
200909文字
会話率:37%
私が生きた十七年。
これから生まれる十八歳。
最終更新:2018-09-01 22:10:47
1780文字
会話率:0%
公爵令嬢である私アンリエットは七歳のときに、生まれたばかりの王子様と婚約しました。
十七歳になった今、御年十歳のイレール殿下を愛でながらも、私は花の乙女。やっぱり恋愛というものには憧れていたの。だから社交界でダンスくらいしてみたいと思ってい
たのに、ショタコン疑惑が広まっていたために私の儚い夢は砕け散る。
そんな時、新たにイレール殿下付きになったヴァーノンという騎士に出会った。最初こそショタコンの変態と思われていたようだけれど、「いけない関係」に目覚めてからは時々Sっ気を見せながら甘々に甘やかしてくれるようになった。
可愛い殿下を甘やかして、いけない騎士様に甘やかされる。
公爵令嬢として、これでいいのかなんてもう分かんない!だって走り出した恋心は止められないって友人のご令嬢も言っていたんだもの!
オネショタ×大人の火遊び×ショタが成長してからの下克上までがワンセット!!
二人の男性に翻弄される、公爵令嬢の長い婚約期間のお話です。
※アルファポリス様にも投稿中
【本編】完結済み。
【本編裏話】ヴァーノン視点「騎士と猫のような妖精」完結。イレール視点「ぼくのおねえさま」完結。
【外伝】パトリック視点「英雄だが嫁が成長するまでは独身だ!」完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 20:00:00
210519文字
会話率:37%
俺の名前は佐藤堅人。所謂友達いない系の人間だ。かれこれ十七年続けている。
ボッチこそ至高の人間であり、最強の強さを持っている。そう信じているのだ。
さらにはひねくれもので、頑固者という素晴らしい性格を持ち合わせていて、友達がいなくて
も、十分現状の生活には満足だ。自分の時間もたくさんとれるし、ボッチはやっぱり最高に違いない。
そんなことを考えていると、たまたま同じクラスになった女子がはなしかけてきた。「こんな人間に話しかけても面白いことなんてないぞー。」そう言ってやるつもりで、そうしてその子の方を向いたんだ。しかしその数秒後、
「俺と友達になってください!!」そう……叫んでいた。
・・・いや可愛いのよ!その子。学校一可愛いんじゃねえのってくらいに!! いやこの俺が一瞬で友達になりたいって思ったよ、マジで。
こんな感じで至高の高校生活は早くも幕を閉じた。あぁ……何やってんだろうな、俺!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 02:00:18
872文字
会話率:13%
ある雨の日に起きた雨宿りのお話です。
最終更新:2018-08-28 20:00:00
1483文字
会話率:25%
橘葵(タチバナアオイ)は小説家になろうで最優秀賞を手にした
彼女は自分が有名になったと一時期は有頂天だった
しかし!ラジオで売れない作家達の罵倒をしてしまった際に恨みを買われ
ナイフで刺されて死んでしまったのだ、大情けないナイフぐらい弾けよ
この物語は異世界転生~心優しき神魔獣~の九十七話の後
世界が神に管理されていない状況になります
一切、前主人公のクテイラ、奥村鈴は出てきません
本編の異世界転生~心優しき神魔獣~の番外編となります
更新は本編が行き詰れば書く形になりますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 09:29:37
4622文字
会話率:9%
男は女に恋をして、
男は女に殺意を抱き、
男は女を追いまわし、
女は女を嘲笑い、
女はその全てから逃げる――――
覇を競い拡張を続ける四つの大国に、内海を挟んで囲まれた都市国家ヴェスティア。
八月の慰霊祭で賑わう中立の商都を守る警備隊の下
に、一通の告発状が届く。
重大な闇取引を匂わせる密告が知らせる日時は、祭りの本場である八月十七日。
そして各国から旅行者が集まり、警備隊の厳重な監視体制が敷かれる中、事件は起きてしまう。
追う者と追われる者、守護者と犯罪者、更にはそこに恋人の復讐者が混ざり、事態は絡まり合っていく。
最後に笑う者は、泣く者は誰か。夏の観光地を舞台に、鼠達の喜劇が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-23 19:00:00
267473文字
会話率:39%
ある日、十七歳の少年が手術中に意識を失った。
少年が目を覚ますとそこは精霊界──精霊や魔法が存在する世界だった。どうやら異世界転移したらしい。
これは志半ばで亡くなった少年とその仲間達が紡ぐ、愛と絆の物語──。
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一話一話の文字数をかなり少なくしていますので、暇な時にサクッと読んで頂けると幸いです。
誤字・脱字等があれば教えて頂けると助かります。
文章が拙いので少しずつリメイクする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 23:03:25
14232文字
会話率:20%
屋上から着地失敗して異世界へ転生してしまった暗真は、一言で説明できてしまいそうな異世界へ転生して美少女となるが、その十七年程の異世界人生はいったん置いておいて元の世界へ戻ることへ成功する。しかしちょっとしたうっかりで美少女のまま元の世界へ
戻ってきてしまう。暗真は男に、元の姿に戻れるのか。美少女ライフよりも男として美少女を楽しみたいという率直な欲望と熱い情熱が二つの世界で奇跡を起こす。(たまに更新します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 12:00:00
118605文字
会話率:35%