かつての大戦時に呪われし製法で生み出された禁断の兵器、魔剣。
魔剣に魅入られし魔剣士は例外なくその身に狂気を宿し、殺戮に至るという。
幼き頃に狂気の魔剣士によって全てを奪われたダミアンは復讐を決意し、狂気の道と知りながら自らもまた魔剣士と
なった。
ダミアンがその身に宿した狂気は魔剣士狩り。この世界から全ての魔剣士を狩り尽くす日までダミアンの狂気は止まらない。
彼は決して正義の執行者などではない。これは狂気と狂気の共食いの物語だ。
〇カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 23:12:10
426403文字
会話率:57%
人語を話す巨大な狼――ガルムの元へと、毎日食事を届ける傷だらけの少女がいた。
※カクヨムとの重複投稿になります。
最終更新:2016-10-26 21:29:27
3427文字
会話率:58%
犠牲者、延べ九十人以上。
空前絶後の大量殺人事件の容疑者は、幸せな未来を約束されたはずの“清華令嬢”だった──。
かつて実家の工場を財閥企業に潰され、恨みを胸に弁護士を目指す司法修習生の日葵(ひまり)。弁護修習中のある日、同級生を
殺戮した財閥令嬢・瑞喜(みずき)の刑事裁判に立ち会った彼女は、被害者遺族の振り回す刃物から瑞喜を守ろうとして刺されてしまう。
目が覚めると、日葵の意識は一年前の瑞喜に乗り移っていた。
そこにあったのは、まだ事件が起こる前、ただ平和だった学生生活の日々。
誰よりも恵まれた環境にありながら、なぜ令嬢は殺人鬼に成り果てたのか。惨劇の裏で彼女は誰を想い、何を抱えていたのか。疑問を抱きながら夢と現実を行き来するうちに、日葵の信じた正義は足元から揺らいでゆく。
「私はただ、正しい人の味方でありたかった。
──本当に正しかったのは、いったい誰ですか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:00:00
41960文字
会話率:45%
貧民街で暮らすリアは常に飢えていた。
夢も希望もない毎日を送る中、貴族のエルスワーズ家に拉致される。
そこで彼女は成人するまで徹底的な訓練を受ける。
使い捨ての戦闘員として育てられた彼女だが、成人の儀を境に本性を現す。
のちに殺戮令嬢と呼ば
れるリアは、己の運命を暴力で捻じ曲げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:47:10
101904文字
会話率:29%
世界が乙女ゲームの再現であると知った時、悪役令嬢の私は破滅エンドを突き進んでいた。
このままでは何もできずに死んでしまう。
運命に抗うため、私は時戻しの魔法陣によって過去へと遡行する。
本来なら改心ルートに至るための秘術だが、私の目的はま
ったく違った。
二週目の世界で、私は嬉々として宣言する。
「どいつもこいつも皆殺しですわ!」
同じ転生者のプレーヤーをぶっ殺す。
かつて私を裏切った婚約者をぶっ殺す。
言い寄ってくる他の攻略対象をぶっ殺す。
生意気な王族をぶっ殺す。
あまり本編には関係ない勇者や魔王もぶっ殺す。
ついでに神もぶっ殺す。
私が望むのは存在しないジェノサイドルート。
すべてを滅茶苦茶にするため、私はやり直しの旅を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 23:53:24
107063文字
会話率:18%
遺伝子変異による能力者が生まれ始めた近未来。
その刑事は能力者を憎んでいた。
故に殺す。
なるべく残酷に、長く苦しむように。
最終更新:2022-01-23 18:59:20
30570文字
会話率:22%
世界は今、眠りについていて、みんな醒めない夢の中にいる。破滅の魔女を倒すには記憶を元に戻し、現実に戻らないといけない。
記憶を司る異能をもつ坂月善花は私こと、蓮台寺志緒理にそう言った。
私たちの住んでいる学園都市は異能者を収容する
監獄のようなものだ。使えない人材は廃棄され、有能な人材は利用される。異能者たちはこの学園で競い合い、蹴落とし合う。そんな過酷な現実を忘れた夢の中に私たちはいる。
