左右関係無く考えて欲しい事です。
自由に発言が出来、左だ!右だ!と言える事。
綺麗な水を飲める事。
電気の下で過ごせる事。
空襲警報に怯えないで済む事。
私達はそんな環境を未来に残せるのでしょうか?
最終更新:2019-05-22 18:46:08
1449文字
会話率:5%
−−今すぐ死んだって、構わない。何一つ護れない人間の存在価値なんて、無いに等しい−−
盟歴2678年の東京大空襲により全てを失った少年は以来、『報復』という信念だけを胸に最前線を戦い抜く。
しかしある日、信念の為に心までも殺して生きて
きた少年の前に現れたのは…。
全てを失った少年が青年となり、「護るべき存在」の為に再び立ち上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 19:03:48
4931文字
会話率:20%
帰還兵の青年は、天神さまの祠を磨いていると居丈高な女性に怒られた。町を空襲から守ってくれなかったことで神様へ不信感を募らせていたのだ。神様のご加護で生還できたと信じる青年は天神さまの霊験を示してみせると約束。その晩、天神さまの使いである雷鼠
が現れ、祠をきれいにしてくれた礼に願いを叶えてあげようと告げる。青年は雷神の力を借りて電気軌道を走らせることを考えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 19:50:52
5597文字
会話率:61%
この作品は他サイトでも執筆しております。
三沢はまだ闇の中だった。
闇。
それはアメリカ軍の偵察機や爆撃機から発見されないための工夫。
街灯は常に消され、室内は灯りの漏れないようにカバーで覆う。
誰もが細心の注意を払いながら生活する
。
日本全土がそんな状態だったのだ。
その闇は自ら作り上げたものだったのだ。
夜間の空襲に備えて灯火管制ひかれるようになると、明りを家の外に漏らさないように厳しく注意された。
電灯を黒い布で覆ってしまうのが一般的だったが、被せれば光を拡散しないカバーも出来ていたのだ。
そんな中を、一組の男女が走り出そうとしていた。
浅見孝一と、形ばかりの祝言を挙げて妻となったばかりの八重子だった。
それは三三九度と言い、それを酌み交わすだけで立派な結婚式になる代物だった。
秩父札所一番、四萬部寺より山へ半里程入ると小さな里が現れる。
そこが八重子の生まれ育った三沢だった。
古くより秩父三十四札所への参道の一つとして、お遍路達を受け入れてきた土地柄でもあった。
人情深い里の人は、惜しみのない愛で行き交う人々を見守り続けていた。
八重子はこの地を離れたくないと思っていた。
でも憧れていた、愛する孝一との暮らしの誘惑には勝てなかった。
八重子はこれまで育ててくれた両親に心から感謝しながら、孝一と闇の中にある道を見つめていた。
敗戦の色が濃くなった昭和二十年四月。
でもまだ多くの国民はその状況を知らずにいた。
そんな中、二十二歳の孝一の元へ召集令状が届き、かねてより思いを寄せていた八重子の家へと向かったのだった。
そしてこの、闇をついての決行となったのだった。
孝一は甲種合格だった。
何時赤紙が来ても可笑しくない状態だったのだ。
未来への第一歩を踏み出そうと、二人は呼吸を合わせて何も見えない世界へと飛び出して行ったのだった。
勿論、不安は無いとは言えない。
それでも二人は幸せだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 00:12:36
26347文字
会話率:11%
戦線の後方で生活する人たちの空に……
最終更新:2019-01-05 12:02:37
1457文字
会話率:36%
主人公は旧大蔵省担当の調査役(金融機関職員)。重度の高脂血症の「暗黒街の血液」をもち、「やまいだれ」をかぶって生き、妻には家出されていた。ある日、調査役は次々に奇怪な目にあう。通勤電車で痴漢事件を目撃して気分が悪くなり、行った病院でコミカル
な女医たちから変な診断をされ、きいたこともない食物「エンブリ」の摂取をすすめられ。不審に思いつつ街にでたら発砲事件に会い、歌舞伎町の風俗店におびきよせられて殺されそうになり。しかしその途上で、見覚えがあるが思い出せない追憶の人々に会う。奇怪な数々の事件は心のロード・サイド・イベントであるかのよう。そして調査役は、偶然「エンブリ」を手にする。それは見たこともない不気味な生物。しかしなぜか愛しさを感じそうになった矢先、彼は発砲事件の冤罪で連行される。しかし日米地位協定で実施された「新宿大空襲」に遭遇・・・数々の苦難の後、時空を飛び越えて追憶の人々と妻に再会し、「不敵にしあわせな」調査役になるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 09:03:30
