10年前、神社で神隠しにあった私の妹。
私があの時連れ出さなければ……
そんな後悔と罪悪感に苛まれて生きていたユキ。
ある夏の日、その場の勢いと思いつきで例の神社を訪れた。
やはり過去と向き合うにはまだ早いと、逃げるように帰ろうとしたその時
、後ろから忘れもしない声が聞こえた。
「お姉ちゃん」
そこにはあの日と変わらない姿でユキを見つめるワンピース姿の少女が立っていた。
神隠しにあったと思っていた妹は、実は世界の亀裂に入り、異世界に行っていたのだと言う。
しかも妹として産まれてくる前は、その異世界の住民であったらしい。
一度異世界に帰り、そこでの暮らしの記憶を取り戻した妹は、私にあるお願いをした。
〈私のもう半分の魂を探し出して欲しい〉
異世界へと渡り不思議な力が使えるようになったユキは、そこで人の心を読むことが出来る大男サイロンと出会う。
私は絶対に見つけ出す。
大切なものを。
この相棒と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 18:23:32
19294文字
会話率:26%
戦場で目が覚めた聖奈は癒しの力によってアーヴェル王国を勝利に導いたが、深く何度傷つきながらも聖奈が癒す事によって戦場に戻される事に心を壊した兵士の声を聞いてしまう。一時心を病んだ、聖奈の心と命を保ったのは戦場での守護者ラダンキナ将軍の魔法の
飴だった。特別なその飴を満月の日に舐めることで聖奈は兵士の叫び声とあと焼ける匂いを記憶の奥底へと沈めていた。
しかし、戦争から2年が過ぎた今。 届かない飴に焦燥を抱きながらも、今のままではこのままダメになる。変えていかなければ、と聖奈は終戦から閉じ籠り続けた宮殿を出てラダンキナ将軍の領地へと足を向けた。そこで出会う恋と、誤解と、過去と向き合う時間。未来に進むために。
異世界に突然来た女性が祭り上げられた裏で抱えた葛藤と孤独と、すれ違いの中で抗えず深まっていく恋の小説を書きたくなって始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 19:03:48
537文字
会話率:0%
瘴気が蔓延し、怪物が跋扈する世界。人は地上で生きていく事ができず、空に浮く巨大な箱舟に都市を作り、生を繋いでいた。
箱舟で動力源として多用されている、ノア・ドライブ。その整備資格を持つ男、ダイン・ウォックライド。彼はとある工房の下請け
として日々の糧を稼いでいたが、ある日、納品に向かっていたところ「レヴナント」に遭遇する。
レヴナント。それは瘴気に侵された人の成れの果て。この事件を境に、ダインは超巨大箱舟《アルテア》を揺るがす未曾有の危機、そして自身の過去と向き合う事になっていく。
そこは繁栄も衰退もない、黄昏の楽園。そして生存圏が限定された、逃げ場の無い世界。今日も人は、変わらぬ明日を求めて生を繋ぐ。
※少しディストピアな世界で繰り広げられるファンタジー小説です! 毎週月水金曜日更新を予定しています! よろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 12:02:15
238305文字
会話率:53%
ある事をきっかけに恋愛を出来なくなった男子高校生、氷火拓斗
同じく過去の出来事で恋愛をする資格がないと思い込んでいる女子高生、三月涼花
そんな2人がすれ違いながらも過去と向き合う青春ストーリー
ハーメルンからの連載です。ハーメルンの
方のページ→https://syosetu.org/novel/267158/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 17:34:45
7557文字
会話率:40%
小学六年生の夏休み、学校で肝試しが行われた。嫌々ながらも参加したミヨコは、そこで過去と向き合うことになる――。
最終更新:2021-08-01 17:56:31
9150文字
会話率:21%
神奈川の離島から東京の高校へと転入してきた謎の少年、【冨崎 春翔】は楽しい学校生活、つまり【青春】を望んでいた。
しかし彼が転入してきた街では大麻などの違法薬物関連の事件、問題が多発していた。
そのあまり良くないタイミングで転入してき
てしまった春翔は、その問題について調べている女子生徒、【有原 葵】に目を付けられてしまう。
あまり関わらないでおこうと思っていた春翔だが下校途中に葵を助けてしまい、それが原因で自分の秘密や弱みを握られて半強制的に問題について調べる協力させられてしまう。
そして葵と一緒に調べていくうちに、多発してしまっている大麻問題の真相、その裏にいる凶悪な犯罪組織、そして自分自身のトラウマともいえる暗い過去と向き合うこととなってしまう。
これは、規格外の強さを持った少年が送る、絶対に間違った学校生活である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 15:25:50
