時は現代。
闇を恐れ、自然と寄り添い妖怪や神々に畏怖と畏敬の念を示し、ゆったりと生きてきた人々の生活は光、電気、火という存在の登場により一変した。
あらゆる場所から闇は消え去り、自然は破壊され、妖怪も神々も忘れ去られ、恐怖も、畏敬の念
も、畏怖も何もかもを踏みにじり生きるようになる。
だが、妖怪達、神々は存在自体が消え去った訳ではなかったのだ。
彼らはそれぞれの事情を抱えて人間の世界にひっそりと紛れ込み、静かに穏やかに生きていた。
そんな彼らが集まるのは、何故だか特定の場所。
その名も綾橿(あやかし)学園――。
至るところに怪異は居る。
今日も今日とて妖怪達、神々は、何だか愉しげに学園生活を満喫しております。
がっつり見えてる妖怪青春コメディーが、これからホラーちっくに始まり始まりー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-20 12:43:10
763文字
会話率:8%
世界には魔法が溢れている。人々は当然の様に空間を転移し、ごく当たり前に時間を操る。
昔からそうだったわけではない。
魔法が日常に溶け込んで、人知を遥かに超越したのは僅かここ数年だ。
たった一人の少女が世界を変えた。常識を覆す天才魔法少女。
世界は畏怖と畏敬の念を込めて、少女をこう呼んだ。
白の魔術師とーー。
白の魔術師と呼ばれる少女の、幸せに至るまでのお話です。途中ちょっと暗いです。すっごい重いわけではありませんが、苦手な方は一応ご注意を。結末はハピエンです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 23:11:23
7209文字
会話率:13%
――運命に、抗え。
教師を殴り転校させられた名護闘威は、新しい中学校で『神子』細谷弘道と出会う。この上なく清らかで神々しく慈しみ深い姿を眼に入れた途端、湧き上がったのは強烈な畏敬の念と凄まじい嫌悪感だった。
自分を支配しようとするものに悉
く反発してきた闘威は、弘道の神聖オーラに抗おうと奮闘するうち、完璧なはずの『神子』の意外な素顔を知ることとなる。
※シリーズものですがほかの話をお読みにならなくても問題ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 10:14:50
88874文字
会話率:59%
宗教の力が弱まった世界。世界は混迷混乱の真っ只中にあった。
そんな中、人ならざる力を持った人間が現れはじめたのだ。罪を負い、罰を恐れない彼等のことを人々は畏怖と畏敬の年を込めて「咎人」と呼んだ。
咎人は常軌を逸した方法にて善良な人間の生
活を脅かす。平穏など無く、安寧は程遠い。何の力もない者達は絶望の涙へと沈むしかないかと思われた。
しかし、神は人間を見捨てたわけではなかった。
咎人に対抗し、咎人を狩る者。教会に身を置き、聖職者として不浄を浄化する。その者達を人は「執行者」と呼んだ。
今ここに棺桶を背負う修道女が荒野を歩く。果たして彼女が行うのは救済か、はたまたま破滅か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 12:55:12
15208文字
会話率:44%
<city>
15年前青く澄んだ空に突如亀裂が入ると、空はこれまで見たことのない赤という色に染まった。
まもなくそれは入れ過ぎた絵の具のようにグチャグチャとゆっくり世界の色を染めていった。
マグマは外壁を伝わり<都市>
;を飲み込んだ。
都市のおよそ五分の一の生命は蒸発した。
世界の半分は地図上から消え、生命の侵入を許さない黒き大地となった。
最終的に都市の生命の三分の一が絶命した。
人々はそれを 大災害 と呼んだ。
世界に大きな虚無と傷痕を残した大災害から数年余、
都市に平穏が訪れていいはずだった。
しかし、次なる災いと言う名の不条理は全く形を変え、しかも連続的に起こった。
そこに翼をもった魔物が現れるとは誰が予想できたであろうか。
彼らは地上に舞い降りては人を喰らった。
それが至る所で幾度と繰り返された。
人々は怒り、嘆き、やがて怯え、恐れた。
ある人々はその魔物に畏敬の念を払い、竜と呼んだ。
どちらにせよ、人は成すすべもなく、ただ死に続けた。
ある青年は疑問に思っていた。
なぜ、<都市>はわざわざ我々を生かし、絶望を与え続けるのか。