118903文字
会話率:26%
闇夜に響き渡る“あの音”
最終更新:2018-12-17 11:38:19
738文字
会話率:8%
夜間の空襲で、全てを失った普通の人の話。
幼い頃、空襲で生き別れになった家族を避難先で待ち続ける少年の半生記。
「いいか。もし、はぐれても探すんじゃない。神殿で落ち合うんだ」
「迷子になっても、家族みんな、水の縁で繋がってるからね
」
「生きていれば、いつか、どこかで会えるからね」
ぽつんと取り残された明けの明星を見て、あの夜、街を包んだ炎を思い出したが、涸れ果てた涙は戻らなかった。
「すべて ひとしい ひとつの花」の外伝。
半世紀の内乱中から本編の三年前までの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-25 20:00:00
9518文字
会話率:31%
2079年1月”合衆国アメリカ“の領土を手中に収めたテロリスト集団「C.T.W.」は、自らを“パイオニア帝国“と名乗り、賛同する国家と共に太平洋同盟を結成し全世界へ宣戦布告した。
それから3年後、私“ウォント・キリアン”は戦争の火の手から
逃れた避難民がアフリカの大西洋沿岸部に作った戦時国家リードシエル共和国のインス市で母と二人で暮らしていたのだが、帝国による空襲によって母がなくなり.....いや、多くの人が亡くなった。今までの私は戦争に対して遥か別世界のことなのだろうと思い込みほとんど無関心だったのだが、これをきっかけに「もう無力で何も守れないような自分ではいられない」そう志した私は、軍に志願した。
そのまた3年後の2085年ついに空軍の一部隊への配備が決まった。
一人の戦士の戦争がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 12:00:00
15691文字
会話率:38%
三年C組は最後の文化祭の出し物で揉めていた。そんな中、とある演劇の脚本が浮上してきた。
それは戦中の空襲で命を落とした兄妹の悲しい物語であり、俺が提出し、部長が練り上げたものだった。
悲劇的なシナリオに賛否両論だったが担任兼演劇部顧問の金
田による全面協力と主演が決まった事でプロジェクトは始動する。
様々なトラブルを乗り越えながらも本番に漕ぎ着けた演劇『焼けた人形』
しかし、今にして思えば…それは悲劇の開幕を告げる序章でしかなかったのだ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 04:00:00
57032文字
会話率:28%
1939年9月1日、独裁者アドルフ・ヒトラーに率いられたナチスドイツはこの日、東方世界征服への野望の牙を隣国ポーランドに向けた。早朝の4時45分を”Dディ”としてドイツの機械化師団が一斉に国境をこえてなだれ込んできた。内陸部のワルシャワ、ポ
ズナニ、クラカウといった都市部、各地に展開する陸軍、空軍基地は精強で最新機器をそろえたドイツ空軍の空襲を受けた。そして、ポーランド北部のバルト海に面する唯一の海軍基地のある新興のグジニャ港も爆撃を受けて甚大な被害を受けてしまう。
ポーランド海軍の潜水艦オルフェウス号は運よく被害を免れて脱出。バルト海でのドイツ海軍迎撃の任につくが、ほどなく海軍司令部から最後の連絡をうけることとなる。
それは、名もあまり知られていないアルメという港に向かいある人物と荷を確保して、イギリスへ向けて脱出せよとの指令であった。
しかしアルメでオルフェウス号を待ち受けていたのは予定されていた人物ではなく、その人物から荷を託された五人の子供たちだった。しかもその子供たちは何らかのハンディキャップを負った子供たちばかり。オルフェウス号は子供たちを回収してドイツの脅威が迫るバルト海を脱出しなければならない。
子供たちが託された荷とは何なのか?またその荷をおってドイツ海軍のUボートがオルフェウス号を追跡する。無事、オルフェウス号と子供たちはイギリスに脱出できるのだろうか。祖国を無くした乗組員と子供たちの自由と生存を賭けた脱出行が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 03:10:48
