俺は好きだった幼馴染との幼い頃にした約束を叶えるため、冒険者となった。
パーティに入れてもらい、ボロ雑巾のような下積みを経て、誰もが認めるような冒険者になってから五年後、まだあの約束には程遠いが、どこかに邸を構えるだけの財産を築くことは
できた。
気は早いが、幼馴染たちを迎えに生まれ故郷に帰ってきた……はずだった。
記憶を頼りに赴いたそこには既に彼の生まれ故郷は無く、無人の野が広がるばかりだ。
近くの街に行き、あの村に何があったのか尋ねると、二年ほど前に起きた魔物の大量発生に飲み込まれていた。
生き残りはいたようだが、その足取りは掴めない。幼馴染の少女の安否もわからない。
絶望に打ちひしがれていた彼は、ある冒険者のパーティに誘われる。
彼らはなんでも魔物の湧き続ける迷宮都市に向かうところのようだ。
魔物――俺の故郷を壊し、あいつを奪ったヤツら……
彼の内に復讐の炎が燃え上がる。
彼はまだ知らない。
迷宮都市で自分が辺境伯家の次期当主となることを。
死んだと思っていた幼馴染と再会することになることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 10:00:00
74000文字
会話率:30%
予定が崩れて、暇つぶし。
アプリのゲームをインストール。
『ヒューマン・オブ・ジェノサイド』
スタート……、
ガチャで自キャラ設定……、
「なんじゃコリァャッッ!?」
どうもゲームの世界に転移してしまった俺、
転生キャラは両性
具有の【天の邪鬼】
しかしながら、このゲームはやった事がない。
さて、どうする?
ずっ~と、俺の視点で語ります。
基本、おじさんの独り言と文句と愚痴です。
後、揚げ足取りです。
ど~でもイイ、みんなが思ってる事です。
至らない部分は、勘弁して下さい。
※【天の邪鬼】
・性質が素直でなく、人に逆らう者
・瓜子姫の生皮を被り、玉の輿を狙う
・仁王や四天王に踏まれて、喜んでいる
・ほぼほぼ、最後には滅ぼされる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 22:00:00
13792文字
会話率:11%
国際文化交流をしながら、世界中を旅する イリュージョ
ニスト・ケイには 旅する理由があった。残された時間が近づく中今回の来日がラストチャンスになる。初恋相手の没落令嬢の足取りを求めいざ、航海へ。
最終更新:2023-09-24 10:54:17
127546文字
会話率:27%
会社からの帰り道、突然の雨、避けるように入ったコンビニから見る空はまるで自分の足取りの重みを察しているようだが、さっさと出て行けと言わんばかりのコンビニ店員に追い出され、帰路につく。
ここ最近起こった、自分の身辺を思い出しながら。
最終更新:2023-08-20 20:33:00
1985文字
会話率:37%
背負うものは多いが、足取りは軽い。
最終更新:2023-08-01 00:00:00
253文字
会話率:0%
【急募・スタッフ】
給料:応相談・別途危険手当あり・特別報酬あり
勤務地:世界番号1587649584・名称クロノス
仕事内容:保険の支払い。未経験者歓迎。
アットホームな仕事場です! なかなか死なない頑丈な肉体。いかなることにも折れない強
き精神力を持つだけで大丈夫です。美女の社長が手とり足取りお仕事を教えてくれます!
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【回帰保険につきまして】
平素よりトゥス社のサービスをご利用頂きありがとうございます。
さて、今回は一点お知らせがございます。
昨今の多元世界では、【回帰】というものが、大変神々の間で流行っております。
哀れなる人生を歩み報われないまま亡くなった令嬢。
悪女として生きてきて、断罪され悲惨なる最期を遂げる女性。
神々は哀れに思い、令嬢たちに再度のチャンスを与えるべく【回帰】を使います。
【回帰】とは過去の世界に、まだ取り返しのつく時代に世界を変えることです。
そして、やり直しをした令嬢たちは、自身の行動を顧みて幸せな人生を暮らすことになります。
素晴らしい神の御業と言えるでしょう。
しかし、巻き込まれた人々の何人かは残念な人生になる場合がごさいます。
・商人になったのに、『回帰』で貧民で終わった
・剣聖となったのに、『回帰』で農民で終わった
・王となったのに、『回帰』で貴族の執事で終わった
大変残念な結果に人生が変わってしまう方々がいると思います。
そこでトゥス社は『回帰保険』サービスを開始しました。
毎月多少のお支払いをすることで、『回帰』後にも悲惨な人生を送らないように、お客様が大事にしているものを保障致します。
『回帰』が行われた後では、もう遅い。
是非我社のサービスをご利用ください。
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このサービスは終了致しました。
ご愛顧ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 19:35:41
137034文字
会話率:44%
企画‐夏のホラー2023テーマ「帰り道」
ある事故を中心に取り巻く人々の足取りを描きました。
最終更新:2023-07-28 20:00:00
2354文字
会話率:17%
ある日、目覚めると病院にいた。周りに違和感を覚えながらも自分の恋人の失踪が重なる。彼女の足取りを追ううちに明らかになる数々の真実。果たして彼は彼女を見つけることができるのか。そして彼が追いかけて辿り着いた先に見たものとは。
最終更新:2023-07-25 18:43:17
4806文字
会話率:12%
2020年夏。大学2年の玲人は、祖父の葬儀に多額の香典を郵送してきた「向崎マミ子」探しを父親から請け負う。背中の毛が間抜けな人面模様をした猫、「人面猫」に導かれるように向崎の足取りを辿るうち、玲人は失われた人たちを悼む迷宮へと迷い込み、そこ
には消息を絶ったバイト仲間・里香の影も見え隠れしだす。玲人は大好きだった里香を取り戻すことが出来るのか?
