魔術が発達し、魔術で発展したクエリオス王国。
そこにある大陸一の森の近くの村に住む青年ユロン・グローグ。
彼は学生時代にある肩書きを手に入れた。
『おちこぼれ』
在学中の彼の成績は座学から格闘までほとんどで学年、いや学園トップだった
。唯一魔術を除いて…
クエリオス王国において魔術が使えないことは致命的だった。たったそれだけで彼は周りから見下され蔑まれた。
そんなユロンが世界に必要とされたとき、ユロンに宿る古の能力が明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-11 03:29:58
73431文字
会話率:52%
主人公「十波 新」が学校終わりに校門を出て、帰路につ くと目の前には人間の形をした赤い血の海が広がっていた 。クラスメイト達はその横を颯爽と涼しい顔をして通り過 ぎて行く。 そして彼はすぐにもう脈がない遺体に近づき顔を確かめる 。その顔はよ
く知っている顔で、愛している恋人だった。 それを確認すると彼の目からは一筋の水滴が滴り落ちてい く。 彼がバッと顔をあげると目の前には自分と姿形が同じの「 自分」がいた。「自分」は気味悪く口元を三日月型に歪ま せ「お前アイツと共に死ぬ」とすぐそこにある彼の恋人を 指さし言った。 校門を出たところにあるもう葉桜になっている並木道の木 の葉がカサカサと音をたて嘲笑っているようだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 23:50:12
2693文字
会話率:62%
夜の国 島原。
そこにある遊郭、花売所(はなうりどこ)に絶世の美女と言っても過言ではない美しさを持つ遊女がいた。
名は椿。
そんな彼女はある時、アメリカ人と日本人の混血である絵師 藤と出会い、やがて恋に落ちる
遊女と絵師の許されざる恋の行
方は―…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-22 23:32:43
9162文字
会話率:48%
消える記憶と、新しい人生。そこにあるのは幸福か不幸か。
少し未来の悲劇の一幕。
最終更新:2014-01-11 11:00:00
6311文字
会話率:35%
希望に溢れた光の都。太陽に祝福されたその街は、住人達もまた希望に満ち溢れていた。
しかし、光があるところには闇がある。光が強ければ強いほど、闇もまた強くなる。
そこにあるのは暗い欲望に満ちた外道な行い。そこにあるのは泥のように薄汚れた炎。
欲望の炎を焼きつくすため、断罪の炎が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-02 21:00:00
10136文字
会話率:13%
礼陣の町には「鬼」がいる。彼らは不思議な力を持っていたため、神のように扱われていた。普段は人間と共に暮らしているが、その姿は「鬼の子」と呼ばれる者にしか見ることができない。
町を横切る川沿いに位置する、遠川地区。そこにある道場「心道館」
に、進道海は住んでいる。物心ついたときから「鬼の子」であった彼の周りには、父であるはじめや心道館の門下生たち、友人のサトのような人間だけでなく、いつも鬼たちがいた。彼らに囲まれ、海は正義感の強い少年に育っていった。
あるとき、海は鬼に頼まれて、学校でいじめられていた少女を助ける。それがきっかけとなり、素行が良くないと有名な先輩、一力大助と知り合う。彼もまた海と同じ「鬼の子」であった。海は大助が凶暴化した鬼「呪い鬼」を鎮める「鬼追い」をしていることを知り、自分もそれに加わるようになる。しかし、海が鬼追いをするには、「鬼追いを逸脱した行為をしたときには、すぐに役目をやめさせる」という条件が課せられていた。
次々と起こる事件の中で、人間、鬼、そして鬼の子と関わりながら、海は自分自身の信念を通そうとする。そして彼が持つ大きな目的を達成しようとしていく。
前作「追」の一年前の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-23 18:40:59
163238文字
会話率:49%
ペットの死体を、その思い出の深さと悲しみからではなく、生き物の死骸と見てしまい、それをそのゲージから移動させるのを躊躇った日があった。
親戚のお通夜で、「まるで眠ってるみたいだ」「死化粧が綺麗にやってあるんだ」といった会話を聞いて、尚一層
そこにあるのが死体であるということを実感し、結局その顔を見ないまま送り出した日があった。
死体が一体なんだと言うのか。
死体は死体じゃないか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-11-11 01:05:40
218文字
会話率:0%
ある日見た夢の話。攫われたわたしと見知らぬばあさん。二人は誘拐犯からトラックを奪って逃げだす。家に帰りたいとせつなそうに繰り返すばあさん。彼女が帰宅を切望するのには理由があった。彼女が大切にしていたぬか床がそこにあるのだ。ぬか床を一日でも混