異能者が差別されることのない優しい世界。そして、私が不幸にならない世界。私が愛する名前も顔も思い出せないあの人の力。
彼は認識を司る異能をもつ。みんなの認識が捻じ曲がり、歪ながらも幸福な学園生活を送っていた。
だけど、夢はいつか醒めないといけない。
かつて死んだはずの殺戮の魔女が蘇った。また多くの人間が死ぬ。だから、あなたがかけてくれた魔法を解かなければいけない。
私が持っているという最強の異能を使って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 17:21:21
27338文字
会話率:43%
理由が明確でないまま聖女認定されただけでなく「棍棒聖女」とか「殺戮聖女」などという不名誉な二つ名を背負うことになった聖女のお話。この世界には様々な聖女が存在しますが、そんな中でも比較的成功したであろう素朴な聖女を皆様にご紹介します。
最終更新:2025-05-12 22:04:09
3051文字
会話率:39%
ゾンビウイルスの保菌者、実験体001。
名前も付けられず、性別を奪われ、人としての最低限の尊厳さえ奪われた幼子『︎︎︎︎︎︎︎︎』は、ある日その研究所から逃げ出した。
それは記憶も曖昧な両親の元に帰るためでも、自分を実験体として切り刻んだ
研究者達に対して復讐するためでもない。
自分を利用した暴力によって、自分が愛した家族を傷つけさせないため、つまりはひとえに愛のため。
替えのきかない彼自身と、人から怪物へと変えられてしまった実験体達による集団自殺。
計画は成功した。
世界を壊す怪物は世に放たれるより先に自死を選び、元凶たる幼子自身もきれいさっぱり海の藻屑となった。
世界の滅びは夢幻と消え、世は全てこともなし。
チャンチャン
と、綺麗に終わった彼の物語に待ったを掛けたのは意外にも死と殺戮を司る一柱の女神だった。
女神は言う。
『どんな願いでも叶えてやろう』
尊厳を奪われ、命乞いを無視され、悲鳴を嘲笑される事が彼の人生の全てであったなら、そこはつまり彼女の司る領域だ。
もしも、彼がただの一言でも呪いの言葉を吐けば、女神は躊躇しない。たとえそれが世界の広さを知らぬ無垢な子供の願いでも、女神の権能は容赦なく三千世界を焼き払うはらうだろう。
歴史上、多くの者が望みながらもついぞ出会うことのなかった後期の前に、しかし幼子が口に出したのはたった一言。
『何を願えばいいのかわかんない……』
人として在るための最低限さえ奪われた幼子には叶えるべき願いも、星に願うような夢もなかった。
故に、
故に、これは願いを叶えるための物語では無い。
夢を叶えるための物語でも、ましてや過去を精算するための物語でもない。
これはかつて少年であった幼子が、女神の愛娘として夢を探す旅。あるいは行くべき場所のない少女が自らの在処を決める始まりの物語。
不幸で不憫で、不快で不愉快な鬱物語の後に続く後日談。
ある1人の幼子が辿った結末の後、世界を救った幼子のその後の物語。
女神によって『アヤノ』と名付けられた少女が異世界で紡ぐ幸福と成長の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:30:00
3569文字
会話率:25%
おそらく殺戮王女シリーズの設定。(※重複投稿しています)仲仁へび。
最終更新:2025-05-12 06:00:00
596文字
会話率:0%
その少女と少年は出会い。そこから旅立つ。バッドエンドよりのビターエンド。しかし登場人物にとってはハッピーエンド。(※重複投稿作品)2023.4.22簡易チェック
最終更新:2022-05-03 17:00:26
3895文字
会話率:5%
お城にいる者達は、王女が殺戮に手を染めていることに、誰も気が付かない。(※重複投稿作品)
最終更新:2021-07-19 00:00:00
340文字
会話率:14%
ここは異世界のとある街そこで殺戮を行う謎の人物がいた。そしてそれを討伐するためワーカーと呼ばれる者が派遣された。果たして勝利を収めるのはどちらか!激戦が始まろうとしていた
最終更新:2025-05-09 14:40:14
13713文字
会話率:52%
「死」を求める者に安楽死(ユータナジー)を────
