他者と関わらない高校生が迷い込んだ空間で起きる困難から切り抜ける話。
観察力に秀でた性質と特定条件下で出現する能力で生き延びて行くが、制約と限界に悩まされもする。
そんな時主人公の能力に気付いた少女がある決定的な事実を発見し、光明を掴むが…
異世界能力物ですが、名称や数値は出てきません。あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 23:41:59
10390文字
会話率:11%
世界はゾンビで溢れかえっていた。そんなバカげた漫画や小説が、昔はたくさんあったらしい。
――今となっては、ただの現実でしかないけれど。
ゾンビとなった者、取り残された者が、唯一意志を交わし合える手段――「ヘミシンク・ノイズ」。
「―
―ヘルマン! ヘルマンだ! ヘルマン・ボーテ! やっと見つけた」
その声に、僕は振り向いたんだ。
創られた二人きりの世界で出会ったのは、かつての幼馴染だった。
「にごたん」企画作品。カクヨム、読み書きしよう! にも投稿しております。
お題は【ヘミシンク音】【二人だけで通じ合える秘密の合言葉】【諦めたくなんてない】【かぼちゃの馬車】
「にごたん」ルール
・【 】内の単語を3つ以上使って二時間半で即興短編を書く。
・他小説サイトに投稿した場合、参加者は評価をしない
気になる方は、ツイッター内#にごたん、で検索です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-01 17:00:00
3656文字
会話率:35%
昔、その世界には膨大な緑と水の恵みがあった。人間は恵みを平等に分かち合い、それなりに豊かに過ごしていた。しかし時の流れと共に、人々は恵みを奪い合うようになり、派閥や権力の数ごとに国が誕生した。むやみな土地の開発や度重なる戦争が勃発し、いつ
しか豊富だったはずの恵みは枯れていった。
少なくなった恵みをめぐり途切れることのない戦争の中、世界で最も力を持つと謳われる大都市、クフラン・ガベル。ザカリア・フルード青年は、クフラン・ガベルが所有するガベル軍の第二部隊副隊長を務めていた。無数の戦場に駆り出される中、上司にして友人であるガベル軍の第二部隊隊長、アウレル・エメリヒが戦死してしまう。アウレルはザカリアに、死後荒地の旧メト平原に葬ってほしいと遺言を残すが、ザカリアは何故わざわざ荒地で眠りたいなどと願うのかわからなかった。
やがてザカリアが戦士する時、彼は上司の遺言のその意味を知る。ザカリアにはベレッタという恋人がいた。愛しい人の死を悼むベレッタは、生者の世界に残された者としての生き方を模索する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 20:32:46
11890文字
会話率:36%
6年前に交換した各々の断片。
離れ離れになることなんて想像すらしていなかった頃に交わした1つの約束。
親同士の絡みもあり、小学校入学当初から仲の良かった
朝比奈沙月、来島孝太郎、松戸美波、
長瀬仁大、宮坂聖奈、古賀乙稀の6人。
しかし
彼らは、中学生になろうという三月の春に「孝太郎が自殺をした」という知らせが飛び込んできて以来、残された者のことを考えずに死んでいった孝太郎に怒りを露わにし、メンバーたちも次第に疎遠な関係となっていった。
そして時が流れ、沙月たちが高校三年生になったある夏の日、彼らに届いた神様からの贈り物は、かつてのメンバーたちだけが存在できる1時間の「リフレイン」された時間だった。
いつかに集ったあの場所で、再び顔を合わせた彼らは一体何を思ったのか______
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 19:57:41
9166文字
会話率:40%
裏野ハイツ。愛嬌のあるおっさん、うらなりの青ビョウタン、仲の良さそうな家族には大人びた物静かな少年。そして世話焼きの大家の婆さん。引っ越してきた私は住人たちの不自然な死に次々と遭遇する。彼らはなぜ死んだのか。なぜ死ななくてはならなかったの
か。そして残された者は。夏のホラー2016出品作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 13:12:18
26299文字
会話率:36%
最愛の恋人を自殺により失った少女 ユイ
