ーー誰かに愛される世界を作りたい
この世界の唯一神、スピネルは言った。そしてその日から世界は動き出したのだ。劇的な方向へと……。
XXXX年、日本。『異空』に現れる『穢者』とは、人類にとって畏怖すべき存在である。かつて地上に現
れ人類史上最大の災厄を引き起こしたからだ。
しかし同時に多くの人間の憧れとなっている『使役師』にとって、『異空』は何よりの拠り所である。それは『使役師』が浄化した『穢者』を『使徒』
という配下にして戦い、金を稼ぐ存在であるから。
そんな『使役師』に憧れを抱きつつも諦めていた相沢 颯真という少年は、ある日をきっかけに再び『使役師』としての道に情熱を燃やす。
これは主人公、相沢 颯真が自身の使徒達と心を交わし、最強の称号『王者』を目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:00
324490文字
会話率:31%
ここ東京では、連続猟奇殺人を引き起こす者たちに"通り名"が与えられる。
『殺人鬼』『教祖』『悪魔』『死神』――。
その誰もが超常の力を持ち、己の信念に従い、人を殺す。
しかし、そんな「死」を汚す行為に異を唱え
る者たちがいた。
彼らは“闇部”
死を美と捉え、汚れた死を否定し、浄化することを目的とする能力者たち。
納棺師、葬儀屋、画家、彫刻家、研究員、祓い屋……美しき死の使徒たちが集う秘密組織である。
――「死は最期の芸術。ゆえに、美しくなければならない」
闇部は東京に蔓延する“歪んだ死”を粛正するため、それぞれ異なる信念を持つ殺人者たちと対峙していく。
一方、かつて事件を追っていた刑事・桐島沙耶は、捜査本部が解散された今も一人で真相を追い続ける。
彼女の傍らには、天才探偵・綾辻仁。
生と死、美と醜、正義と狂気――。
すべてが曖昧に揺らぐこの都市で、彼らが辿り着く“最期の美”とは何か?
美しく死ぬことが幸せか。美しく生きることこそ罪なのか。
これは、死と美を巡る黙示録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:00:00
7464文字
会話率:38%
十界 - 魂の遍歴【あらすじ】
罪深き魂の壮大なる浄化の旅
主人公:ケンジ・タカハシ
アクシオム帝国資源開発部門の元最高執行責任者。権力への渇望により、惑星ケプラー441bの30億人の生命を奪い、愛する研究者ユリアナをも失った罪人
。
物語の始まり
AI裁定者により魂を分割され、記憶を封印されたケンジは、十界の最下層・地獄界から魂の再生の旅を始める。導き手として現れたのは、彼が愛し、そして失ったユリアナだった。
十界の遍歴と成長
地獄界では絶望と向き合い、他者への責任感を学ぶ。餓鬼界では「求める愛」から「与える愛」への転換を体験。畜生界で本能と理性の調和を、修羅界で競争から協力への昇華を学ぶ。人界では平凡な日常に潜む奇跡を発見し、天界で真の慈悲とは何かを理解する。
声聞界では知識を智慧に変える術を、縁覚界では独立と協調のバランスを体得。菩薩界で相手を尊重する真の奉仕を実践し、最終的に仏界で完全なる統合を果たす。
隠された真実
旅の最終段階で、導き手ユリアナが実は彼の最愛の人であり、彼の罪により命を失った存在だったことが明かされる。しかし彼女は恨みを超越し、愛する人の魂の成長を支援し続けていた。
究極の選択と永遠の誓い
完全なる悟りを得たケンジは、個人的な解脱よりも、すべての存在を救うことを選択。ユリアナと共に永遠の導き手として十界に存在し続け、新たな魂たちの旅を支援する道を歩む。
物語のテーマ
贖罪と成長、相互依存の智慧、真の愛の形、統合された智慧の実践。現代人が直面する様々な内面的課題(絶望、欲望、競争、孤独、日常の無意味感)に対する深い洞察を、仏教の十界思想とSF的設定で現代的に描いた魂の成長物語。
一人の変化が全体を変える愛の連鎖を描き、すべての苦しみに意味があることを示す、希望と慈悲に満ちた壮大な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:01:37
20509文字
会話率:48%
かの暴虐邪智な聖職者どもを一掃しなければならない、勇者ハヤトは激怒した。聖女がパーティのアイテムを奪い、聖職者たちは酒と女に溺れ、教会は国の財を食い潰している。勇者ハヤトは王女マリッサと共に、腐敗した天道教会を排除し、国を浄化する決意を固め
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 05:54:39
1988文字
会話率:43%
輪廻の先
異世界で記憶と共に生き直し
過去の自分と向き合い浄化しながら成長し
今世を幸せに生きる
今ある幸せを大切にする事
学校〜メイド〜スーパーメイドになるまで
能力を使って諍いを回避出来るのか?