世の中は簡単に人を死なせてくれない。
医療の発達によって平均寿命は伸び、助かる命が増えた。喜ばしいことではあるが、中には死にたいのに簡単には死ねないと憂う声も一定数あった。
そん
な中、安楽死をさせてくれる二人組がいるという噂が広がり始める。
元殺し屋のリーパーと、死神のジョイ。
嘘か真かわからないあやふやな噂。しかし彼らは実在した。
「俺は、死を望む者以外の命は奪わないと決めている」
殺し屋として生きてきた年数分、人のために生きると決めたリーパー。
「出来れば人を殺したくはないんだよねぇ。そんなことより美味しいご飯が食べたい!」
定期的に魂を摂取しないと殺戮衝動に襲われる人生エンジョイ勢の変わり者死神、ジョイ。
ジョイが依頼人を見つけて手配し、リーパーが安楽死を実行、そして魂のカケラをジョイが摂取する。
奇妙な関係の二人の間にあるのはただの利害関係の一致か、信頼か。
──それとも、執着か。
二人の次の依頼人は社長令嬢。
この依頼を通して、二人は初めて安楽死以外の仕事をこなす。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:00:00
29015文字
会話率:44%
家柄、礼儀作法、教養、容姿が完璧なゴンザ(フランソワ!)レスが唯一の欠点である『人見知り』を克服したのに何故か婚約破棄されました。
公爵様に私が人見知りを克服した事を知って貰うため、超巨大ロボットで殺戮の限りを尽くしたいと思います。
最終更新:2025-05-04 07:10:00
9253文字
会話率:64%
「婚約破棄されたから超巨大ロボに乗ってその場で全員みなごろしします的な短編はどんな風に書いたらウケるかな?
タイトル次第ではまずまず読まれそうな気がする。
あとは主人公の悪役令嬢を貰ってくれる高スペイケメンは何処から生やせばよい?」
と先
日Twitterで呟いたところ、創作界隈に謎のささり方をしたらしく、婚約破棄令嬢殺戮超巨大ロボ短編が昨日からじわじわと作られアップされ始めてしまいました。
言い出しっぺゆえに書かないわけにはいかず、それでいて他の人とネタが被らない奴〜と考えた結果です。
ロボットもので素敵な作品を読んで自分もロボを出したくなっちゃったんです。
ちなみにイケメンは生やしませんでした。初志貫徹ならずです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 19:48:03
3933文字
会話率:41%
「リディア=ラドクリフ、お前との婚約は破棄する!」
王太子からの突然の婚約破棄、そしてその隣で笑みを浮かべる麗しの令嬢メーテル。
『悪役令嬢』として仕立てられた私は、すべてを失った──はずだった。
メーテルの裏の顔を知っていた私は、ひと
り行動する。
とある場所で見つけたのは、かつて幾つもの国を滅ぼした『殺戮兵器セラフ・ノヴァリス』。
この国に未来なんてない。
なら、私がこの手で──。
悪役令嬢と隣国王子の、破壊から始まる恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 13:31:13
4230文字
会話率:19%
各ギルドは年に一度開催される耀星杯で腕を競う。
優勝した暁にはその年のみ有効な法を定めることができる特権を得る。
平穏な法を例年定めてきていたが、突如として現れたドット卍会が優勝を攫い、「殺戮を合法とする」という悪法を定めてしまった。
秩
序を守るために法を変えるべく、リットンを始め仲間たちが奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 17:22:49
107877文字
会話率:61%
自称革命家のニート青年、“斉藤ダクヤ”は、怪しげなネット広告に魅かれ、
“殺戮姫”を名乗る謎の美女“ゲスティ”と出会う。
彼女によって半ば強制的に革命家として鍛えられたダクヤは、
彼女の発明した武器を手に、“殺神鬼ミンチマン”として
市民
や凶悪な指名手配犯、“即決断罪法”によって
問答無用で悪を裁くエリート警察機構“サイコポリス”、
果てはマギナ町でたびたび目撃される謎の怪物を相手どり、
武力革命を繰り広げていく…