298082文字
会話率:14%
日本舞踊を習っていた時の師匠は、結婚して3ヶ月で旦那さんが戦地に行くことになる。
思わぬ死、そして、周りは女性が1人で生きるのは大変だから再婚(旦那さんの弟ーー当時は合法)を勧めたが・・・。
「私」の祖父母の戦争体験もよく聴いていた。近衛
兵として皇居周りの護衛に行った祖父。
空襲があり、帰る知らせを受けた祖母の気持ち。
混沌、混乱していた中で人々は何をどう考えて「生きる道」を選んできたのだろうか。
架空の物語りです。
*R15「残酷な描写」は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 00:00:00
7853文字
会話率:14%
謎の不審船対応に追われた防衛大臣の桑田が深夜に仕事をしていると、突然将兵が呼び出しに駆け付けてドアが叩かれる。
ドアを開けたが誰も居なかった。
その日から桑田の周辺で不可解な事象が起こり始める。
最終更新:2018-07-27 21:34:59
7324文字
会話率:45%
火薬や車の焼けた匂い、倒壊した建物から昨日まで人々の暮らしていた家の生活必需品や洋服の焼け焦げた匂い、そして人の肉や血が焼けて溶ける匂い。混ぜ合わさった香りは、ベテラン兵士でも精神的にダメージを受けるそうです。嗅覚は人の五感で最も敏感なのか
もしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 21:32:35
3826文字
会話率:21%
昭和二十年の東京大空襲で負傷した湊子は海軍病院に入院するが、肺炎を併発してしまい幾ばくも無い命になってしまった。
心を寄せる山野中尉は、戦艦大和に乗り組み、四月七日の水上特攻で帰らぬ人になってしまう。
山野の戦死を知らぬまま息を引き取る湊子
は、その思いの強さゆえ、肉体は滅んでも生きる意志を持ったまま時かける少女になってしまった……。
湊子の時空を超えた旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 08:13:03
154350文字
会話率:59%
何一ついいことのない人生を送ってきた少年、天下隼人。
中学の卒業式の日に起こった空襲で少女に命を助けられ、そして助けた条件として人型戦闘機のパイロットにされ、戦争と関わっていくことに…
最終更新:2017-12-11 07:00:00
8387文字
会話率:50%
戦時下にあるとある国で、空襲に怯える人々が暮らしていた。首都土木局に勤めるラッセル・パークスは、忙しい仕事の合間を縫って今日もパブに通う。
(第一次世界大戦下のイギリスをモデルにしていますが、パラレルワールドだと思って下さい)
最終更新:2017-11-17 10:30:09
11334文字
会話率:46%
ロボット青春もの。
世界は空からの脅威にさらされていた。空中を移動する大陸『イエンナ』。突如として始まったイエンナ軍との戦争に対抗するため、世界各国は霊子を動力とした人型搭乗兵器『Seldomセルダム』を開発、運営している。
そんなこと
とは関係なく、普通に男子高校生として過ごしていた神導時広人(しんどうじひろと)は、イエンナ軍の空襲に巻き込まれてしまう。日常が激変しそうで変わらない青春ギャグかつロボットアクション物です。
むかーし書いた小説を晒します。単行本一冊ぶんくらいで終わりますので、良ければご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 19:00:00
76148文字
会話率:41%
昭和二十年九月四日。史実ではとうに戦争終結したこの日。太平洋戦争はまだ終わる気配を見せない架空国家日本で、東京に原子爆弾が投下される。松代大本営は直ちに救援隊を編成し、東京へ放った。彼らが東京で見たものは悪魔の爆弾によって破壊つくされ、焦土
となった東京であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 02:21:33
5063文字
会話率:13%
東京大空襲の跡に見た白き母子像。そこには、戦争を支持した私たちの身代わりが亡くなっていた。
最終更新:2017-10-17 23:42:44
3406文字
会話率:15%