浴衣の似合う、若い男女のシルエット。
イチャイチャしたって良いじゃないか。
最終更新:2021-07-24 00:00:00
200文字
会話率:100%
ふとした瞬間、思わず立ち止まる。
例えばそれはリコーダーの音であったりする。
一心不乱に練習している姿が見えないのが心地好い。
弾く鍵盤に、想いを馳せてみました。
最終更新:2019-12-20 02:00:00
201文字
会話率:0%
彼女の夢、彼女の空想、彼女の 。
最終更新:2021-06-28 01:41:23
1378文字
会話率:0%
「ワタル、テメェは今日限りでクビだ」
長年一緒に働いていたギルドマスターからもたらされた『解雇通告』にワタルは開いた口が塞がらなかった。
結成当時、C級ギルドの地位に甘んじてはや十年。
雑用係として同じくらいの時を陰ながら支え、ギルドメン
バーの素材を『管理』してきたのにこの仕打ち。
ようやく念願のS級にまで昇格したギルドにもっと貢献しようと思ったのに――
「なんで俺が解雇されなきゃなんないんだ。いままで上手くやって来ただろうが」
「それはテメェの固有スキルが『自己管理』なんて使えねぇものだからだよ!! 素材を管理するだけしか能のない奴にこのギルドにはふさわしくない。だからやめろ!!」
「お前、それでも冒険者かよ!!」
たしかに固有スキル『自己管理』は役立たずのダメスキルかもしれない。
だけど、よりにもよって冒険者が素材をないがしろにするなんてありえない。
雑用だからこそ譲れないプライドがある。
だが横暴ともいえるギルドマスターの言葉によって強制的にギルドから『追放』されたワタルは街を彷徨い、とあるボロボロなギルドの前で立ち止まる。
そこに書かれた『人材募集! 未経験大歓迎!』のチラシ。
そうして拉致されるようにギルドに放り込まれれば。
そこで出会う近距離弓使いの『不良少女』に大盾『獣人少女』に『おっとり聖母』系大剣使いのパーティーが。
ひと悶着あり『ダンジョンを踏破しボロボロのギルドを有名にする』ことを目的とする彼女たちに協力することになったワタルは試験と称してダンジョンに強制的に連れられ『仕分け人』としての能力をいかんなく発揮していく。
そして待ち受けるダンジョンでワタルの『固有スキル』は輝かしい暴走を遂げ――。
これは冒険者に憧れ、ギルドの雑用係に甘んじた青年が『追放』され、手にした『可能性』をもって『我がまま』に全ての居場所を手にしていく逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 20:30:23
178596文字
会話率:34%
ドンと誰かがぶつかったとき、リーズは首が少し引っ張られた気がした。いけない……物取りだわ!
市場の人混みの中、リーズは形見の首飾りを少年にすられそうになるが、すかさず相手の手首を掴む。
「お願いよ、返して! それは亡くなったお母様の肖像画な
の!」
必死の懇願に、少年は立ち止まると舌打ちしながらも首飾りを返してくれて……。
路上で生きてきた青年ルカと、彼に恋をする商家の娘リーズの物語。
※「聖女」「ねずみ」は比喩のため本物は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 00:03:09
142994文字
会話率:43%
まわる、まわる。
何がまわる?