残された者の苦しみと戦ううちに、徐々に自分自身の過ちを思い知らされる。
どこで自分の人生は間違ってしまったのだろう。何が正解だったのだろう。
このまま何もわからないくらいなら、いっそーー。
最終更新:2016-03-27 22:26:10
1825文字
会話率:10%
新型ゲームハード『エッグ』の発売が決定。最初にリリースされた5作品があった。その中でも唯一オンラインゲームタイトル『カスタム・ソウル・オンライン』。通称、CSO。
ログアウト不可。プレイヤーキャラクターの死はプレイヤーの自我の消失となる
世界。ゲームクリアの条件も分からず、ゲームクリアをすることで現実世界に戻れる保証もない世界。しかし、保証はないがゲームはクリアを目指さなければ楽しめない。
彼は赤髪の癒し手と出会い、チームに誘われる。しかし、彼はその勧誘を保留する。自身はどこの誰か、なぜここにいるのか。もしかしたら、自分はNPCじゃないのか。そんな疑問を持ちながら、プレイヤーとして、ゲームを楽しむ。
プレイヤーの死とは自我の消失である。着流しの少年は酒の入った杯を傾けながら彼に話してくれる。自我の消失とはゲームキャラクター、NPCとして人形のように操られる事を指す。残された者は死者を悼むことはできず、その気持ちは蹂躙される。
プレイヤー同士のコミュニティ、チーム。それに強く関心を抱くのは銀翼の堕天使との出会いだった。心強い仲間、その存在はこの世界において、欠かせないものだった。また、豪気で男前な大男から赤髪の癒し手の傷跡とその周囲の話も聞くことになる。それは、受動的だった彼が能動的にゲームに参加するきっかけとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 21:28:32
90965文字
会話率:51%
突如地球が滅びた。
選ばれた者たちは宇宙へ避難し逃げ延びた。
残された人類のほとんどが死んだ。
避難船は新たなる星を探し
残された者は必死にこの世界を生きた。
それから100年の月日が経ち、逃げ延びた者は滅びた謎の原因を解明するために再び
地球に戻った。
そこにいたのは生命体。人類が進化を遂げた姿。
それは次々と宇宙船を襲い壊滅させた。
残された人類に何があったのか、そして、宇宙船を壊滅させた理由は何故か、始まってしまった人類同士の戦い。
謎に包まれた地球崩壊。
生き続けるために生まれた二種の人類。
戦いの末彼らは何を得、どう進むのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 00:06:57
259文字
会話率:0%
死者の思いを残された者に伝える伝者。
伝えられる思いは何を紡ぐのか……。
一話完結型。
徐々に話は増やしていく予定です。
最終更新:2016-01-30 16:00:00
4676文字
会話率:41%
20XX年12月16日午後3時15分--不慮の事故により命を落としてしまった、青年・御手洗 恭助|(みたらい きょうすけ)。彼が目をさました時、そこに姿をあらわしたのは、全身を黒いローブに包んだ男、【死神(Au1208)】だった。「これは“
悪夢”にちがいない」とっさに逃げだした恭助。しかし、そんな彼に突きつけられたのは、残酷なゲンジツ。為すすべもなく、恭助は死神に言われるがまま、“あの世”への【扉】に手をかけるのだがーーその扉は、すでに閉ざされていた。恭助は死神に連れられ、彼らの中継地点【情報屋】を訪れることに。そこで聞かされたのは、彼が“死神に選ばれた”というとんでもないジジツ。一方、残された者たちには不可解な“誤解”が広がっていたーー与えられた猶予は、9日間。「死神になるか」「あの世へ行くか」……知られざる過去、そして現在をつなぐ宿命の歯車が今、ゆっくりと回りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 00:01:06
113769文字
会話率:53%
その日、鳴神白真は殺された。薄れゆく意識の中で自らの死を悟った白真の前に、光と共に女神が降臨する。輝く金髪の女神は〝神々の残された者(レギンレイヴ)〟の名を継ぐヴァルキリーだった。レギーナと名乗ったヴァルキリーの少女は、鳴神白真を次期主神
候補(エインヘリアル)として選定しヴァルハラに迎え入れると告げる。
