王国公爵令嬢のエリューシアは加護もなければ魔力も無い味噌っかす令嬢だった。逆に姉のアンネローゼは癒しの加護を持ち、国に認められた聖女だった。姉のアンネローゼは婚約者の王太子と会うことに忙しく、その為、役に立たないのならばせめてと、妹のエリュ
ーシアは聖女の仕事を肩代わりさせられていた。そんな時、聖女と間違えられて賊に襲われ隣国に攫われてしまうエリューシア。隣国の剣聖ヴィクトールに加護による魔力の澱を浄化して欲しいと乞われる。聖女ではないと取り違いに気付くと、ヴィクトールはシアを国に帰そうとするが、味噌っかすと自分を虐げる公爵家に戻りたくないシアは彼に懇願する。「私と結婚してください!!」
加護なし魔力なし、でも曰く付きの味噌っかす令嬢が、突然のプロポーズに頭を痛める冷徹剣聖の心を溶かしていくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 07:00:00
1825文字
会話率:25%
仙女リトスは町村々を護っていた
それをどうにかライドウは手助けをしたかった
そんな時彼は気付いていた
仙女リトスですら世話を焼いている物を
それこそが曰く付きの呪いであった
その呪いの存在を知っていたライドウはそれに手を触れた
その瞬間
自身の中に何かが入り込むのを感じた
そして「感染した」そう思った瞬間
自身の肩から浮かび上がるように何かが具現化していた
その何かを仙女リトスは殺食欲だと呼んだ
そして呪力を持ったライドウは
町村々にとって忌み嫌う存在となった事を
仙女リトスが死ぬまで分からなかった
気付いた時には殺食欲という呪力によって殺意を食い荒らしていた
降り頻る雨の中現れたのは紳士の青年ソドムだった
ソドムはその呪力という名をメタコードと呼ぶのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 01:48:44
13521文字
会話率:82%
※「私のせいで婚約破棄されたそうでお城を解雇されました。」と「私のせいで婚約破棄されたそうでお城を解雇されました。……の娘の話。」の続編です。
レナトゥスはリュクレース王国ド・モラクス公爵家の嫡子であり、光魔法の使い手である母オーレリアの力
を受け継ぎ強力な光魔法が使えました——が、彼は名前のとおりドが付く馬鹿でした。
マルダウ公国で行われた晩餐会で、彼は光魔法を使ってカッコよくポーズを決めて登場したのですが、婚約者シャルトナー王国の第三王女イングリットに思いっきり怒られました。「これほど恥をかかされたのは初めてです! あなたとの婚約は破棄します!」そう言ってイングリットは帰りました。落ち込みはしませんがなぜだろうと悩んでいるレナトゥスのもとに、因縁ある人物がやってきてこう言いました。
「一つ頼みがあります。ニュクサブルクのとあるやんごとない令嬢と、会ってはいただけませんか? ただでとは言いません、報酬に曰く付きの神剣を差し上げましょう」
レナトゥスは二つ返事で了承しました。闇魔法の使い手であるギネヴィア・トランヴィーユの引きこもる闇へ、光魔法の使い手であるレナトゥスは光りながらお邪魔します。「初めましてこれが俺の考えた最強にカッコいいポーズだ!」
一方、イングリットは本国で怒られていました。「もう一度行ってよりを戻してこい」と国王に言われ、嫌々ド・モラクス公爵領へ行くと、ギネヴィアと演劇をやっているレナトゥスを見つけてしまいました。訳の分からない感情と嫉妬にまみれたイングリットは、その劇へ乱入します。
※この作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 20:26:13
17973文字
会話率:45%
初めての社交の場で王女の横暴で婚約者が決まってしまった辺境伯令嬢アリス。婿入りしてくれることとなった公爵令息レイモンドは〇〇であり、最初はぎこちない2人なのだが徐々に愛が芽生え始め…?
最終更新:2022-09-19 11:25:51
10284文字
会話率:57%
傾き掛けた伯爵を化粧品販売で立て直したセオドリックには悩みがあった。自分が留学している間に継母子に邪険にされていた妹がすっかり引っ込み思案になってしまっていることだ。
なんとか婚約披露までに妹を一流の淑女にして自信を付けさせようとセオドリッ
クは一流の家庭教師を探すが、見つかったのは<燃え尽きた女>と揶揄されるアーシュリア・シルクティア侯爵令嬢だった。侯爵家の娘なのに26歳で独身の彼女は、実は王太子の元婚約者。身分下の男爵令嬢に立場を奪われ海外で働いていた経歴の持ち主だ。
曰く付きの人物ではあったが他に当てがなく、彼女を雇うことに決めたセオドリック。
元王太子の婚約者が伯爵家にも取らすものとは。
そして彼女が胸に抱く夢とはなんなのか……。
恋愛要素は薄めです。
さっぱりと爽やかな読みごこちのお話。
全16話程度の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:06:40
48751文字
会話率:51%
金丘蘭と丸尾清子は異世界へ召喚されてしまった。
しかし蘭は見た目が悪いという理由で召喚をした駄目王子に捨てられてしまう。
王宮から清子を救うべく、定番の冒険者ギルドを探すが影も形もない!