ふとした瞬間、まわりを見れば。
いつだってそこには、新たな発見が待っている。
たまには、立ち止まるのもよし。
さぁ、一時停止線だ。
最終更新:2021-05-02 21:05:09
566文字
会話率:0%
草原。
柔らかな風が吹き、草木を揺らす。
人肌にあたれば気持ちのよい風がやんわりと吹いている。
離れたところには大きな木が生えていて、柔らかな風で緑色の葉がゆらゆらと揺れている。
その草原にひとりの黒髪の女の子が立っていた。前髪には少し白色
が入っている。
女の子の周りに人はいない。
身動きひとつせず、草原の上で立ち止まる女の子のその右手には、細長い剣が握られていた。
持ち手の部分は白く染められ、剣の部分は少し銀色がかっていて、白い輝きをもっている。
彼女は身動きひとつせず、輝きを放つその剣を持ち、そこに立っていた。
その頃、草原から遠く離れた街にある酒場で、ひとりの男が話していた。
「いやあ、昨日は大収穫だったぜ!」
男はそういって大笑いした。
「あの野郎の顔、お前にも見せてやりたかったねぇ!泣いて喚いてみっともねーやつだぜ」
「金がねえならとっとと去れってなあ!ガハハハハ!!!」
男はそういい、また大笑いをする。
酒場のなかには人が多くいる。カウンターに座り酒を飲む男性や丸テーブルで複数で飲み会をする男たち。
男の話は酒場にいた全員に聞こえている。
周りは見て見ぬふりをして酒を飲む。その男を恐れていたからだ。
男はこの街では有名な悪人で、男にたてつく者のほとんどが数日のうちに消されるかこの街から追い出されていた。
昔、ある一家のひとりがこの男にたてついて家ごと消されたこともあった。死体も残らなかったそうだ。
今回の相手も、この男に腹を立てて一言いったことで男の標的となったらしい。
男は相手が謝罪をしても足蹴りにして決して許さず、街から追い出すか消すまでは標的を変えない。
その間に相手から絞り取れるものは絞り取れるだけ取っていた。
金品はもちろんのこと、権力や人間関係までありとあらゆるものを力づくで奪い取る。それだけ力のある存在なのだ。
男はこの街では当たり前のように有名になり、街の人間で逆らうものはあまりいなくなった。
同時刻。
草原にいた黒髪の女の子が動く。
剣を持つその右手を振り上げ、表情は真剣そのものだった。
まるで猛獣と戦う瞬間のような、生死をかけた戦いのような、そんな表情。
草原の葉が風でゆらゆらとゆれる。離れたところにある大きな木がさらさらと音を立てる。
彼女は右手で振り上げた剣を、強く、真下に振りぬいた。
その瞬間、悪人の男が消滅した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 18:00:00
1971文字
会話率:16%
少年は、いや、少年と少女は夢を見ていた。
共に夢を見ていた。
二人は離れてもその約束を忘れることは無かった。
だからこそ
少女は夢を走りきった、夢を追い、届いた。
だが
少年は諦めてしまった。夢を追い走って走って、立ち止まってしまった。
なので少女は辞めた、辞めてしまった。
決して一人で夢を叶えることは叶えたということでは無いのだから。
やっと少年は気付いた。
いや、気付かされた。
だから、次は違えない。
諦めない。
立ち止まらない。
もう一度チャンスが貰えた以上立ち止まる事などありえない。
これは自分のためであり。
それ以上に自分が恋をした少女のためなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 21:00:00
30480文字
会話率:38%
聞こえてくるのは、爆発音と建物が崩壊する音。
黒煙が立ち込め辺りは薄暗く、遠くまでよく見ることはできない。
唯一、崩れた壁の隙間から差し込む、外の光だけが頼りだった。
瓦礫と火災で道は塞がり、塵と埃が舞い、悪臭が漂う。
そんな悲惨な状況の
中を、一人の少女が走っていた。
その少女の足には千切れた鎖が繋がっている。
やがて少女は立ち止まる。
その目からは涙が溢れ出す。
少女は膝を付き、ただ、ただ、すすり泣いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 20:39:23
10369文字
会話率:32%
ふと、立ち止まる。
そうだ、いつもここで意識がふいに起き上がる。
何もない帰り道だ。とぼとぼと無意識に歩いて会社から帰宅する私は、それまで何も見ず、なにも考えずにただ帰路を辿るだけだった。だが、この十字路に着いた途端、まるで自我が急に蘇った
かのように頭を持ち上げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 22:54:24
4778文字
会話率:11%
心が疲れてしまった。生きることが難しくなってしまった。
そんな折に出会った「俺」と「ヒカル」。
彼らは人生の停滞を受け入れつつ、アパートの一室で穏やかな日々を過ごすことを選ぶ。
いつかまた自分を生きるために。ただそのためだけに
異性に対
して興味の持てなかった「俺」は、
異性に大して興味を持てない「ヒカル」と性差によらぬ愛を築く。
これはアパートの住民たちと送る日々で、人を愛することを知る物語。
立ち止まることは、人生において意味のあることだ。