32903文字
会話率:43%
人類と怪物の戦争。
怪物どもを統率する『怪人』は強大な力と明晰な頭脳を持ち、それに対抗できる人類は『魔法』を使うことで人知を超えた力を得られる『魔法騎士』のみだった。
しかし、世界の支配者を決定づけるその戦いは、魔法騎士の敗北で幕を閉
じた。
人類の希望は失われ、生き残った人類は怪物どもの家畜と化した。
そんな世界に、かつて騎士を志した少年ブラム=ルークウッドは生きていた。
失ったものは取り戻せない。それでも、ブラムは戦うことを決意する。
やがてブラムは死闘の果てに『怪人』どもを倒し、世界を救うことに成功する。
英雄になったはずのブラムは――しかし、気が付くと過去の世界に舞い戻っていた。
当たり前のように隣にいたのは、死んでしまったはずの大切な幼馴染、ルナ=ベイリー。
「……どうしたの? ブラム。死人でも見つけたような顔しちゃって」
「いったい……何がどうなっているんだ……?」
大切なものをすべて失って、それでも命を賭して救ったはずの世界はもう存在しない。
あっさりと、何の前触れもなく、世界は過去に巻き戻った。
ブラムは失ったはずの過去――自分だけが逃げ出した最悪の過去と向き合うことになる。
「……僕はもう、逃げない。今度こそ絶対、君を助けるために」
ブラムは歴史を覆して大切な人たちを救い出し、本当の英雄になると決意する。
◇完結まで毎日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 19:00:00
111990文字
会話率:30%
私は昔の出来事により、家から「私」として出ることを禁じられた。表向きの理由…それは病弱令嬢、でも真実は違う。
それにこれは仕方ないことだと納得していたこと…
だからこそ、全て受け入れて…
私は薬師として暗躍しようと思います。
この物語は、とある事件に巻き込まれたことで自由を失った侯爵令嬢が、自分自身のために薬師になり過去と向き合う、そして…事件をきっかけに失ったものを見つけ出す始まりの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 21:52:13
25387文字
会話率:38%
脚を引き摺り、杖を片手に駅のホームに降り立った赤毛の男。そこで男を待っていたのは、不本意な再会と予期せぬ出会い。一人の少女に出会い、やがて男は己の過去と向き合うことになる。
※『みことや』後日談。みことや本編のネタバレ要素を含みます。
最終更新:2021-03-31 20:00:00
99289文字
会話率:49%
ポーション屋を営むミアは、過去の経験から自分の持つ魔法の力を嫌った。
しかし、魔法を使って一人の男を助けたことをきっかけに、自らの過去と向き合うこととなる。
最終更新:2021-03-02 08:03:22
12656文字
会話率:32%
突如として異世界に転移してしまった少年ユーリ。飛び抜けた力を持たず、前衛がいなければ充分に戦う事の出来ない職業を与えられるも、冒険者ギルドで出会った仲間達とパーティーを結成し、冒険に挑む。
しかし、理想と現実の違いや自分の過去と向き合う
事になる。そして、パーティーそれぞれの抱える問題に直面しつつも異邦の地ーー異世界で生きる者の物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 20:00:00
22589文字
会話率:31%
幸せな家庭、優しい家族。両親と三人の姉という五人家族の中に四女の末っ子という立場に産まれた少女だったが…。
感情や思考。希望も期待も捨て、何もかもを諦める内に人間らしさを失くし壊れてしまったある少女と、女性の独白と複雑に絡み合い、交錯する
過去と現在。
過去と向き合う事を決め、大きな第一歩を踏み出したところから始まる物語。
年齢と月日だけを重ねて立ち止まってしまった主人公が、過去を思い出し考える中で様々な苦しみや困難が待ち受け降りそそぐ。
隠された真実。そしてまた少女も隠している真実や事実。
終わりの見えない途方もなく遠い道のり、その先にあるものはまだ誰も知らない。
児童虐待、DVやが多くあります、また性的虐待をほのめかす場面もあります。その他にも読者様の地雷が含まれている可能性がありますので苦手な方はくれぐれもご注意下さい。
気分が悪くなったり辛さを感じた場合すぐに読むこと止め、いつか読めるようになったときにもし気が向けば再度読んでいただけたら有難く思います。
(文才や言い回し、文章や内容の構成などが気になって読み進められない方や、様々な要因でで気分が優れなくなり、読む気が無くなる。起こらない。という読者様は読むのを止めずに最後まで読んで頂けたら有難く思いますが、どうしても読めない方は加筆修正後に期待していただけたらと思います)
この物語はフィクションでノンフィクションでもあります。
実在する人物や地名、団体などとは関係が無いとは言い切れませんが、登場する予定もありません。