そして蘭は駄目王子により更に辺境へ捨てられてしまう。
曰く付きの双子に拾われ、様々な悩みある人を巻き込んで、蘭は冒険者ギルドを立ち上げようと突き進む。
出たとこ勝負の蘭は無事に清子を助け出せるのか…その先に待っている事とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 10:00:00
193158文字
会話率:46%
私はヤンキーやってる。
ヤンキーやってると虚勢を張ることも多い。
ダチの話からいわく付きのトンネルの話題が出て何を思ったか一人で行くことになった。
霊なんて居ない、そう思っていた。
だから何も無いトンネルをタダビデオに収めて終わりと思ってい
たのに思ったのと違う結果になるなんて誰も想像してなかったと思う。私はどうなる?
Ameba、FC2ブログ、アルファポリス掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 14:50:11
1503文字
会話率:13%
噂があった。
その遊園地、曰く付きのようだ。
人が一人いなくなるという…。
噂を確かめに集まった5人の仲間達。
本当の恐怖を体験するとは夢にも思わず。
Yahoo掲載
最終更新:2017-07-06 20:09:09
2602文字
会話率:27%
興味本位で曰く付きのトンネルへ向かった俺たちが体験した事とは…。皆恐怖におののき逃げ惑う。
Yahoo掲載
最終更新:2015-09-03 11:38:38
1370文字
会話率:25%
スマートフォンを用いたアプリゲームが、ゲーム業界を塗り替えようとしてた昨今、手軽にできることが売りのソーシャルゲームと対極に位置するゲームが発売された。
『Another(アナザー) reality(リアリティ)』。完全没入型VRMMO
RPGという新たなゲームジャンルを生み出したこの作品は、今までの常識を覆す画期的なものだった。
ゲームのプレイ中、肉体を全く動かせなくなる点から安全性を問われたものの、そのあまりにもリアルな世界を前に、多くのユーザーから高い評価を得て、爆発的な人気を誇った。
それから、3年の月日が経とうとしている頃、バレットはメインのジョブレベルが、いよいよカンストするのも見えてきたことで、さらに強くなる為の手段を考えていた。
そんな時、一番プレイヤーが行き交うロポッサの街で、初期装備の新米プレイヤーと思しき少女、プラナシカに声を掛けられる。
彼女との話し合いと交渉の末、隠しジョブの調教師(テイマー)が取れるという曰く付きのクエストを手伝うことになった。
そのクエストと調教師の噂についても詳しく聞くために、バレットが度々利用している情報屋へ赴き、女店主のディオラからクエストの発生条件と、調教師に一番近い人物についての情報を得る。
彼女の情報を元に、一人のプレイヤーに会ってみると、既に調教師を持っていたが、それは最初から与えられたものだった。
しかし、調教師の存在自体が確認できたことで、俄然やる気になった二人は、クエストを発生させる為の条件を満たす為に奮闘する。
数日後、無事にクエストが発生したところで、バレットは助っ人として魔法使いの少女、エレノアを呼び出して、クエストに挑む。
助力の甲斐もあり、捻りのあるクエストをクリアすると、噂通り調教師のジョブを手に入れることに成功する。
おめでたいことは続き、気づけばゲーム発売から3周年を迎える節目の日である翌日に、バレットを含めた個人ランキングの最上位に位置する10名が集められた。
そして、ミウヒ姫から今までのお礼と共に、他言無用と固く注意された上で、これまで秘密にしていた重大な話を聞かされる。
それは、今バレットたちがいる場所は、地球から何兆光年も離れた大陽(だいよう)系第三惑星の『自球(じきゅう)』であり、この世界は仮想現実ではなく、もう一つの現実だということだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:00:45
71841文字
会話率:54%
※この物語は「強面上司と気弱で虚弱な部下のお話」として投稿した短編の連載バージョンです。
とある地方都市からやや外れた街で、三十代手前の会社員は部下だった女性の離職をきっかけに、彼女と少しづつ距離を深めていくが……彼女は様々な問題を変え方
曰く付き、だった。しかし、様々な過程を経て、次第に距離を近付けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 19:09:46
52290文字
会話率:29%
一人キャンプをしたいと友人の所有する山に入る。
しかしそこは曰く付きの山だった!?