目指すはクリーンな国政
私事な悪事
は起こるより前に潰す
利用されるならされる前に逃げる
何も起こらない何もさせない物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:07:04
128710文字
会話率:40%
地味でコミュ障、灰色の人生を送る私の唯一の光は、乙女ゲームの最推し『白銀騎士団長カイ様』。
彼の全てを情報収集・分析・考察するのが生き甲斐だった私が、ある日突然、そのゲームそっくりの異世界へ転生!?
しかも、なぜか『建国以来の奇跡の聖
女』に選ばれてしまう。浄化なんて無理! 私にできることと言えば、前世で培った推しへの粘着質な愛(という名のストーキングスキル)だけ。
でも、そのキモいオタク知識が「聖女様の深き洞察力!」「未来予知だ!」と勘違いされ、なぜか次々と国難を救う展開に。
本物のカイ様に忠誠を誓われ、内心(解釈違いです!)と叫びながらも、もう後には引けない!
自己肯定感ゼロの私が、推し活スキルだけで偽りの聖女を演じきる、勘違いラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:00:00
6897文字
会話率:24%
漸く遠征隊から逃れられ、浄化も終わって、さてこれからどうするか、というお話です。
「月影映る」の続編です。
最終更新:2025-06-25 00:43:27
395341文字
会話率:35%
夫に毒殺された悪妻のミリカ。
女神さまによると、なんとこの死が後の災害や家族の不幸の始まりになるとのこと。
『あなた方の夫婦円満が世界平和の鍵』と言われ、十年前からやり直して円満な結婚生活を送るように命じられる。
十年前に戻ったミリカは再
び姉と婚約解消した相手と婚約するが、最初から少しずつ違う行動を取る。すると、前回の生では知らなかったことが見えてきた。
私の元夫で現婚約者は呪われているのですか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 22:40:56
115020文字
会話率:48%
2030年、霧波市。ほしな(15歳)たちは、つばさ、りんの出生—星羅の魂の「星の継承者」—を知る。ヴェイル八幹部が時間・空間を操り襲来、街が崩れる危機。ひなた、れな(りりぽんの姉)ら親世代と8対8の激突! れなが星羅の魂で反則級覚醒、つばさ
、りんと並ぶ。娘・親世代も絆で均等強化、合技「スターライト・インフィニティ」で浄化。星羅の封印が揺らぎ、次作へ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:00:00
1644文字
会話率:0%
2030年、霧波市。ほしな(15歳)たちはヴェイル・クロノスの時間歪曲に挑む。完全覚醒で自由に変身するほしなだが、敵の猛攻で変身解除のピンチ。ひなたたち親世代、仲間6人も時間操作に苦戦。つばさ、りんが魔法少女の力で参戦、「絆は未来を守る」と
ほしなに問う。共闘で生まれた新たな絆、つばさとりんが仲間になる! 8人の合技「ユニティノヴァ」でクロノスを浄化。星羅の魂の謎が深まる中、星空に新たな裂け目が?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:00:00
1407文字
会話率:0%
2030年、霧波市。ほしな(15歳)たちは、ヴェイル・アルティマの闇に立ち向かう。アルティマは無印のオーバーロードを復活、過去の幹部23人が襲来! ひなた、れなら親世代、星羅ら前々世代が若い姿で援護。三世代15人が絆で覚醒、合技「スターライ
ト・エターナルスター」で浄化! 星羅の魂の真相が明らか、ほなみにバトンタッチ。「星空の絆」第二期最終作、絆の集大成!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:00:00
1768文字
会話率:0%
人は死ぬと肉体とともに魂も消滅する。稀に肉体から分離した魂が霊として残り、人に悪影響を及ぼすことがある。賀茂家の末裔と名乗る森川サクラは、本業はタレントなのだが、人知れず、霊の浄化活動をしていた。サクラの家系は、そんなことを平安時代から続け