この作品は[ノベルアップ+]でも公開予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 15:33:06
8615文字
会話率:31%
三人の女が寝取られて、自ら進んで凌辱されまくりボロボロになった後、魅了のスキルで女達を好き放題した勇者が、反王政派の活動家に曖昧宿で刺され、あっけなく死にます。
正気に還ったドロシー、ステラ、エリスの三人は、自分達の犯した罪の深さと、
愛した幼馴染の想い人を筆舌に尽くし難い方法で裏切り、取り返しのつかない穢れにまみれてしまった自分達に気が付き、蒼白となります。
錯乱した挙句、もう、心も身体も廃人レベル確定です。輪を掛けるようにして、勇者亡き後の“剣帝”、”賢者”、”聖女”の地位を剥奪され、王宮を追放されます。
頭、脳天パーだった勇者チームの女達は、初めて人民から深く疎まれていたことを知りますが、国中から総スカンを喰らっていた彼女らは、居場所を追われ、石を投げられて彷徨います。
国中を逃げ惑い、絶望の淵に死ぬことも試みますが、ただの意気地なしの彼女達には、ためらい傷が増えていくばかりでした……
ときには這松も生えない高山を超えて、足をくじき、ときには水場が無い熱砂の砂漠に、脱水症状で幻覚を見る。街の裏通りに隠れひそめば痰壷の中身を掛けられ、犬の糞を投げ付けられる。
従者としてのスキルを全て失ったドロシーは解離性記憶障害と原因不明の疥癬に悩まされ、ステラは重度のアルコール依存症に、エリスはショックのあまり失語症になった後、幼児退行を起こしてしまいます。
絵に描いたような不幸のドン底状態。もう、これ以下は無いというところまで追い詰められ、後は襤褸布のように擦り切れていくだけになります。
ハードがボイルドで、ヒロイン無双するはずが、どうもスピード感と爽快感が出ません。血沸き肉躍りません。
ご都合主義オンリーでやってるのに、なかなか殺戮しないし、メソメソしてばかりです。自分で読みたい物語を作ろうと始めてはみたものの、なかなか盛り上げるのは難しいですね。
自分は、小説の作法など、これっぱかりも学んでませんので、くどい表現も多く、スマートフォーンで読まれる方とかには不向きかもしれません。
運営様にガイドライン抵触の注意を頂き、改稿しました。少なからず性描写が御座いますので、苦手な方はパスされてください。これを機会にタイトル、少し長くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 08:51:37
1604450文字
会話率:25%
この世界は産まれつき平等なんかじゃない。産まれてきた家柄、産まれてきた国、産まれてきた場所ーーー。神様というのは不公平にこの世界を作ってしまったのだ。そんな神様が適当に作り出したのか、はたまたなにかのイタズラか。この世界には不思議な能力を
持って産まれてきてしまった者達ーーー通称”ヴァンダー”が存在した。人智を超えたその能力は、ある国では”妖怪”と恐れられ、ある国では”殺戮兵器”として戦場に駆り出され、ある国では”神のお使い”として崇められた。そしてこの世界にはそんなヴァンダー達で構成された謎の組織が存在した。その名もーーーートリカブト。
彼らの目的は世界に散らばる不思議な力を持った”骨董品”を集めること。その骨董品を差し出せば対価として”どんな願いでも叶えてくれる”という。
この物語は、そんなヴァンダー達の苦しみや葛藤を描いた、そんなつまらない旅のお話だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 18:00:00
61127文字
会話率:57%
戦いは、終わった。
人々を傷つけ、殺戮し、恐怖の対象となっていた大魔人会の魔人達との戦いに勝利した16人の魔法少女達――。
一年後、平和となった日本で魔法少女は、不要となり、魔法少女ピクシースパイスは、引退の時を迎えようとしていた。
が、ピ
クシースパイスより一足先に引退した魔法少女達が次々と殺され、事態は、急展開。
思いも寄らなかった復讐者の出現。
そして、まさかの仲間の裏切り。