本来、ヴァルハラに導かれた戦士は主神オーディンの下で来る『終末戦争』のために腕を磨くのだが、それは過去の話であった。現在は新たなる主神の座を決めるため、ヴァルキリーたちが集めた主神候補が神界のゲームで競い合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 21:41:56
14675文字
会話率:48%
逝ってしまった者と、残された者の物語。
所謂ワンライというものにチャレンジしてみました。
後ほどpixivにも上げさせていただきます。
最終更新:2014-08-01 13:38:04
972文字
会話率:12%
もう一つのリトル・ダミーのお話。マリアが出て行った後、残された二人のダミーたちがどうやって生き延びていくのか。先の長い二人の生活の、その始まりとなるお話。
最終更新:2014-07-02 19:57:01
233592文字
会話率:43%
残された少女は、暗闇に迷い、全てを見失う。
キーワード:
最終更新:2014-04-16 04:42:07
2955文字
会話率:31%
人をよみがえらせることの出来る高校二年の、国東恭弥(くにさききょうや)は、とある理由によりその力を使わないようにしている。しかし彼の妹、国東京子(くにさききょうこ)が、彼に死者と死者に残された者を救ってほしいらしく、日本中を旅しては知り合い
が死んだ奴を恭弥の家に呼び寄せるため、色々な非日常が起きてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-27 16:23:25
5019文字
会話率:18%
忽然と消えていく若者たち。彼らは皆とある言葉を言い残して消えていた。残された者たちは、果たして何を思うのか。幻想SFっぽい読みきり短編。(この作品は作者のホームページに掲載されているものと同じです。)
最終更新:2013-01-13 22:14:16
6678文字
会話率:23%
『プリズム』
通過する光を、数多の彩りを取り出し明確にするプリズム。
残された者、知らされなかった者、引き離された者。傷付いた者。
騎道は、それぞれの光を拾い、煌めかせて、新しい明日へと誘う。彼自身が、稜明学園に帰り着くために。
RIOT
NOTEⅠからⅢまでの第一幕が、ここで完全完結。そのエピローグ的物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-07 19:48:45
25599文字
会話率:42%
*暗殺者のセオリー*
芹沢鴨を暗殺しなければならなかった土方歳三が、その心の内を独白。
*桜の遺言*
芹沢鴨ら水戸派が粛清された後も、その生き残りとして新撰組に止まった野口建司。彼の最期と遊女との儚い交わり、そして永倉新八との友情を交えて
描いた一編です。
*総司微熱抄*
水戸派芹沢鴨の殺害に加わった沖田総司は、それを正義だとは思えずにいた。後悔や焦りに翻弄される総司の姿を描きます。
*夢の続き*
池田屋騒動以降、鬱屈する総司は、芹沢鴨の息子に出会う。ふたりの葛藤を綴ります。
芹沢鴨暗殺を軸に土方歳三、沖田総司と殺した側からのエピソードに続き、総司と常親の出会いから、物語は殺された側、残された者のエピソードに踏み込んでいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-02 00:27:38
15640文字
会話率:22%
十九歳の大学生、小神碧生(おがみ・あおい)。そして碧生の一人息子、運(さだめ)三歳。
ある日碧生は運に母について問われる。
話すか話さまいか、迷う碧生に去年死んだ運の母から一通のメールが届く。
その内容とは?
命の意味と残された者に対する故
人の想いを綴ったストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-10 00:35:35
7326文字
会話率:50%
世界に迫る終末。多くの学者たちが発表する終末論。
高校生のシホは、そんな「終末論」に無関心な女子だった。
しかしそんなシホの前に、突如として世界の終末は訪れる。
生き残った人間と、生み出された大きな絶望。
そしてその絶望の淵にかすかに光
る、小さな希望。
残された者はそれをどう捉え、何をするのか。
素人の書いた作品です。
暖かい目で読んでやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 22:39:30
15547文字
会話率:46%