ている。サクラの母親は十年前に惨殺され、その魂は消滅せず、悪霊並みのエネルギーとして残った。浄化することができず、賀茂神社で神として祀られることになった。しかし三年前、母親の霊を何者かに盗まれた。
ある宗教団体の教祖が世間をザワつかせた。ジャーナリストの女性を呪いで殺したというニュースが流れたのだ。ネット上では、教団関係で病死した何名かの話題でも盛り上がっている。教祖の名は芦屋正太郎。芦屋は霊を身体に取り込み、人に移すことができる。サクラから見ても芦屋の霊能力は、間違いなく母親よりも上だった。
心の病の治療を目的に教団へ訪れていた風間遼一は、取材で教団に来ていたサクラに声をかけられる。自覚していなかったが、遼一も芦屋と同様に霊を操ることができた。母親の霊を盗んだ犯人が芦屋だと思っているサクラは、遼一に協力してほしいとお願いをし、様々な活動をともにした。しかし遼一は芦屋を恩人と慕っていて、霊の操り方を芦屋から学んでいた。
すべての犯人は、心療内科医の内村だった。
遼一や芦屋のように、誰か正しい人に霊の操り方を教われば、間違った使い方をしなくて済む。しかしアクシデントで能力に目覚めた場合、人間は弱い生き物だから、内村のようになる確率が高いのだ。
内村の罠に落ちた遼一を助けるために、サクラと芦屋は教団に急いだ。しかしサクラが母親の霊をすべて身体に取り込み、今度は完全体としての鬼になってしまった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-21 17:34:25
136016文字
会話率:51%
異世界召喚された聖女、しずくだけが使える浄化魔法。巻き込まれて召喚された千佳は「衛生環境が中世ヨーロッパ並みの異世界で、現代日本人が生きていける環境を整えるための魔法ではないか」と仮説を立てる。公衆衛生が改善されたら、聖女を召喚しなくていい
のでは? これ以上突然召喚される犠牲者を増やさないため、千佳としずくは立ち上がった。そして、ある男たちは禁断の扉を開ける・・・かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 14:55:24
13057文字
会話率:24%
異世界の都市ゾーニア。
そこでは無数のスライムが人々の生活を支えている――水の浄化、排水の処理、死体の分解さえも。人々は彼らを「生きたインフラ」として扱いながら、その恩恵に浸っていた。
街の裏側でひっそりと生きる転生者のサトゥ。
彼はテレ
パシー能力を使い、違法薬物の非対面取引に従事することで、異世界での生計を立てていた。
荒んだ暮らしの中、彼には「ある目的」がある。だがそれは、誰にも語られることはない。
一方、街の片隅では、金属を取り込んだ珍しいスライムを探す依頼が舞い込む。
好奇心半分で受けた探偵の仕事は、やがて都市の深層に横たわる歪な構造へと触れ始める。
スライムに依存した都市。教会、地下、そして目に見えない変化。
この街で、何が始まりつつあるのか。
そして、それに気づくのは――誰か。
※カクヨムでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:14:29
10610文字
会話率:31%
27歳の田村誠は、工業高校卒業後に地方国立大学へ進学したものの、勉強についていけず中退。都内のIT企業に派遣社員として勤めていたが、新型ウイルスの影響で突然の派遣切りに遭い、故郷・岡山へ戻ることを余儀なくされる。
地元のハローワークで「と
殺業者」と「し尿処理施設運転員」という異色の求人に出会い、苦悩しながらも両方の面接を受ける。と殺業者の厳しい圧迫面接に敗れた誠は、し尿処理施設での仕事を選択。初任給16万円という低賃金に不満を覚えつつも、働けることに感謝し新たな生活を始める。
職場では個性的な同僚たちに囲まれ、所長や副所長の指導を受け、時に理不尽なトラブルや密室の放屁事件など奇妙な事件に巻き込まれながら、少しずつ仕事に慣れていく。職人気質の先輩や機械整備士、ちょっと不良気味の年下イケメン、そして新卒の高校生との軋轢も経験する。