どうして、全てまとめて飲み込んでしまわなかったのか。
彼はその答えを探すべく、当てのない旅を続けた。
しかし、何一つとして答えのようなものは見つからなかった。
<garden>
雪が降り続いていた。
彼らは列車に身分と名前と個性をはぎ取られ、一様につめられた。
目的地は彼らにはわかりようもなかったが、決して良いところではないということだけはわかっていただろう。
俺はもうこんなことはうんざりだった。
俺と何ら変わりのない(むしろ俺たちよりはよほど人間的であろう)者達が獣のように扱われるのをみたくはなかった。
瞬間
爆音が響いた。
戦闘機による爆撃だとすぐにわかった。
俺はこの時、もっとも不思議なことに敵国に感謝した。
そしてすべてを失う--。
「目覚めましたか」
少女はにこやかにそう言った。
記憶はなかったが、悪い気分ではなかった。
ここがこの世の集積点とみて間違いなかった。
「あなた、運がいいです」
「きっと竜さんがここまで運んでくれたのですよ」
「竜?なんだ?それは」
「竜はほんとうにいるのです!!」
少女はぷんすかと怒りながらそう言った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 19:05:53
51145文字
会話率:42%
これは誰にあてたものでもない、告白。あるいは、懺悔。
私の畏敬してやまない姉がいかに素敵で、魅力あふれる存在だったか。
それに惹かれる私がどれほど醜悪で、滑稽な人間だったか。
決して報われない想いの丈を、今ここに。
そして叶うのならば
……ただ許しを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 00:02:49
9311文字
会話率:5%
―――その昔、人とも動物とも違う異形のモノたちがいた。
世に言う物の怪。
人々言いて曰く【妖‐アヤカシ‐】
夜の町を跋扈し、人に取り憑きしモノ。
憑かれたものを通称【妖憑き】
彼らは人ではなくなり人に害をなすモノに成り変わる。
彼らを戻す術はない。
本来ならば……
僧侶、巫女、陰陽師。
妖に対抗する者たちがいた。
彼ら括りて曰く【退魔師】
されど、括られぬ者が一人。
その者、皆、畏怖畏敬を籠めて曰く【キリシマ】
唯一、妖憑きを救済せし者。
これは、そんな彼らの物語。
妖物語――開幕――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 19:00:00
43336文字
会話率:42%
先日、「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」にオリジナル眼魂を採用して頂きました! 詳細は別の作品に書きましたので、宜しければご覧下さい。
〈詐術〉――。
それは嘘を真実に変え、人知を超えた現象を引き起こす秘
術
〈詐術師〉――。
それは〈詐術〉を操り、砂漠に雨を、雲の下に日差しを降らせる種族。
〈姫〉――。
それは〈詐術師〉たちの頂点に立ち、畏敬の念を集める少女たち。
約五〇〇年前。
〈詐術〉の恩恵を受け、急速に文明を発達させた〈詐術師〉は、現代と遜色のない社会を築き上げていた。反面、人間より数の少ない彼等は、文明的には劣る相手の目を避け、〈隠れ里〉と呼ばれる超空間で暮らしている。〈詐術〉を使う姿を鬼や悪魔と揶揄され、人間に迫害されることも少なくない。とは言え、目立った争いが起きることもなく、多くの〈詐術師〉は平和な毎日を送っていた。
〈隠れ里〉の一つ〈ロプノール〉で暮らすタニア・ミューラーもまた、他の〈詐術師〉と同様に穏やかな日々を過ごしている。時折、タクラマカン砂漠で倒れた観光客が町を騒がせることはあるが、伯父夫妻との生活は半ばローテーション化していると言っていい。そして〈姫〉を目指すタニアにとって、粛々と努力を続けられる環境はむしろ歓迎すべきものだった。
だがよりにもよって愛読する月刊メルヒェンの発売日、波風のない日々は終わりを迎える。砂漠で伯父が拾って来た、行き倒れの少女によって。
お人よしな伯父夫妻は、身寄りがないと語る少女シロを家族の一員として受け入れる。期せずして始まったシロとの共同生活は、タニアの運命を大きく変えていくのだった。
砂の大海原に潜み、平和を脅かす〈砂盗〉たち。
雅な電子音声は怪人を呼び、怪人は悲鳴を呼ぶ。
圧倒的な暴力の前に、優しい人々は蹂躙されるしかないのか?