毎週土曜日午前0時にUPします。
この作品はNOVEL DAYSにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 00:00:00
83068文字
会話率:39%
東の風は、よからぬものを運んでくる。
そのことを、身をもって知った少年ヨトは、『生きたい』という望みを持って冒険者になろうとする。
冒険者ギルドで出会ったのは、三人の少年少女。彼らの抱く冒険者への夢は、ヨトにとっては眩しいものだった。
共に冒険するはずだった彼らの夢を、ヨトは追い始める。
頼りないヨトの足取りは、新たな仲間たちと一陣の風になり、東へ向かって突き進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 10:19:19
80799文字
会話率:34%
昔々。気の遠くなるほど昔の話。
世界に魔物が溢れ、それを魔王が率いて人々を恐怖に陥れた時代。
そんな時代を終わらせた四人の勇者のお話。
何故かその時代の夢を見る俺は、興味本位から彼らの足取りを追う旅をしている。
魔物なんて居なく
なり、夜を怖がることが無くなった現代。
勇者が御伽噺の登場人物になってしまうくらいに月日が経って平和になった時代。
抑えられない好奇心を胸に俺は進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 17:34:22
3713文字
会話率:38%
俺、北条悠馬(ほうじょうゆうま)は大学三年生にして、特技と呼べるものもない平凡な人間だ。
ただ、自慢できるとしたら、電車で隣の席で酔いつぶれている幼馴染。東条花梨(とうじょうかりん)。可愛くて、情に厚くて、酒癖が悪いことが玉に瑕な、たっ
た一人の親友とも呼べる人だ。小学校が一緒で、中高は別で、それでもお互いに交流を続けた、幼馴染では珍しいパターンと言えるかもしれない。
今、俺たちは二人で飲んだ帰りなわけだけどー花梨の足取りがどうにも危なっかしい。というわけで、おんぶして自宅に連れて帰ったわけだけど。
幾分酔いが冷めた花梨の声は真剣で、とても大事な話だとすぐわかった。
彼女から語られたのは、親友、という言葉でもなお生温い俺への想いだった。
でも、まあ。それはお互い様かもしれない。
これは俺と花梨が抱えてきた想いを打ち明けあう、友情と愛情が入り混じった、酒臭いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 09:03:49
4513文字
会話率:52%
高校入学初日、見事にデビューし損ねた主人公《朝日 美景(みかげ)》は、落ち込んだ足取りで帰路に着く。ふと上げた視線の先にあったのは、アンティークショップを兼ねた、オシャレな内装をしたカフェだった。恐る恐る中に入り、カウンターにいた男、《ユー
ガ》はまったりと注文したカフェモカを運び、それを受け取ろうとした瞬間ーーー手が触れた美景が視たのは、幼い頃の私の姿だった...!?