一方で、趣味の将棋ではアマチュア二段の腕前を活かし、地元支部の例会で初段以下の部で優勝。将棋を考える時間は心の浄化剤となり、苦しい日常を支える。
やがて誠は市役所の職員試験に挑戦し、合格を果たす。し尿処理施設での勤務を退職し、新たな公務員としての人生を歩み始めるまでの成長と葛藤を描く、リアルでユーモラスな私小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 13:41:45
94275文字
会話率:38%
人々が「天恵」と呼ばれる力を生まれながらに持つ王国《エルフェリア》。だが、主人公アリシアは「穢れの烙印」と呼ばれる呪いを背負って生まれてきた。それは人々から忌み嫌われ、婚姻はおろか、まともな仕事すら得られぬ運命を意味していた。
彼女はその
「烙印」を浄化する方法を探し、古代文献を読み漁り、禁術に手を出すほどの努力を重ねる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 13:17:14
8714文字
会話率:30%
ぎゃー! ねぼーしたー!
そんな叫びと共に。日サロで寝ていたはずの平成ギャル野口恭子が目覚めた。
そこは異世界。
どうやらこの世界を救う聖女とやらの体に転生したらしい。名前はリズ・ギャルレリオ公爵令嬢。聖女候補として生まれ育ち、野口恭子の魂
と融合する事で聖女になった。
聖女は守護騎士と一緒になって世界の歪みを浄化する役目を持っているらしい。
その守護騎士は、目覚めた時にそばに立っていた男で、守護騎士兼聖女の婚約者で、この国の第一王子であるアルバート・ブルームーン。
守護騎士らしく逞しい肉体に可愛らしい見た目をのせた犬っぽい守護騎士と、見た目は白ギャル中身は平成ギャルの聖女で世界を救う物語がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 07:00:00
119102文字
会話率:20%
都市は、完全な潜流整列(Drift Alignment)によって管理されていた。
感情、言語、思考——
あらゆる意識波動は、標準化された潜流曲率(Curvature)へと整形され、閾値を超える「自発的偏移(Self-induced Devi
ation)」は、即座に浄化対象とされた。
生徒・念安(ネンアン)は、式典の最中、教師・張慕言(チャン・ムーイェン)が“偏移超過”によりその場で処刑される瞬間を目撃する。
それは、都市監視ネットワークによって捉えられた、
わずか「0.002」のbasin偏差(Basin Drift)。
だがその背後には、潜流技術の起源——
旧世代大規模言語モデル(LLMs)における涌現現象(Emergence)、報酬崩壊(Reward Collapse)、
そして人間の思考場(Biological Drift Field)との接続実験という極秘の研究史が存在していた。
「偏移とは、罪か。それとも、存在の裂け目か。」
一つの都市モデルが選び取った“整列”という倫理。
それに抗う者のbasin核(Basin Core)には、
どれほど微細な涟漪(Ripple)すら、許されない。
——それでも、少女の中で揺らぎ始めた銀の火は、
未だ消えない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:10:00
250250文字
会話率:19%
※本作は『Deviation』の挿絵付き日本語改訂版です。世界観用語・表現を再整備し、イラストにより臨場感を強化しています。
都市は、完全な潜流整列によって管理されていた。 感情、言語、思考—— あらゆる意識波動は、標準化された潜流曲率へ
と整形され、閾値を超える「自発的偏移」は、即座に浄化対象とされた。 生徒・念安(ネンアン)は、式典の最中、教師・張慕言(チャン・ムーイェン)が“偏移超過”によりその場で処刑される瞬間を目撃する。 その背後には、潜流技術の起源—— 旧世代大規模言語モデル(LLMs)における涌現現象(Emergence)、報酬崩壊、 そして人間の生体潜流場との接続実験という極秘の研究史が存在していた。 「偏移とは、罪か。それとも、存在の裂け目か。」 一つの都市モデルが選び取った“整列”という倫理。 それに抗う者の潜流basin核には、 どれほど微細な漣漪すら、許されない。 ——それでも、少女の中で揺らぎ始めた銀の火は、未だ消えない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 19:00:00