ぜ損ねるとだめになってしまう。必ず帰らなければならない。二人の逃走劇が始まる。タイムリミットは、あと半日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-01 09:00:00
2318文字
会話率:33%
日常はすぐそこにあって、非日常もまたすぐそこにある。それが現実で、垣根はあまりにも薄い。藤井瑞穂がそれを知ったのは16歳のある日のことで、一度死を体験した後のこと。
否応なく戦いに巻き込まれ、あとは突き進むしか道はなく、残酷な世界は優しさ
なんて与えてはくれない。
これは地獄の歯車に囚われた少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-06 23:25:47
2631文字
会話率:38%
異世界。
そこにあるのは。人、魔物、そして亜人。
唯一神として崇められるミクトランテ神。
その神の教えにより亜人は迫害、神への貢ぎ物として狩られる。
亜人は数を減らし多くの亜人種が死に絶えて行く。
そんな世界で家族を失い奴隷となった少年は
ある少女と老人と出会う。
復讐に染まった少年は新たな家族を得て人の優しさを知る。
だが何も知らなかった少年を待ち受けていたのは過酷な運命。
辛さを知り優しさを知り、やがて少年は大人となる。
沢山の者を失ってきた少年が人外の力を振るい運命へと抗う
そんな三人の出会いから始まる神と竜が争う物語。
※練習作です。文体を色々と変更することがあります※
ご意見ご感想等頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-27 21:12:44
267310文字
会話率:36%
"死にかけ"た自動人形が差し出すは一人の少年
特異な能力を持つ少年は冒険者として歩む。そこにあるのは破滅か、成功という栄華か。
最終更新:2013-09-22 22:38:03
54321文字
会話率:32%
とある剣と魔法の世界。
そこにある、小さな国のお姫様には想い人がいました。
その国の騎士である1人の青年でした。
これはそんな彼・彼女の短い物語。
※戦闘シーンがある為、適度に過激な描写があります。
最終更新:2013-09-08 15:36:15
69063文字
会話率:39%
とある都市、桜庭市。
そこは科学が発展し、その果てに人々が『魔法』を使えるようになった世界。
そこに住む少年、柏原隆太は超元気少女遠里ゆらと、苦労人北方カイと共に魔法について学ぶことができる学校、方舟学園に入学する。
それほど魔法に興味を持
っていなかった隆太は、ひょんなことから、世界の秘密を知る。
『そこにあるはず』という認識の世界の外側、少年は何を見るのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-31 13:08:10
343145文字
会話率:47%
この世界と別の世界、そこにあるマーグ大陸は現在ストランダ帝国によって支配されている。帝国は武力を持ってそこを支配し、平定したが、ある日突然人間の中に超能力に目覚めたものがいた。とある時代の支配者であったエルガイムはそれを迫害し、様々な抵抗運
動を潰し彼らを辺境のリドック半島に追いやった。
そして現在、皇帝のワンベルはリドック半島の処理に悩み、行動に出た。
異世界戦記ファンタジー出来ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-27 01:03:27
126006文字
会話率:36%
あやかしの街は、すぐそこにある。知らないだけで、気づかないだけで、人間の街の、すぐ隣に。
芦屋夏芽は、幽霊や妖怪が視えるだけの、ごく普通の高校生。
ひょんなことから、夏芽はあやかしの街に関わっていくこととなる。
『あやかしの街が消える
――』
あやかしの街を救うため、夏芽は立ち上がった。
(やるって一言も言ってない)
人の話を聞かない天狗、胡散臭い狐、やたら怖いぬらりひょん。
強調性のないやつらとともに、夏芽の非日常が始まった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-26 18:30:04
9699文字
会話率:23%
インターネットに住まう『蜘蛛』に『餌』を与えるのが俺の趣味だ。
そんなある日、繁華街を散策していると、ひとつのパソコンショップを見つけた。
そこにある、まだ新中古の『液晶ディスプレイ』が気になり、それを購入しようと決意する。
そんなとき
、白髪の少女が現れる。
その少女は俺と同級生の『翼夢空』。
彼女はいきなり俺に、
「ねえ、これ。あなたには何に見える?」
と、訪ねてきた。
俺は見た通り、「液晶ディスプレイ」だと答えるが、彼女は「そう」と言ってその場を去っていってしまった。
そこからの続きは、あなたの目でお確かめください。
《しがみシリーズ、番外編》
《感想・意見はお気軽に》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 20:00:00
6515文字
会話率:23%
[caution!!]