第23回電撃大賞四次落選ののち、第2回アルファポリスライト文芸大賞奨励賞受賞。
この作品は「ノベルアップ+」などにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 19:18:16
79703文字
会話率:16%
初夏の日差しに縋っても夏が立ち止まることはない。
最終更新:2020-09-05 06:17:24
1226文字
会話率:42%
四月の朝、平凡な大学生である萩原夕貴は、ベッドの上で自らを悪魔だと名乗る女と出逢った。
その日から家には悪魔が住み着いたりと、夕貴の日常は少しずつおかしな方向に進んでいくことになる。
慌ただしくも幸せな日々の裏には、血と暴力に彩られた非日常
があった。
古来より日本の頂点に君臨する十二の家系。
裏社会で暗躍する九の一門と、遥かな昔、全てを仕組んだ始まりの家。
強大な異能を操るソロモンの《悪魔》。
全てが終わり、全てが始まった十九年前。
自分が生まれた意味と理由を知ったとき、夕貴は一つの決断を迫られる。
諦めることも、立ち止まることもできなかった。
それは大切な約束だった。
※序盤は日常コメディメイン。徐々に盛り上がります。
※一章はミステリー、ホラー要素あり。異能バトルは二章以降がメインとなります。
※カクヨム様、ノベルアッププラス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 22:39:18
281613文字
会話率:43%
――恋をしたのは、私と同じ女の子だった。
誰にだって初めての瞬間はやって来る。それは恋も同じで、どうすればいいかも、成功するかも分からない。でも、それでも。
「――立ち止まる理由にはならないでしょーが!!」
女子校生の香織(かおり)は
、夕日に赤く照らされた展望台から自分の想いを叫んでいた。“初恋は実らない”そんなどこかで聞いた言葉に対して、不安な感情を押し殺すかのように。
「ふ、ふふふっ。すごく震えてるけど、そんなに緊張してるの?」
そんな香織をおかしそうに笑いながら、幼馴染みの凪(なぎ)は傍で見守っている。彼女は幼稚園からずっと一緒に過ごしてきた香織をいつものように弄って楽しみつつ、その背中を優しく押していた。
「貴女は大丈夫よ」
そう言う凪はどこか寂しそうな表情を浮かべて去って行く。小さな違和感を覚えつつも、香織は迫る告白へと気合いを入れて。
「私は私。悔いの残らないように頑張る!」
凪の言うことはいつも当たる。そのエールを受けて、彼女は両手で強く頬を叩いた。
これは優しさの中で足掻く、二人の少女の物語。
※全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 22:00:00
10451文字
会話率:62%
この世は競争だ。
そう心に刻み、前へ進む者がいた。
誘惑に負けそうなりながらも前へ前へと進んでいく。
そんな矢先に世界の終わりのうわさが流れ始める・・・。
最終更新:2019-12-09 19:45:59
1401文字
会話率:0%
努力は必ず報われる……。
そう信じて魔法の練習に明け暮れて来た男は友人が国を追われた事を知りフと立ち止まる。
1000文字短編です。
最終更新:2019-10-30 06:37:47
898文字
会話率:7%
学生時代から現在まで後悔していることはありますか?それは友人のこと?家族のこと?それとも大切な人のこと?
時間の流れの中で私たちは生きています。多くの間違いを犯しています。一時の感情で全てを失うこともあります。
これは失うことを畏れ、
それでも立ち止まることを許されなかった後悔の話。
あなたにとって本当の幸せとはなんでしようか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 19:14:56
1064文字
会話率:57%
夏が来る。春と君の涙の匂いがする。
僕は進めずに立ち止まる。
最終更新:2019-04-26 06:00:00
370文字
会話率:0%
何の変哲もない横断歩道。
そこに立つ一つのカーブミラー。
普段なら気にすることはないものであるが、ある日サラリーマンは立ち止まる。
そして、サラリーマンはある不思議な少女に出会うのであった。
最終更新:2019-04-20 02:29:07
1861文字
会話率:29%
「たとえこれまでが嘘で固められていた現実だったとしても、それが立ち止まる理由付けにはならない。だからこそ…お前にお前が僕に負けたことを忘れて貰っては困るんだ」
何の力も無い只の少年が、己の意思のみで抗う、異能力ダークバトル。
最終更新:2019-04-19 00:33:33
997文字
会話率:35%
ある程度の年齢の男女の別れをテーマに歌詞として描いた作品です。男性の視点での…。
別れたらとりあえず前を向く女性とその場所に立ち止まる男性。
最後のフレーズに一番のこだわりをもって書いてみました。別れを無理やりでも割りきろうとする男性の
心理描写。自らを納得させる様に自らに語りかける様な情景が読んで頂いた方に伝われば…。
柊折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-03-14 18:52:07
493文字
会話率:0%