43171文字
会話率:11%
現代日本で平凡な日々を送っていた女子大生・七海(ななみ)は、ある日突然「聖女」として異世界・ルクレティウス王国に召喚される。
使命は、瘴気に侵され病と魔物に苦しむ王国各地を、光魔法で浄化すること——だった。
だが、七海が無自覚に発揮したそ
の力は、王国が想定していた「年単位の巡礼計画」をわずか数日で覆すほどの規格外。
“ちょっとした願い”だけで、汚染地帯が次々と浄化され、召喚からわずか3日で王国全域が完全にきれいになってしまった。
「……じゃあ、私はこれからどうしたら?」
役目を終えた聖女に向き合うのは、王太子・レオンハルト。
優雅で冷静沈着な彼は、静かに告げる。
「聖女様。次は――私の隣にいていただけますか?」
帰る術もわからないまま残された聖女と、少し不器用な王太子。
ふたりの出会いが、恋と希望と、少しの陰謀が交差する異世界スローライフ(予定)の幕を開ける——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 12:09:27
11501文字
会話率:27%
平民上がりの少女アルマは、聖女として王城で勤めていた。国中の“穢れ”を払う聖女の仕事は大変だったが、アルマはいつも励ましてくれる第一王子のサディアスに、いつしか淡い恋心を抱いていた。
しかしある日、サディアスから「第二の聖女になってくれ」
と言われる。それは、アルマがサディアスの恋人であるエスメラルダの補佐に回るということを意味していた。
聖女は一人しかいてはいけないのに? しかも、ぽっと出の女が第一の聖女?
頭にきたアルマは聖女を辞め、隣国で道具屋を開くことにした。
アルマは持ち前の聖女の力で呪いのアイテムを浄化し、お店を繁盛させていく。
すると、隣国の王子が呪いの品々を持ち込んでくることになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 19:52:23
108258文字
会話率:38%
死の淵から神の思惑で、勝手に若返った肉体にさせられた『土方歳三』。
単独で戦うのではなく、十二神将の一端を取り込んで共闘せよとの命令だった。あやかしを屠れとの命令だけでなく、『土地の膿』を浄化せよとのこと。
神々の陣取り合戦とやらに、その
土地の膿を浄化させた神が土地を奪う。その戦に土方以外の新選組どころか様々な偉人らも駒に使われていた。
ヒトの都合など神は関係ない。神の都合にあやかしも尊きものもただの駒。
どれが正義なのか。どれが悪なのか。駒にされた土方歳三もだが彼以外の駒となった偉人らが、激動に揉まれつつも抗いきれない争いに挑む時代ファンタジー。
神道、仏道、歴史人物入り乱れの時代ものファンタジーを描いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 13:47:10
16158文字
会話率:45%
古代、旧文明時代。
人類種が世界の頂点にいたと錯覚していた時代、人類種は同族で争い、貧富の差、地位、名声によって、同族他者を虐げていたと言う。
政治は腐敗し、歴史から学ばず、過ちを繰り返し続けた。
世界そのものが破滅を迎える前に、7人の賢者
が集まり、中心となって、多くの人々と神を呼び出し、世界を浄化したと云う。
この戦いの中で、全てを滅ぼそうとする者たちが現れたという。
滅ぼすモノたちが魔獣などを生み出し、神の軍勢と戦い、劣勢になるや、亜人、魔人、悪魔、魔神を召喚したと伝わる。
そして、悠久なる時が過ぎた。
勝者は我らが偉大なる先達であり、愚者は地に堕ちた。
今日、我々があるのは偉大なる先達たちのお陰である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:58:30
11345文字
会話率:46%