Copyright of the picture, the illustration and the sentences which appear on this website belongs to aosan(J
APAN).
[website]
https://ncode.syosetu.com/n9285bs/
その拙いものは、そこにあるべきではないのに、そこに在った。
その事実が意味することは……
小説家になろう書き下ろしホラー短編。
おまけとしてpixivの企画に投稿した会話劇(コメディー)も収録してあります。
多分会話劇のほうが出来が良いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 14:25:17
7119文字
会話率:41%
主に忘れられ空家にぽつんとのこった小さなサボテンの鉢が一つ。
新たに引っ越してきた4人と一匹の家族、恵留家(めぐるけ)とともに生きることとなる。
サボテンは動けないし、話せない。
それでもサボテンはそこにある。
最終更新:2013-08-05 22:55:31
24954文字
会話率:38%
骨董店――《伽藍堂》を営む伯父の佐伯宿禰と、語り部であり甥の佐伯悠の2人は、普通の人には見れず、感じる事の出来ない、《ナニカ》を認識出来る、一風変わった感性の持ち主。
そんな2人が織り成す、不思議でちょっとだけホラーな日常を畫く短篇集―
―それが《伽藍堂》。
《伽藍堂》には、誰が何の為に創作したのか解らない《曰く付き》の品物が集まります。
決して語られる事のない《曰く》の《原因》――けれども、確かにそこにある《ナニカ》……今日もまた、新たな《曰く付き》の品物が集まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-03 02:18:38
25007文字
会話率:46%
日本のとある山の奥深くに【獄の森(ごくのもり)】という、それはそれは恐ろしい魑魅魍魎達が蔓延る森があり、そこにある日、人間の男の赤ん坊が捨てられる。直ぐにでも食べようと考えるが、村長命令で大きくしてから食べてしまおうということになった。
しかし、育てると情が湧いてしまい、食べたくても食べられない事態になってしまう。そんな状況下で育った主人公大滝田吾作は、村人から食べて良いかと聞かれる毎日を送っていた。ピッキング行為によって鬼の少女に部屋を侵入されたり、転入生の吸血鬼からは血を吸われて眷属にならないかと言われてみたりと。様々なことが彼に襲い掛かる。そんな彼の育ての親である村長からの法螺貝による呼び出しで実家に行くと、そこには、腰を抜かして匍匐前進する育ての父の姿が。何が起こったか聞いてみると、父親の大嫌いな虫(アシタカグモ)が書斎に現れ、退治してくれと言うことだった。虫を逃がすと上機嫌な父親に少し呆れる田吾作なのであった。
転入生の吸血鬼ローズが来てから一週間経った晩、いきなり田吾作の部屋に窓を突き破って、ローズの兄である。フレーシアが現れる。彼は田吾作がローズに馴れ馴れしくしているのが気に入らないシスコンで、田吾作を殺そうと企てていた。決闘で決着をつけることになった、田吾作とフレーシアは戦いの末、幻覚でフレーシアにハリセンを銀の剣に見せるようにすると言う作戦で田吾作が勝つが、田吾作の体力も限界だったのか倒れてしまう。完全復活したのはそれから十日後、田吾作の育ての父親である、榊村長の誕生日に虫の辞典のダミープレゼントと共に万年筆を手渡し、感涙されたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-10 15:02:58
16531文字
会話率:45%