いや世界一涙を憎む少女は、皆の叫び声を聞き逃さない。
薔薇の香りを引き連れ、砂漠を駆け抜ける嵐は、人々の胸に立ちこめる暗雲を星空に変える。
〝墓怨・墓怨・恨墓怨(ボーン・ボーン・ウラボーン)〟
〝離墓怨(リボーン) 種根薇(シュネヴィ) 喪屡幻離々憑(モルゲンリリック)〟
今、生きた葬儀場が古代の死霊を呼び覚ます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-21 21:40:43
340847文字
会話率:19%
嘗て大陸で大きな戦乱があった。戦火は大きく広がりやがて大陸中が巻き込まれる事になる。大陸の最北に位置するバハイム帝国、彼の地を収めるは若き皇帝ゼラス・リ・バハイム。性格は残忍にして狡猾、快楽主義の異常性癖者。そんな彼の事を敵は恐怖と敵意を
持って、味方からは畏敬を持ってこう呼ばれていた……『陵辱王』と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-10 03:12:34
25110文字
会話率:53%
向日 葵は小さな頃から自分ではない誰かの声に悩まされていた。
最終更新:2016-10-18 02:29:05
62783文字
会話率:19%
各地にダンジョンと呼ばれる危険地帯が存在する世界。ダンジョンには危険な生物や地形が数多く存在していたが、同時に希少な資源や食料など多くの恵みも内包していた。そんなダンジョンから、危険を冒しながらもその恵みを手に入れようとする者達を、人々は畏
敬をこめて冒険者と呼ぶ。やがて冒険者たちは互いに協力し合い、冒険者ギルドと呼ばれる巨大な組織を作り上げた。そうして、冒険者ギルドの元、人々はダンジョンと共に長い時を生活してきた。
ギルド設立から長い時が経った現在、ギルド上層部は非常に厄介な問題に直面していた。各地のダンジョンで今まで報告されていなかったような危険な生物が出現するようになったのだ。意識されていない脅威の影響は大きく、数多くの冒険者が帰らぬものとなった。
事態を重く見たギルドは、試験的にとある部隊を設立する。
冒険者特別救援班、通称特救班と呼ばれるその部隊はダンジョン内で発生した異常の調査及び異常事態下での冒険者の救出を目的としている。
だが、その任務の危険度と見返りの少なさから特救班を志願するものはほとんどいなく、他の冒険者からは『尻拭い』と嘲笑されていた。
そんな『尻拭い』の数少ないメンバーは、一癖も二癖もある者ばかりで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 22:44:14
12603文字
会話率:39%
なんらかの非人道的行動、度を越えた倫理違反をすることによって人は新しい可能性(才能)を手に入れることができた。その可能性を手に入れたモノたちのことを世の中の人々は畏敬の念を込めて『狂人』と呼ぶ。
人を食べることで『狂人』となった主人公・小柳
夕はどう生きるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 00:30:59
2661文字
会話率:8%
自称、全国一の進学率を大々的に掲げる私立、教徳高校。
文武両道、泰然自若を校訓とし、国内全ての学校、生徒の模範として君臨していた。
その、国を代表する教徳高校のトップ、17歳にして絶対君主・藤間中流は、自らの理想を校内に敷き、思う
がままに学校を作り上げていた。
生徒も教員も校長も教育委員会すらも力の及ばない彼を、人は「神の高校生」と陰で呼び、崇拝と畏敬を以て、真の神であるかのように厚く敬った。だが彼は、校内改変の一切を公にせず、自らの経緯を語ることもなく他者の干渉を悉く禁じていた。
しかし、彼の威厳が損なわれ、日本の歯車が狂った時、人々は深淵に潜む怪物を目の当たりにする。
果たして、彼は人か、神か……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-26 20:31:42
23582文字
会話率:47%
(固有魔装)《デバイス》、それは魔力の源である(魔晶石)を使い、人間の持っている(魔力)《オーラ》を武器にこめ、戦うための道具。
アナスタシア公国は、10年前、たった一人の人間の手により、首都壊滅の寸前まで追い込まれた。人々は、その未曾
有の大事件を起こしたその人間を、恐怖と畏敬の念を込め、『偉大なる剣士』と呼んだ。
