子供の時に負った"傷"、そしてその"傷"が生み出す"新たな傷"。
周りに理解されず、疎まれ、いじめられ、
隠し隠れる毎日。
川だって淀みがあるように、この社会
だってある。
だからこそ佳代お母さん《私の生きてる証》の為に私は生きよう。
しかし、来るはずもない流木は、小石は、砂利は、私の前にいる。
様々な出来事の中で、揉まれ、もがき続ける彼女と
その彼女の周りで起きた不思議な物語
この話は、魔法のiらんどへ重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-13 21:21:37
6469文字
会話率:16%
空は淀み、大地は枯れた。
栄華を極めた時代が過ぎ去って久しい。
混沌とは自然が生み出すものではない。人が作り出してしまうものである。
大規模太陽フレアにより存在を構築したコモンメタル『ヒヒイロガネ』。その燃えるような紅蓮色の石は、人
々に破壊の力を与えた。
──戦闘兵器MADO。
戦争。
それが、視界狭窄に陥った人類が辿り着いた、歪曲した答だった。
横たわる屍を踏みつけ、乗り越え、進まなければ先はない。時代に遅れてはならない。
例えそこにどれだけの理由があろうとも。
でも、それでも、時代遅れが最新鋭より遅いとは限らない。
────越えろ、境界線を。
サイト「ぐりぐり ぐりむ☆りーぱーからの転載小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-15 15:05:29
16422文字
会話率:13%
ある日見た、唯々暗い景色の話。
最終更新:2015-01-23 04:58:23
545文字
会話率:7%
川の淀みに暮らす少女は、生贄として飛び込んできた人間を介錯する汚れた道を選んだ。
彼女にそうさせたのは、幼い日の思い出で・・・。
文芸部誌よりインポート。
最終更新:2014-11-09 20:54:49
3599文字
会話率:23%
かつて「王子」と名指されるほどの美男子であった大路光路の現在は見る影もない。
体重は倍に増え、首回りの肉も凄まじい。目が淀み、高校を中退した彼はパチプロのような生活を送っていた。
無くしたものが多すぎて、動けない。無気力に日々を過ごす
だけの彼の前に、目が覚めるような美男子が現れる。どうやら彼は光路が元いた高校では「王子」と呼ばれる存在らしく、自分の後釜的存在を担っているそうな。
唐突に自分の生活に食い込んできた新王子の存在に光路は戸惑うが、どうにも違和感を覚えた光路が知った彼の正体とは―――!?
※注意:ギャンブルのお話では決してございませんが、パチンコ等の単語・または描写が出てくるので、苦手な方は予めご了承頂いた上でお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-14 07:00:00
38477文字
会話率:50%
古い伝説がある。
世界が闇に覆われていた遙か昔、竜が闇を封じ込め、光を生み出したと。
誰もが知るお伽話のような話。裏切りと犠牲を暗示した悲しい物語。
運命を翻弄された悲しみの存在を抱えたまま、時は淀みなく流れ、世界は回り続ける。
世界の3
分の1を占める閉ざされた楽園ズィ=エルースの騎士ルージュは、身の内の闇に蝕まれつつある王に、とある使命を託され外の世界に旅立つ。
内容は純ファンタジーですが、わりとシリアスな内容になっています。
気軽に評価、ご指摘、感想など残していただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-06 22:56:15
169515文字
会話率:52%
「すず」
私を呼ぶ声。ぶっきらぼうで、何度も何度もその言葉を繰り返して、淀みのない発音。
「かねと」
彼を呼ぶ私。ほんの少し、甘いものが混じってしまったかもしれない。
変わるものと、変わらないもの。
陽だまりの中の、物語。
最終更新:2012-10-31 21:00:00
5441文字
会話率:15%
ある男が山を登っていた。男の目は、淀みながらも前を見据えていた。果たして彼は何処へ向かおうと言うのだろうか。
最終更新:2009-01-29 15:41:03
661文字
会話率:0%