サイコメトリー少女×35歳のイケお兄さん??の出会いによって、
何もなかった日常が特別になっていくーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 09:32:10
2627文字
会話率:23%
仕事でS市に来ていた僕は、同じマンションの隣人で、未亡人だと噂される美人を見かけたため、思わずその後を追うように歩いていた。やがて隣人は花屋へと入って行き、しばらくすると、一人の老婆が出て来た。老婆はおぼつかない足取りで、何かに怯えるように
駆けだして…… そして隣人は微笑むのだった…… 春の企画2023「推理」の、参加作品です。探偵役が些かポンコツなため、ミステリーになり切れていない感があるかと思いますが、ちょっとしたお暇つぶしにでも、読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 22:00:00
11606文字
会話率:29%
異世界勇者に育てられた二人娘は行方不明の母(勇者)を探す旅に出る。
ーーーある朝、目覚めると二人の前から母が消えていた。
8年間寝食を共にした母は複数同時転送された異世界勇者の1人らしく、孤児だったシェリーとフィノを育てるために他の勇者
と決別した。
そんな母が理由も知らせず姿を消すとは考えられず、母の足取りを探すため育てられた力を使い二人娘は傭兵として旅をする。
―――
――
※ゴールデンウィーク期間に完結する連載作品になります。
ゴールデンウィーク期間に人気を探ろうという目的のために複数同時にUPしております。
人気の作品の傾向をつかみ、少しでも人気のある作品を集中して連載していこうと思います。
2万文字で調査を行いたいと思います。
面白い作品に少しでも近づけるためのトライ&エラーになります。
もし宜しければご協力頂けると幸いです。
※数ある小説から私の小説に目を通して頂き、ありがとうございます。ご期待にそえるものを作れると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 23:00:00
21018文字
会話率:49%
不老不死の男は大切な友の墓参りへと向かう。それは初めての墓参りであった。大切な友が死んだのは自分のせいだと感じ、その友の妻に会ってはいけないという気持ちがあったからであった。そして、彼は重い足取りのまま墓へと向かっていた。
※ファンタジー
要素超薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 17:20:44
6059文字
会話率:24%
とある二国間で起こった戦争が終わり、敗戦国から戦勝国へと実質人質として輿入れすることになった王女ソニアが行方不明になるという事件が起こった。
王女を迎えるために国境に来ていた若き子爵アークが指揮を執って彼女の足取りを追うも掴めず、更に調査を
重ねたところ、王女が随分と冷遇され、ろくな護衛もなしに出立したこと発覚。
道中で見つかった破損著しい馬車に彼女が乗っていたと判明し、死亡したものと見なされた。
王女のことを調べるうちに感情移入をしてしまったアークの落ち込みは酷く、心配した上司が休みを取らせるも心ここにあらずな様子で街を彷徨うアーク。
だが、ふとすれ違った少女を見て確信した。彼女こそソニア王女だ、と。
死んだと思われていた彼女は、どうしたわけか生きていたのだ。
この奇跡のような偶然を逃さず、アークは彼女に話しかけるのだが……そこから、二人の関係は思わぬ方向へと向かうことになる。
※先日投稿しました「人質姫が、消息を絶った。」の続きになります。
出来る限りこちらだけでもわかるようには書いておりますが、前作をお読みになった方がより一層主人公の心情が伝わるのではないかと思います。
ただ、テイストがかなり違うと思われますので、ご注意ください。
前作はシリーズ化しておりますので、上のほうにリンクが出ているかと思われますので、よろしけれお読みいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 04:16:35
11721文字
会話率:31%
気の知れた友人も愛を確かめ合う彼女もいない、35歳フリーターの多井田 勇(たいだ いさむ)。
そんな勇の唯一の生きがいはVRMMOであった。
しかし、昨今のVRMMOはもはやリア充達のコミュニケーションツールと化しており、負け組の勇は手を
つけたゲーム全てで狩られる側に回る日々。
現実と変わらぬその様相に、VRMMO含む全てが嫌になった時、勇にある新作タイトルのβテスト当選通知が届く。
そこで彼が思い付いたのは初心者狩り。
日頃の鬱憤を晴らすため、β版で知識を備え他人より早くレベルを上げることで、販売直後に初心者を一方的に狩ってやろうと考えた。
そうして、ついに迎えた正式版発売の当日。
早速新米プレイヤーを街の外に誘い出し、プレイヤーキルしようとするものの、僅かに残された良心から手取り足取りアドバイスしてしまう。
そんなことを繰り返しているうち、彼はプレイヤー達からチュートリアルおじさんと呼ばれ、愛されるように。
やがて運営から頼られるまでとなり、それに伴いリアルも充実していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 16:14:23
238747文字
会話率:42%
東京駅付近で、通り魔事件が発生する。捜査が続けられるも、依然犯人の足取りはつかめない。そんな景観をあざ笑うように事件は繰り返されていく。犯人の目的は、そして星が意味する手掛かりとは。
最終更新:2022-11-28 20:39:57
2813文字
会話率:4%
冷たい金属板の床、中央にぽつりと置かれた割れたカプセル、古びた用途の分からない機械類。人の気配がしない静かで寂しい場所。そこで目を覚ました記憶のない少女がふらふらとした覚束ない足取りで一歩一歩、着実に出口に歩みを進める。そして、目にした光景
は――『一面砂に覆われた世界』だった。少女は、どうしてこんなところにいたのか。どうして、こんな世界になってしまったのか。自分自身の『生きる意味』は、何だったのか。面白おかしい仲間たちと出会い、時にはふざけあい、笑いあい、助け合い、信じあい。その答えを探す旅が今――幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 18:44:10
67203文字
会話率:49%