そして現在、『偉大なる剣士』の片割れである稲沢創は、その圧倒的な強さから、『魔性の剣士』と呼ばれていた。そんな創を自分の支配下にいれるため、公国第一皇女であるアリス・アナスタシアは、創と剣を交える。そして半ば無理矢理に自軍に創を引き込み?! そこから始まる『魔性の剣士』の『邪道神話』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-18 23:56:33
2718文字
会話率:44%
日本のとある街中に、
雀荘での稼ぎだけで生きる者がいた。
その者を知る人々は畏敬の念を込めてこう呼んだ・・・
"アントニオ"と・・・
最終更新:2015-12-13 01:50:16
812文字
会話率:0%
ひとたび力を振るえば魔界を滅ぼせるほどの魔力をもつが滅多に外に出ない魔王エイルは、まん丸眼鏡にぼさぼさ頭で日がな一日を読書と研究に明け暮れていた。そんな息子を心配する母と婚約者の姉妹。しかし17歳の誕生日にエイルの生誕祭を催され、母と婚約者
の姉妹と無理やり外の世界に出ることに。
魔王が公の場に久しぶりに表れたことで、感動と改めて畏敬の念をこめる魔界の面々だったが、エイルはめんどくさくて来たことを後悔する。しかしそこで彼は巷に最近「ベルフェゴル」と呼ばれる魔族でさえ恐れる化け物が出るとの噂を聞き、興味がわき調査に乗り出す。また彼が外に出ず、魔王らしからぬ生活をしているのも理由があり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 15:55:39
9371文字
会話率:34%
未来(みく)15歳。
彼女は未来が見える。
たった数日先の未来が・・・・・・。
しかし、その力ゆえ、周りの人間は未来(みく)を未来(みく)として・・・・・・。いや。人間として扱ってはくれなかった。
彼女を見つめる目はいつも畏怖と畏敬の念でし
かなかった。
しかし、彼女をいち人間として扱ってくれる友達がいる。
それは彼女にとって救いでしかない。
皮肉にも、神のように扱われていた彼女を救ってくれていたのは、神ではなく人間だったのだ。
そんな彼女たちが織りなすCF(ちょっとふしぎ)な現実。
SFでもないお話。
そんな物語を一緒に覗いてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 22:26:41
2440文字
会話率:40%
その世界には、自由気ままに生きる者達がいた。
決まった国に籍を置こうとはせず、何処かの国に長居する事も無く、挙げ句の果てには帰る場所すらないとまで豪語する彼ら。
彼らが行う事といえば、立ち寄った国や集団、または個人からもたらされる『
依頼』。
例えば、要人の護衛だったり。例えば、遺跡の発掘だったり。例えば、野盗の類と戦う事だったり。
危険を顧みず、己の腕と底知れぬ好奇心に突き動かされるまま生きる事を選び、風のように生きる彼らを、人々は敬意と畏敬の念を持ってこう呼んだ。
『風人(カゼビト)』と――
※「E☆エブリスタ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-01 00:37:24
70688文字
会話率:53%
ほら、見えますか?
廃墟のはずなのに様々な食物がお供えされていますね。
不思議な事でしょう。
ここには数多の勇者達を葬った強大な魔王がおります。
ご存知の通り、魔物の世界は強い者が尊敬される世界です。
なので様々な魔物達がこの魔王の元に集
まるのですが、
しかし、この魔王は決して魔物達を引き連れないのです。
どんな勇者が来た時でも常に一匹で戦い、勇者を滅ぼす。
そんな誇り高き魔王を畏敬する闇の信奉者達がお供えに来るのですよ。
この魔王は、『孤独の魔王』と呼ばれております。
皆様は実力ある勇者ですが、残念な事に魔王を倒した事がないと聞きます。
でも大丈夫。目の前の廃墟には魔王がいます。
今日は皆様で協力し合えばいいのです。簡単な事です。
さあ歩みを進めましょう。
必ずや『孤独の魔王』を打ち滅ぼし、
勇者として完成するのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-01 21:29:54
3745文字
会話率:20%
伝説がある。
かつて人々は神々の怒りを買って眠り安らぐ事を禁じられたという。
真偽は定かではないが、人間はいつ頃からか眠る事が出来なくなっていた。
だが、神々の慈悲が残っていたのか、人間を一夜の眠りへと誘う眠り粉を商う者を送り出した。
銀の
左目を持つ彼らを人々は畏敬の念を込めて夢売りと呼んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-25 20:00:00
64428文字
会話率:42%