誰が敵か味方かわからない新たな戦いの中で、かつて最弱の魔法少女と呼ばれたピクシースパイスは、果たして、生き延びることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 03:07:34
200439文字
会話率:30%
純愛の果てに、無慈悲な斬裂
『Necrophia:B Side/Ver.1-0223』
時に、西暦2222年──。
世界は混沌に堕ちた。
突如として現れた、謎の生命体《ブルータル》。白の獣じみた凶悪な見た目をした当該生物は、なんの前触れも
無く、世界に同時多発的に出現した。
ブルータルは人間を襲い、殺戮の限りを尽くす。
世界の人口は半分以下にまで激減した。
そんな中で、人類が最後の切り札として提案したのが、
《反物質爆弾》を使用した大規模一斉爆撃による異生物滅却計画。陽子と原子核の化学反応で産出される極大エネルギーは、世界中の大陸をリセットさせてしまう。だがその代わりに、ブルータルの数は大きく減った。
反物質爆弾による作戦は成功に終わったかに見えた。だが、反物質爆弾の影響を受けていない都市が世界に幾つか存在する事が判明。各都市から離れた先は真っ平らな荒野なのに、まるでバリアを張っていたかのような、爆弾投下前そのままの状態を維持していた。
しかもその状態を維持している都市には、ブルータルの姿を確認。このような場所を“ブルータルの巣”と呼称。
まだ、ブルータルは生きている。確実に殲滅された訳では無い。まだ、どこかに生きている。繁殖する可能性もある。早期にこの問題は解決する必要があった。この問題は日本にも確認され、横浜みなとみらいが最初の解決地点だと定められた。
状態維持のエリアはみなとみらいの他に、近辺に所在する元町・中華街、大黒ふ頭、京浜工業地帯の鶴見線沿い。この複数箇所が判明。
日本軍は分析調査隊を編成。
元町・中華街、京浜工業地帯には大多数の兵士が編成されたが、大黒ふ頭の調査には《シアラックス》と《カラクセス》の2名が選ばれた。
2人は、なんの疑問も持たず大黒ふ頭の調査へと向かう。
2人は同年齢であり、友人以上恋人未満という関係値。生き残った人類は若ければ、強制的に兵士にされる。その日本軍の士官学校で出会い、意気投合。だけど、2人が一緒に任務を遂行する…というのは初めての経験だった。しかも、2人のみでの任務。
2人は思い思いの任務経験談を話し、陽気な状態で大黒ふ頭へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 00:30:14
2183文字
会話率:69%
ありえない程の不幸体質により、自分は他人の人生の脇役・支え役に思えてしまう真城創伍は、ある日、血まみれになった白い髪の美少女と出会う。古今東西の人間が想像した作品が具現化される異世界――"創造世界"からやって来たという少
女は「創伍を主人公にしてあげる」と言うが……少女の邂逅と同時、世界各地に惨劇が起きる。
――人間に創作された作品達による、人類殺戮が始まったのだ。
これは、あらゆる作品のヒーローが集結する異世界を舞台に、主人公になりきれない少年と、主人公にしてあげたい少女が織りなす、想像力を武器に主人公を目指して闘う群像劇。
想像して創造せよ、道化の英雄!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 21:47:29
361166文字
会話率:56%
戦国末期、織田信長の配下に「頭狩り」と呼ばれる男がいた。その男・骸は、茶の湯の作法と刀術の双方に通じた不可思議な存在として恐れられていた。しかし、その冷徹な表の顔の裏には、生涯消えることのない復讐の炎が燃えている。
かつて骸は無心流の道場で
剣を学び、道場主の娘・花世と深い絆を育んでいた。しかし、織田信長による寺社焼き討ちの嵐は、その道場をも飲み込んでいく。愛する者を失った骸は、復讐を誓って信長の配下となる。「頭狩り」の異名を持つ暗殺者として頭角を現し、冷酷無比な殺戮者としての評価を確立していった。
時代の転換点に生きた一人の男の魂の軌跡を描き出す、歴史小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:40:00
15767文字
会話率:38%