(この注意書きは保険です)
作中に出てくる病名に関しまして。
度合いは人それぞれですが、辛さと苦しみを理解した上で出しておりますが、不快感などを与えてしまった場合もうしわけありません。
誤解をされないよう書いております。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 09:16:09
4053文字
会話率:2%
岩手県沖にある離島『尾狩島(おかりじま)』。
そこでは人々が突発的に眠りについてしまう現象“悪魔憑き”が蔓延していた。
親元を離れ尾狩島に引っ越した僕は、そこで鏡の中に存在する“悪夢の世界”を知る。
そして悪夢の世界の中で僕は自
分の恐怖の象徴が具現化した存在『テラー』を従えることに成功した。
これは『テラー』による恐怖との戦いの物語。
そして僕と私が過去と向き合う物語だ。
※ 本小説は横書き形式で読まれる事を前提として書かれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 19:21:10
218724文字
会話率:49%
宮田仁34歳。残業帰りの電車で眠った彼が目を覚ました時、彼は記憶を持ったまま小学校卒業時に戻ってしまっていた。
最終更新:2020-09-05 21:46:06
73408文字
会話率:53%
ついにユティアは祖国エリシャの地へ足を踏み入れる。しかし記憶のない彼女は、郷愁よりも王女として扱われることへの息苦しさや不安ばかりが募っていった。
一方、カディールとシオンにも、目を逸らしてきた過去が突きつけられる。
それぞれが未来を選び、
過去と向き合う。そのための一歩を踏み出す場所を探す旅が故郷を舞台に始まった。
ーーー舞台は戦乱続く古代、滅びゆく国とその再生の物語、第二部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 19:00:00
32499文字
会話率:37%
もし、あのとき、こうしていたら……
誰もが一度は抱くであろう、後悔。
後悔を踏まえて成長するとは言うものの、どうしてもやり直したい過去がある……。
そんな人々が集まる不思議な店、『時戻し屋』。
その店主であり、店唯一の店員は
、17歳の少女であった。
彼女は何を思い、なぜ人々の過去と向き合うのか。
人生について考える、非日常の中のゆったりとした日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 18:00:00
36642文字
会話率:42%
第二次世界大戦時、留学でドイツに残っていた双子の姉弟、東間 出久(あずま いずく)と和泉(いずみ)。2人は、ある日謎の集団に襲われ、気がつくと、約150年後の、東京のある家で寝ていた。慣れない生活を送ると同時に、彼らは、自分自身の呪われた
力、そして過去と向き合う事になる。
※こちら不定期更新となります。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 16:14:01
36326文字
会話率:51%
ある実験により人生を裏の世界にしか置けなくなった少年少女達
そんな子供達の一人、粕屋 見通(かすや みとり)は千里眼という
実験結果の、ある対価により得られる能力の使い手
彼は普通の警備依頼の途中で依頼主のゴタゴタに巻き込まれ
今を生きなが
ら過去と向き合う
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 09:35:04
18377文字
会話率:79%
短編ですので2万字とちょっとになります。
就活が終わらない女子大生が自分の過去と向き合う為に昔親友に渡したヘアピンを探すことに。しかしそのまま探しても見つからないため、専門の人達に依頼することになった。そこで出会ったのはなんと高校生にした
見えない二人組で?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 12:15:19
21745文字
会話率:72%
室町姫咲は高校生。しかし彼女には幼少期の記憶が全くと言っていいほどない。家族の事はおろか住んでいた場所すら分からない。そんな彼女が引っ越してきたのは自らの記憶の謎と過去と向き合うためにかつて暮らしていた記憶があるとある街。自身の記憶をひも解
く為の、カギとなるのは唯一思い出せた存在である「双子の弟」。
そして、転校先で出会ったのは自身を探すかつての大切な人たち。彼等と再び関わり合いながらも「双子の弟」を探す姫咲。
しかし、「鬼」に憑依された不良達に襲われそうになっている彼等に遭遇する。そこで起こった自身の変化によって思わぬ事態が………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 08:00:00
54669文字
会話率:46%