最終更新:2022-07-07 10:40:28
2177文字
会話率:32%
普通の高校生、安立蜜橘は他の人とは違う変わった趣味があった。それは『あらゆる』ギャルゲーを徹底的にやり尽くすこと。
古今東西ありとあらゆるギャルゲーを蒐集、徹底攻略し尽くし、曰く、彼に攻略できぬ女子無し。現在の最強恋愛マスターとして気づけば
ギャルゲー界隈の生きるレジェンドとなっていた。
しかしそんな彼にも攻略できないゲームがひとつだけあったのだ。
その名も『イスフォリア伝記』。発売して半年経つゲームで、ギャルゲーと謳ってはいるが中身は骨太なアクションと恋愛シュミレーションを組合わせたゲームなのだが一つ大きな特徴があった。それは、登場人物がヤンデレ、ないしはメンヘラと言われる属性であること。
その特殊なゲームシステムにより未だにクリアしたものはいないと言われる曰く付きのゲーム。それにチャレンジしていたある日、ついにクリアの瞬間が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 16:30:59
450文字
会話率:16%
女子高生が四人集まって構成されたSNS集団、桜下高校オカルト同好会。曰く付きの心霊写真や心霊動画が集められ、偽物と本物に翻弄されながらも楽しんでいた四人だったが、そんな日常に少しずつ違和感が侵食してくる。
彼女たちに忍び寄る気味の悪い話。そ
の真実は画面の向こうか、それとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 21:00:00
12815文字
会話率:55%
曰く付きでも何でも良いから安い物件に住んでみたい。たとえ可愛い幽霊が出ようとも。
最終更新:2022-05-15 05:22:27
3006文字
会話率:61%
聖王国宰相ザカリアスと、第四皇女セラスティアは、聖王の勅命により意に染まぬ婚姻を結ぶことになった。
セラスティアは一度は他王家に嫁いだ身であったが、その国は兄王統治の祖国によって滅ぼされたばかりである。
曰く付きの姫を下賜することにより、宰
相の力を削ごうというのが王の狙いだった。
宰相と皇女は反目しすれ違いながらも、しかし少しずつ心を通わせ合う。
※友人との合作です。一話ごとに交互に書いており、多少の文体などの違いがあります。
※見切り発車で始めたため設定などはかなりいい加減です、“ぽさ”を重視しています。
※完結済み22話、予約投稿。ハッピーエンドです。
※アルファポリスで友人が同じものをあげています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 19:08:08
70541文字
会話率:28%
上尾誠司は曰く付きの土地問題を専門で取り扱う弁護士である。
彼の行く先々では必ず悲劇が待ち構え、依頼を受ける度に彼の心は蝕まれいった。
そんな中出会ったのは10歳以上年の離れた売れない小説家の山女宮子であった。
宮子は彼の苦しみを唯
一理解し癒やしてくれた生まれて初めての存在だった。
上尾は自身の心の支えになった宮子と共に依頼に向き合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 22:31:21
53649文字
会話率:60%
私と女友達は、隠れスポットと知られるとある場所へ、花見に来ていた。
満開の桜花見を楽しんでいる時、突然友人がこんなことを言い出す。
「この桜、曰く付きらしいよ。この桜の下に死体が埋まってるんだって」
強引な友人に手を引かれ掘り返すと、私は、
私たちは――見つけてしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 03:23:31
1374文字
会話率:35%
曰く付き人形。人形は、人のカタチを模した物。故に、様々な『念』が宿る。
曰く付き人形の怪異。時に、身代り。時に呪詛。人形にまつわる話は、数多い。
都市伝説。ある事件をネタに、憶測から広がって行き、人々の間で伝播していくもの。
―ウランの首飾
りの都市伝説。
ソレを現実的に、実行したら……。
曰く付き人形と、ウランの首飾りの都市伝説が、重なっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 11:19:17
52126文字
会話率:34%
小さいながら千年の歴史を誇るギルシフ王国。
未だ魔力を持つ民の多いその王都の片隅、下町のとある魔道古書店には曰く付きの古本ばかりが集まる。
ある日、店主リカムの孫・6歳のリコはひょんな事から危険な禁書に触れてしまい、隠されていた自分の出自
と秘密に近付くことになり────。
魔法と本とおじいちゃんと孫と猫(?)の日常とその他諸々のお話です 。
※爬虫類、虫等、注意。
1度投稿していたものを加筆・訂正して再掲載しました。
途中、残酷な描写があるためR15指定としております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 14:32:33
22402文字
会話率:20%
捨てても戻ってくる人形。開けてはならない木箱。不幸を喚ぶ指輪。
この世には、そうした曰く付きの品が存在する。
偽物も多くあり、本物にはなかなか出会えるものではないが、確かにあるのだ。
古美門未来は、幸いか不幸か本物を手に入れてしまった者の
一人だ。
そして彼女は、そういった曰く物を手放したくても手離せない者が多くいることを知る。
そして彼女はこう思った。
「そういった人達から、お金もらって引き取ればいいんだ!」
今年から大学生で、初めての一人暮らしをする未来。彼女はどう生活費を稼ごうか悩んでいた。
正確には、楽して稼げる方法を探していた。
怪談や都市伝説が好きなこともあり、こういうのを集めるのも楽しそうと開業してしまう。
さらに動画投稿サイトで配信者も始めることに。
これは、古美門未来が大学生活の傍ら、曰く物に関わっていく物語。
残酷な描写ありは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 02:00:00
16291文字
会話率:33%
その傘で相合傘をした男女は、必ず結ばれる。そんな曰く付きの傘が、この高校のどこかに存在しているらしいーーその名も『愛愛傘』。
そんな不思議な噂を聞いて、『骨董部』部長、醒井みここが立ち上がらないわけがない。
最終更新:2022-02-23 20:20:20
8456文字
会話率:35%